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308 :132人目の素数さん[sage]:2017/01/03(火) 11:54:55.58 ID:r+v/8wFp - >>254
おっちゃんです。 厳密でない数学を否定してはいない。 だが、ZFCの公理系に含まれる選択公理と相反する公理を付け加えた公理体系の中では偽になり、 かつZFCの中では真になるような、公理体系によって真偽が変わる命題は存在する。 例えば、決定性公理や確率論のソロヴェイの公理など。 そのような命題は、いつでも自由に応用出来るとは限らない。 ZFCと、ZFCとは相反する公理系とをごちゃ混ぜにしたような公理系の構成は出来ないから、 そのような命題を下手に現実社会で応用すると、論理的には正しいが、数学的には間違いになることがある。 決定性公理が前提となる1つの公理になっているゲーム理論も、そのような理論である。 ゲーム理論の公理系に反するような、ZFCで証明出来る命題は存在する。 選択公理を使わないと証明出来ない命題はそうなる。 選択公理を前提にしたZFCの数学の体系と決定性公理を前提にしたゲーム理論の数学の体系とは矛盾する。 多くの人にとって、数学的に1番身近な公理体系がZFCだから、ZFCの中で時枝問題を考えましょうということ。 そうすると、時枝問題は正しくなる。少なくともこのことを、スレ主は否定していることになる。
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312 :132人目の素数さん[sage]:2017/01/03(火) 16:45:07.26 ID:r+v/8wFp - >>312
>つまり、”その箱のX と他のX1,X2,X3,・・・がまるまる無限族として独立”を否定している >本当にそうなか? ”まるまる無限族として独立”なる無定義用語を使っていませんか? 各 i=1,2,… に対して、P_i を確率測度とし、見本空間 S_i が有限集合、事象 E_i も有限集合である 確率空間 (S_i, E_i, P_i) を考えて、X_i は E_i における確率変数とする。 そして、可算無限個の確率空間 (S_i, E_i, P_i) i∈N\{0} の直積 Π(S_i, E_i, P_i) を考える。 そうすることで、確率変数 X_1, X_2, … は独立な可算無限個の確率変数となる。 ”まるまる無限族として独立”は、そう意味として解釈出来る。
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313 :132人目の素数さん[sage]:2017/01/03(火) 16:56:16.60 ID:r+v/8wFp - >>310
>>312は、>>310(スレ主)宛て。自己レスしてしまった。
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314 :132人目の素数さん[sage]:2017/01/03(火) 17:30:43.17 ID:r+v/8wFp - >>310
>ともかく、ある無限数列のしっぽから、その数列のどれかの箱Xが情報を貰うということだから、 >箱Xは独立でなく、なんらかの関連が付くということだろ? >それは、「任意の有限部分族が独立のとき,独立」を破り、矛盾を生じると思うよ で、>>312のように確率空間や確率変数 X_1, X_2, … を定めたら、確率空間 (S_i, E_i, P_i) と i, i≧2 個以上の有限個の確率空間の直積 Π_{k=1,i}(S_k, E_k, P_k) を考える。 そうして、有限個のときのことを考えて、極限を取って、確率を求めることにより、 時枝問題での勝つ確率は1なることが分かる。勿論、確率空間の設定はこれだけでは不十分。 以前やった高校の確率論で極限を取って時枝問題で勝つ確率を1と求めたことは、 そのことを確率測度を使わずにしましたということ。矛盾は生じない。
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315 :132人目の素数さん[sage]:2017/01/03(火) 17:37:22.74 ID:r+v/8wFp - >>310
>>314の訂正: Π_{k=1,i}(S_k, E_k, P_k) → Π_{k=1,…,i}(S_k, E_k, P_k) じゃ、おっチャンネル(おっちゃん寝る)。
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