- 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
418 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 15:25:44.54 ID:6eVb2X+V - X = P^n
L = O(-1), π: L → Xを自然な全射 とする。 x = [x_0 : x_1 : ... : x_n]∈XのファイバーをL_xと書くと、 L_x = ((x_0, x_1, ..., x_n)∈C^(n+1)を通る直線) 〜 C。 X = ∪U_iを開被覆、φ_i: π^(-1)(U_i) → U_i × Cを局所自明化とすると、 φ_ij = φ_j○φ_i^(-1): (U_i∩U_j) × C → (U_i∩U_j) × C は、各x∈Xに対して、同型 φ_ij(x, ・): C → C を引き起こす。従って、g(x)∈GL(1, C)があって、 φ_ij(x, z) = g(x) z。
| - 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
419 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 15:28:10.01 ID:6eVb2X+V - X = P^n
L = O(-1), π: L → Xを自然な全射 とする。 x = [x_0 : x_1 : ... : x_n]∈XのファイバーをL_xと書くと、 L_x = ((x_0, x_1, ..., x_n)∈C^(n+1)を通る直線) 〜 C。 X = ∪U_iを開被覆、φ_i: π^(-1)(U_i) → U_i × Cを局所自明化とすると、 φ_ij = φ_j○φ_i^(-1): (U_i∩U_j) × C → (U_i∩U_j) × C は、各x∈Xに対して、同型 φ_ij(x, ・): C → C を引き起こす。従って、g_i,j(x)∈GL(1, C)があって、 φ_ij(x, z) = g_i,j(x) z。
| - 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
420 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 15:40:33.91 ID:6eVb2X+V - L'をLの双対とする。すなわち、各x∈Xに対して、
L'_x = (L_x)'。 座標関数x_0, x_1, ..., x_nは、L_xの線型汎関数である。
| - 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
421 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 15:56:48.63 ID:6eVb2X+V - Oを自明な直線束X × Cとすると、O(-1)は
(x, l) → (x, l)∈X × C^(n+1) によって、O^(⊕n+1)に埋め込める。
| - 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
422 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 16:02:59.04 ID:6eVb2X+V - x_0, ..., x_nのk次の単項式は、線形写像
C^(n+1) → C を定めて、P^n × C^(n+1)の正則な切断を定める。これをO(-k)に制限すると、O(-k)の大域切断が得られる。
| - 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
423 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 16:04:15.15 ID:6eVb2X+V - x_0, ..., x_nのk次の単項式は、線形写像
C^(n+1) → C を定めて、P^n × C^(n+1)の正則な切断を定める。これをO(-k)に制限すると、O(k)の大域切断が得られる。
| - 引き続き代数幾何を勉強するためのスレッド
424 :132人目の素数さん[sage]:2021/04/08(木) 16:40:25.48 ID:6eVb2X+V - C[x_0, ..., x_n]_k → H^0(X, O(k))を上の方法で定める。
これが同型であることを示す。 線形性は明らか。 単車性: 多項式fが零切断に移るとすると、各ファイバーL'_xに制限しても0。つまり、L_x上の関数として0。 (1) 包含L ⊂ P^n × C^(n+1) (2) 第2成分への射影P^n × C^(n+1) → C^(n+1) (3) f: C^(n+1) → C を考える。(1)と(2)の合成は全射で、(3)はfが0でなければ零写像ではない。だから、すべてのファイバーに制限して0ということは、fは0である。 あとは全射性。
|
|