- 学者、文化人の町、杜の都、仙台 [無断転載禁止]©2ch.net
468 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/04/04(木) 19:42:32.31 ID:3rSVEhgT0 - 裏口入学の横行には、アメリカの名門大学間の過酷な競争がある。教育機関として世界一を目指すアメリカの大学は教育環境の投資に金を惜しまない。
最新の研究設備はガンガン買うし、教職員も沢山雇う(ハーバード大学の教員と生徒の比率は1:7だ)。才能ある生徒を集めるために 全生徒の約2割は授業料免除で入学させてしまう。これによって生じる多額の出費を賄うために授業料は高騰。現在、子どもを通わせると1年間で 約6万ドル(寮費込み)も支払わなければいけない。つまり勉強が出来る普通の生徒の親にしたって相当な資産家なのだ それでもちょっと前までは大学側も、将来にわたって多額の寄付金を期待できる富豪の子どもにはある程度の便宜を図ることが出来た。アメリカの大学の多くは入学の条件として、SATの点数と同じくらい生徒が高校時代の 実績やエッセイ(作文)を重視する。この部分の評価に下駄を履かせて富豪の子どもを優遇するわけだ。 それよりさらに前はアメリカの大学も日本と同じく試験だけの一発勝負だったそうだが、勉強熱心なユダヤ系の子どもばかり合格する事態が発生して、現在の制度になったらしい。 しかしこのような富豪シフトを行なっても近年はアジア系の子どもばかりが上位を独占する現象が多発して問題になっているらしい。妥協という言葉を知らないアジア系の親たちが、子どもに勉強だけでなく課外活動も徹底してやらせるからだ。 その象徴が世界選手権2連覇を達成した中国系フィギュアスケート選手ネイサン・チェン。彼は今秋から名門イェール大学に進学するのだが、合格の決め手はスケートの成績だけではない。彼のSATの数学の点数は満点だったのだ。 あのチェンですらこうなのだ。大学側にしてみれば、小金を持っている程度のセレブが将来の寄付金をチラつかせるくらいでは、 勉強も課外活動もイマイチな子どもを正規ルートで受け入れるなんて不可能な話なのだ。それでも子どもを表口から進学させたい場合、幾らくらい寄付金が必要なのだろうか?
|
|