- やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その120
369 :☆[]:2019/12/16(月) 21:50:16.38 ID:mKxq8fIG0 - >>363
12月15日(日)朝日新聞東京版朝刊社会面・「沖縄」を考える 「毒々しい男らしさ」変えて 政治学者 三浦まりさん(51) 相手を支配して優位に立ったり、屈服させたりすることを「男らしさ」ととらえる。 その結果、暴力的な態度を肯定したり、他者の痛みに共感しなくなったりする。 こうした現象をジェンダー学で「毒々しい男らしさ」と言います。 辺野古への土砂投入から1年を迎えましたが、現政権の対応を振り返ると、国政選挙や 知事選、県民投票によって示された民意を軽んじ、対話の回路を閉ざす。声をあげる 市民は警察権力で排除する。手続きのおかしさを指摘されても土砂投入を進める。 まさに「毒々しい男らしさ」が当てはまるように私には見えます。 過去の自民党政権に比べても異常なやり方ですが、「男らしさ」に毒された人はむしろ 肯定的にとらえる。シンプルに物事が動くので、「ほかの選択肢がないなら仕方がない」 「現実的だ」という受け止めも広がっていく。 憲法9条や安全保障にかかわる各種世論調査をみると、女性には強い平和志向が 読み取れます。男性中心の社会で子育ての役割を担ってきたという背景もあるのでしょう。 女性議員が増えれば多様な議論が起こり、「辺野古が唯一」といったマッチョな スタンスとは別の選択肢がきちんと議論されると思います。現役の女性議員は 平和志向が強いとは限りませんが、政党自体が男性中心で選ばれ方に偏りがあるので、 ここも変えていく必要があります。 米軍基地は多数の女性の性被害を生み出してきました。この問題に対しては、女性と 男性一般とでは受け止め方が異なると思います。国会議員に占める女性の割合は 衆議院で1割。参議院で2割。世界191カ国中163位。是正されれば、基地を巡る 性被害の問題を、より深刻に受け止める社会になると思います。 (終り)
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