- 赤ちゃんポストを容認した柳沢厚労相
173 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/03/11(金) 22:22:49.25 ID:Vqxj/3l+0 - なるほドリ
赤ちゃんポストについて国際シンポがあるの? /熊本 http://mainichi.jp/articles/20160307/ddl/k43/070/168000c 毎日新聞2016年3月7日 地方版 熊本県 各国の現状と課題を議論 来年11月に熊本市で開催 なるほドリ 親が育てられない子供を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を巡って、2017年11月に熊本市で国際シンポジウムがあるって聞いたよ。 記者 そうですね。来年11月18、19日、熊本市中央区の市民会館崇城大学ホールである「第14回アジアヘルスプロモーション会議」で、 「Baby Box?各国の現状と課題」をテーマに議論します。来年が熊本市西区の慈恵病院にゆりかごが設置されて10年を迎えるのに合わせて実施され、 ゆりかごと似た取り組みがあるドイツや米国、南アフリカ、韓国など少なくとも10カ国から運営者や研究者が参加する予定です。 Q 取り組みが進んでいる国はどこなの? A ドイツには、親が育てられない子供を匿名で預かる「ベビークラッペ(赤ちゃんの扉)」があり、ゆりかごのモデルになりました。 千葉経済大短期大学部こども学科の柏木恭典准教授によると、ドイツでも日本と同じように「ベビークラッぺ」で子供の命を守られる一方、 子供が出自を知る権利が保障されない問題などが議論となり、両方を実現できる方法として14年に「内密出産制度」という取り組みが始まりました。 Q どんな制度なの? A 事情があって子供を育てられない妊婦が相談機関に実名を明かした上で、仮名を使って医療機関で出産できる仕組みです。 母親の個人情報はその後も厳重に管理され、子供が16歳になるとその情報を閲覧することが可能になります。 Q 利用はあるのかな。 A あるそうです。一方で、身元を伏せたまま子供を産む「匿名出産」を選ぶ人もいて、利用者にとっては複数の選択肢が用意されている状況です。 内密出産制度については開始から3年を迎える17年に改めて検証をするそうです。 Q 世界各国と比べて日本の現状はどうなのかな? A シンポを主催するアジアヘルスプロモーション会議事務局会長でもある慈恵病院の蓮田太二理事長は、子供の遺棄事件がなくならず、 親と暮らせない子供の施設養護の割合が諸外国に比べて高い現状を指摘して「子供の福祉の面で改善すべきところが改善されていない」と批判しています。 シンポを通して宗教も文化も違う各国での取り組みを知り、日本の子供の福祉を最善の方向に変えるきっかけになるといいですね。【回答・井川加菜美】
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