トップページ > 投資一般 > 2012年09月22日 > Zs1JH5pQ0

書き込み順位&時間帯一覧

43 位/515 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000040000000037



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@お金いっぱい。
【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】

書き込みレス一覧

【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
202 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 14:10:41.22 ID:Zs1JH5pQ0
自分がなんらかの理由でいわゆる「成功者」という立場にはなれないと決めている人は
自分でも気がつかないほど心の奥に
「成功者」へのルサンチマンを抱えているらしい。

そのルサンチマンをそれと認めるのはプライドが許さない。
だから様々な理屈をつけて
「成功者」への攻撃を正当化する。

二階椅子席で見物している人間にとっては
それが不可解でならない。

なんらかの成功を遂げた人にとって
ルサンチマンの嵐はまあ、時折起こる天災みたいなものだ。
環境として受け入れ、対策を採る。

その途上、無視を決め込む人もいるだろうし
食ってかかってくる相手への、啓発を心がける人もいるだろう。
同じ人でも、その時々によって使い分けるかもしれないね。

たった一つ言えているのは
ルサンチマンをぶつけている人間より、ぶつけられる人間のほうが
そこから多くを学ぶということだ。

ぶつけて期待するようななだめるような対応してくれるのは
どっかのギョーカイのメジャーどころだけだからね。
それが社会だと思うと戦略を誤りますよ。

ルサンチマンを抱いている側の不満の一つに
「成功者」が自分が恵まれていることにあまりにも無自覚だというのがあるらしい。

世の中観察していないのかな。

おそらく無自覚、っていうのは
「成功者」にまつわる資質の一つだと思いますよ。

だって「成功者」っていうのは努力できる人たちであるから。

「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます」

と書いた人が実は並外れた身体能力に恵まれていたりする。
そんなもんじゃないでしょうかね。

自分が努力できる環境にあった、という感謝は持っている人が多いだろうけど
そもそも自分の持っている生まれながらの力には無自覚。
そもそも自分たちが「成功者」であることにも他人が考えているよりずっと無自覚。
だって「成功者」はひとつひとつこつこつやってきただけだから。
それが「成功」にまつわる特性に私には見えますけど。
【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
205 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 14:27:46.70 ID:Zs1JH5pQ0
あなたが乗り越えなければならない壁、それが「嫉妬」という感情です。
彼の成功が羨ましいですか?彼が尊敬されめいるのが悔しいですか?

陰の状態にあるとき妬みは生まれす。払っても払っても振り切れません。

マイナスの世界にいるときに思考を使うと、マイナスの宇宙は拡大の方向へ流れていくという自然の摂理をまず知って下さい。

そんな時には2ちゃんねに向かっていた
自分の意識を英断を持って切りかえ、
自分の内側深くに入っていく必要があります。

「この憂鬱な状態は、いったい私の内にある どんな考え方が創り出してしまったのだろう」という問いかけを持って・・・。

どんな感情であれあなたは、あなたの内側のモノサシ(価値観)を使い、判断を下した結果として感情が起きます。

感情はあなたの無意識の領域で下された判断、あなたが引っ張り込んだエネルギーなのです。

感情はあなたの本質ではありません。
あなたという魂が記憶した情報を使いジャッジした結果に過ぎません。
ですから情報を書きかえてしまえば、感情の質も変わってしまいます。

起きてくる出来事に、良い出来事と、悪い出来事があるわけではありません。
私たちが「悪いと判断する」出来事が起きただけです。

人々の感情と出来事は全くリンクしていないのだということをしっかり意識して下さい。

ですから私たちは起きてくる感情によって、どんな判断基準を持っているのか、出来事によって知らされているのだともいえるわけです。

すなわち感情によって、あなたがずっと昔にしまい込んだ、見ることの出来ない想念を見せられているのだ、と考えればいいでしょう。

嫉妬の感情がもう欲しくないのであれば、
自分が信じ込んでしまって、無意識下に沈めてしまった「思いこみ」を手放すことによって解決が図られます。

では「嫉み」の感情とはどんな思い込みからやってくるのでしょう。
「嫉み」の感情はあなたの興味のないものには発生しないということに気付いて下さい。
「うらやましい」という思いは「自分にはない」という思いの裏返しです。

うらやましいと思いを出すたびに、自分にはそれがないのだという想念を宇宙に発信し続けていることに気付いて下さい。

こうしてあなたは相変わらず自分の欲するものが手に入らないという現実をまねき続けます。

我々はこれまで「そのままではいけない」
と教えられ続けました。
「そのままではいけない」という妄想を
信じ込んでしまった人たちは、何かしなければなりません。これが全ての根本です。

「何かしないといけない」と信じている自我は「何をしようか」と考えます。
何をすべきかを決めるとき、人は当然まだ手に入れてないものを手に入れようとするでしょう。
ですから自我は常に足りているものではなく、自分に足りないものを探しています。

彼の成功を妬んでしまうのは「自分はあるがままで完全だ」という信念がないからです。
「このままではいけない」と信じているからです。

妬みの感情はあなたの覚醒度のとてもいいバロメーターです。
「自分はこのままで完全なのだ」という思いが完全に腑に落ちたとき、あなたは彼の成功に対して純粋な祝福の思いだけがわいてくる事でしょう。

本当は大金持ちでいる事と、無一文でいる事に違いはありません。万能でいる事と、無能でいる事に全く違いはないのです。それが「あるがままで完全である」ということなのです。

今のあなたの、あるがままでは困るところはどこでしょうか。妬みは、そのことをあなたに教えてくれる
神様からの贈り物なのです。
【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
207 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 14:45:24.75 ID:Zs1JH5pQ0
日本社会の構造を比喩的に表現すれば、「蟻地獄」という形容がピッタリと当て嵌まるように見える。
 
 「蟻地獄」は、1度その穴に落ちてしまうと、なかなか這い上がることができないという意味合いでよく使用される。
数多くの嫉妬心が強い人間達が、この蟻地獄に落ちている。
 
 その蟻地獄では誰もが蟻地獄の外に這い上がろうと懸命になっている。
彼らは自分が這い上がろうと必死になり、自分の上を歩いている他人の足を掴み引っ張ることでその蟻地獄から抜け出そうとするのだが、
落とされた人間もまた同じように他人の足を引っ張るため、永遠に同じことの繰り返しで誰もその蟻地獄から抜け出すことができない。
 この喩え話は、他人に対する妬み根性を持っている人間はいつまで経っても貧しさから解放されないということを説いている。
自分の上を歩いている人間の足を引っ張るのではなく、お互いが協力して後押しすれば、まず1人が脱出することができる。
1人だけでも抜け出すことができれば、後はその人物に上から1人ずつ引っ張ってもらえば全員、
蟻地獄から脱出することができるにも関わらず、嫉妬に狂った人間はそんな単純なことにも気が付かない。

 一部の成功者の足を引っ張るのではなく、持ち上げることができれば、その一部の成功者が生み出す富によって多くの人を救うことができるのだが、
そのことに全く気が付かず、一部の成功者を「拝金主義者だ」などと言って蟻地獄の中に引き摺り降ろして喜んでいる
=嫉妬心を満足させているというのが嫉妬深い人々の姿だと言える。
金持ちを貧乏にすることで「格差が無くなり平等になった」と喜んでいる姿というのは実に愚かしい。

 アメリカでマイクロソフトのビル・ゲイツやアップルのスティーブ・ジョブズが現れると、
人々は彼らを羨み、カリスマとして持ち上げた。
そして彼らはその才能を遺憾なく発揮し大成功者となり、多くの国民に富の再分配を為した。
それは褒めて持ち上げてくれた人々に対する報酬でもあった。彼らは意識してか意識せずしてか蟻地獄社会から抜け出す方法を本能的に実践していたということになる。
ある意味で彼らは国民が一丸となって国を富ませることに成功したのである。
アメリカの大富豪というのは、ほぼ例外なく慈善家でもあるという事実がそのことを物語っている。
 「国家の品格」とか「互助の精神」とか「友愛の精神」などと綺麗事を言っているわりに
実際には逆のことばかり行っている日本とは大きな違いだ。

 アメリカでは成功者はその名の通り英雄となるが、日本では英雄ではなく、「格差を生み出した犯人」というような扱いになる。
成功者のちょっとしたアラを見つけ出して、その悪い部分だけが針小棒大に報道される。
そういった報道は《自分よりも優れた人や幸福な人が許せない》というような嫉妬心を抱いている人々に礼賛され、いつしかその成功者は“悪人”というレッテルを貼られることになる。
 
 蟻地獄に落とされた成功者達は、決して彼らに感謝の心を抱くことはないだろう。
再び、自らの才能によってその蟻地獄から抜け出せたとしても、もはやその蟻地獄でもがいている人々に助けの手を差し伸べることはないだろう。
そしてそのことを批判する権利はもはや誰にも無いのである。
 日本社会に蟻地獄を創り出しているのはアリジゴクという昆虫ではなく、この国の嫉妬深い国民なのだ。
「格差は悪」などと叫んでいる者達が、実は日本を蟻地獄のような社会にしてしまっているだけのことなのだ。
多くの貧困を生み出している元凶は、格差ではなく、自らの貧しく嫉妬深い心なのである。
 
 日本経済が現在のような蟻地獄不況から抜け出すために必要なことは、
多くの国民が蟻地獄から抜け出す手段を学ぶことだ。
その手段を学ぶためには、まず、今までの誤った常識《お金持ちを貧乏にすれば貧乏人はお金持ちになる》を捨てなければならない。
そして【お金持ちを持ち上げれば貧乏人もお金持ちになる】という真実を受け入れることだ。
 「そんなことは受け入れられない」「他人の施しを受けるのはプライドが許さない」と言う人もいるかもしれないが、
そんなことを言う気概があるのならば、他人の足を引っ張るような姑息な真似は止めて、自らが成功者になれるように努力すればいい。
結局、そういった言い訳も自らが他人よりも劣っているのが許せないという妬みの心でしかないのである。
【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
208 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 14:48:12.82 ID:Zs1JH5pQ0
「問題は成功者に嫉妬(しっと)し、引きずり降ろす力が日本社会に強いことだ。それでは経済全体が沈滞する。
成功者を尊敬し、それを目標にして自分も頑張ろうという『称賛の経済学』に転換すれば、今以上に社会が活気づくだろう」
【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
258 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 23:02:42.21 ID:Zs1JH5pQ0
ベーシック・インカムは社会保障政策の切り札となり得るか
ゲスト:山森 亮氏(同志社大学経済学部教授)
http://www.videonews.com/on-demand/591600/002494.php

 子どもひとりにつき無条件で2万6000円を支給するという子ども手当は、政権交代時の民主党の目玉政策の一つだったが、
所得制限がないとの理由から世論や自民党の反発を受け、最終的には大幅な減額を余儀なくされた。
なぜかわれわれ日本人の多くは、富裕層も含めた無条件の給付というものに抵抗があるようだ。
 しかし、子どものみならず、すべての人に最低限以上の生活を送るために必要な金額を政府が無条件で現金給付する「ベーシック・インカム」政策が、静かな注目を集めている。
日本語では基礎所得保障や国民配当などと訳されることが多い。
 とにかく赤ちゃんから老人まですべての人に生まれてから死ぬまで一生涯、無条件で毎月の生活費が支給される。
もちろん生活保護のように所得制限や条件もないため、所得調査のような行政の手間もかからない。
低所得も高所得でも同じ金額をもらうので、生活保護で指摘されるスティグマ(恥辱感)の問題もない。
 そんなうまい話があろうはずはないと思われる向きもあろうが、実は大阪維新の会が先月5日に公表した維新八策に、このベーシック・インカムという文言が現実の政策として盛り込まれている。
加えて、みんなの党や田中康夫氏の新党日本、環境政党「みどりの未来」といった政党はマニフェストでその導入を謳っているのだ。
 折しも8月10日、野田政権は自民、公明などの協力を得て消費税の増税法案を成立させたが、この番組でも繰り返し指摘してきたように、
財政再建は重要な課題だとしても日本には格差問題というもう一つ深刻な構造問題があり、逆進性を持つ消費増税ではその問題が解決できないばかりか、むしろ問題を更に深刻化する恐れがある。
なぜならば、日本では所得の再分配が十分に機能していないからだ。
所得の再分配を進めるためには、日本が過去20年間減税を繰り返してきた所得税や法人税、相続税などの見直しが必要となるが、
消費税法案でもあれだけ国会で揉みくちゃになったのを見ても明らかなように、今の日本の政治にそのような大幅な税制の改正をする政治力や安定力は当分見込めない。
 そこで今あらためて、ベーシック・インカムに注目が集まっているのだという。
昨今の生活保護不正受給騒動でも指摘されたように、現行の生活保護政策では本当に所得の補助を必要としている貧困世帯をほとんどカバーできていない。
生活保護有資格者の約8割が、恥辱感などを理由に給付を受けていないとの推計もある。
現行の生活保護制度の欠陥を埋める意味でベーシック・インカムは貧困や格差、孤独死といった問題の解決には有効かもしれない。
しかし、果たしてそれは実現可能な政策なのか。
 ベーシック・インカムに詳しい同志社大学経済学部山森亮教授は、ベーシック・インカムだけですべての問題が解決されるわけではないが、現行の社会保障制度が抱える多くの問題に対して有効とみる。
ベーシック・インカム制度が導入されれば、貧困は減り、その影響で犯罪も減るだろう。
働かなくても最低限の生活は保障されるため、劣悪な環境の下での労働も改善されるはずだ。
無理にいやな仕事に就く必要がなくなるため、ある程度報酬を度外視しても、
自分のやりたい仕事を選ぶことができるようになる可能性もある。

【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
260 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 23:04:49.68 ID:Zs1JH5pQ0
「全国民に5万円給付」で日本経済に喝 経済評論家・山崎元氏の提言
http://www.wa-dan.com/article/2012/08/5-9.php

 日本経済の長期停滞への「処方箋」として、経済評論家の山崎元氏は斬新な二つの方法を提起する。

*  *  *
 状況を打開するために、二つの処方箋があります。一つめは、「正社員解雇の自由化と解雇ルールの明確化」です。
個人がもっと解き放たれて、能力を発揮できる環境をつくる。
いまは、身分保護されている正社員と、非正規雇用の二極化が著しいですが、企業はもっと自由な雇用の形を必要としているし、多様な雇用の形があっていい。
自分の能力を生かせないのに会社にしがみついてしまうのは、当面の貸金や退職金、企業年金といった、
「正社員」という立場を手放すことの「機会費用」が大き過ぎるからです。

 解雇の自由化にあたっては、金銭補償のルールを明確にすること。
日本は終身雇用といわれますが、現実には、中小企業では社長がクビだといえば、何の条件もなく解雇されていることも多い。
それを失業保険が少々補っているという状況です。
そこで、たとえば、勤続5年以内の社員の解雇の際は3カ月分の給料を払う、といった明確なルールをつくるんです。
企業は無駄な人材を抱え込まなくていいし、リストラ費用も見積もれる。社員側も、再スタートするための資金が得られます。

 同時に、リスクの受け皿が必要です。解雇イコール路頭に迷う、では困ります。
そこで、処方箋のその2は、「セーフティーネットの見直し」です。
私は、年金と雇用保険、生活保護を全部統合し、国民全員に無条件に一律の現金を給付する「ベーシックインカム」を提案します。

 国民全員に、たとえば月額5万円を配る。
所得に関わらず、だれであっても最低限、生涯にわたって保障されるようにする。4人家族であれば月額20万円です。
失業によるプレッシャーはかなり軽減されるでしょう。

 財源をどうするか。1人5万円を全国民に給付すると、年間に必要な財源は約75兆円。
いま社会保障の支出は九十数兆円ほどです。
うち30兆円くらいが健康保険など医療関係の支出で、残り六十数兆円は、生活保護や雇用保険、年金の給付などです。
後者が、このベーシックインカムに置き換えられるので、追加財源は15兆円程度で実施可能な計算になります。

※週刊朝日 2012年8月17・24日号
【学歴詐称】新田ヒカル62【新田さんは無職】
261 :名無しさん@お金いっぱい。[sage]:2012/09/22(土) 23:05:21.13 ID:Zs1JH5pQ0

ベーシック・インカム 5つの誤解

1.財源がない
税金は、徴収額を決めてから使い途を決めるものではありません。必要な使い途を決め、それに必要な額を徴収します。
「財源がない」という言葉の発想自体が官僚の洗脳と言えます。
また、「確かに使い途ありきというのは正しい。
しかし、現実には財源がなければ実現できないではないか」という意見についても同じくナンセンスです。
なぜなら、現在の日本のプライマリーバランスは赤です。
現状の歳出も財源がない中で国債を発行して行われています。
ないのは財源ではなく、安心の社会保障を整備しようという官僚の意欲です。

2.社会主義ではないか
社会主義とはなんでしょうか。社会主義の最も大きな特長のひとつとして計画経済が挙げられます。
ベーシック・インカムは資本主義経済下における社会保障制度であり、計画経済とは無関係です。
当然、結果平等でもありません。
おそらく、「社会主義(共産主義)では働かなくても給料は一緒」というフレーズをすり込まれていることからの混同です。

3.お金持ちに渡すのは無駄
確かにお金持ちから税金を取り、再度現金で給付するのは無駄です。
しかし、ひとりひとりの収入や資産を調べならが、給付額を決定しようとするともっと無駄なのです。
実際、イランのベーシック・インカム施策では、個々人の状況に合わせた給付額を実行しようとして失敗し、一律給付に改善しました。
給付コストを削減した分を、給付額にまわすことができます。

4.現物給付にすべし
現物給付論は、机上の空論です。局所的に行う炊き出しならともかく、全国規模で実現するのは、オリンピックの全ての判定を正しく行うよりも難しいでしょう。
実際に現物給付をしようとすると、沖縄と北海道など地域の特性もありますし、個々人の事情も考慮しなければなりません。
小麦や卵のアレルギーの人もいれば、宗教上の理由で何かの肉が食べられない人もいます。
バウチャー(引換券)にしたとしても、なにが生活必需品で、何が贅沢品とするか定義するのは不可能でしょう。
アニメーターがマンガ買うのはどう判断すればよいでしょうか。
区分決定にまつわる利権が増えることにもつながりますし、もらったバウチャーをパチンコ玉に替える商売をする人も出るでしょう。
結局、現金給付が最もシンプルで効率的です。

5.働かなくなる
これは、様々な側面から議論しなければならない議題です。
一つ言えるのは、現状でも生活保護制度があり、働かなくても生きていくことができます。
しかし、生活保護受給者は2%にとどまっています。
つまり、私たちは承認欲求からか、同調圧力からか、はたまた暇つぶしなのかはわかりませんが、結果的に働くという選択肢を選んでいると言えます。
ベーシック・インカムが実現した場合、生活保護制度は経過措置をとりならが廃止、もしくは大きく改善(減額)されるでしょう。
すると、生活保護を受けるメリットが小さくなり、働くという選択をする人が増える可能性もあります。
また、ベーシック・インカムは生活保護のように高い水準での給付ではありませんから、
全く働かずに生きていくには質素な共同生活となるため、ほとんどの人は働くことを選ぶと思われます。

世界的にみると、所得格差と、社会問題の発生には強い相関があります。
日本が住みやすい国であるひとつの理由に、給与格差が小さいことが挙げられます。
ただし、今後グローバル化の流れの中で所得格差は今後じわりと大きくなることが予想されます。
ベーシック・インカムは所得格差の小ささを維持し、日本が住みやすい国で在り続けるために有用だと考えます。

以上、ベーシック・インカムに対する5つ誤解です。
詳しくは拙書「やさしいベーシック・インカム」をお読み頂ければ幸いです。

(ベーシックインカム研究所「ベーシック・インカム 5つの誤解」より)
http://blog.basicincome.jp/?eid=70


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。