- 海未「紙芝居屋さんです」３
185 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:09:17.30 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ「あ……あんなの……大樹の何十倍あるのよっ……」
希「……はは……こっ……この世の終わりみたいな光景や……っ」
絵里「ッッッ」
絵里「──行きなさいっ！！！」
あんじゅ「はっ！？」
希「！！？」
ケェエエェエエエエエェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ！！！！！！！！！
ﾊﾞﾌｫﾝｯ!!!
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186 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:10:17.61 ID:qXrQ5M9Y - ﾊﾞﾌｫﾝｯ!!!
あんじゅ「なっ、何考えてんのよアンタッ！！？」
希「えりちっ！！！」
絵里「〜ッッッ」
ケェエエェエエエエエェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッ！！！！！！！！！
ﾎﾞｼﾞｭｳｳｩｩｩｩｩｩｯｯｯ!!!!!!!
グェエエエェエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェッッッ
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187 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:11:26.05 ID:qXrQ5M9Y - 絵里「くっ！！」
あんじゅ『言わんこっちゃないっ！！！」』ﾋﾞｭｫｵｵｵｵｯ!!!
希『疾霜大寒把っ！！』ﾋﾞｭｫｵｵｵｵｯ!!!
ｼﾞｭﾜｱｧｧｧｧ……ｯ
あんじゅ「くそっ！！この熱じゃあ届きっこないわっ！！」
希「えりちっ！！トリやんをコッチに戻してっ！！」
絵里「うっ、うぅぅぅっ！！」ｸﾞｸﾞｯ
希「えりちぃっ！！！」
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188 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:13:28.41 ID:qXrQ5M9Y - エエェエエエエェエエエエエェェェェェェェェェェッ…………
あんじゅ「やっ、ヤバいわよっ！！？使者が居なくなったらっ……っ！！」
希「えりちっ！！何やっとんっ！！？」
絵里「くっ……そぉおおぉおおおおおっっっ！！！！！！」
ﾌｯ──
あんじゅ「！？」
希「えっ！？」
絵里「ッ」
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189 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:28:50.59 ID:qXrQ5M9Y - キュォオオォオオォォォォォンッ
あんじゅ「たっ……助かった……っ？」
希「……トリやんもギリギリのとこやったね。」
絵里「……」
あんじゅ「──アンタっ！！一体何やってんのよっ！！？」
絵里「っ」
あんじゅ「そんなに死にたかったわけ！？私らごと！？」
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190 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:29:33.90 ID:qXrQ5M9Y - 絵里「……ごめんなさい。」
あんじゅ「私はワケを聞いてるのよっ！！」
希「あんじゅ。」
あんじゅ「！」
希「その話は一旦置いとこう」
あんじゅ「はぁ！？なんでよ！」
希「……長が倒れとる。」
あんじゅ「──ッ！！？」
絵里「……」
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191 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:30:15.21 ID:qXrQ5M9Y - 辺境の長に呼び出され、
禁忌の技、原生呪禁術の威力を目の当たりにした
魔女の絵里、希、あんじゅの三人。
その途方も無い炎の坩堝は、
絵里の上級術など簡単に退けてしまう程に
凶悪な力を示したのでした。
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192 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:39:03.91 ID:qXrQ5M9Y - ｼｭﾝｯ!
あんじゅ「長っ！」ﾊﾞｯ
希「大丈夫！？」ﾊﾞｯ
真姫ママ「〜っ」
あんじゅ「……あぁ、良かった。怪我とかは無いようね。」
希「単純に力の使い過ぎだよ」
真姫ママ「……あ、あらっ、コレでもすっごくセーブしたんだけどね……っ」
絵里「……」
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193 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:40:36.22 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ「〜っ」
あんじゅ「こんなになるんなら使うんじゃないわよっ！！」
真姫ママ「……ふふっ、だめよ、こればっかりは……ちゃんと見せないとっ」
希「もうええって。喋ったらだめ」
真姫ママ「……ふ、ふふっ。ありがとうね」ﾖﾛｯ
あんじゅ「ッッッ」
あんじゅ「待ってて！今治すから！」ﾊﾞｯ
絵里「──ッ！」
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194 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:56:14.31 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ『Может работать。』ﾊﾟｧｱｱｱｯ
『聖天術・いたいのいたいの飛んでゆけ』
ﾎﾟﾜﾜｧ~
真姫ママ「あ、アナタっ、聖天術なんて……」
あんじゅ「……まぁ、使えるんだからそりゃ使うわよ」
希「困ってる人が居るんだったら特にね？」
真姫ママ「ふふふっ。……それも良いのかもね。」
絵里「……っ」ｷﾞﾘｯ
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195 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:56:51.89 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ「ど、どう？まだ立てそうにない？」
真姫ママ「……」ｸﾞｯｸﾞｯ
真姫ママ「……うん、もう大丈夫。」
あんじゅ「っ」ﾎｯ
希「いやぁ〜、良かった良かった。」
あんじゅ「てゆーか！なんで直ぐに引っ込めなかったのよ！？」
真姫ママ「へ？」
あんじゅ「使者よっ！使者っ！！危うく私らまで燃えそうになったのよ！？」
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- 海未「紙芝居屋さんです」３
196 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:57:54.40 ID:qXrQ5M9Y - 真姫ママ「おかしいわね？絵里ちゃんの使者が居れば、あのくらいなら耐えられると思ったんだけど、」
絵里「……」
あんじゅ「……ふんっ、」
希「まぁまぁ、きっと長はあの使者の力と、その全容を知って欲しかったんだと思うよ？」
真姫ママ「あら〜、希ちゃんは偉いわねぇ」
希「お？ハグ？ハグしてくれるん？」
真姫ママ「やんないわよぉ〜」
絵里「……」
|
- 海未「紙芝居屋さんです」３
197 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 00:59:47.55 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ「……はぁ、」
あんじゅ「まぁいいわ。一応コレで終わりなんでしょ？」
真姫ママ「いいえ。まだもう一つあるのよ」
絵里「！」
あんじゅ「え"っ」
希「ま、まだあるん！？」
真姫ママ「えぇ。実は、こっちの方が本題なんだけどね」
真姫ママ「あ、でも大丈夫よ？コレは唱えたりしないから」
|
- 海未「紙芝居屋さんです」３
198 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:01:06.96 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ「……はあぁぁぁ、」
希「良かったぁ、アレよりヤバいのなんてシャレにもならんわ」
真姫ママ「ヤバさで言ったら、今のですら比較にならないけどね。」
あんじゅ「──ッ！！？」
絵里「！？」
希「……はは、うっ、うそやろ？」
真姫ママ「……」
真姫ママ「呪禁術はね、原生も含めて力を供給する為の術者をどうにかすれば、全て中断する事が可能なの。それは分かるわね？
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199 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:02:10.93 ID:qXrQ5M9Y - あんじゅ「う、うん。」
希「そうやね。」
絵里「……」
真姫ママ「……でも、この術だけは違う。」
真姫ママ「一度発動したら最後、術本来の役目を果たすまで、ソレは作動し続けるわ」
真姫ママ「そして、コレを使えさえすれば、この星に住んでる全ての生き物だけを消す事が可能よ」
あんじゅ「〜ッッッ」
希「な、なんやそれ……っ」
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200 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:10:09.18 ID:qXrQ5M9Y - 真姫ママ「今から、その文言の一部分だけを教えるわ。」
真姫ママ「でも、文言の全ては教えない。と言うより、教えられない。」
絵里「えっ、ど、どうしてっ、」
真姫ママ「それはね、私と天使長で半分にして、それぞれで管理しているからよ」
絵里「……つまり、聖文と呪文が合わさった術って事なんですね。」
あんじゅ「……」
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201 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:12:49.95 ID:qXrQ5M9Y - 真姫ママ「その通り。聖文と呪文、そして、中立者が持つ"最初の人の骨"を揃えて、初めてこの術は発動する。」
希「ほ、ほね？」
真姫ママ「……呪禁術でも聖天術でもない、コレは、」
真姫ママ「"甦生術(ｺｳｾｲｼﾞｭﾂ)"」
あんじゅ「こうせい……じゅつ。」
絵里「……」
真姫ママ「そして、この術の名前は──」
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- 海未「紙芝居屋さんです」３
202 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:13:40.81 ID:qXrQ5M9Y - /cVσ_VσV すみません。
今日はここまでとさせて頂きます
明日の夜にまた更新しますので、
お付き合い頂ければ幸いです。
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- リ ･᷅ - ･᷄ )がおー！
19 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:18:17.88 ID:qXrQ5M9Y - /cVσ_VσV ……。
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- 穂乃果「動作不良」
31 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 01:46:33.59 ID:qXrQ5M9Y - 最新のpcでxpを起動する様な感じかもしれません
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- 愛 「かすみんのライブにテレビが！？」
48 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 13:57:15.96 ID:qXrQ5M9Y - エマファミリーの時間差攻撃が良いですね
とても楽しかったです。
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
1 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[]：2021/01/11(月) 15:31:43.38 ID:qXrQ5M9Y - コチラの続きになります。
「西木野ハートで真っ宮殿」
https://itest.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1520425616/
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
2 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:32:52.18 ID:qXrQ5M9Y - 希「……」
凛「……」
海未「……っ」
希「……」
凛「……」
海未「〜ッ」
海未「あ、あのっ」
海未「今回の歌詞は……如何でしょう？」
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
3 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:33:19.97 ID:qXrQ5M9Y - 希「うん。ウチは好きだよ？」
凛「にゃふ〜ん」
海未「えっ！？」
海未「も、もし宜しければっ、メロディも出来上がってますので、そちらも……」
希「聴かせてくれる？」
海未「は、はいぃぃっ！！喜んでぇ！！」
凛(うわぁ)
pi!
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
5 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:34:32.44 ID:qXrQ5M9Y - ［あ〜の〜ね〜♪］
［ホニャララララが違うかも〜♪］
希「……」
［独りきりでホニャララララ〜♪］
凛「……」
［悲しく〜な〜る〜のつ〜m］pi!
海未「！？」
凛「園田ってさぁ」
海未(えっ)
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
6 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:36:04.82 ID:qXrQ5M9Y - 凛「昭和育ちなの？」
海未「は？」
希「い、いや……歌詞は良いんだけどね？」
凛「やっぱさ、作曲は成金娘に任s──」
海未「メロディがっ！メロディが駄目なのですね！？」
希「ダメって言うか、そのぉ……」
凛「４０年前なら受けたk」海未「星空」ｻﾞｯ
凛「最先端にゃ」
希「……」
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
7 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:37:32.74 ID:qXrQ5M9Y - …
………
………………
「ヘーックショイ！」
真姫「……あぁ。おじさんみたいなクシャミしちゃったわ。」
真姫「それになんだか、さっきから変な悪寒がする様な……」
真姫「……」
真姫「……いや、今日は大丈夫のはずよ。」
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
8 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:38:55.44 ID:qXrQ5M9Y - 真姫「あの三バカは音楽室に封じ込めて来たし、仮に出たとしても、エリーと穂乃果が迎撃してくれる手筈だもの」
真姫「てゆーか、今日こそ新曲を作らないと、延々にあの三人から押し付けられるハメになるわ」
真姫「……大体、リリホワのユニット曲で良いじゃないのよ。なんで全体曲にしたがるのかしら」
真姫「……」
真姫「うん。とっとと帰りましょう。」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
9 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:39:59.60 ID:qXrQ5M9Y - 「照らすんだ〜♪do you know〜♪」
真姫「！！？」
「ステキを！」
「輝いて〜♪Can I do〜♪」
真姫「う、うそっ！？」
「見つけて！」
「ホント・の・奇跡だぁ〜y」
真姫「くっ！」ﾀﾞｯ
希『あ・の・ね！』ｽﾞﾀﾀｯ
凛『が・ん・ば！』ｽﾞﾀﾀｯ
海未『れ・っ！！』ﾄﾞﾝｯ!
真姫「……ﾌ○ｯｸ。」
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
10 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:41:06.75 ID:qXrQ5M9Y - 海未「真姫っ！！」
真姫「……ハイ。」
海未「悲しくなっていませんか！？」
真姫「ハイ。今日もバカ三人組につかまって悲しいデス」
凛「サメ軟骨って大して効かないにゃ〜」
希「まだ効くような歳でもないんやない？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
11 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:45:55.88 ID:qXrQ5M9Y - 海未「……真姫。」
真姫「ハイ」
海未「頑張り方、間違ってませんか？」
真姫「ハイ」
海未「Q2のQはコエンザイムでは有りませんよ？」
真姫「ソウデスネ」
凛「サメ軟骨ってﾓｺﾞｯ」
希「サメの話はそこまで〜」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
12 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:46:27.98 ID:qXrQ5M9Y - 海未「真姫はいつも、一人で頑張り過ぎている気がします」
真姫「ソウデスネ」
海未「はい。その死んだ魚の様な目が、何よりの証拠です」
真姫「ソウデスネ」
海未「……凛、希。」
凛「モゴモゴッ」
希「ん？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
13 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:47:34.83 ID:qXrQ5M9Y - 海未「無理は無理と、真姫に認めさせます」
凛「モガッ」
希「了解」
真姫「モウカエッテモイイデスカ？」
海未「──それ！」ﾊﾞｯ
真姫「！？」
希「頑張り方が違うかも〜♪」ﾊﾞｯ
真姫「うわぁ！？」
凛「独りきりで悩まないで〜♪」ﾊﾞｯ
真姫「ちょ、ちょっと！？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
14 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:48:08.42 ID:qXrQ5M9Y - 海未「悲しく〜な〜る〜の、つ〜ま〜らな〜い♪」ｶﾞｼｯ
真姫「は、離しt」
『それ！』ｸﾞｲｯ
凛「わっしょい！」ｿｲﾔｯ
希「わっしょい！」ｿｲﾔｯ
海未「わっしょいしょい！」ｿｲﾔｯｻ
真姫「お、下ろしなさいよ！このバカァアアアアッ！！！」
………………
………
…
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
15 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:52:03.04 ID:qXrQ5M9Y - 海未「着きました」
真姫「……」
凛「伝説の豪邸にゃ」
希「こんな……っ、ビバリーヒルズに建ってそうな家、日本で建てるとか……」
希「もしかして真姫ちゃん、なにか悪いことしたん？」
真姫「東條さん。帰って下さい。」
希「えぇ、ウチだけ〜？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
16 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:53:03.64 ID:qXrQ5M9Y - 真姫「……そこの二人も連れて帰って下さい」
海未「ですから、オバＱのQはクインテットではないとあれほど」
真姫「だからなんの話をしてんのよっ！！」
ｶﾞﾁｬｯ
「あら、お帰りなさい」
真姫「ちょっ！？」
真姫ママ「あらまぁ、貴方達は……」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
17 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:55:52.21 ID:qXrQ5M9Y - 海未「ご無沙汰しております」
希「真姫ちゃんの眷属です」
凛「ただいま！ママ」
真姫ママ「はい、お帰り♪」
真姫「ああぁあああぁもうっ！！！」
ガシッ
凛「いひゃいひゃ！」
真姫「なんで！アンタが！ママとか！呼んでんのよぉ！？」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
18 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:56:39.25 ID:qXrQ5M9Y - 凛「ふぁっへ、わわらうぉう」
真姫「はぁ！？」
真姫ママ「もう、ダメよ？真姫ちゃん」
真姫「ママも何か言ってよ！」
真姫ママ「……分かったわ。」
凛「ふぁふへへぇ〜」
真姫ママ「凛ちゃん？」
凛「ふぁい？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
19 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:57:13.42 ID:qXrQ5M9Y - ｷﾞｭｯ
真姫ママ「お帰り♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
凛「にゃ♪」ｷﾞｭ
真姫「〜っ」
真姫「──こうしてやるんだからっ！！」ﾊﾞｯ
カンッ
「！？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
20 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 15:58:21.30 ID:qXrQ5M9Y - せんべい缶「……」
真姫「あっはっはっは！いい気味だわ！」
真姫「頭からせんべい缶なんて被っちゃって、まるで遭難教師スタイルね！」
せんべい缶「うっ、うぅっ」
真姫「え？」
せんべい缶「うにゃ……っ」
真姫「あ、ちょっと……」
ｽｯ
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
21 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:00:02.12 ID:qXrQ5M9Y - 海未「缶。泣かないで下さい」ｺﾞｼｺﾞｼ
真姫「えっ、」
希「缶ちゃん。」ｺﾞｼｺﾞｼ
真姫ママ「大丈夫？缶ちゃん」ｷｭｯｷｭｯ
新・せんべい缶「……にゃおん、」
真姫「……」
海未「それに、泣かずとももう大丈夫ですよ？……だってほら、」
海未「もう家の中ですから。」
真姫「え"っ」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
22 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:01:25.62 ID:qXrQ5M9Y - 『ハイッ！』
海未『あ・の・ね！』ｽﾞﾀﾀｯ
希『お・邪・魔！』ｽﾞﾀﾀｯ
せんべい缶『です！』ﾄﾞﾝｯ
真姫ママ「は〜い♪」
真姫「〜っっっ」
真姫「いい！？私は一旦部屋に行くけど、絶対変な事するんじゃないわよ！？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
23 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:02:16.64 ID:qXrQ5M9Y - 海未「了解です」
せんべい缶「にゃ！」
希「は〜い」
真姫「……ふんっ！」
ﾊﾞﾀﾝｯ!
海未「……」
希「……」
せんべい缶「……」
真姫ママ「あらあら、」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
24 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:03:20.84 ID:qXrQ5M9Y - 海未「……なぜ、真姫はあんなにプンプンしてるのでしょうか？」
希「お月さまとちゃう？」
真姫ママ「そうだったかしら？」
海未「？」
せんべい缶「やっぱさ、海未ちゃんの歌が古臭いからj」海未「星空」ｻﾞｯ
せんべい缶「ロリエッ！」
希「……」
真姫ママ「飲み物持ってくる〜♪」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
25 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:04:12.60 ID:qXrQ5M9Y - 真姫「ハァ……きっとまた変な話して、無駄な時間を過ごす事になるんだわ。」
真姫「それに、なんでママもあんなに乗り気なのよ……」
真姫「てゆーかっ！エリーと穂乃果は何やってんのよっ！？」
真姫「お助けLINEも送ったのに、あの二人全っ然返してくれないし！」
真姫「……はぁ、」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
26 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:16:03.99 ID:qXrQ5M9Y - ＿＿＿
＿
真姫ママ「お待たせ〜♪」
真姫ママ「みんな、コーヒーで良かったかしら？」
せんべい缶「カッフィーだにゃー♪」
希「コーヒー大好きで〜す♪」
真姫「大人しくしてたでしょうね？」
海未「人様のお家で変な事などしませんよ」
真姫(どの口が……っ！)
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
27 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:18:30.98 ID:qXrQ5M9Y - 真姫ママ「はい、お茶請けのチョコよ？」
せんべい缶「わーい♪」
真姫(ん？アレって……)
希「このチョコ、なんかお高そうですね？」
真姫ママ「そうなの。美味しいわよ？」
海未「この、白と黒が織りなす網目模様。嘸かし高級品なのでしょうね」
真姫ママ「うふふ♪」
真姫(ママ、ホントは怒ってるのかしら？)
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
28 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:19:19.33 ID:qXrQ5M9Y - せんべい缶「美味しいにゃ〜」
希「そうやんねぇ」
海未「えぇ。税込み224円の味がします」
真姫「……」
真姫「で、今日は何の用なわけ？」
せんべい缶「うまうま」
真姫「……まさか、また曲がどーのこーの言うつもりじゃないでしょうね？」ｶﾝｯ
せんべい缶「うにゃ！？」
|
- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
29 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:20:51.23 ID:qXrQ5M9Y - 海未「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
真姫「てゆーか！新曲出来るたびウチに乗り込んで来るのやめなさいよっ！」ｶﾝｶﾝｯ
せんべい缶「！？！？」
真姫「何とか言いなさい！この缶娘！」ｶﾞﾝｯ
「ん待っへくがはいっ！！」
真姫「！」
海未「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
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- 「あ・の・ね・に・し・き・の w」
30 ：名無しで叶える物語(浮動国境)[sage]：2021/01/11(月) 16:22:01.82 ID:qXrQ5M9Y - 真姫「な、なによ……」
海未「真ひ」ｺﾞｸﾝｯ
真姫「？」
海未「LINEです」
真姫「はぁ？一体なんの話──」
ﾎﾟﾖﾝ
真姫「え？」
海未「……」
真姫(も、もしかして……誰か見てくれた？)
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