- 穂乃果「カスタムロボ」
379 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:12:43.64 ID:BN2C6WEe - 穂乃果「ふぅ....」
絵里「高坂さん」
穂乃果「！は、はい！」
絵里「今度、貴方のお父様にお礼を言いに行きたいんだけど行ってもいいかしら？アニーのお礼をちゃんと言えてないし」
穂乃果「そんな...大丈夫ですよ！お父さんがいいって言ったんですから気にしないでください」
絵里「だからと言ってお礼を言わなくていい理由にはならないでしょ？」
穂乃果「えっと...まぁ、そうかもしれませんけど」
絵里「だから今度行くわね、お父様に伝えておいて」
穂乃果「わ、わかりました....」
絵里「.........」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
380 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:16:09.70 ID:BN2C6WEe - 凛「希先輩ー！勝負にゃ！」
希「えー...うちを本気にさせられるのー？」
凛「先輩が勝ったら肉まん奢るにゃ！」
希「！ほぅ....」
凛「その代わりに凛が勝ったらラーメンを奢ってもらうにゃ！」
花陽「肉まんとラーメンじゃ値段の差がありすぎるんじゃ...」
希「あーええよーどうせうちが勝つだろうし」
凛「そんなのやってみないとわからないもん！」
希「面白い、肉まんを是非奢ってもらおうか」
凛「先輩にラーメンを奢ってもらうにゃ」
にこ「食べ物より戦いに集中しなさいっての」
花陽「あはは....」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
381 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:17:58.06 ID:BN2C6WEe - 真姫「海未先輩、やっぱり強いですね」
海未「いえいえ、真姫も中々ですよ」
ことり「二人共戦ってる姿とってもカッコよかったよー」
海未「真姫は装備を色々と変えてますが調整中って感じですか？」
真姫「えぇ、大会に向けて装備を見直そうと思って...先輩は変えないんですか？」
海未「スナイパーは相棒みたいなものですからね、変える予定はありませんね」
真姫「そうですか」
絵里（希やにこは馴染んでるわね...私も馴染まないと）
絵里「高坂さん」
穂乃果「は、はい！」
絵里「私とやってみない？」
穂乃果「先輩とですか？」
絵里「えぇ、もしかして...嫌かしら？」
穂乃果「そ、そんなことはないです！大丈夫です！！」
絵里「じゃあ、やりましょうか」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
382 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:20:43.67 ID:BN2C6WEe - 希「よし！！うちの勝ちやね！」
凛「うぅ...やっぱり先輩は強いにゃ...」
希「約束通り、肉まんよろしく」
凛「はい....」
にこ「賭け事は程々しておきなさいよー」
花陽「...！」
にこ「どうしたの？花陽」
花陽「あっちで先輩達が戦ってる」
にこ「んー？あー穂乃果と絵里ね」
希「エリチ、穂乃果ちゃんとやってるのー？」
絵里「........」
にこ「うわっ...真剣なのはいいけど顔が怖っ」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
383 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:23:55.33 ID:BN2C6WEe - 絵里「私の勝ちね」
穂乃果「そうですね...先輩はやっぱり強いですね」
絵里「それはやってる年数の分だけ強いだけよ、貴方もいずれ追いつけるわ」
穂乃果「...追いつけますかね？」
絵里「そう思って全力で挑まないといつまでも勝てないわよ」
穂乃果「は、はい！」
凛「絵里先輩、相変わらず強くて迫力があるにゃ」
花陽「そ、そうだね」
にこ「あいつ...あんな感じでやってたらフレンドリーもなにもないでしょ」
希「フレンドリー？」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
384 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:25:31.63 ID:BN2C6WEe - 絵里「はぁ....」
にこ「あんなんじゃ、無理よ」
希「.........」モグモグ
にこ「ってあんたはなんでいるのよ」
希「うちだけ仲間外れにしないでよーうちら同じ学年なんだから」
にこ「呑気にパフェ食いながらなにを言ってんだか」
絵里「........」
にこ「あんた顔が怖すぎ、穂乃果のやつ委縮してたわよ」
絵里「...そんなに怖かった？」
にこ「うん」
絵里「っ........」
希「.........」モグモグ
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- 穂乃果「カスタムロボ」
385 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:26:33.05 ID:BN2C6WEe - 希「エリチはようはみんなと仲良くなりたいと」
絵里「うん...」
にこ「今の感じのままだと無理ね」
希「そうやね」
絵里「...どうすればいいと思う？」
にこ「真剣なのはわかるけど圧が強すぎ、練習なんだから少しは抑えなさい」
絵里「でも手を抜くのは相手に失礼なんじゃ」
にこ「それはそうだけど、そうでもしないとあんた殺気がやばいでしょ？」
希「たしかに」
絵里「...それでいいのかしら？」
にこ「なら手は抜かずに殺気は無くしなさい...あと表情も！にこみたいににこっ！てっね」
希「ぶっ！！」
にこ「なんで笑うのよ！！」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
386 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:30:14.13 ID:BN2C6WEe - 希「それにしてもエリチ可愛いところがあるやん」
絵里「なにが？」
希「後輩達と仲良くしたいなんて」
絵里「だって...せっかく同じ活動をしているのに怖がられたままなんて嫌じゃない」
希「まぁ、そうやね」
絵里「しかも私...ほら、ちょっと前まであの子達と対立してた感じだったし...距離感が上手く掴めないのよ」
にこ「........」
希「うーん...それはうちも似たかんじだけどね」
絵里「でも希は結構馴染めてる感じだったじゃない」
希「自分から行かないとだめなこともあるからね、エリチも変に気を張らずに接していけばええんやないの？」
絵里「うーん....」
にこ「そんなに悩まなくても時間が解決してくれるかもよ」
絵里「.....！そうだ！！にこよ！」
にこ「え？にこ？」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
387 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:33:00.03 ID:BN2C6WEe - 絵里「そうだわ！そうすれば皆も私に声がかけやすくなるかも！」
希「にこっちがなんなん？どういうこと？」
絵里「にこみたいに皆と先輩後輩じゃない感じでいけばいいのよ！」
にこ「どういう意味？」
絵里「先輩禁止よ！！」
希「先輩禁止？」
絵里「そうよ、先輩後輩関係なくお互いに高みを目指すいい関係でいたいの」
にこ「成程ね」
希「うちはいいと思うよー先輩だから変に遠慮をしそうな子もいるだろうし」
絵里「よーし、明日から先輩禁止よ！」
にこ「...ん？なんか引っかかるような」
希「気のせいや気のせい」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
388 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:34:23.34 ID:BN2C6WEe - 穂乃果「先輩禁止？」
にこ「えぇ、そうよ」
海未「どうしてそんなことをまた」
にこ「絵里と希が入ったでしょ？にこを含めてないとは思うけど先輩だからって色々と遠慮とかされたくないからね」
真姫「ふーん...まぁ、私はどっちでもいいけど」
にこ「あんたは元々そんなに気にしてないでしょ」
絵里「という訳だから遠慮はいらないから」
希「仲良くやろうってことかな？改めてよろしくねー」
ことり「とは言われても...」
花陽「なんか緊張しちゃうよね...」
凛「うーん.....」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
389 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:35:28.93 ID:BN2C6WEe - 希「じゃあ、うちから..えっと...花陽ちゃんよろしくね♪」
花陽「は、はい....よろしくお願いします希先輩」
希「先輩は禁止だよ」
花陽「あ...えっと...の、希ちゃん？...でいいんですか？」
希「うん、敬語じゃなくていいから」
花陽「は、はい」
にこ「凛」
凛「なぁに？にこちゃん？」
にこ「適応早いわね」
凛「にこちゃんは一番先輩っぽくないから呼びやすいにゃー」
にこ「どういう意味よ！」
凛「あははは」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
390 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:37:49.04 ID:BN2C6WEe - 穂乃果「........」
絵里「...穂乃果」
穂乃果「！は、はい！」
絵里「........」
穂乃果「あ、えっと...絢瀬...さん？」
絵里「...さんはいらないわよ、それに名前でいいわよ」
穂乃果「え..え....」
絵里「.........」ジッ
穂乃果「！」ビクッ
にこ「顔が怖いっての」パン！
絵里「！ちょっと！なにするのよ！にこ！」
にこ「顔が強張りすぎ、穂乃果が怖がってるわよ」
絵里「え？あ....」
穂乃果「あ...そ、そんなことは...」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
391 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:39:37.16 ID:BN2C6WEe - 絵里「ごめんなさい、怖がらせちゃったわね」
穂乃果「.......」
絵里「私が悪いのよね、貴方には今まで冷たい態度をたくさん取ってきてしまったから...許してくれるなら許してほしい」
絵里「だめならだめでいい...貴方に嫌われたままでも貴方が強くなるための役には立てると思うから」
穂乃果「先輩...」
絵里「無理強いはしないわ...少しでも貴方とよりよい関係を結びたかったんだけど貴方の負担になるならやらなくていいから、気にしないで」
穂乃果「......」
絵里「じゃあ、この話はこれで一旦終わりで」
穂乃果「...絵里...ちゃん...」
絵里「！」
穂乃果「よろしくお願いします.....」
絵里「.....もちろん！こちらこそよろしくね！穂乃果」
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- 穂乃果「カスタムロボ」
392 ：名無しで叶える物語(もんじゃ)[sage]：2020/03/25(水) 22:40:04.58 ID:BN2C6WEe - 続く
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