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やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その111©2ch.net

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やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その111©2ch.net
193 :[]:2017/08/13(日) 21:49:29.58 ID:UM5AqvEC0
7月22日(土)朝日新聞朝刊土曜版9面・コラム

浜美枝(女優・ライフコーディネーター)   もつれた糸をほぐして 心にとまる八分茶碗の教え

近頃、私たちは歴史の転換点にいるのではないかと不安を感じずにはいられません。終戦から
72年。世界各地で、様々な紛争やテロが続き、ナショナリズムが高まる地域も増えています。
なぜ人々は争うことをやめられないのかと胸が痛むとき、決まって私の心に浮かぶのが、沖縄の
八分茶碗と与那嶺貞さんの言葉です。

私が心の師として慕う民芸の柳宗悦氏の足跡を追い、琉球文化と工芸品を求めて、はじめて
沖縄を訪ねたのは1962年のことでした。戦争で地形が変わるほどの砲弾を受け、県民の
4人に1人が亡くなったとも言われている沖縄は当時、米軍統治下にあり、パスポートが必要
でした。

しかし沖縄の工芸は生き残っていました。陶器、織物、生活道具の数々・・・。そこで出会った
八分茶碗は、中国から渡り、この地に長く伝えられてきたもので、仕掛けにより八分目以上に
水を入れると流れ出てしまう不思議な茶碗でした。

その後、何度も沖縄に通い、人々と親しく交流するようになるにつれ、身の丈を知り、八分目を
良しとし、他者をも生かす、共存共栄の八分目という考え方が、沖縄の暮らしの隅々にまで
息づいていることがわかってきました。

  (続く)
やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その111©2ch.net
196 :[]:2017/08/13(日) 21:59:45.81 ID:UM5AqvEC0
  (>>193の続き)

その生き方を体現していらしたのが、琉球王府の美の象徴である花織を復元した女性・
与那嶺貞さんです。貞さんは夫を早く亡くし、3人の子どもを女手一つで育て上げ、
55歳から花織に取り組みました。人間国宝となられてからも一心に機を織り続けた
貞さんの口癖は「女の人生はザリガナ。だからザリガナ サバチ ヌヌナスル イナグで
ないとね(女の人生はもつれた糸。だからもつれた糸をほぐして美しい布にしないとね)」。
優しく強く、希望を感じさせるこの言葉は、今の世にもっとも必要な教えだと思えて
なりません。

辛くても現実から目を背けることなく、関心を持ち続け、人々が共存共栄する世界の実現を
祈り続けたいと思います。そして沖縄の本土復帰が実現した1972年から45年がたった
今も、平和を愛する沖縄県民が「いまだ戦争は終わっていない」と嘆くような状況が残って
いることを、心にとめておかなければと思っています。

  (終り)


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