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名無しで叶える物語(はんぺん)
船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目

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船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
638 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 00:46:07.60 ID:0RBl2V/4
絵里に頼めばオナ禁編楽勝だった説
でもたしか三童貞の精は吸いたくないんだっけか
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642 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 02:10:44.55 ID:0RBl2V/4
フレッシュ野菜な果南ちゃん……ワカメかな?


>>639
絵里は25%人魚(精力吸収、時々肌に鱗)
果南はほぼセイレーン(歌バブ、超回復、水の中でも息ができるの〜♪)

かすみんは九割型普通の人間
歌で病人をほんの僅かに回復させたり、
三童貞のみビンビンにできる程度の能力

っていうイメージ
75%人間なのに結構妖力を扱えてるエリチはやっぱり器用キャラだよね
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645 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:22:11.43 ID:0RBl2V/4
 
  ラブライブ!サンドウテイ!!

  船上のピアニスト・桜内乗船編
   〜流れ出すプレリュード〜


>>554の続き(数日後の話)からまいります。




  ヒュ〜……

梨子「んー! 良い風」ノビー

曜「少しは船に慣れた?」

梨子「うん。船に乗るのは小さな頃から慣れっこだし、大丈夫だよ」

曜「アハハ。それもそっか!」


そう。
海で生活すること自体には何の不安もない。

父が率いていた楽団の仕事は、単に演奏するだけではなくオトノキの代表として他国を周る──謂わば使節団としての側面も秘めている。

船で過ごし数日陸に上がれない日々は、私にとって幼少期からの日常だった。
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646 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:22:54.85 ID:0RBl2V/4
船上での生活には充分慣れているはずなのに、それでも演奏は強張ってしまうわけで。
やはり精神的な問題は、そう簡単に解決できるものではないようだ。


かすみ「……………」🔭

かすみ「んぅ?」🔭

かすみ「遠くてよく分かんないんですけど、5時の方向に船影っぽいのが見えま〜す」🔭

曜「……うーん」


曜「善子ちゃん。念の為確認してもらえる?」

善子「なんでよ。遠くに船がいるくらい別に気にすることないじゃない」

曜「いいからいいから。今は梨子ちゃんも居ることだし、用心するに越したことないでしょ。ね?」

善子「はいはい」
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647 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:24:18.35 ID:0RBl2V/4
善子「………………」スゥー…

善子「──Squamae remittit oculōs…」



梨子「?」

海未「通称ヨハネアイ。彼女の十八番、遠視及び透視の魔法ですよ」

梨子「へぇ。魔法ってそんな便利なことまで出来ちゃうんですね」

海未「普段はふざけた言動の目立つエセ堕天使ですが、こう見えてとても優秀な魔導士ですから」

善子「誰がエセ堕天使よ!?」

梨子「ふふっ」


曜「で、どうだった?」

善子「……ビンゴ。貴女の悪い予感が的中みたい」

かすみ「あれま」

海未「賊ですか?」

曜「えっ」

善子「ええ。どう見ても海賊船ね」

梨子「!!」ビク!
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648 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:25:22.59 ID:0RBl2V/4
海賊船。

そのワードを耳にするだけで、心臓が跳ね上がる。
嫌な記憶が鮮明に蘇る。


梨子「……ッ」ブルリ

曜「…………」ギュ!

梨子「はわわっ///」

曜「大丈夫だよ。私達がついてるから心配しないで?」ニコッ!

梨子「う、うん」ドキドキ

かすみ「……むぅ」ジトー…



善子「この距離なら余裕で逃げ切れそうだけど、どーする?」

海未「無論戦闘一択です。幸いオトノキも近いことですし、チャチャっと縛り上げて絵里に引き渡しましょう」

善子「そりゃそうよね。曜、頼んだわよ」

曜「んー……悪けど私はパス」

善子「ハァ!?」

海未「客人を危険に晒したくない気持ちは分かりますが、見て見ぬ振りが得策とは思えません」
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649 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:26:42.57 ID:0RBl2V/4
海未「ここで海賊船を見逃せば、私達の代わりに他の船が危険な目にあうだけのことです」

曜「分かってる。だから戦うなとは言わないよ。でも……普段通りの戦闘は許可できないかな」

梨子「普段?」

かすみ「善子さんが船とかすみんを守ってくれて、曜さんと海未さんが敵を一掃する。それがいつもの王道パターンなんです」


曜「今回は私が船を守る。というか船ごと逃げる」

曜「だから少し酷かもしれないけど……善子ちゃん善子ちゃん」チョイチョイ

善子「うん?」

曜「────」ヒソヒソ…ヒソヒソ……

善子「ハァ……まったく。堕天使づかいの荒いキャプテンね」


善子「Ostende mihi quaesō mihi caelum sīdereum. Pelagus──」

  ピキピキ……ピキッ……



おもむろに善子ちゃんが呪文を唱える。
すると海面の一部が徐々に固まり始め、次第に氷の一本道が出来上がった。
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650 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:28:07.27 ID:0RBl2V/4
かすみ「す、すごい! 海が凍っちゃいました!!」

海未「海未は私ですが」

善子「冗談言ってる暇はないわよ。この魔法、そう長くは保たないから」

海未「む」

善子「火とか水とか風とか……所謂『五大元素』を操るのは得意だけど、普通の水と違って海の使役は難しいの」

海未「それはすみませんね。では早速行くとしましょう!」ダダダッ!!

善子「ちょっ!? 術者を置いてくんじゃないわよ!!」スタッ! タタタッ!!


梨子「……海の上を走って行っちゃった」アゼン…

かすみ「あの2人のスペック、よくよく考えると異常ですよね〜。もう慣れちゃいましたけど」

梨子「凄い人達ってことは知ってたつもりだけど、想像以上だよ……」
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651 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:29:15.35 ID:0RBl2V/4
曜「海未ちゃんの強さは人間離れしてるし、善子ちゃんの汎用性はこの船ナンバーワンだからね」

曜「2人共自慢のクルーであります!」

かすみ「かすみんのことも自慢して下さいよぉ」プクー

曜「あはは。かすみちゃんはどこに出しても恥ずかしくないヨーソロー号自慢のアイドルだよ」ヨシヨシ

かすみ「なんか褒め方雑じゃありません?」



曜「さて、迂回して先に進もっか。オトノキに向かって、全速前進ヨーソロー!!」

かすみ「ヨーソロー!!」

梨子「えっ、あの、善子ちゃん達を置いてっちゃって良いの?」

曜「大丈夫大丈夫。港も近いしオトノキで合流する算段だから」

かすみ「小さな海賊船相手に遅れを取るような2人じゃありませんしね」

曜「うんうん」
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652 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:30:37.20 ID:0RBl2V/4
──少し、違和感を覚える。

いくら信頼しているとはいえ、いつもの彼女なら仲間を置いて先へ進む選択はしないだろう。
血生臭い戦闘を私に見せたくないという配慮……なのかな?

それはとてもありがたいことだけれど、不思議な点がもう1つ。


梨子「ねえ。遠くに船が見えたからって、どうしてそれを危険視できたの?」

梨子「オトノキに近いってことは比較的治安の良い場所だろうし……海賊の可能性は低かったんじゃないかな」

曜「別に海賊船だなんて思ってなかったよ?」

梨子「えっ。じゃあ本当に念の為、魔法を使ってもらっただけ?」

曜「ここはね、凄く魚の捕れやすい海域なんだ」

曜「反面、航路としてはあんまり人気がない。どの港へ向かうにしても少し遠回りになっちゃうコースだから」
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653 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:32:18.32 ID:0RBl2V/4
船上でピアノを弾きやすい様に、多少遠回りでも波の穏やかな道のりを選んでくれていたらしい。

私は正式なお客様ではなく、ただお邪魔しているだけの立場なのに……どこまで気を回しているんだか。
曜ちゃんは少し、昔から周囲に気を使いすぎだと思う。


曜「つまり私達みたいに正式な船が、理由もなくこの辺を通る可能性は低い」

曜「それに今はこの海域で漁が禁止の期間。そんな時に船が見えたとなると……」

梨子「密漁?」

曜「うん。私が疑ってたのはソレ。まさか海賊だなんて思ってなかったし」

かすみ「ほぇぇ……色んな情報から船を怪しく思えただけでも凄いですよ。流石我らが船長です!」

曜「えへへ。船のことなら曜ちゃんにお任せあれ!!」ビシッ!!


曜「いや〜それにしても攻撃される前に気付けて良かったよ。かすみちゃん、見張りありがとね」

かすみ「エッヘン! 可愛さも運の良さもかすみんはピカイチですから」ドヤ!
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654 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:33:46.61 ID:0RBl2V/4
曜ちゃん曰く、
「自分には海未ちゃんみたいに一騎当千の力はない」
「善子ちゃんみたいに派手な範囲攻撃や、便利な魔法を使えるわけでもない」
とのこと。

それは謙遜ではなく事実なのかもしれない。
しかし彼女には彼女の強みがある。
私の目から見て、この船の要は間違いなく曜ちゃんだ。


梨子「……やっぱり船長って凄いな」

曜「そうかな? 船長務めてほんの数年、まだまだ駆け出しだよ」

梨子「そんなことないよ。本当に凄いって、そう思う」


特技は体感天気予報。
天気や波を巧みに読み、船長兼航海士の役割まで果たしている。

そして何より凄いのは、持ち前の行動力と社交性。
この船が時折国家案件すら任されているのは、船長の人柄と人脈があってこそだろう。
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655 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:35:32.62 ID:0RBl2V/4
梨子「ほら。楽団を復活させるってことは、いずれ自分でチームをまとめなきゃならないわけでしょう?」

梨子「でもこれまでは父の下で、目上の人に囲まれて演奏を続けてきたから……人の上に立つのは苦手で」

梨子「だから同い年の曜ちゃんが立派にキャプテンしてるところを見てると、色々勉強になるの」

曜「え〜? 海未ちゃんの方がきちんとしてるし、私あんまりリーダーっぽくないと思うけど」

梨子「んー、、、たまに抜けてるところがあるのは否定できないかもね?」

曜「ぐぬぬ〜」プクー

梨子「あはは」クスクス


梨子「あーあ。楽団再編成なんて口にしてはみたものの、やっぱり遠い夢だわ」

曜「いずれ立派な楽団長になれるよ! だって私より梨子ちゃんの方がしっかり者だもん!」

梨子「ふふ、ありがと」
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656 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:36:42.98 ID:0RBl2V/4
 
   〜オトノキ港〜


曜「とうちゃーく!」

絵里「お待ちしておりました」スッ…

曜「どうしたの? 急に改まっちゃって」

かすみ「らしくないですねぇ」

絵里「私は国へ使える身。王家直属のご令嬢をお迎えにあがるのは当然のことです」

梨子「そんなっ。私のことは気にしないで下さい」アセアセ

梨子「ほんの数日滞在するだけで、すぐヌマヅへ戻りますから」

絵里「……そうでしたか」フゥ…

曜「???」
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657 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:38:12.33 ID:0RBl2V/4
絵里「ちょっと」グイッ!

曜「え、なになに?!」

絵里「宮廷音楽家っていうのは、そこらの貴族やお偉いさんとは訳が違うの。国の使者も兼ねた特別な存在なのよ?」ヒソヒソ

絵里「小原嬢と親しくしている件といい、あなたのコネクションは一体どうなっているのかしら」

曜「いやぁその、梨子ちゃんはただの友達というか何というか……」

絵里「それに今は桜内家の当主も音楽団も失い、その地位すら危うい状況。彼女は極めて難しい立場なの」

絵里「一切里帰りさせるなとは言わないけれど、他国で平穏に暮らせているならそれが一番」

絵里「無闇にオトノキを連れ回すのは控えることね」


曜(……なるほど。問題は梨子ちゃんのメンタル面だけじゃなくて、お家周りのゴタゴタもあるのか)

曜(そりゃあ楽団再編成が遠い夢って言うわけだ)
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658 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:39:23.68 ID:0RBl2V/4
  ドタバタ! ドタバタ!!

にこ「緊急事態発生! 緊急事態発生!!」

絵里「……こんな時にどうしたの?」

にこ「港に接近しつつある怪しげな船を発見! あの見た目、間違いなく海賊船よ!!」

絵里「迎え撃つわよ。砲撃部隊を配置させなさい」

にこ「任せときなさい! 海賊如きイチコロよ!!」


かすみ(元海賊がよくそんなセリフ吐けますねぇ)



梨子「…………」

曜「最近は比較的平和な世の中になってきたと思ってたのに。まだまだ物騒だな〜」

かすみ「ほんとですよぉ。1日で2度も海賊船と遭遇するなんて」

絵里「ほらほら。呑気にしてないで早く避難して頂戴」

曜「はーい」
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659 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:40:11.08 ID:0RBl2V/4
絵里「かすみ、後でまたお茶でもしましょ。それじゃあ一仕事行ってくるわね」

かすみ「楽しみに待ってますね。では、お気をつけて!」



梨子「……えっと」

かすみ「絵里さんいっつも忙しそうですよね〜」

曜「いかにもキャリアウーマンって感じだもん。きっと皆に頼られちゃうんだよ」

梨子「あのー……」

かすみ「曜さんがそれを言いますか」

曜「ん? どういう意味?」

梨子「ちょっと2人とも!」

曜「わっ! どうしたの!?」

梨子「善子ちゃん達とはここで合流する予定なんだよね?」

曜「うん。そうだよ」

かすみ「待ってればその内来るんじゃないですか?」
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660 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:41:09.35 ID:0RBl2V/4
梨子「だからね……もしかしたらなんだけど、オトノキの港へ堂々と向かってきてる海賊船って……」

曜「…………」

かすみ「…………」

ようかす「「うわぁぁぁああああ!!!!」」


曜「私ってほんとバカ曜だ〜〜〜!!!」

かすみ「絵里さーーーん!! 待って下さーーーーーい!!!!」

曜「撃っちゃダメ!! 大砲なんて撃っちゃダメだからぁぁぁぁ!!!」

かすみ「海未さんなら砲弾くらい真っ二つに出来そうですけど!!!」

かすみ「善子さんが死んじゃいますぅ〜〜〜!!!!」
船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
661 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:42:16.17 ID:0RBl2V/4
梨子「あ、あはは……」

梨子「本当、みんな滅茶苦茶なんだから。でも……こんな船旅も楽しいな」



父も、船も、楽団の仲間も。
全てを失い、0から再スタートすることとなった私の人生。

先の見えない不安はあるけれど、今は曜ちゃん達が側に居てくれる。
ウチウラでは千歌ちゃんが待っていてくれる。


たしか千歌ちゃんが、こんな言葉で励ましてくれたこともあったっけ。


梨子「……0から、1へ」

梨子「ふふっ」
船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
662 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:44:11.38 ID:0RBl2V/4
辛い過去は消えなくても、それでも「ぜったい晴れる」と信じていれば……
ホンキで駆け抜けていれば……

視える世界は輝くはずだから。
未来の自分は、答えを持っているはずだから。


私の道のりを喩えるなら、まだまだ流れ始めたばかりのプレリュード(前奏曲)。
いつの日か仲間と共に、コンチェルト(協奏曲)を為せることを信じて。


  ──ゼロからイチへ!

  ────イチからその先へ!!


新たな旅路は始まったばかりです。



     ─ 了 ─
船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
663 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 16:45:05.26 ID:0RBl2V/4
あれれ〜? おかしいぞ〜??
当初は美人ピアニスト相手に童貞丸出しなコメディー書きたかったのにいつの間にか路線変更していた……。

今後もストーリーや書き手の都合で梨子ちゃんが時々船に居たり居なかったりしてくれると嬉しいです!
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667 :名無しで叶える物語(はんぺん)[sage]:2020/04/06(月) 18:26:28.17 ID:0RBl2V/4
クソレズメノノリとは違うけど、
この梨子ちゃんもアニメと同じく千歌に抱きついて「大好きだよ……」とか普通に言いそう

あとG'sではマルと本作り(物理)してたし、国木田先生の趣向に染められるのも面白いかも

まぁ今回の話に囚われず各々が好きな梨子ちゃんを書いてくれればね


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