- 朝日の基地外投稿192面
482 :文責・名無しさん[sage]:2010/10/04(月) 20:48:32 ID:sHRDarfW0 - 10月4日 朝日新聞大阪版 13版 「声」欄より
民族主義的挑発に乗るまい 会社員 中野 雅夫 (岡山県備前市 55) かつてわが国は「八紘一宇」の名の下に侵略戦争を行い、 中国をはじめ東南アジアに筆舌に尽くしがたい行為をおこなってきた。 根底に流れるのはナショナリズム(民族主義)以外の何ものでもなかった。 今日の国家間トラブルにもナショナリズムは介在する。 尖閣諸島で中国漁船が領海を侵犯し、巡視船に衝突した事件でもそうだ。 船長逮捕及び取り調べに、中国政府は国家を上げての民族主義的プロパガンダ(宣伝)を展開した。 だが相手がナショナリズムを振りかざせば振りかざすほど、同じ土俵にのってはならない。 「諸外国に恫喝されるとすぐに腰砕けになる日本」のような表現で日本のナショナリズムを刺激してはならない。 ナショナリズムの行き着く先は何なのかを、日本人は先の戦争体験からよく知っている。 その反省の上に、基本的に日本人は他を思いやる優しい気持ちを備えている。 船長の釈放は正しい選択と思いたい。日本が他を思いやる優しさを持っている事を誇りに思う。 ―――― 先の戦争から学ぶのであれば、宥和政策を掲げたチェンバレンは第二次世界大戦の引き金を引いた事を忘れないでくれと言いたい 不必要な譲歩は相手を増徴させるだけであるし、また、相手の言いなりになると言う事は優しさではない。
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