- 分からない問題はここに書いてね438
528 :132人目の素数さん[sage]:2017/12/07(木) 19:11:38.85 ID:ovzK8Zz5 - >>516
a,b,c,dを±1では無い整数として、a*b*c*d と表現される式に対し、 (aの桁数)+(bの桁数)+(cの桁数)+(dの桁数)-(a*b*c*d(の値)の桁数) で計算されるものを、「桁落ち数」と呼ぶことにします。 1回の乗算に対し、桁落ち数は0か1で、上の式は三回の乗算があるので、0から3の値を取ります。 一回だけの乗算で表されている式や、もっと多くの乗算で表されている式に対しても、同様に呼ぶことにします。 n番目の素数をpとします。 pの桁数とnの桁数の差を、「素数→素数番号変換時桁損失数」略して「損失数」と呼ぶことにします 損失数0の素数は、 2,3,5,7,29,31,37,41,43,...,97,541,547,...,997,7919,7927,...,9967,9973 です。Prime(1229)=9973,Prime(1230)=10007,Prime(10000)=104729なので、9973が損失数0の最大素数です。 損失数2の最小素数は 10^30 辺りにあると思われ、これ未満で、104729以上の素数は全て損失数1の素数です。 a,b,c,d等が素数で、a*b*c*d等と表されるものに対し、(aの損失数)+(bの損失数)+(cの損失数)+(dの損失数) を 「総損失数」と呼ぶことにします。
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529 :132人目の素数さん[sage]:2017/12/07(木) 19:12:16.22 ID:ovzK8Zz5 - さて、数列{An}のある項 A_{k} と次の項 A_{k+1}の桁数について考えます。
(簡単のため、A_{k}は平方要素を持たないものとします。) A_{k}の桁数は、A_{k}を構成する素数の素数番号の桁数の総和に、総損失数を加え、桁落ち数を減じたものになります。 A_{k+1}の桁数は、A_{k}を構成する素数の素数番号の桁数の総和です。つまり、 A_{k}の素因数分解表現の桁落ち数>A_{k}を構成する素数の総損失数の時、A_{k+1}の桁数>A_{k}の桁数・・・・(甲) A_{k}の素因数分解表現の桁落ち数=A_{k}を構成する素数の総損失数の時、A_{k+1}の桁数=A_{k}の桁数・・・・(乙) A_{k}の素因数分解表現の桁落ち数<A_{k}を構成する素数の総損失数の時、A_{k+1}の桁数<A_{k}の桁数・・・・(丙) が成立します。 A_{k}が899だった場合、899=29×31なので、二桁×二桁=三桁となっているので桁落ち数1、 一方29、31は、10番目、11番目の素数なので、ともに損失数0。従って、(甲)タイプで、これは希少。例外的な存在です。 A_{k}が29×(損失数1の素数、ただし、先頭の数が1か2、および3から始まるものの一部) という 形だった場合、桁落ち数1で、総損失数は、0+1=1で、(乙)タイプです。 損失数1の素数とは、30桁くらいまでの素数のほとんどが当てはまり、きわめて多くの例が(乙)タイプに属しております。 (乙)タイプの項移行が連続するものの中には、ループを構成しているものがあるかもしれません。 ループを構成している場合は、項数は有限ではありません。このようなものの存在を否定するためには、〜10^30の何乗かの 候補のチェックを行う必要があり、コンピュータでも困難だと思われます。
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