- 【悲報】Kalafina解散
17 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 00:58:15.10 ID:HfI2GBUj - ちょっと残念
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
210 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:12:59.65 ID:HfI2GBUj - 曜「今まで一緒にこの事件を追いかけて来たけどさ、」
希「…」 曜「…私達はお互いにとって一体、何者なんなんだろうね?」 希(…ウチらは───── 希「…出会うべくして出会った、運命に裏付けられた関係や」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
211 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:14:38.99 ID:HfI2GBUj - ───東京 某高級マンション
×月7日 日曜 曜「今回の被害者は被害者は黒子が特徴的な、綺麗な人だったみたいだね。残ってた写真からしか元の顔はきちんと分からないけど」 希「犯人も毎回こんな事、ようやるもんや…」 曜「…全くだね」 曜「被害者はベッドの上に仰向けで顔に包帯が巻いてあるみたいだ。隠れてるけど顔にひどい切り傷がなんこもあるよ」 希「これも何か意味があるんやろな」 希「曜ちゃん、被害者の左手についてるその小瓶はなんや?」 曜「毒?かな。青酸カリってかいてある」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
212 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:15:27.57 ID:HfI2GBUj - 希「そして右手には119にダイヤルされたスマートフォン…」
曜「被害者の正面にある真っ白い壁には、血で───── “PRIDE(高慢)” 曜「プライド…」 希「…。」 希「現場から見るに…恐らく犯人は顔を切り、彼女の顔に包帯を巻いた。そのあとスマホと毒を手に持たせたみたいやな」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
213 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:15:57.83 ID:HfI2GBUj - 曜「そっか…。助けを呼べば、切られた顔だけど生きられる」
希「遠回しせずに言うと、それが嫌なら自分で死ねってことや」 曜「でも自分で死ぬなんてっ」 希「きっとその時のショックは相当なもんだったんやろ、冷静になれんくてもしょうがないで」 曜「…。」 曜「…最悪だよ」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
214 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:16:31.14 ID:HfI2GBUj - ───東京 警察署 入り口ホール
「その件については─── 「はい。はい、お承りました」 「でもやっぱりここはこうだと…… 「また次の機会にということでよろしいでしょうか?」 「番号札をお持ちになってお待ちくださ─── 「とりあえずお電話番号を教えてもらってもよろしいでしょうか?」 ザワザワ 希「ウチはもう少し捜査に残る」テクテク 曜「私の心配はいいよ、希ちゃん。もう一人でもできる」テクテク 希「これはウチの頼みや、もう少し相棒でいたい。別にええやろ」 曜「誰も止めてほしいなんて言ってないけどね。希ちゃん?」 希「嬉しいこといってくれるやん」 ザワザワ
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
215 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:17:24.54 ID:HfI2GBUj - 曜「…あっなんか梨子ちゃんから留守電入ってる」
『ねぇ刑事さん』テクテク 希「なんやろうな」 曜「ここだとあれだし、戻ってから聞こうかな」 ザワザワ 『そこの刑事さん?』テク… 希「でも事件が終わったら辞めるで」 『刑事さん?』 ザワザワ 曜「そうなったらご自由にどうぞ」 希「h───── 『「「刑事さんっ!!!!!」」』 ピタッ… 曜「…?」 希「誰や…」クル…
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
216 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:18:12.06 ID:HfI2GBUj - 「…」
希「っ…」 曜「何かあったの?希ちゃん」クル… ジェーン「こんにちは」 ジェーン・ドゥ「「…私が直々に警察署に出て来てあげたわ」」 希「あんた手が血まみれやで」 曜「…動かないで」チャキッ ジェーン「…。」 キャー タスケテー 希「気を付けるんやっ」 曜「その場に伏せてっ!」 ジェーン「……。」 曜「早くしてっ」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
217 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:19:03.18 ID:HfI2GBUj - ジェーン「…。」
曜「…」ギリッ… ジェーン「ひさしぶりね…」 曜「いいから床に伏せてっ!!」 希「慎重にいくんや、」 ジェーン「つまらないわ…。」 曜「腹這いになって!」 ジェーン「…。」 曜「早くっ」 ジェーン「…」ジリ… 曜「そうっ!そのまま伏せて!!」 ジェーン「…」ジリ…ジリ……。 ジェーン「…」…ジリ……ピタ 曜「…顔も地面につけて」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
218 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:19:53.74 ID:HfI2GBUj - ジェーン「…」シブシブ
希「…そのままや……」 希「手錠付けるで」ジャキ… ジェーン「…。」 希「…一応、確保や」 曜「…ふぅ。」 ジェーン「…。」 希「…」 ジェーン「…終わった?なら私に弁護士を呼んでほしいんだけど」 曜「こいつッ…」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
219 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:21:06.32 ID:HfI2GBUj - ───警察署 取調室外 ミラー奥の薄暗い取調観察室
ジェーン『…。』 いつき「彼女から分かったのは限定的な情報だけ」 いつき「…分かっているのは、彼女はとにかくお金があって、教育もあって、」 いつき「完全な異常者だってこと」 希「…やろうな」 曜「…だろうね」 希「当たり前のように名前も偽名やろ」 曜「もっと彼女から他の情報を聞き出せないかな」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
220 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:21:48.10 ID:HfI2GBUj - いつき「できませんね、このまま裁判所に行きます」
曜「そのまま犯人だって自主するとはおもえないけど」 いつき「そうですか。」 曜「わざわざ私たちの所に来た理由は?」 希「…これは何かあるで」 曜「私たちナメられてるんじゃない?絶対に企んでるよ」 希「せやな、何かある」 曜「でも何で?あと二人殺せば目的は終わるのに…」 希「彼女がダメそうなら、次は弁護士に聞いてみるしかないな」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
221 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:22:25.26 ID:HfI2GBUj - ───警察署 応対室
英玲奈「依頼人はあと二人、死体を隠しているそうだ」 英玲奈「曜刑事と希刑事の二人だけを、今日の4時にその現場へ案内するらしい」 曜「なんで?」 英玲奈「確か…、あなた達を尊敬していると彼女は言っていたな」 希「…間違いない、誘いや」 曜「…だよね」 英玲奈「二人が断れば永遠に死体は見つからないだろう」
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- 希「7つの大罪」曜「殺人事件」
222 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 01:23:35.43 ID:HfI2GBUj - 理事長「困ったものね」
理事長「…でも私達は取引をするつもりはないわ」 英玲奈「そうか、そうしたら彼女は精神病を主張するだろう」 希「ええで」 曜「…やってみてよ」 英玲奈「ああ。おそらくこの異常犯罪なら我々の主張が通るだろう」 理事長「絶対に無罪にはさせないわ」 英玲奈「どうだろうな」 英玲奈「…だが彼女のいう条件を受け入れれば、彼女は罪をすべて認める」 理事長「そう…。」 理事長「…あなた達が決めて」 曜「もちろん、本当に認めるならやるよ」 英玲奈「二人ともか?」 希「精神病を主張するならウチはこの会話を反証にする。これはウチらへの脅迫や」 英玲奈「そうしたら彼女も死体の話をするだろう。知ってて死体を放置すればマスコミは大騒ぎするだろうな」 希「死体は本当にあるんやろな?」 英玲奈「ああ、あるぞ」 理事長「一応情報だけ伝えると…彼女、ジェーンの手からは持ち主不明の血液が検出されたわ」 希「…」 理事長「…あなたに薦めている訳じゃないけど、彼女は今でも両手に手錠をしてるの。」 希「…。」チラ… 曜「…希ちゃん、……終わらせよう。」 希「…」 希「そう言われたらウチは逃れられんで…」
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- 海未「恋弓矢射撃」
4 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2019/03/14(木) 23:56:21.36 ID:HfI2GBUj - 真姫「意味理解不能」
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