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文責・名無しさん
産経抄ファンクラブ第260集

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産経抄ファンクラブ第260集
613 :文責・名無しさん[sage]:2019/12/16(月) 05:32:41.95 ID:WHZKpnvn0
産経抄 12月16日

 年賀状にくじを付ける。いわゆる「お年玉はがき」を思いついたのは、大阪で洋品雑貨店を営む林正治(まさじ)という人だった。まだ戦後の混乱が続く昭和24年、肉親や知人の消息を尋ねるラジオ番組が放送されていた。

 ▼お互いの無事を確かめ、励まし合うには年賀状が一番いい。それにお年玉を付けたら、もらった相手の心はもっと和むのでは、と考えた。旧郵政省は、世界でも例がない「くじ付き」のアイデアを翌年の年賀はがきから採用する(『年賀状の戦後史』内藤陽介著)。

 ▼最初の特等賞品はミシンだった。29年1月の抽選会では、前年に発売されたばかりの白黒テレビが登場する。現在の価格に直せば、140万円近くとあって、大きな話題となった。賞品は同時代の世相を見事に映し出す。

 ▼日本郵便は昨日、初めて令和の新元号が印字される年賀はがきの受け付けを始めた。発行枚数23億5千万枚は、ピーク時の6割足らずにすぎない。
LINEやメールで新年のあいさつを交わす若者が増えた。高齢者の間では、「年賀状じまい」も進む。
減少傾向に歯止めをかけるべく、お年玉くじ1等賞品の現金は前年、30万円に増額された。電子マネーなら31万円分受け取れる。五輪チケットが当たる寄付金付きの年賀はがきも販売されている。

 ▼絵手紙作家の小池邦夫さんは20代のころ、熊谷守一や棟方志功ら、あこがれの芸術家にせっせと年賀状を書いていた。
もちろん返信など期待していなかったが、なんと肉筆の年賀状が届いた。「どんなに生きる力を与えてくれたか測り知れない」と『芸術家の年賀状』に書いている。

 ▼それほどの「お宝」でなくても、一昔前にはお年玉をもらった気分になる年賀状を何枚も受け取っていた気がする。


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