- 数学の本第77巻
149 :132人目の素数さん[sage]:2018/06/14(木) 02:24:15.56 ID:VYhbsGxb - >>127
> 俺は結構志賀浩二の本読んだ口だが教科書というより数学史寄りの副読本として捉えた方がいいと思うよ 30講シリーズは各テーマへの入門用の参考書としては良いと思う。 特に数学科以外の学生が独学で勉強する場合、数学での概念の定義は往々にして抽象的でドライなのでイメージを掴みにくいものだが 数学科の学生ならば講義の中で定義や概念のイメージを持つのに役立つ適切な具体例とかを示されるのだろうが、独学ではそれがないのが辛い。 だが、30講はそういう良い具体例とか反例とかを適宜示してくれて、ドライに見える定義がどういう目的で直感的にはどういう概念を一般化・抽象化しようとしているのかが 理解しやすいように助けてくれる。 もちろん、30講で終わっては何もならないので、それで掴んだ感覚をベースとして、そこからちゃんとしたオーソドックスな教科書を演習問題も解きながらきちんと勉強せねばならないが とにかく第一歩としての入門用参考書には有用なものが志賀さんの30講シリーズには多い。
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- 数学の本第77巻
150 :132人目の素数さん[sage]:2018/06/14(木) 02:33:13.01 ID:VYhbsGxb - >>148
オリジナルではあった箱が省かれたってことだろうね 2年ぐらい前かな、アーノルドの『古典力学の数学的方法』など理数系の数タイトルがハードカバーで復刊された時もやはり箱は省かれた でもね、岩波基礎数学の単行本化したシリーズ(学部初中級用のクリーム色のシリーズと学部上級用の白いシリーズ)の箱みたいに接着剤で組み立てられた箱は良いんだが 昔の箱入りの箱のように箱の天と地での接合が接着剤でなくステープル止めだと、長期間置いていると空気中の湿気のせいでステープルの針が錆てしまい そこから箱が壊れたり、その錆の粉が本の天に落ちて、本のページが鉄さびの酸性で腐蝕されたりするから、箱があるのは痛し痒しなんだよ 確かに箱は埃除けとしては有能なんだが 海外の本は箱なんて消えて久しいし、日本でも理工系に限れば箱入り書籍を出すのは今や岩波ぐらいのものでしょう なので、箱を省いて値段の上昇を抑えたのならむしろ良心的だと思うよ
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- 数理論理学(数学基礎論) その12
901 :132人目の素数さん[sage]:2018/06/14(木) 02:44:51.92 ID:VYhbsGxb - >>857
> 哲学板でやってれば > > いいや、ここに留まる。 > ”if ..., then ...” の解釈を誤った上に構築されている現行の論理学理論は、根本的に間違っているのだ。 だからそれは哲学の問題、あるいは哲学としての論理学理論の問題 ここは数学、数学は単なるゲーム ゲームとしての数学で重要なのは、公理系が面白い=様々な美しい定理が導かれるだけの豊かさを持つか否かであって日常の言葉に沿っているか否かの問題は数学では関心・興味の対象ではない 君が拘っている自然語としての"if …, then …"に沿った解釈に基づく公理か否かは数学の問題ではないから、これについて数理論理学としては正しい・間違っているの判断はしない どういう解釈であろうと、その解釈の結果として面白い公理系が得られればそれが数学としては「正しい」道 そして、君が「解釈が間違っている」と批判する古典命題論理はモデルとしてのブール代数など十分に豊かで楽しめる世界を与えてくれたので数学の一分野である数理論理学としてはそれで十分に合格 君の疑問や議論が意味や意義を持つのはあくまでも哲学においてだけだ、数学では君の疑問の価値はゼロ、ここで論じられても単なる迷惑なだけというのを良く認識したまえ、偏執狂のアスペ君
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