- やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その121
620 :文責・名無しさん[]:2020/04/05(日) 16:54:48.16 ID:UYfuK5X50 - 恋愛漫画家から警察官へ 挫折で転身、それでも生きた技
4/5(日) 10:30配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000012-asahi-game 売れない恋愛漫画家から警察官へ――。 千葉県警成田署の山崎直樹・巡査部長(38)は、かつての経験を生かし、県警の採用活動も担う。 「誰からも必要とされていない」と悩み続けた日々を超え、いま、警察官をめざす学生たちと向き合っている。 小学生の頃から漫画少年だった。 授業中にノートや机の隅に人気漫画「ドラゴンボール」のキャラクターを夢中で描いた。 漫画家への憧れを持ちながら、高校卒業後は就職を見据えて服飾の専門学校に通った。 20歳の夏。次々と就職を決める同級生を横目に、進路に悩んでいた。 「やっぱり俺は漫画かな」。勇気を振り絞り、初めての原稿を小学館に持ち込んだ。 5作目で「週刊ビッグコミックスピリッツ」の新人賞をとった。 「さえない男子高校生の甘酸っぱい恋愛話でした」。 数カ月後には担当の編集者がついた。しかし、デビューは遠かった。 恋愛、スポーツ、ファンタジー……。どんなジャンルにも挑戦した。 生活費を稼ぐため工場でアルバイトをしながら、毎週のように原稿を描いたが、 「こんな漫画いらねえよ」と突き返される日々だった。 「自分がいる意味って、何なんだろう」。段ボール2箱に詰め込んだ原稿は、200作を超えた。 5年かけ、ラブストーリー「ピンクの天使」というタイトルの読み切り漫画で デビューを果たしたが、続ける気力はなかった。夢をあきらめ、茨城の実家に戻った。 「人の役に立ちたい」。 深い孤独の中から、いつしかそんな気持ちが芽生えていた。 警察のほか、葬儀屋や結婚式場など職種を問わず面接を受けた。 県警に採用され、「えりを正して生きてきたわけじゃない。やっていけるかな」と 不安もあった。元バンドマンやバックパッカーなど個性あふれる仲間に出会った。 「いろんな過去があっていいんだ」。自分が認められた気がした。 初任地の柏駅前交番では、万引き事件の現場の図面をさっと描いてみせた。 「お前やるじゃん」と褒められ、自信がついた。 本部の広報県民課に配属され、ホームページやポスター作りを任されるようになった。 「経験が意外なところで味方してくれました」
|