- たかじんのそこまで言って委員会237
229 :文責・名無しさん[sage]:2010/09/23(木) 22:22:38 ID:carHveSc0 - >>188
ちょっとレスが遅くなった。 なんで敢えてそうするのか、と言われても、詰まるところ米国の政策決定だから分からない部分もあるが、 米国は冷戦後、核戦力への依存を大幅に減らして、通常兵器による打撃力への依存を強めている。 その一環として、太平洋地域からは核を撤去し、究極の場合には本国からの核戦力で対応する、という体制にした、 ということが、今年4月のNPRにも記述されている。 (http://www.defense.gov/npr/docs/2010%20Nuclear%20Posture%20Review%20Report.pdfの本文32頁辺り) 結局、核は管理コストが大きい上、使用するにも政治的コストが大きいため、 より柔軟に諸々のリスクに対応できる通常戦力の強化にシフトしている、ということだろう。 米国の核の傘に入りつつ、非核三原則を維持することが適当か、という点については、 もちろんダブルスタンダードだという倫理的批判は可能だが、それが戦後日本の歩みそのものだしなあ。
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