- 【業務妨害】食べログ被害者の会【削除拒否】 16
900 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2012/04/23(月) 21:04:18.02 ID:DQIsIBCy0 - 「もし、ミシュランに「まずい店」が載っていたら、その責任は誰が負うべきか?について考えましょう。
当然のことながら、ミシュラン社が一義的に、責任を負うことになるわけです (メディアとして道義的には、の次元ですが)。なぜならば、どの店を、どの星の評価を下し、 載せるか?あるいはそもそも載せないか?はミシュラン社によってその仕事を委託された 審査員スタッフによって実行され、ミシュランガイドの編集長によって、コントロールされます。 世界最高のレストランガイドとしての「権威」を保つために、ミシュランは実際に大変な努力を払っているようです。」 中略 「私は食べログは、素晴らしい「参加性」メディアだと思いますが、 上記のようにミシュランが大変な努力を払い、おそらくは「責任を取ろう」としている意味において、 食べログ内に掲載されるレストランや、レストランレビューの内容に、 食べログの運営会社であるカカクコムが「責任」を持つことを期待できないことは、 皆さんも容易にお分かりいただけるでしょう。 なぜならば、食べログは、どのレストランが、そもそも食べログ内に掲載されるべきなのか? や、ある店が、どのようなスコアをつけられるかどうか?それらのメディアとしてキモになるその内容に ついて、食べログは、自分自身で直接に「コントロール」することができないからです。」 中略 「「コントロールできないものに対し、その内容に責任を取れ」というのは、単なる言い掛かりだからです。 それくらいに、編集権のコントロール範囲というのは重要です。なぜならば、それがイコールで、 編集「責任」の範囲になるからです。自分が、メディア編集者として、何をコントロールして、 何をコントロールしていないのか、について自覚するのは、プロとして必須の基本態度です。 これは紙だけでなく、ネットにおいても全く100%当てはまる原則です。」 中略 「参加性に重きを置くメディアの最大のメリットですが、編集プロセスを読者の参加に委ねることで、 食べログ運営スタッフすら知らなかったようなレストランやマニアックな店も、 ドンドンと掲載店に追加されます。権威性メディアにおいては、参加しているスタッフの 脳味噌に入っている情報の合計以上に、編集としての成果物が「詳しく」「賢く」なることはできませんが、 参加性に重きを置くメディアならば、読者の「脳味噌」を、そのメディア内容にフィードバックさせ、 読者を単なる「受け手」「消費者」を超えた存在にまで高めることで、メディアと読者が、 双方向で高め合う好循環のループを生み出していくという可能性が広がっています。 しかし、この予測が困難な自己増殖プロセスの結果に基づく成果物は、メディアを運営し、 編集している側からは「コントロール」はできないのです。ある程度、影響を与えることはできますが、 完全なコントロールはできないのです。そして、その内容を完全にコントロールできないのですから、 完全に責任を取ることを求めるのは酷な話というものです。」 「食べログ」と「ミシュラン」の違いからメディアにおける参加性と権威性を考える―源氏物語からニコ動まで。コンテンツを分類する3次元マトリックス http://www.advertimes.com/20120423/article63713/
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