トップページ > 創作発表 > 2010年09月28日 > wac4kU+N

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33 :創る名無しに見る名無し[]:2010/09/28(火) 17:20:43 ID:wac4kU+N
タカシはその厚みがあり黒光りする日記帳をいつも持ち歩いていた。
タカシは毎日律儀に日記を記していた訳ではない。
とはいえ、毎日ちゃんと記していたものがあった。
タカシにとって"それ"は自らの空想を辿り留めておく手帳だった。
その名も"たかしDiary"。身も蓋もない。
タカシは"たかしDiary"の活用法について悩んでいた。
書かれているのは他愛も無いガキんちょの戯れ言と、ヘタクソな落書きである。
タカシ自身、そのくだらない内容が価値あるものだとは考えてはいなかった。
このままでは"たかしDiary"は誰の目にも触れず焼却炉行きである。
タカシは長年書き続けた戯れ言をみすみす捨て去るのは惜しいと考えていた。
"たかしDiary"を発表する何かしらの場を求めていた。
そこでタカシは"たかしDiary"が自分が書いたものではなく、他の誰かが書いた事にすれば良いと考えた。

タカシ、8歳の事である。


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