- 産経抄ファンクラブ第256集
96 :文責・名無しさん[sage]:2019/08/03(土) 06:25:23.00 ID:et1iqPlp0 - 産経抄 8月3日
「徴用工問題は、日韓請求権協定の対象に入っている」。平成26年、趙世暎(チョ・セヨン)・元韓国外務省東北アジア局長は小欄の取材に明言し、こうも強調した。 「韓国が行政として外国と結んだ条約の責任がある。それは貫くべきだ」。その趙氏は現在、外務省第1次官の要職を務めている。 ▼いわゆる徴用工訴訟で韓国最高裁が日本企業に賠償を命じる確定判決を下し、差し押さえた韓国内の日本企業資産の現金化手続きが進んでいる。 文在寅(ムン・ジェイン)政権は国際法違反の現状を黙認しているが、韓国にも内心、自国のやり方の理不尽さを理解している人はいよう。 ▼それでも文政権の暴走は続く。韓国民の感情を大義名分に、慰安婦問題の「完全かつ不可逆的な解決」をうたった27年の慰安婦合意を事実上破棄し、慰安婦財団を解散した。 安倍晋三首相は合意締結の時点でこう述べていた。「もし合意を破ったら、そのときは韓国は(国際社会の一員として)完全に終わる」。 ▼政府は2日、安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国」から、韓国を除外する閣議決定を行った。 直接的には制裁・報復措置ではないが、背景には韓国が約束も合意も守れない国であることが、誰の目にも明らかになってきたことがあるだろう。 ▼ホワイト国からの韓国除外に関する経済産業省のパブリックコメント(意見公募)では、寄せられた4万件超の意見中、実に95%超が除外に賛成していた。 反対はわずか1%しかない。韓国は二言目には国民感情を持ち出すが、除外は圧倒的大多数の日本国民の意思だといえる。 ▼韓国を優遇しないとはけしからんと反発されても、もう優遇する理由が見つからない。日頃おとなしく優しい人ほど、本気で怒らせると怖いものなのである。
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