- 産経抄ファンクラブ第140集
396 :文責・名無しさん[sage]:2010/09/25(土) 06:32:03 ID:B5Rj4VZH0 - 産経抄 9月25日
今から35年前の昭和50年8月4日、マレーシア・クアラルンプールにある米国 領事館などを「日本赤軍」を名乗るグループが乗っ取った。彼らは人質を盾に、 拘置中の日本赤軍のメンバーらの釈放を要求する。クアラルンプール事件である。 ▼むろん日本の法に照らせば応じられる話ではない。だが三木武夫首相は訪米 中で、翌日には当の米国との首脳会談が予定されていた。指揮を任された福田 赳夫副総理は「人命尊重」を理由にその日のうちに5人の釈放を決定、クアラル ンプールに「脱出」させた。 ▼「超法規的措置」と説明されたが、検察当局や警察、国民はとうてい納得しな かった。案ずるかな2年後のダッカ事件でも、過激派3人が「超法規的」に釈放さ れる。日本は世界から「テロ組織を増長させている」との批判を浴び、後々まで 禍根を残した。 ▼沖縄・尖閣諸島付近での中国漁船の領海侵犯事件で、那覇地検が船長の釈 放を決めた。処分保留である。地検側はその理由を「計画性がなかった」とする 一方、「わが国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と述べた。だがこれ は極めて妙な話だ。 ▼検察はあくまで違法性があるかどうか、またはその軽重を考慮して処分を決め ればいい。外交問題への配慮など聞いたことがない。それだけにこうした発言は、 処置が政府の決定による一種の「超法規的措置」であることを雄弁に物語ってい る、と思わざるをえない。 ▼仙谷官房長官がいかに「那覇地検の判断」ととぼけて見せようとも、中国側の 圧力にあっさり屈したことは国民の目には明らかだ。クアラルンプール事件の何 倍もの禍根を残す。領土も守れないような政権は即刻、退陣を願いたい。
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397 :文責・名無しさん[sage]:2010/09/25(土) 06:42:27 ID:B5Rj4VZH0 - >>396
一時期の意気消沈振りがウソのようにノリノリだなw 法治主義って言ったって、結局は人間相手に人間が運営するものなんだから、 どっかで裁量の範囲があるんだよ。同じ違法行為があったとしても、社会的 影響や悪質性を考慮して、起訴されたりされなかったりする。 今回は、領土問題という側面からヒートアップしてるけど、容疑自体は公妨 だからな。職質を振り切ろうとして、パトカーに自分の車をぶつけた(ぶつ かった)ようなもの。民事は別として、刑事なら、これぐらいの処分なら「法 を曲げた」というより「行政の裁量の範囲」だろう。米兵が不起訴になるのと 同じだよw 中国の強硬姿勢については、若干の疑問符がつくな。建前論に固執してチキン レースに踏み込むのは、いつものしたたかな中国らしくない。今回は、日本の 方が「チキン」になって退いたけど、次回も同じとは限らないからな。 いろいろな要因はあるだろうが、指摘されてるように一人っ子世代への交代で 中国が全体的にアホになってるのかもしれんな。
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411 :文責・名無しさん[sage]:2010/09/25(土) 07:48:02 ID:B5Rj4VZH0 - >>399
中国がしたたかだったのは、意識のどこかに「小国意識」があったからなん だよね。「中国はまだ弱い。軍事や経済で対立したらやっていけない」って。 太子党には、勘違い気味の大国意識があるように見える。 たとえて言えば、先代が、妥協もし頭を下げ、巧妙に立ち回って、苦労して 発展させた中小企業で、後を継いだ若社長が、大企業(アメリカ)のマネして、 「おい、そこのオマエ」とかやり始めた感じ。今回は、相手が妥協してくれ たけど、本格的に対立すれば「たかが中小企業、大企業とは格が違う」って 思い知らさせるだろう。若社長には、そこがまだわかってない。 >>401 まあ、容疑自体はただの公妨だからな。日本国内で初犯の一般人がやっても、 起訴まではされないんじゃね。 検察も、頭沸騰してる連中の相手はしたくないから、言わずもがなのことを 言ってしまったきらいはある。 あと、香川県民は少し静かにしててくれ。
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