- やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その108
465 :☆[]:2017/01/01(日) 23:04:43.20 ID:LUwcDlHs0 - (>>438の全文)
2016年12月25日(日)朝日新聞東京版朝刊総合4面・政治断簡 前田直人(世論調査部長) 「内閣支持率 高止まりの怪」 「安倍内閣の支持率はなぜ高いの?」と、よく聞かれる。 世論調査では安保、原発、社会保障、経済などの評価は決して高くないし、 閣僚の失言や不祥事もあった。 それでも支持率は今年1年、安定飛行を続けたからだ。 この師走もそうだった。 カジノ解禁法や年金改革関連法などの採決は強行続きで「乱暴だ」と批判を浴び、 沖縄では米軍輸送機オスプレイが大破。 日ロ首脳会談でも北方領土の進展がなく、政権には苦しい話が重なった。 だが、その後の17、18日に行った本社世論調査の内閣支持率は50%(11月は51%)。 カジノや年金への反対は多いのに揺るがない、まさに「コンクリート支持率」である。 (続く)
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- やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その108
467 :☆[]:2017/01/01(日) 23:11:53.49 ID:LUwcDlHs0 - (>>465の続き)
内閣支持率は、短期の増減では相場観がつかみにくいので、 朝日新聞の全国世論調査(電話)から小泉内閣以降の内閣支持率の平均をはじいてみた。 調査方法が一部異なるため単純には比べられないが、参考にはなる。 2012年に政権を奪還してから、 今月26日に丸4年となる第2次安倍内閣発足以降の平均支持率は47%。 小泉内閣の49%とほぼ並び、第1次安倍内閣の38%を大きく上回る。 下野した麻生内閣の26%、野田内閣の27%とは、もちろん比べものにならない。 さらに、政権発足から丸4年時点の内閣支持率を調べると、 歴代最高は小泉内閣と中曽根内閣(面接調査)の42%。 第2次安倍内閣を起点とすれば今月、丸4年の歴代最高をマークしたことになる。 (続く)
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- やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その108
468 :☆[]:2017/01/01(日) 23:18:58.22 ID:LUwcDlHs0 - (>>467の続き)
「無党派層は宝の山だ」と言ってサプライズで政権浮揚を重ねた小泉政権と、 じわじわと仕掛けを打って浮力を保つ安倍政権。 カラーは違えど、持続力は同等以上の高水準にあることに疑いはない。 弱点を挙げれば、 @団塊の世代を含む60代や女性、無党派層の支持が薄め A安倍内閣を支持する人の半数が支持理由に「他よりよさそう」を挙げる消極的支持にとどまっている、 といった傾向がある。 しかし、野党も自民党の「ポスト安倍」候補も、 安倍政権への不満を吸い上げて「よりよい道」を示す対抗勢力として育っていない。 「高値安定」の背景には、よどんだ無競争状態がある。 (続く)
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- やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その108
469 :☆[]:2017/01/01(日) 23:28:01.06 ID:LUwcDlHs0 - (>>468の続き)
さらに、私が気になるのは政治への関心の低下だ。 カジノ法や年金法が未明に成立した15日のこと。 朝の民放テレビをつけたら、「おでんつんつん男」逮捕の話題でもちきりだっが。 小泉政権のころは、 硬派な国政ニュースも朝の情報番組で盛んに取り上げられていたのを思うと、隔世の感。 安倍晋三首相は日ロ会談後にテレビ各局をはしごして会談成果のアピールに回ったが、 この辺りもダメージコントロールに役立っているのだろう。 高支持率が国民の強い意志によるものならよいのだが、 もしも無関心やあきらめの表れだとしたら・・・・・・。 与党のおごりが際立った国会の惨状を見るにつけ、 民主主義に必要な批判精神がまひつつあるのではないかという心配が頭をもたげてくるのである。 (終り)
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