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名無しで叶える物語(さくらんぼ)
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」

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侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
103 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 00:07:00.56 ID:cTergebz
 
侑「・・・・・・」 Zzz・・・


副会長「私がせつ菜ちゃんファンになって以降、会長が眼鏡をはずされた時や結った髪を解いた時に、妙にせつ菜ちゃんに似ているなと思った時があるんです・・・・・・」


菜々「うっ・・・・・・」


副会長「会長・・・・・・」

菜々「は、はい・・・・・・」 ドキドキ


副会長「高咲さんの言動から察するに、謎のスクールアイドル優木せつ菜の正体は会長なんじゃないですか?」


菜々「!?」 ビクッ


菜々「あ・・・ ああ・・・・・・」 ドキドキ


副会長「どうやら正解のようですね・・・・・・」


菜々「は、はい・・・・・・」

菜々「か、隠していてすみませんでした・・・・・・」 シュン


侑「・・・・・・」 Zzz・・・


副会長「いえ、謝らないでください」

菜々「え?」

副会長「なんかスッキリしましたので」 ニコッ

菜々「は、はぁ・・・」


副会長「そうなると、会長が高咲さんと妙に仲良さげにしてたのも納得です」

菜々「あはは・・・・・・」


副会長「ところで会長・・・・・・」 ジーッ

菜々「な、何でしょう??」


副会長「私の疑問が一つ解決したことにより、私の中の課題が一つ増えました・・・・・・」

菜々「え?」


侑「・・・・・・」 Zzz・・・
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
105 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 16:14:22.91 ID:cTergebz
────
──

〜廊下〜


 バタンッ


侑「ふあああっ・・・・・・」

侑(布団で横になってたら気持ちよくてついつい眠っちゃったよ・・・・・・) ムフー


侑(さて、部屋戻ろ・・・・・・)


 スタ スタ スタ・・・


侑(あ、部屋開いてるかな?? A子ちゃんにLINE送ったの気付いてくれたかな? スマホは・・・・・・) スッ


侑(あ! 眠ってる間に返信来てたんだ・・・・・・)

侑(何何?? [高咲さん気付かなくてゴメン! 待ってるからすぐ戻ってきて!] ・・・かぁ・・・・・・)


侑(返信来てから結構時間経つけど、すぐ戻ってと言われても困るよね・・・・・・)


────
──


〜音楽科の部屋の前〜


侑(開いてるかな?)


 ガチャッ


侑(あ、よかった〜! 開いてたよ)


侑「ただいま〜・・・・・・」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
106 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 17:27:26.26 ID:cTergebz
侑(あら? もうみんな寝てる!?)


侑(あらら・・・ B子ちゃんなんか裸で寝てるし・・・・・・ 風邪引くといけないから布団かけてあげよう・・・・・・)


 パサッ


侑(さて、私も寝ようかな・・・・・・)


 モゾモゾ・・・


侑(おやすみ〜)

侑「・・・・・・」 Zzz・・・・・・


────
──


〜翌朝〜


音楽A「高咲さん? 起きて? 朝だよ」


侑「ん? んん・・・ もう朝??」 ムクッ

音楽A「昨日ごめんね? 鍵閉めたままで・・・・・・」

侑「あ、うん。いいよ」


侑「鍵閉めてなにしてたの?」

音楽A「んとね、高咲さんが転科してからまだみんなと親睦深めてないでしょ?」

侑「ん? どうかな、結構仲良くなれたと思ってるけど」


音楽A「LINEで早く戻ってって私送ったでしょ?」

侑「うん、私こそ気付かなくてごめんね、友達の布団で寝てたからさ・・・・・・ あはは」

音楽A「そっか〜、できれば高咲さんともっと親睦深めたかったんだよね」

侑「まぁ明日が最終日だから今日が泊まるの最後だよね、だから今日は親睦深められるといいね」 ニコッ

音楽A「うん! 必ずね!」 ニコッ


音楽A「ところで、友達の布団で寝てただなんて、高咲さんもそういうの好きなんじゃん」

侑「うん、寝るのは嫌いじゃないね」

音楽A「どういうのが好きなの?」

侑「どういうの?? 私はただ寝てるだけだけど・・・・・・」

音楽A「ふーん、ネコかぁ」

侑「猫?? 猫は好きだよ」

音楽A「そっか、参考になるよ」

侑「うん」


────
──
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
108 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 19:06:18.53 ID:cTergebz
〜3日目見学地・自由時間〜


歩夢「侑ちゃん、じゃあ回ろうか」

侑「あー、ちょっと待って・・・・・・ せつ菜ちゃんからLINE来ててさ」

歩夢「せつ菜ちゃんが? どうかしたの?」


菜々「──侑さん、お待たせしました」

侑「あ、来た来た」


副会長「こんにちは」 ニコッ

歩夢「せ・・・ 菜々さんと副会長??」


侑「明日の最終日は実質帰りの移動だけだから事実上の最終日は今日になんだよね」

菜々「ということで、最終日くらいご一緒しませんかと私が提案したんです」

歩夢「そ、そうだったんだ」


副会長「高咲さん! 一緒に行きませんか?」 ニコッ

侑「あ、うん。いいよ」


菜々「では、一通り見て回りましょう」

侑「うん」





副会長「高咲さん、あれが昨日のパンフレットに乗っていたものですよ?」

侑「そうだっけ? 私ちゃんと見なかったから忘れちゃった! あはは」 ポリポリ

副会長「まったく・・・・・・」 ハァッ

副会長「私は一通り頭に叩き込んで来てますから私がご案内しますね」

侑「悪いね・・・・・・ あはは」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
110 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 19:21:07.35 ID:cTergebz
歩夢「侑ちゃんと副会長さんって仲良かったっけ??」

菜々「ええ・・・ そうですね・・・・・・」 アハハ

歩夢「なんか珍しい組み合わせだね」

菜々「あはは・・・・・・」





侑「ここは??」

副会長「この岩ですが、一見ただの岩にしか見えませんが、有名な縁結びの御神体なんだそうです」

侑「へぇ〜! そうなんだ! この岩がね〜」

副会長「この御神体の前に2人で立って拝むと縁結びの御利益があるそうですよ?」 ニコッ

侑「すごいなぁ〜」


副会長「では、せっかく来ましたから私と一緒に拝みませんか?」

侑「あ、うん! いいよ」


歩夢「!?」

菜々「!?」


菜々「いやぁ〜 凄く勇壮な岩ですね〜! 拝むなら私もご一緒させてください!」 ニコニコ

歩夢「そうだね! 拝むならみんなで並んだ方がいいと思うし!」 ニコニコ


副会長「!?」

侑「え? 2人じゃないとダメなんじゃないの?」

副会長「そうですね。高咲さん! はやく手を合わせて!」 パンパンッ

侑「あ、うん」 パンパンッ


菜々「あっ!」


副会長「はい、二礼二拍手一礼しましたか?」 ニコッ

侑「うん」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
112 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 19:30:45.98 ID:cTergebz
菜々「ちょ、ちょっと待ってください!」


副会長「どうかしましたか? 会長」

菜々「ここに御賽銭を置くところがありますよ? こういうのはちゃんと御賽銭を出すところからやるべきではないでしょうか?」

副会長「うっ・・・・・・」

侑「あ、ホントだ! 御賽銭置くところあるね」


菜々「侑さん、5円玉どうぞ」 スッ

侑「あ、ありがとう」

菜々「では、二礼二拍手一礼を・・・・・・」 パンパン

侑「またやるの?」 パンパン


副会長「2回目は無効ですねこういうのは」

菜々「いえ・・・ そんなことはありません・・・・・・」


歩夢「侑ちゃん! じゃあ私も!」

侑「どうせだから歩夢もやろうか」

歩夢「うん!」


副会長(会長・・・ 話と違いますが・・・・・・) ヒソヒソ

菜々(い、いえ! ただ・・・ ご指摘しただけですよ・・・・・・) ヒソヒソ


侑「じゃあ次行く?」

副会長「はい、そうですね」 ニコッ


────
──
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
115 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 20:29:34.39 ID:cTergebz
菜々「さて、昼食の時間ですね」

歩夢「今日はお昼も各自で食べていいんだよね」

菜々「はい、そうです」


侑「何食べよっか?」

副会長「とはいえ、観光地内なので限られた中から選ぶことになると思いますけれど」

歩夢「虹学生もいるせいで何処も混んでそうだね」

菜々「まぁ、それは仕方ないでしょう」


副会長「高咲さんは何か食べたいものはありますか?」 ニコッ

侑「私は美味しいものであれば何でもいいよ」

副会長「そうですか・・・・・・」


侑「悩んでいても仕方ないし、あそこの食堂でいいんじゃないかな?」

菜々「そうですね、そうしましょう」


副会長「じゃ、高咲さん行きましょう」 ニコッ

侑「うん」


 テク テク テク・・・


菜々「あの! 副会長?」

副会長「会長、どうしました?」

菜々「そんなに侑さんに近づいて歩いてたら侑さんが歩きづらいのではないでしょうか」


副会長「そ、そうですかね・・・・・・」 ギクッ

侑「ん? 私は大丈夫だよ?」


副会長「それなら良かったです」 ニコッ

菜々「ええ!?」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
117 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 21:10:31.87 ID:cTergebz
────
──


〜食堂〜


 ワイワイガヤガヤ・・・・・・


店員「こちらのテーブル席へどうぞ」

菜々「ありがとうございます」 ペコッ


侑「よかった、待たずに座れるね」

歩夢「お客さんの7割が虹学生なんじゃない?」

副会長「まぁ、修学旅行ですからこうなりますよね・・・・・・」


菜々「どこ座ります?」

副会長「高咲さん、奥どうぞ」

侑「あ、うん」 スタッ


副会長「じゃあこのまま私が高咲さんのお隣失礼しますね」 スタッ

菜々「!?」

歩夢「!?」


侑「メニューはこれかな? 何食べようかなぁ〜」

副会長「私にも見せて頂けます?」 グイッ

侑「どうぞ」 スッ


侑「副会長は何食べるの?」

副会長「ん〜・・・ 悩みますね・・・・・・ 高咲さんと同じものでいいですよ」 ニコッ


菜々「メ、メニュー見るのにそんなくっつかなくても・・・・・・」

副会長「メニュー表の文字が結構小さいんですよ」

菜々「では、一人一人回して見れば良いのでは・・・・・・」


副会長(会長・・・ 私を応援してくれるのではなかったのですか・・・・・・) ヒソヒソ

菜々(も、もちろんですっ・・・・・・) ヒソヒソ

副会長(先程から真逆の事ばかりされていらように見受けられますけれど・・・・・・) ヒソヒソ

菜々(き、気のせいです・・・・・・) ヒソヒソ


歩夢「2人共? 決まった??」


菜々・副会長「!?」


副会長「で、では! 高咲さんと同じもので!」

菜々「わ、私もそうします!」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
118 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 21:22:22.28 ID:cTergebz




店員「お伺いします」

歩夢「唐揚げ定食4つでお願いします」

店員「かしこまりました」 ペコッ


侑「結局みんな私と同じにしたの?」

菜々「そうみたいですね・・・・・・」

歩夢「でも、バラバラよりはいいんじゃない?」

副会長「そうですね、お店側としても調理しやすいと思います」


菜々「私、唐揚げ好きなんですよね。侑さんはそういうところも加味して選んで下さったのですか?」


副会長「!?」


侑「いや、そうじゃなくて単純に唐揚げ食べたいなぁって思っただけだよ」

副会長「・・・・・・」 ホッ


副会長「そんな理由でメニュー選ぶ人なんていませんよね〜」 アハハ

菜々「うう・・・・・・」


歩夢「あ、お冷はセルフみたいだよ」

菜々「私、取ってきますね」 ガタッ

侑「私も手伝おうか?」

副会長「高咲さんは奥の席で身動き取りづらいでしょうから座っててください。 私が手伝ってきますので」 ガタッ

侑「あ、うん・・・ じゃあお願いしようかな」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
119 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 21:29:12.42 ID:cTergebz
────
──


副会長「会長、昨夜の就寝前、私が高咲さんの事が気になっていると打ち明けた時は応援してくれるとおっしゃったじゃないですか」

菜々「はい、もちろん応援しますよ・・・・・・」


副会長「しかし、午前中だけでも何度か意図的に妨害しようという意図を感じたのですが・・・・・・」 ジーッ

菜々「そ、そんなことありません・・・・・・」 アタフタ


副会長「もしかして、実は会長も高咲さんの事が好きで、私と高咲さんの恋が成就したら都合悪いからそんなことしてるのではないでしょうか・・・・・・」

菜々「ち、違います・・・・・・」


副会長「それならば、私と会長は恋敵ですからね」

菜々「そんなことはありませんので・・・・・・」


副会長「そうですか・・・・・・ ではお冷を運びましょう」

菜々「は、はい・・・・・・」


────
──
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
120 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 21:35:51.62 ID:cTergebz
音楽A「──あっ、高咲さんだ」


侑「あれ? A子ちゃん?」 クルッ

音楽B「高咲さん達もここに来てたんだ! 奇遇だね」

侑「そうだね」


音楽A「今夜は昨日出来なかった親睦会するから忘れないでね」

侑「うん」

音楽B「楽しみだね!」 ニコッ

音楽A「だね、高咲さん可愛いから・・・・・・」


音楽B「じゃ、またあとでね〜」

侑「うん、またね」 ニコッ





歩夢「クラスの子?」

侑「うん、そうだよ」


歩夢「親睦会って何?」

侑「ん〜、よく分からないけど音楽科の通例行事なのかなぁ」

歩夢「ふーん・・・・・・」


菜々「──お待たせしました」

侑「あ、ありがとう」 ニコッ


副会長「高咲さん、どうぞ」 ニコッ


 コトッ


侑「ありがとう、副会長」

副会長「どういたしまして」
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
123 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 22:11:12.32 ID:cTergebz
────
──


侑「ふぅ〜・・・ お腹いっぱいだね」

菜々「結構ボリュームありましたね」


副会長「さて、食後は13:30になったらバスに集合のようですね」

侑「まだ少し時間あるよ」


歩夢「あ、そうだ! 同好会のみんなにお土産買わなきゃ!」

侑「そうだったね! すっかり忘れてたよ」

菜々「では、お土産コーナーにいきましょうか」

副会長「会長、私達も生徒会メンバーへのお土産を購入しないといけませんね」

菜々「そうですね」


侑「よし、お会計済ませてお土産コーナーに行こう」

副会長「はい」


────
──
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
124 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 22:21:32.53 ID:cTergebz
〜お土産コーナー〜


歩夢「愛ちゃんに電話したら、みんなへのお土産は私達に任せるって」

侑「そっか、じゃあ選ぼう」

歩夢「お土産代は4人で割り勘ということで」

侑「了解」


侑「まぁ、地方の名産とかそういうのでいいんじゃないかな」

歩夢「あ、このお菓子美味しそう!」

侑「それでいいんじゃない?」

歩夢「うん、じゃあこれね」 スッ





副会長「生徒会メンバー向けはこんなところで良いでしょうか」

菜々「はい、そうですね」


副会長「・・・あっ」

侑「ん? 副会長?」


副会長「何見てたのですか?」

侑「あ、ああ・・・ キーホルダーだよ」 バッ


副会長「ん? 今何か隠しませんでしたか?」

侑「いや・・・ べつに・・・・・・」 アハハ


副会長(あ、日本刀タイプの龍のキーホルダーがありますね・・・・・・) ヒソヒソ

侑「うん、かっこいいね」


副会長「買うんですか?」

侑「一つだけ買おうかな・・・・・・」

副会長「じゃあ私も・・・・・・」


菜々「副会長、購入してきましたよ」

副会長「ありがとうございます、おいくらでしたか? 半分出しますので」

菜々「えーとですね・・・・・・」


歩夢「──侑ちゃん! こっちの荷物持つの手伝って!」

侑「あ、うん! ゴメン歩夢!」


菜々「あっ! 同好会の分の割り勘も払いますので!」


────
──
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
125 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 22:37:36.26 ID:cTergebz
菜々「さて、バスに戻りましょうか」

歩夢「うん、そうだね」


侑「じゃ、私のバスこっちだから・・・・・・」

副会長「あ、あの! 高咲さん!」


侑「ん? どうかした?」

副会長「あの、今日の夜・・・ よろしければお会いできませんか?」 モジモジ・・・


侑「うん、いいけど・・・ うちのクラスで親睦会するっていうから、その後とかその前でよければ大丈夫だと思うよ」

副会長「ありがとうございます」 ニコッ


侑「じゃ、夜にまた!」

副会長「LINEしますね」


菜々「・・・・・・」


────
──
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
126 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 22:47:08.75 ID:cTergebz
テス
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
127 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 23:01:03.41 ID:cTergebz
〜3日目・旅館〜


侑「ふぅ〜・・・ 熱くて気持ちいい温泉だったね・・・・・・」

音楽A「そうだね」

音楽B「とりあえず部屋戻ろうか」

侑「うん」


────
──


〜侑達の部屋〜


音楽A「今日もまた初日みたいに3人部屋だね」

音楽B「他の部屋の子達には悪いけど、3人で親睦会しようか」

音楽A「そうだね!」

侑「え? それでいいの? クラスの親睦会なんじゃ・・・・・・」


音楽A「だって、人多かったら楽しめないじゃん」

音楽B「そうだよ」

侑「そういうもんなんだ・・・・・・」


 コンコンッ


侑「はーい!」


 ガチャッ


音楽C「高咲さんと親睦深めるんでしょ? こっちの部屋広いからこっちにしようよ」

音楽A「げっ・・・」

音楽B「まじ??」

音楽D「まさか、高咲さんを独占するつもりだったんじゃないよね??」


侑「ど、どうしたの??」 オロオロ


 ギャーギャー プンプン

 ギャーギャー プンプン


侑「ちょっと〜・・・ 喧嘩しないでよ・・・・・・」

侑「って、聞こえてないし・・・・・・」


 〜♬


侑「ん? LINEだ・・・・・・ 副会長かな?」


侑「・・・・・・・・・・・・」


侑「みなさーん・・・ 喧嘩してるなら私は友達のところ行ってくるね〜・・・・・・」


 バタンッ


 ギャーギャー プンプン

 ギャーギャー プンプン
侑「来週からの修学旅行、楽しみだなぁ」
132 :名無しで叶える物語(さくらんぼ)[sage]:2021/09/14(火) 23:11:52.42 ID:cTergebz
音楽A「もう! 高咲さんとするのは私! みんなは諦めていつも通りしてたらいいじゃん!」 プンプン

音楽C「そんなの勝手決めて納得するわけないでしょ! 高咲さんを最初に目を付けてたの私なんだから!」 プンプン

音楽B「そんなの誰でも主張できるよ!」 プンプン


 ガチャッ


先生「随分騒がしいね、君たち・・・・・・」

音楽科一同「!?」 ビクッ


先生「全員、先生の部屋に来なさい・・・・・・ キッチリ反省してもらいます・・・・・・」

音楽科一同「・・・・・・」


────
──


侑「あれ〜、ここかな・・・・・・」

侑「あ、いた!」


侑「おまたせ〜!」


菜々「すみません、お呼び立てして・・・・・・」

侑「副会長からかと思ったら菜々ちゃんだったからびっくりしたよ!」

菜々「すみません、ご迷惑でしたか?」


侑「いや、そんなことないけど副会長は?」

菜々「副会長は修学旅行の実行委員になっているので反省会に行ってます」

侑「そうだったんだ」


侑「あ、そうだ・・・・・・ これ、今日のお土産コーナーで買ったんだけど、キーホルダー遅くなってゴメン」 スッ

菜々「わざわざ買ってくれたのですか!」

侑「うん」


菜々「ありがとうございます・・・・・・」 ウルッ


侑「で、用事は何かな?」


菜々「あの・・・・・・ その・・・・・・」

侑「んん?」


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