トップページ > ライトノベル > 2017年11月15日 > n4L4hTyP0

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イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ ff3c-sJj3)
ヒーロー文庫総合スレッド20
田中芳樹総合109

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ヒーロー文庫総合スレッド20
190 :イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ ff3c-sJj3)[sage]:2017/11/15(水) 07:35:25.70 ID:n4L4hTyP0
テスト
田中芳樹総合109
426 :イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ ff3c-sJj3)[sage]:2017/11/15(水) 21:33:55.47 ID:n4L4hTyP0
>>415続き

◆中国のザッハーク神話

元々アジ・ダハーカは光明神アフラ・マズダの息子にあたる火神アータルと、
帝王の権力を象徴する光輪アクワルタ・クワルナフをめぐって戦うというストーリーだったのが、
ザッハークになってから全くの別物になった。

その姿も元々キングギドラのような三頭竜だったのが、胴体と中央の頭が人間になり、
取り残された左右の頭が両肩から生えているというおかしなデザインになった。
ではこの人間はどこから来たのか。

ところで羌族にとって殷代はどのような時代であった事だろう。
それは王をも凌ぐ権威を持った蛇神が君臨し、
邪悪な王が蛇神へと、長い間大量の首を捧げさせていた暗黒の時代であった。
幸いにしてその運命から逃れられた羌族は遠く離れた場所で遊牧民として暮らす事ができた。
恐ろしく長く続いたその暗黒の時代が終了したのは羌族の太公望という英雄の出現を経て、
周の武王が殷を滅ぼし、羌族を恐怖から解放したためだ。
武王は天神の加護を得て殷周易姓革命を行った。

中東から中国に伝わったシュメール神話が殷代の歴史と渾淆し、
ローカライズされて『封神演義』になったとすれば、逆もまた然りで、
中国から中東に伝わった殷代の歴史がアヴェスタの伝説などと渾淆して作られたのが
ザッハーク神話における蛇王というキャラクターであろう。
田中芳樹総合109
427 :イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ ff3c-sJj3)[sage]:2017/11/15(水) 21:44:58.70 ID:n4L4hTyP0
いうなれば辺境の地で大量の馬を飼っていた菜食主義者のザッハーク王子とは、
大量の戦車部隊を擁し、いまだ辺境の地に住んでいた頃の農業国家・殷の王の一族の事である。

原始的な時代に法律をはじめて定め、各地に都市を築いて国を発展させたが
末期には自らを神に擬して人々の反発を招き、ついにザッハークとの戦いに敗れて中国にまで逃走し、
そこで滅ぼされたジャムシードとは、夏王朝の事である。

ジャムシードに代わってイーラーンの王になり、人間の脳を蛇への生贄に捧げる事を要求し、
600年間暗黒時代を築いていたが、ついにフェリドゥーンに滅ぼされた蛇王とは、
長年続いた殷王朝の事である。

もっと言えば蛇王を倒したフェリドゥーンとは周の部王、
フェリドゥーンの右腕となったガーウェに集められ、蛇王への反乱を起こした人々とは羌族の事であろう。
要するにザッハーク神話とは元を正せば中国が舞台の話だったとも言える。

田中芳樹はマリー・アントワネットの「パンが無ければお菓子を食べればいじゃない」を
元ネタは晋の恵帝の発言であると指摘し、
また『創竜伝』12巻ではペルシアの滅亡にともない大量のペルシア人が唐に逃れてきたと述べ、
アラジンと魔法のランプは実は中国を舞台にした話だったとした。

その論法で言えば、蛇王の話をモチーフにして作られた『アルスラーン戦記』の真の舞台は、
殷周易姓革命を描いた『創竜伝』4巻をはじめとする、
田中芳樹にとっておなじみの舞台である中国であるという事になるだろう。〈了〉
田中芳樹総合109
430 :イラストに騙された名無しさん (ワッチョイ ff3c-sJj3)[sage]:2017/11/15(水) 22:05:35.28 ID:n4L4hTyP0
600年は追われる前のジャムシードでザッハークは1000年の間違いだった
まあいいわ


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