- ダイヤ「ウミガメのスープ」
1 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:34:14.40 ID:7JGH2bFv - μ's & Aqours CHANNEL!!
μ'sとAqoursのライブ、PV、他にも楽しい動画をお届け! 輝くスクールアイドルたちを心ゆくまで堪能しよう!
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- ダイヤ「ウミガメのスープ」
2 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:36:32.81 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「皆様ご機嫌よう、黒澤ダイヤでございますわ」
絵里「絢瀬絵里です」 真姫「真姫よ」 花丸「花丸ずらー」 鞠莉「まりぴょんだにょ☆」 ダイヤ「本日は私たちの動画をご覧頂き、誠に有難うございます」 「ありがとうございまーす!」 ダイヤ「本日はこのメンバーで・・・頭の体操を致しましょう!」 鞠莉「嫌でーす!はい動画おしまーい!」 ダイヤ「こらぁー!!」
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- ダイヤ「ウミガメのスープ」
3 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:39:09.58 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「んっん!・・・皆さん、『ウミガメのスープ』という推理ゲームはご存知でしょうか?」
花丸「もちろん知ってるよ!」 絵里「知らない人の為に説明しておくと・・・出題者が問題文を出して、他の人はその出題者に、『はい』か『いいえ』で答えられる質問をしていくの」 絵里「質問をした上で答えを絞っていき、解答出来ればクリアよ!水平思考ゲームとも言うわね」 ダイヤ「さ、流石エリーチカ/// ありがとうございます///」ぽわぽわ〜 鞠莉(あーあ、ダイヤったらエリーに対してはデレデレなのよね) ダイヤ(今日は愛しのエリーチカとの企画・・・緊張しますわ・・・!)ドキドキ ダイヤ「さて、今しがたエリーチカが解説してくれた、その水平思考ゲームに、私たちで挑戦していきますわよ!」 真姫「ふふん♪この私の頭脳を持ってすれば朝飯前よ!」 鞠莉「果たしてそう上手くいくかしら〜?」 ダイヤ「さて、早速1問目に挑戦致しましょう 私が出題者となりますわ」 ダイヤ「第1問目!『新・ウミガメのスープ』ですわ!」 真姫「え?ウミガメのスープはもうみんな答えを知ってるんじゃない?」 ダイヤ「ご安心を 皆さんが知っているウミガメのスープとは別の、新しい問題ですわ」
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4 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:40:20.77 ID:7JGH2bFv - 問題 『新・ウミガメのスープ』
大きなウミガメがいた。 母はウミガメを捕まえ、それを料理してスープにし、子供に食べさせようとした。 しかし料理中、母は突然泣き出してしまった。 一体何が起こった?
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5 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:42:10.90 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「はい、こちらが問題文となります 皆さんは解答者ですので、私に質問を投げかけてください」
絵里「確かに、私たちがよく知っているウミガメのスープとは全く違う問題ね」 花丸「お母さんの涙の理由は何だろう・・・?」 真姫「はい、質問」 ダイヤ「真姫さん、どうぞ」 真姫「ウミガメのスープは完成しているのかしら?」 ダイヤ「いいえ」 真姫「そう、じゃあスープの調理中に何かがあったのね」 花丸「子供は1人?それとも兄弟がいますか?」 ダイヤ「んー・・・それに関しては記述が無いので分かりかねますわ」 花丸「そっか 書いてないってことは子供の人数は重要じゃないってことずらね」 絵里「質問するわね この家族にお父さんはいるかしら?」 ダイヤ「!!」ぴくっ ダイヤ「・・・何とも言えませんわね」 絵里「なるほど・・・この問題においてお父さんはかなり重要な存在ということね」 ダイヤ「流石エリーチカ!素晴らしい着眼点ですわ!//////」でれでれ〜 絵里「そ、それほどでも」
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6 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:44:07.80 ID:7JGH2bFv - 真姫「父親の存在が重要・・・うーむ・・・」
鞠莉「Question!」 ダイヤ「鞠莉さん、どうぞ」 鞠莉「このウミガメは詩人ですか?」 ダイヤ「んー意味が分かりません」 鞠莉「や、そのウミガメが捌かれそうになった時に」 鞠莉「待ってくれ!殺す前に私の詩を聞いてくれ!」 鞠莉「って言って、その詩があまりにも素晴らしい詩だったので、お母さんは感動のあまり涙を・・・」 ダイヤ「な訳ないでしょうが!」ペシッ 絵里「ぷっwww」 ダイヤ「この問題の答えはファンタジーではありません!現実的に起こり得る答えですわ」
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7 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:46:17.50 ID:7JGH2bFv - 真姫(・・・待って?問題文には何も『悲しくて泣いた』とは書いてないじゃない)
真姫「分かったわ!この問題、案外単純な答えね」 ダイヤ「おや、真姫さんはもうお答えになるつもりで?」 真姫「えぇ もちろんよ」 花丸「おー、凄い自信だね」 真姫「いいかしら?答えはズバリ!」 真姫「母親は調理中、胡椒をばら撒いてしまい、それが目に染みて涙を流した!どうよ!」ドヤァ! ダイヤ「・・・・・・違いますわ」 真姫「あれっ!?」 絵里「あのー、質問いいかしら?お母さんが泣いた理由は、悲しい出来事ですか?」 ダイヤ「はい」 真姫「えっ そうなの!?」 絵里「真姫、答えるのはもう少し質問をしてからの方が良いわよ・・・?」 花丸「それにその答えだと、お父さん全然関係ないずら」 真姫「あ、忘れてた・・・くぅぅぅ//////」カァァッ ダイヤ「でもそういう発想の転換は大事だと思いますわよ」 鞠莉「Don't mind! そういう時もあるわよ」 真姫「いやぁ〜!/// 自信満々で間違えた〜!//////」じたばた
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8 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:48:21.13 ID:7JGH2bFv - 花丸「お母さんが泣いちゃうような悲しいこと・・・」
花丸「あっ!あの、お父さんは生きていますか?」 ダイヤ「!!! いいえ」 真姫「えっ!亡くなってる?」 絵里「なるほど さっきの『父親がいるか』っていう質問で曖昧な答えだったのはそういう理由ね」 鞠莉「そのウミガメはお父さんの生まれ変わりですか?」 ダイヤ「貴方はもう喋らないでください」 鞠莉「ドイヒー!」 ダイヤ「現実的って言いましたけど!?」 花丸「お母さんが泣いたのは、ウミガメの肉を捌いた時に出てきたものと関係がありますか?」 ダイヤ「はい!良い所までいってますわよ!」 花丸「よし!今のでもう分かったずら!答えいきまーす!」 ダイヤ「どうぞ!」 花丸「お父さんはウミガメに食べられちゃって、その残骸がウミガメの肉から出てきたので、お母さんは泣いた!」 ダイヤ「正解ですわっ!」ピンポーン! 花丸「やったぁ〜!」 真姫「え、結構グロい話じゃない・・・」
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10 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:51:50.37 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「解説しますわね この家族は、無人島で遭難しています」
ダイヤ「父親は食料を調達しに海へ行きましたが、そのまま帰ってきませんでした」 ダイヤ「あくる日、母親が大きなウミガメを見つけました 早速捕まえて、料理しようとします」 ダイヤ「しかし、そのウミガメの肉を捌いた時、中から出てきたもの・・・それは結婚指輪でした」 ダイヤ「母親は、夫がウミガメに食い殺されたことを悟り、泣き出したのでした・・・」 ダイヤ「ということで、見事花丸さんが正解致しましたわ!おめでとうございます!」パチパチパチ! 花丸「わ〜い!」 真姫「流石、文学少女 想像力が豊かね」 花丸「・・・話は変わるけど、ウミガメのスープって実物は見たことないずら」 絵里「あー、まぁ日本ではウミガメ料理って馴染み無いわよね」 絵里「でも、日本でも小笠原などではウミガメ料理が食べられるらしいわよ お刺身とか」 花丸「へぇ〜!そうなんだぁ」 鞠莉「ウミガメと言えば、『不思議の国のアリス』にウミガメが出てくるわよね」 花丸「そうそうそう!正しくはウミガメモドキって言って、ウミガメの身体に牛の頭が付いたキャラクターなんだよ」 花丸「何でかっていうと、当時ウミガメの肉は高級品でなかなか手を出せなかったから、代わりに牛肉を使った『代用ウミガメスープ』っていう料理が実際にあったから、らしいずら」 「へぇぇ〜〜〜」 ダイヤ「ウミガメだけで何故そんなにトーク出来るんですか・・・?」
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11 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:55:15.20 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「さて、次の問題に移るとしましょう」
真姫「次は絶対に当ててやるわ・・・!」 問題 『心霊スポット』 町はずれに林道があった。 その側には墓地があり、林道には夜になると幽霊が出るという噂があった。 そしてその林道には、『歌を歌う少女を見かけたら、絶対に関わってはいけない』というルールがあった。 何故そんなルールが存在するのだろう?
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12 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 21:58:29.47 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「以上、第2問目ですわ」
真姫「んん?こんなのもう、答えは分かりきってるじゃない」 ダイヤ「と言うと?」 真姫「この女の子が危険な幽霊だから、関わってはいけない・・・じゃないの?」 ダイヤ「いえいえ、そんな単純な話ではありませんよ」 絵里「まぁ、流石にそれが答えじゃ問題にならないわよね」 真姫「えぇーっ?じゃあどういうことよ・・・?」 鞠莉「・・・まず根本的なこととして・・・この女の子は、幽霊ですか?」 ダイヤ「いいえ ご存命ですわ」 花丸「あ、女の子は普通の人なんだ!」 絵里「じゃあどうして関わってはいけないのかしら・・・?」 真姫「そのルールを破った場合、破った人は危険な目に遭うのかしら?」 ダイヤ「・・・いいえ」 真姫「???」 絵里「女の子には、何か悲しい過去がありますか?」 ダイヤ「はい!」 絵里「お、そうなのね この問題は女の子の事情を探ることが肝になりそうね」 花丸「女の子が歌っているのはレクイエムですか?」 ダイヤ「・・・それは分かりません」
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14 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:01:45.36 ID:7JGH2bFv - 鞠莉「あ!分かったわ 聞いてダイヤ!」
ダイヤ「何でしょう?」 鞠莉「実はこの女の子は強力な除霊能力を持った陰陽師で、どんな霊もたちまち退治してしまう!」 鞠莉「だからこの女の子の前に現れてはいけない!除霊されてしまうから!という、霊たちにとってのルール!これでどうよ!」 ダイヤ「はい、長々と説明ありがとうございます 全っ然違いますわ」 鞠莉「あひぃ〜〜〜」 ダイヤ「・・・あ、でも一部分は当たってますわよ」 鞠莉「え、嘘 どこかしら?」 絵里「この女の子に特殊な能力はありますか?」 ダイヤ「いいえ 至って普通の少女ですわ」 絵里「んんー・・・分からないわねー・・・」 ダイヤ「なかなか難しいようですわね ではヒントを出しましょう」 ダイヤ「この問題の答えは少々ファンタジー要素がありますわね」 鞠莉「えー?じゃあやっぱり、女の子がハイパー能力者でぇ」 ダイヤ「それは違います!」
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15 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:04:58.55 ID:7JGH2bFv - 絵里「・・・女の子の親は亡くなっていますか?」
ダイヤ「はい」 絵里「悲しい過去というのはそれね・・・でも全然ピンと来ない・・・」 花丸「鞠莉さんがさっき言ってた答え、一部分だけが当たってたんだよね・・・それはどこなんだろう?」 真姫(発想の転換・・・こういう問題は固定概念に囚われてはいけない・・・) 真姫(それに加えて、マリーの答えにヒントがある・・・それを見極めれば・・・) 真姫「・・・・・・あっ」 ダイヤ「真姫さん、何か閃きましたか?」 真姫「このルールって、人間にとってのルール?」 ダイヤ「おっ!良い質問ですわね いいえ!」 絵里「えっ!? じゃあ誰にとってのルールなの!?」 鞠莉「え、じゃあ私のさっきの答え、『幽霊にとってのルール』っていうのは・・・?」 ダイヤ「はい、惜しい所まではいっていたんです このルールは幽霊側のルールですわ」 花丸「えぇ〜!オバケさんのルール〜?」 真姫(よし!あと他に決めつけになっていることは・・・?) 真姫「幽霊たちは、女の子に同情している?」 ダイヤ「はいっ!」 絵里「えぇっ!?」
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16 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:06:19.03 ID:7JGH2bFv - 真姫「OK! もういけるわ!」
ダイヤ「それでは真姫さん、答えをどうぞ!」 真姫「このルールは、亡くなった親の墓参りに来ている女の子に対して『この子を怖がらせるのは気の毒だから、この子の前に現れてはいけない』という、幽霊たちが定めたルールだった!」 ダイヤ「大正解ですわーっ!」ピンポンピンポーン! 真姫「やったわ〜!」ガッツポーズ! 絵里「えぇ〜!幽霊にそんな情があるの〜!?」 鞠莉「なるほどね、確かにファンタジーな答えだわ」 花丸「歌はあんまり関係なかったね・・・」 ダイヤ「では解説に入りますわ」 ダイヤ「林道近くの墓地には、少女の両親のお墓があります 少女はそこへ墓参りに行き、歌を歌っていました」 ダイヤ「そんな少女を哀れに思った幽霊たちは、『この娘に怖い思いをさせるのは可哀想だから、この娘の前に現れるのは止めよう』という決まりを作りました」 ダイヤ「それが、『女の子には関わってはいけない』というルールですわ」 ダイヤ「真姫さん、見事完全正解ですわ!」 真姫「分かったのよ 水平思考ゲームで大事なのは、固定概念を覆すことだって!」 花丸「確かに、幽霊は怖くて危険なもの、っていうのを無意識に決めつけちゃってたもんね」 絵里「くぅぅ〜・・・考えつかなかったわ・・・」
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17 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:11:21.37 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「さて、ここまで1年生2人が見事正解していますので、3年生にも頑張って頂きたいですわね」
ダイヤ(エリーチカ、頑張って〜!///) 絵里「そうよね、そろそろ私も正解したいわ」 鞠莉「さぁ、どんと来い!」 ダイヤ「次の問題!」 問題 『訪ねてきた女』 あるアパートに男がいた。 男の元へ、女がやってきた。 男はその女を見て、死を覚悟した。 一体何故?
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18 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:14:52.09 ID:7JGH2bFv - 花丸「・・・え?もう終わり?」
ダイヤ「以上ですわ」 真姫「待ってよ、情報が少なすぎるわ!全然分からないわよ」 ダイヤ「そこは質問をしていって推理していけば良いんですのよ」 絵里「んー・・・男は一体、何を見たのかしら・・・?」 花丸「はいはい!女性は人間ですか?」 ダイヤ「はい 生きている普通の人間ですわ」 花丸「そっか じゃあ、女の人が幽霊とか妖怪とかで、呪い殺されるとかいう答えではないんだね」 ダイヤ「そういうことになりますわ」 真姫「女は凶器を持っていた?」 ダイヤ「いいえ」 真姫「包丁とかバールとか、殺傷能力のあるものは一切持ってなかったの?」 ダイヤ「あー・・・それに関してはいいえと言い切れませんわね 武器は一応持ってはいますわ」 真姫「どういうこと・・・?」
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19 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:18:19.24 ID:7JGH2bFv - 絵里「女性は、大人ですか?」
ダイヤ「はい 立派な成人以上の女性ですわ」 絵里「ふむ・・・あ、もう一ついいかしら?女性は男性に対して殺意がありましたか?」 ダイヤ「んっと・・・恐らくいいえでしょう ゼロとも言えないかもしれませんが」 絵里「んんん〜〜分からないわねー・・・」 ダイヤ(エリーチカに正解させて差し上げたい!でも贔屓する訳にはいかない・・・もどかしいですわ〜!)もんもん 花丸「・・・・・・あ!」 花丸「・・・あ?うん?あぁ、違うか・・・」 ダイヤ「な、何ですの?」 花丸「いやぁ、もしかしたらこの女の人はお医者さんで、男の人は病気で自分の命が長くないことを悟ったのかも・・・」 花丸「と思ったんだけど、最初にアパートって書いてあったずら」 ダイヤ「あーなるほど・・・結論から言うと、違いますわ 往診に来た訳ではありません」 花丸「うーん、そうだよねぇ」 ダイヤ「しかし考え方は良いですわよ」
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20 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:22:07.98 ID:7JGH2bFv - 真姫「女性が男性を訪ねてきたのは、仕事だから?」
ダイヤ「はい!」 真姫「なるほど 医者ではないけど、仕事で人の家に来るような人ってわけね」 絵里「その女性の職業が何か、それが分かれば・・・」 鞠莉「ふっふっふ、分かってしまったわ♪」 ダイヤ「・・・一応聞きますわね」 鞠莉「一応って何よ!・・・んっん!この女性はメデューサの瞳を持っていますか?」 ダイヤ「・・・・・・はい???」 鞠莉「メデューサとは目を見た生物を石に変えてしまう種族 彼女はその末裔だった」 鞠莉「それを瞬時に悟った男性、しかし時既に遅し、彼は女性の瞳をしっかり見つめてしまった」 鞠莉「それで、『あ、もう奴の目見ちゃった 俺の人生詰んだわ』みたいな?」 ダイヤ「・・・・・・・・・・・・」 ダイヤ「何を言ってるの???」←真顔 鞠莉「ふひひーwwwwww」 ダイヤ「次この企画やる時はあなたは呼びませんから」 鞠莉「わぁーん!! ちょっとボケてみただけじゃーん!」
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21 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:25:41.66 ID:7JGH2bFv - 絵里「あのー、いいかしら・・・?この女性はアパートの大家さん?」
ダイヤ「いえ、違いますわ」 真姫「住人が死を覚悟する大家って何!?」 絵里「いやその、この男性は家賃を滞納していて、大家さんは激怒して取り立てに来た・・・とか」 鞠莉「大家さん怖すぎでしょwww」 真姫「この男と女は面識はあった?」 ダイヤ「うーんと、面識があるかで言えばいいえですけど・・・女性の方は、男性のことを知ってはいましたわね」 花丸「へ?どういうこと?」 真姫「直接会うのは初めてだけど、女は男のことを事前に知ってはいた、ってこと?」 ダイヤ「そうなりますわね」 絵里(・・・・・・ん?それってひょっとして・・・?) 花丸「んー・・・女の人に殺意は無いんだよね・・・」 花丸「・・・この女の人は、サイコパスですか?」 ダイヤ「え?ど、どういうことですの?」 花丸「この女の人にとって人を殺めることは、食事をするのと同じように当たり前の行為 だから人を殺す時にも殺意すら抱かない・・・みたいな?」 ダイヤ「そ、そんな複雑な背景はありませんわ・・・」 花丸「違うかぁ」 真姫「あなた可愛い顔して結構物騒なこと言うのね・・・流石に小説の読みすぎよ」 花丸「そうかなー?」
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22 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:27:59.00 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「皆さん少々難しく考えすぎでは?もっとシンプルでいいんですのよ」
絵里「ねぇダイヤ 女性が男性を訪ねたのは仕事だったからよね?」 ダイヤ「えぇ お仕事です」 絵里「女性は、警察ですか?」 ダイヤ「!!! は、はい!」 絵里「よしっ!思った通り!」 絵里「それじゃあ男性は、重罪を背負った犯罪者ですか?そうでしょう!?」 ダイヤ「その通りですっ!」 鞠莉「おぉぉ〜?エリーがここに来て猛烈な追い上げ!」 ダイヤ(エリーチカ!あと少しですわ!///) 絵里「決まったわ!アンサーいくわよ!」 絵里「この男性は逃亡中の凶悪犯罪者で、アパートに潜伏していた!そこへ女性警察官がやってきて、それを見た男は逃げることも出来ず、死刑を悟った!」 絵里「女性が武器を持っているというのは武装してるから!そして男性は指名手配されていたから、女性は男性のことを知っていたのよ!」
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23 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:29:40.54 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「あぁもう、私が解説するまでもありませんわね 完全正解ですっ!」ピンポンピンポーン!
絵里「やったわー!やっと正解出来たー!ハラショー!」 花丸「おぉ〜!絵里さん凄いずらー!」パチパチパチ! 真姫「何よ、思ってたよりシンプルな答えだったわね・・・今度は逆に発想を変えようとしすぎてしまったわ」 鞠莉「なるほどね、『女性が一人で訪ねた』とは言ってないから・・・複数人で突入した、とも考えられるわね」 花丸「それに男の人は、アパートに居たとは言っても、住んでいたとは言ってないもんね」 ダイヤ「流石!かしこいかわいいエリーチカ!!おめでとうございますわ〜!!//////」 絵里「えへへ/// ありがとう///」
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24 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:31:36.00 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「それでは本日はこれまで!皆さんお疲れ様でした」
鞠莉「うぅー、私だけ正解無しだったわ〜」 ダイヤ「次の機会に頑張ってくださいな」 花丸「とっても楽しかったずら!良い頭の体操になったよ♪」 鞠莉「そして進行役を務めたダイヤも、お疲れ様!」 ダイヤ「え?いえいえ私は・・・」 鞠莉「それじゃ、頑張ったダイヤにご褒美!エリー、ちょっと耳貸して?」 絵里「え、何?」 ひそひそひそ・・・ 絵里「えぇっ!? ・・・わ、分かったわ///」
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25 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:34:13.44 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「な、何ですの?」
絵里「ダイヤ・・・今日はお疲れ様!えいっ///」 むぎゅうううう 花丸「きゃっ///」 真姫「えぇっ!?」 鞠莉「エリーのハグ!ダイヤにとってはこの上ない報酬でしょ♪」 絵里「・・・以上っ!///」パッ ダイヤ「・・・・・・へ」 絵里「・・・ご褒美///」 ダイヤ「・・・・・・・・・」 バターーン!! 花丸「わぁー!ダイヤさーん!」 鞠莉「うひひひひwwwwww」
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27 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:36:23.02 ID:7JGH2bFv - ダイヤ「はへぇ♥♥♥ ふにゃぁ♥♥♥ あやぁぁああ♥♥♥」ぴくぴく
真姫「・・・はい、質問」 真姫「動画の締めをしなきゃいけないんだけど、ダイヤはもう喋れそうにありませんか?」 ダイヤ「ひゃ♥♥♥ ひゃい♥♥♥」ひくひく 鞠莉「・・・ってことで、ダイヤが腑抜けになっちゃったので、今日はもうおしまい!」 絵里「ま、また見てくれると嬉しいわ///」 鞠莉「それじゃ、See you again!」 「ばいばーーい!」 ダイヤ「えへぇ♥♥♥ えぃ〜〜ちかぁ〜〜〜♥♥♥♥♥♥」 おしまい!
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29 :名無しで叶える物語(しうまい)[]:2018/11/09(金) 22:41:27.84 ID:7JGH2bFv - えりダイがやりたかった。
おやすみ。
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