- 自営業ですが、父さんしそうです。44
451 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2012/02/23(木) 08:29:38.76 ID:kcVH6A5m0 - 貯蓄税が導入されると海外に資本が逃げるという反論もあると思います。
しかし、現実には資本は逃げません。これほど円高なのに日本人投資家はほとんど外貨を買わないのです。 1ドルが86円など素人から見たって明らかに円が強すぎる状態にありながら、また海外の方が明らかに利率が 高いにもかかわず、誰も海外投資に切り替えようとしないのです。これは経済的に見れば明らかに不合理な行動なのです。 また、日本人にとって言葉の壁は大きく、そのため海外投資に向かわないのです。 資産を外貨にしておくと、その国の情勢を常に追いかけておかなければなりませんが、 外国語の経済新聞や雑誌を読みつづけるのは面倒です。さらに、実際にその地に 住んでいなければ投資の感は鈍るものでもあります。そういった事情を総合すると、 海外に投資せず日本で預金した方がいいというのが、日本人の高齢者富裕層の合理的判断なのです。 そのため預金税が導入されても海外に逃げる資本はかなり限定的でしょう。 仮に預金が海外に逃げても円安になりますので、日本の輸出産業がさらに競争力を付けます。 また、お金は逃げても人はなかなか逃げないので、利息や配当などの形で日本に富が還流します。 資本が海外に逃げたとしても日本にとって悪いことは何一つありません。むしろ、どんどん逃げてくれればいいのです。 1ドル200円くらいになれば輸出が激増する一方で、輸入が激減します。そうすると日本の若者に 仕事が増えますので日本の国内経済にとっては有益です。
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