- あなた「余命1年?」菜々「……」
112 :名無しで叶える物語(しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 06:42:21.06 ID:I/IVJE2n - もしかして続かないの…?
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598 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 20:34:46.35 ID:I/IVJE2n - ダイヤ「む」
ダイヤ「奥でひときわ大きな水しぶきが上がっているわね。わたくしもそろそろ勘がはたらくようになってきたのだから」カチカチ もくたん(on ラプラス) スイー ダイヤ「これこそがきっと」カチ ゾ… ゾゾゾゾ… ダイヤ「! ほら来ました。大きなヨワシさんが出てくるということでしょう、受けて立ちますわよ──」 ぬしオニシズクモ ザバァ ダイヤ「ぇ…」 ぬしオニシズクモ『デュルルルプバゥァァッ!』 ダイヤ「で……でかーーーーーっ!!」 ルビィ (わかる。ぬしオニシズクモさんはすごく大きく感じる) 『ぬしポケモンの オニシズクモと 勝負になった!』
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599 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 20:43:42.60 ID:I/IVJE2n - 『相手の オニシズクモは ぬしパワーで すばやさが 上がった!』
ダイヤ「そう、今回も当然のようにぬしパワーとやらが発動するのね」 ルビィ「すばやさだからまだマシな方だよ…ってもゆえないんだよね。元々速いポケモンならまだしも、弱点をカバーされちゃったようなものだもん」 ダイヤ「しかし!相手がみずタイプだというのであればわたくしのヨハネ♡が火を噴きますわよ!」 ヨハネ♡『…』←フクスロー ルビィ「フクスローさんが火をふくかなあ」 ルビィ「ってゆうかそうじゃなくても…」 ぬしオニシズクモ『…』 ダイヤ「…ねえルビィ」 ルビィ「なあに?おねいちゃん」
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601 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 20:51:05.56 ID:I/IVJE2n - ダイヤ「ふと思ったのだけれど、オニシズクモはクモよね?」
ルビィ「だと思うよ」 ダイヤ「………」カチカチ 『ヨハネ♡の はっぱカッター!』スパパパパッ ダイヤ「ああんやっぱり効果抜群ではありませんわァ!どう見てもむしタイプではありませんか!」 ルビィ「もうちょっとだけ早く気づきたかったね」 ダイヤ「で、ですが、むしタイプならばついばむで効果抜群のダメージを与えられる。対してこちらはひこうタイプを有しているおかげでむしタイプの技は効果抜群とはならないはず」 ダイヤ「初手こそ無様を晒したけれど、次のターンで一気に挽回を…」 『相手の ラッタの オーロラビーム!』 『効果は 抜群だ!』 ダイヤ「!?」ギョッ ダイヤ「ま、まさかこおりタイプの…よりにもよってヨハネ♡が最も苦手とするタイプの攻撃を隠し持っているだなんて…!」 ダイヤ「とは言えこれならばもう一度耐えられる。落ち着いて戦えば大丈夫…」 『相手の オニシズクモは 仲間を 呼んだ!』 アメモース シュタッ 『仲間の アメモースが 駆け付けた!』 ダイヤ「ちかさん!!!」ンマーーーッ ルビィ (大丈夫かなあ…)
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602 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 20:52:23.71 ID:I/IVJE2n - >>601
×『相手の ラッタの オーロラビーム!』 ○『相手の オニシズクモの オーロラビーム!』 です…
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603 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 21:02:53.90 ID:I/IVJE2n - 『相手の アメモースの いかく!』
『ヨハネ♡の こうげきが 下がった!』 ダイヤ「うっ…」 ぬしオニシズクモ『…』 アメモース『…』 ヨハネ♡『…』 ダイヤ「くっ…群れバトルで慣れているはずなのに、レベルに開きがないせいか、この並びが異様なまでに息苦しく感じられるわ…」 ダイヤ (オーロラビームが飛んでくるのだとすれば、ヒガンバナちゃんに交代することはできない。とはいえ防御力が高くないかなたさん、レベルの低いエリュシオンちゃんでは、二匹の攻撃を受けてさらに次のターン素早さで負けていればそれまで) ダイヤ (こうげきが下がってしまったのは痛手だけれど…) ダイヤ「ここは、ヨハネ♡を信じるしかない──!」カチ 『相手の アメモースの おいかぜ!』 ダイヤ「! アメモースの方が速い…っ!」 『相手に 追い風が 吹き始めた!』
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604 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 21:14:21.07 ID:I/IVJE2n - ダイヤ「あら?おいかぜ、とは…確か…」
ルビィ「…味方のポケモンのすばやさが上がる技だよ」 ダイヤ「そ、それじゃあ──」 『相手の オニシズクモの オーロラビーム!』 『効果は 抜群だ!』 ダイヤ「!!」 ダイヤ「この苦境で行動の順番さえも覆されてしまった…!」 ルビィ (しかもいかくが刺さってるんじゃ、いくらタイプ一致の効果抜群技っていっても…) 『ヨハネ♡の ついばむ!』シュカカカッ 『効果は 抜群だ!』 ぬしオニシズクモ『…』 ルビィ (さすがに、ね…) ぬしオニシズクモ:残り体力約22.2%、すばやさ+1、追い風 アメモース:残り体力100%、追い風 ヨハネ♡:残り体力20%
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605 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 21:27:35.36 ID:I/IVJE2n - ルビィ (初手のはっぱカッターが痛かったな。あそこでついばむができてれば、今のと合わせてオニシズクモさんは倒せてたっぽいけど…)
ダイヤ ムムム… ダイヤ (ヨハネ♡を回復させる?いや、オーロラビームが概ね体力を半分ほど奪う以上、アメモースにも攻撃されることを思うと戦況は決して好転することはない。それに決闘を見据えて、できる限り道具は使わずにいきたい) ダイヤ (ここで誰かに交代するというのは、先の思考の通りナンセンス──それこそ、そのままずるずると全員が瀕死になってしまう状況すら有り得る) ダイヤ (攻撃を当てさえできればオニシズクモはもう倒せる寸前だというのに、追い風がある以上、恐らく誰が戦闘の場に立とうとも相手二匹ともの攻撃を受けざるを得ない) ダイヤ (つまりこの戦況を切り抜けるためには、誰かが瀕死になる前提を受け入れるしかない。そして最も被害を少なく抑える形を目指せば、その役目を担うことになるのは──) ヨハネ♡『…』 ダイヤ「あなた、よね…」
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606 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 21:35:14.31 ID:I/IVJE2n - ダイヤ カチ…
ルビィ「!」 『相手の アメモースの こわいかお!』 『ヨハネ♡の すばやさが がくっと 下がった!』 ルビィ (めっちゃS操作してくるじゃん…じゃなくって、下げなかったってことは) 『相手の オニシズクモの オーロラビーム!』 『効果は 抜群だ!』 『ヨハネ♡は 倒れた!』 ダイヤ「……っ」ギリ… ルビィ (ヨハネ♡を切る選択をしたってこと──) 誰に交代しますか? >>607 ※ かなた、ヒガンバナ、エリュシオン、のいずれか。
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608 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 21:55:42.94 ID:I/IVJE2n - ダイヤ「ヨハネ♡、あなたの覚悟は決して無駄にはしないわ」グ…
ダイヤ (ヨハネ♡の献身で作った、このフラットな状況。二度の攻撃を耐えて果たすべき役割は、残るオニシズクモのわずかな体力を確実に削り切ること) 『かなた ヒガンバナ エリュシオン』 ダイヤ (正直、二匹分の攻撃を絶対に耐えられるという自信を持てるコは、いない────であれば) ダイヤ カチカチ ルビィ「!」 もくたん『戻っておいで、ヨハネ♡!いっておいで!かなた!』 かなた『キュヒュゥー!』 ルビィ (かなたちゃんか。アメモースのは特殊寄りのポケモンだからいいとして、高くないはずの物理耐久でオニシズクモさんの攻撃を耐えられるかな…) ダイヤ「──いざ」カチ
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610 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:08:28.14 ID:I/IVJE2n - ルビィ (かなたちゃんのレベルは22、さっきなったばっかりのそのレベルで、かなたちゃんは新しい技を──ふいうちを覚えた)
ルビィ (どうしたって相手二匹から攻撃を受けちゃうのが苦しいこの状況、ふいうちはほぼ確実に成功する。けど) オニシズクモ『…』 アメモース『…』 ルビィ (相手はどっちも進化ポケモンで、ゴースはおせじにもAが高いポケモンじゃない。あとちょっとのオニシズクモさんの体力ですら、削れるか怪しいよ…お姉ちゃん) ダイヤ「…ナイトヘッド、を、忘れさせてしまったことが痛く響きますわね」 ダイヤ「あの技であれば、かなたさんが与えるダメージはレベルと同じく22。さすがにオニシズクモさんの今の体力がそれより高いということはないでしょうから」 ルビィ「そうだね…」 ダイヤ「新しく覚えた技、ふいうちも、かなたさんではあまり活かす機会がなさそうです。それも失敗だったわ」 ルビィ「! それがわかってて、おねいちゃん、どうしてかなたちゃんを…」 ダイヤ「…ふふ。この場面──ヨハネ♡の覚悟が作り出したこの場面を無駄にしないためには、絶対にオニシズクモさんをここで倒さなければならない。万に一つも『攻撃したけれどダメージが足りない』なんてことは、あってはならない」 ダイヤ「それならば」カチ ルビィ「──!」
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611 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:13:51.10 ID:I/IVJE2n - 『相手の アメモースの むしくい!』
『効果は 今一つのようだ…』 ダイヤ「…」 『相手の オニシズクモの かみつく!』 ダイルビ「「!」」 ルビィ「か──かみつく!」 『効果は 抜群だ!』 ダイヤ「たっ──耐えてください、かなたさん!ここであなたに倒れられては、勝利は絶望的なものとなってしまいますわ…っ!」 HPバー ググググ… ルビィ「だめだよ…ゴースの物理耐久じゃたえられない!」 ダイヤ「っ…、かなたさん!!」ガタ ダイヤ「愛していますわ────!!!」 HPバー ………ピタ ルビィ「…!」 『かなたは もくたんを 悲しませないように、ぎりぎりで 持ちこたえた!』 ルビィ「あ、愛のうた…!かなたちゃんにも…」 ダイヤ「さすが…です、わ」ホッ…
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612 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:18:14.38 ID:I/IVJE2n - ルビィ「すごい、すごいよかなたちゃん!自覚がすごい!」
ダイヤ「自覚?」 ルビィ「あっごめんなんでもない」ゥュ ダイヤ「しかし、これを『愛のうた』などと呼んでもよいのでしょうか」 ダイヤ「文字通り、死に物狂いで踏ん張ってくださったかなたさんに、わたくしが下していた指示は」 『かなたの のろい!』カーン…カーン…ゾゾゾッ 『かなたは 自分の 体力を 削って 相手の オニシズクモに 呪いを かけた!』 『かなたは 倒れた!』 『相手の オニシズクモは 呪いの ダメージを 受けている!』 『相手の オニシズクモは 倒れた!』
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614 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:26:28.53 ID:I/IVJE2n - ダイヤ「ヨハネ♡が倒れてしまった今、確実にオニシズクモさんの体力を削ることができる技は、かなたさんののろいが筆頭候補だった」
ダイヤ「効果抜群の技を受けてなお踏ん張ってくださったというのに、わたくしは…その気持ちを裏切ってしまうような指示を……」 ルビィ「そんなことないよ!」 ダイヤ「ルビィ…」 ルビィ「ヨハネ♡ちゃんが倒れちゃったからこそ、チームみんなでできる手はなんでも使ってでも絶対に勝たなくちゃいけない勝負になったんだもん。ヨハネ♡ちゃんの次にもくたんちゃんの仲間になって、一緒にここまで頑張ってきたかなたちゃんだよ。 そんなかなたちゃんが、今ののろいの意味をわかってくれないはずないよ」 ルビィ「それでもやっぱり苦しいってゆうなら、あとヒガンバナちゃんとエリュシオンちゃん。この二匹で、たとえどっちかが倒れちゃうとしても、絶対にアメモースさんを倒すこと」 ルビィ「おねいちゃんがやるべきことは、それだけでしょ」 ダイヤ「………そうね、ルビィの言う通り。勝利のため、選んだ手段を振り返って反省こそすれ、後悔し立ち止まるなど愚の骨頂」 ダイヤ「もう大丈夫。わたくし達は、必ず勝ちますわ」 ルビィ「うんっ。おねいちゃん、がんばるびぃ!」 ダイヤ「ええ!」
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615 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:39:00.01 ID:I/IVJE2n - ダイヤ カチカチ…
『ヒガンバナ』 『エリュシオン』 ダイヤ「アメモースさんより先に行動することは不可能。それを踏まえた上で、このお二人が勝利するためには…」 ダイヤ「────」 ダイヤ「…よし、決めましたわ」カチカチ ダイヤ「まずは!」 もくたん『戻っておいで、かなた!いっておいで!エリュシオン!』 エリュシオン『キュルゥブィッ!』 ダイヤ「エリュシオンちゃんもレベルが低いとは言え、相手はアメモース。その性質は充分に理解しているわ。まともな攻撃技をむしくいしか持っていないのだとすれば、一度の攻撃は耐えられるはず」 『Zパワー』 ダイヤ (ここでZ技を使ってしまいたい衝動はぐっと堪えて…) カチ 『相手の アメモースの むしくい!』 ダイヤ「半分以上は削られてしまいましたか…ですが上等。エリュシオンちゃん!ヒガンバナちゃんへ繋ぐ──」 『エリュシオンの しっぽをふる!』 ダイヤ「しっぽをふる攻撃!」 『相手の アメモースの ぼうぎょが 下がった!』
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616 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:47:01.88 ID:I/IVJE2n - ダイヤ「あとは、攻撃力の高いヒガンバナちゃんに託すとしましょう。アメモースが悠長に搦め手を交えてきたならば、隙が生まれることもあるかもしれない」
ダイヤ「今はこれが取れる最善手だわ」 ルビィ「うん。ヒガンバナちゃんの攻撃がどれくらいアメモースさんに通るか、その勝負ってことだね」 ダイヤ「ええ。せっかくならばエリュシオンちゃんにZ技デビューしてほしかったけれど、それは次の機会となりそうね」 ルビィ「大丈夫、これから何回だってチャンスは来るよ」 ダイヤ「ありがとう。エリュシオンちゃんもね、ご苦労様でした」カチカチ 『相手の アメモースの しびれごな!』 ダイルビ「「…!」」 『エリュシオンは 麻痺した!』 ルビィ「お、おねいちゃん…これ…!」 ダイヤ「え、ええ。攻撃してこなかった…麻痺したのは手痛いですが、もしかしたら──」 もくたん カットイン! ダイルビ「「!!」」
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618 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:49:17.75 ID:I/IVJE2n - もくたん カッ!
ダイヤ「こっ…この動きは…!」 もくたん フゥゥゥゥ… もくたん ビシッ! ビシッ! ルビィ「う、美しきZの構え!」 ダイヤ「出る──出ますわ!エリュシオンちゃん必殺の!」 ウ ル ト ラ ダ ッ シ ュ ア タ ッ ク ダイヤ「おほーーーーーーーーっ!!!!」
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619 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:52:10.62 ID:I/IVJE2n - エリュシオン タッ…タッ…タッ…
エリュシオン タッタッタッ…… エリュシオン タタタタタ……… エリュシオン ダダダダダダダダダダダーーーーーッシュ!!! 【コメント】もくたん「これが私の、私たちの、全力全開!!」 ダイヤ「い──いっけえええええええええ!エリュシオンちゃああああああああん!!!」 アメモース『………!』 ────ズドォォォォォォォン……ッッ
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620 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 22:59:59.69 ID:I/IVJE2n - ルビィ「きまった……きまったよ、おねいちゃん!エリュシオンちゃんのウルトラダッシュアタック!」
ダイヤ「とっても可愛く逞しい攻撃でしたわ!優勝!!」 ルビィ「ぼうぎょが下がったところに、てきおうりょくの一致Z技。これならもしかしてアメモースも…!」 アメモース『………』ハァ…ハァ… ダイルビ「「!」」 ダイヤ「ふふ…そうは問屋が卸しませんか」 ルビィ「レベルも上だし、相手は進化してるポケモンだもんね」 ダイヤ「ですが、充分過ぎるほどの大健闘です。この体力ではヒガンバナちゃんの攻撃を満足に受けることはできないでしょう」 ダイヤ「次の攻撃でエリュシオンちゃんは倒れるけれど、それは決して負けではない」 ダイヤ「全員がそれぞれにできることの限りを尽くして辿り着いた、紛れもない──勝利ですわ」 ダイヤ「…そう。こういうことなのね。チームの勝利のため、たとえ瀕死になってでも後ろの味方を信じて戦い抜く。仲間が倒れるのはやはり苦しいけれど、少しだけ…受け入れられるような気がしたわ」ニコッ ルビィ「おねいちゃん」 ダイヤ「ええ。最後まで気を抜かずに──いきますわよ!」 ルビィ「うん!」 エリュシオンは続くアメモースの攻撃に倒れたが、ヒガンバナの猛攻はアメモースの体力を難なく削り切り──無事、ぬしオニシズクモとの勝負にも勝利を収めたもくたん達であった。
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621 :>>1 ◆1Y9DDrqNbw (しうまい)[sage]:2020/03/25(水) 23:01:34.75 ID:I/IVJE2n - 我慢できずにコメント拾っちゃいました
続きはまた明日にでも。
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