- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
213 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:06:43.01 ID:jNhgZGXZ - >>207‐212
コメないと色々心配になるから助かる >>211 なるほど、バトル以外も意外と需要あるのね。両方とも書くの好きだよ。
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
214 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:08:15.93 ID:jNhgZGXZ - 第5話「にこ糖質」
希「今部員が一人の部活動があるんやけど、そこに入れて貰ったらどう?」 ことり「良いんですか?」 希「大丈夫や。一人で寂しくやっとるから入ってあげたらきっと喜ぶんやない?」 穂乃果「なるほどっ、ありがとうございます」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
215 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:08:50.95 ID:jNhgZGXZ - 海未「そんな部活動があるんですか」
希「あるんよ、ちょっと見てきたら?」 絵里「…今はなにやってるか正直わからないけれどね」 ことり「とりあえず目星がついてよかったね♪ほのかちゃんっ」 穂乃果「早速行こー」 希「ほな、」 ことり「おー」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
216 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:09:21.17 ID:jNhgZGXZ - 海未「他の三人も呼びに行きしょうか」
穂乃果「もちろんっ」 … 真姫「…昨日パパに事件の事話しちゃったの」 穂乃果「ええっ!?」 真姫「でも、秘密にしてくれるって。昨日結構しつこく問い詰められちゃって言っちゃった…ごめんなさい」
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217 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:09:50.26 ID:jNhgZGXZ - 海未「まぁ言った事は仕方ないですからね」
ことり「秘密にしてくれるなら大丈夫だよっ」 真姫「ありがとう、でもパパが護身用にってこれをくれたの」ミテ 凛「これってムチ?」 真姫「そう鉄で出来たムチ」 花陽「ちょっぴり重そうだね」 真姫「これでも軽量化したんだって」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
218 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:10:22.01 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果「どうやって使うの?」
真姫「鉄で出来てるからこの鞭の温度を上げると熱くなって物を分断出来るようになるの」ブゥン 穂乃果「!?こわっ、ちょっとこっち向けるの止めてよ」 真姫「あと何かグローブ?軍手もくれたんだけど、良くわからなくて…」 海未「手の甲の部分にスイッチがついてますね、押すんでしょうか」 ことり「このグローブに使ってる生地、すごい頑丈そうだね」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
219 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:11:19.45 ID:jNhgZGXZ - 真姫「パパにまた聞いてみるわね」
穂乃果「よろしく…って…?…ちがうよっ他の用事があってさ… _____________ 花陽「ここがその副会長が言ってた部活の、部室ですか?…」 真姫「窓ガラスに内側からアルミホインル?がはられてるわね」 凛「じゃねんがするにゃー」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
220 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:11:47.31 ID:jNhgZGXZ - ことり「なんかちょっぴり怖いかも」
海未「何かあったらすぐ逃げますよ」 凛「早く部室に入ろうよ」 穂乃果「よし!たのもうっ!!」バンッ! 真姫「ヴエェェッ!?なにこの部屋…」 ??「!?!あんたたちっ、もう私を嗅ぎ付けたのっ?対策は万全だったはずなのに」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
221 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:12:18.64 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果が勢い良く扉を開ける!すると部室の天井と壁一面にアルミホイルが貼り付けられており、光が反射してギラギラと光っていた。
銀色のそれは隙間なく敷き詰められて部屋は異様な雰囲気をまとっている。 そして、この部屋の主はというと、このような内装に相応しく?頭全体を覆うようにアルミホイルを被っており、ご丁寧に後頭部には二つ穴が開いてそこから黒い髪が二房垂れ下がっていた。ツインテールである。 穂乃果「あれ、どこかで会いましたか?」
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222 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:12:45.21 ID:jNhgZGXZ - ??「いくら世界を支配しているからって、いきなり部屋を開けるのはどうなのかしら?」
穂乃果「え?」 海未「すみません、なんのことですか?」 真姫「イミワカンナイ」
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223 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:13:18.35 ID:jNhgZGXZ - ??「とぼけてんじゃないわよ!あんたたちのやり口はわかってるんだからねっ!?」バンッ
ことり「えーっと、やり口?」 花陽「」ビクッ 凛「かよちんがびっくりしちゃったじゃん!」 穂乃果「あの、ぶし_____ ??「ああ、そう。でもね…私はまだやるべきことがあるのっ」ダッ そう言った後に座っていた椅子の後ろの窓を手慣れた様子で開け、窓の外へ出、走って逃走!
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
224 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:13:46.62 ID:jNhgZGXZ - 『にこっ』
花陽「行っちゃいました…」 ことり「とりあえず話した方がいいとは思うけど」 穂乃果「おいかけようっ!」 凛「凛に任せるにゃー」 凛は女が走り去った方向へと駆け出し、 校舎の中庭へと出て左右を見たあとに加速。
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
225 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:14:23.13 ID:jNhgZGXZ - 『まてー』タッタッ
『待たないわよ』 『……はいっ、つーかまーえたっ』 『はなしなさいよっ』 『離すわけないにゃー』 『くっ、…あんたやっぱり組織のヤツね!』 『何のこと?』
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
226 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:14:48.37 ID:jNhgZGXZ - 『知ったかぶりしても無駄なんだから!』
凛「つかまえたよっ」 逃走女子を羽交い締めにして穂乃果たちの前へと持ってくる凛。 穂乃果「さすが凛ちゃんっ」ナデナデ 凛「えへへ」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
227 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:15:22.86 ID:jNhgZGXZ - ??「でもね、あんたたち甘いわよ」
その瞬間。 拘束していた身体は外側からドロッと形が崩れていき、白い煙のようなものを放出しながら蒸発?した。 凛「うえぇっ?」 穂乃果「能力者!?」 しかし、その問いに答えるべき存在はいない。 海未「…そうとしか判断するしかありませんね」 ことり「能力者さんだったのかな〜」
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228 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:15:47.33 ID:jNhgZGXZ - 真姫「ここら辺は能力者多いわね」
花陽「すこし怖いです」 穂乃果「!…能力者だったんだね、もっと入部したくなっちゃったよ!」メラメラ 海未「まぁほどほどにアプローチしましょう」 ことり「そうだね」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
229 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:16:20.21 ID:jNhgZGXZ - 花陽「あの〜」
一同の比較的後ろにいた花陽がなにかに気付いたのか、部屋にある棚の上に位置する壁についたアルミホイルを見つめている。 その先には僅かにアルミホイルの膨らみができていた。 花陽「周りも見てください」 良く見ると所々にアルミホイル壁の凹凸が他とは違うところがある。 穂乃果「これ、なんだろうね」 穂乃果が該当箇所のアルミホイルをペリリとめくると。
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
230 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:16:54.56 ID:jNhgZGXZ - ことり「ポスター?」
真姫「もうすこし剥がしてみて」 穂乃果「うん」ペラッ 海未「これは?」 花陽「!…とあるアイドルグループのポスターです!」 穂乃果「アイドルグループ?」 花陽「そうですっ、ここら辺では割りと知られていると思います」
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231 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:17:22.40 ID:jNhgZGXZ - 真姫「アイドル好きなの?」
花陽「うんっアイドルグッズとかは持ってたりするよ」 凛「凛は知ってたにゃー」 海未「しかし、なぜアイドル?」 ことり「うーん…」 穂乃果「他も調べてみない?机の中とか…」ニヒヒ 海未「それはダメですよ、穂乃果」
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232 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:17:52.19 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果「固いよ〜海未ちゃん」
穂乃果「まずはー、…おおっ日誌?これはいいかも?」 海未「固いとか言う事じゃありません、ダメなものはダメです」 ことり「おねんがぁいっ♪」 海未「…しょうがないですね。今回だけですよ、全く」 穂乃果、ことり「はぁーい」 穂乃果「見るよっ」
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233 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:18:25.40 ID:jNhgZGXZ - ____
____ 真姫「それで…何か分かった?」 穂乃果「これ、途中で途切れてる」 ことり「そこで終わっちゃったのかな?」 穂乃果「あっまた再開してる」 凛「その時なにかあったのかな?」
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234 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:19:12.67 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果「読んで見たけど、途切れた前日はアイドルのライブ行ってたっぽいね」
凛「見せて見せてっ」 ×月5日 今日は某アイドルのフリーライブに行ってきたわ。 思っていたより出来が良かったにこ。 諸々____ _______ ______ 明日はA-RISEの出待ちをしようかな。♥ _______________________
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235 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:19:43.19 ID:jNhgZGXZ - 花陽「なるほど、アライズですか分かります!」
真姫「良くこんなに書けるわね」 穂乃果「で、これがまた再開した一年前のやつだよっ」 海未「少し背徳的ですね」ワクワク ことり(うみちゃん…)
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236 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:20:33.69 ID:jNhgZGXZ - ×月13日
やはりUTXには何かがあると思う世間には公表できない何かが。 きっとフリーメイソンという組織の傘下にあるのは間違いない。 AーRISEのAはまさしく、あのマークだ。この世界を牛耳らせる訳にはいかない。 諸々____ _______ ______ 結果、電磁攻撃あるいは思考を読み取られないようにアルミホイルを頭に被ることにした。 _______________________
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237 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:21:50.27 ID:jNhgZGXZ - 真姫「ぶっ…」プルプル
花陽「ひっ!怖いです…」 凛「大丈夫だよ。かよちん」サスリサスリ ことり「妄想?」 海未「なんですかこれは」キラキラ 希「今どんな感じ〜?」ガラッ 穂乃果「あ、希先輩っ見に来てくれたんですか?」 希「まぁな、ちょっと心配やったし」 ことり(大丈夫って言ってたけど心配だったんだね…)
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238 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:22:26.22 ID:jNhgZGXZ - 海未「あの、恐れながら日誌を拝見させて頂いていたのですが、にこ先輩に何が?」
希「…ちょっと見せてな」 ことり「どうぞ」 希「ふむふむ…」 希「まぁやっぱりこの時期になんかあったんやろな」ペラ 真姫「アイドル関係で何か?」
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239 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:22:58.03 ID:jNhgZGXZ - 希「せやな、…昔にこっちは、ここにも書いてあるようにアイドルを目指したり、追っかけをしてたんや」
凛「へーっ」 希「でもある時にパタンと学校に来なくなって、どんくらいかな。一週間くらいでまた学校に来たんやけど、様子が変でな…」 ことり「それでどうしたんですか?」 希「今までと違って、それからはアイドルの話なんて一切しなくなったんよ。まるでアイドルに不信感を抱いてるような感じで…と言ったらいいんやろか」
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240 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:23:29.42 ID:jNhgZGXZ - 花陽「そんな事が…」
真姫「その時期になにかがあったのは間違いないわね」 海未「アイドル関係でしょうね…」 希「あ、あとそれから段々と違う方向にも、おかしくなってきたんや」 希「…組織とか、アルミホイルとか…」
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241 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:24:04.80 ID:jNhgZGXZ - 真姫「……うーん、それ軽度の統合失調症になっちゃってるのかも…」
穂乃果「なにそれ?」 真姫「精神病の一つよ」 真姫「この記録のない期間によほどショックな事があったのかもしれないわね」 穂乃果「そうかもしれないけど、戻すにはどうしたら良いの?」 真姫「うーん……統合失調症確定ではないけど、違うとしてもその不安材料?を取り除けばなんとかなるかも…」 花陽「アイドルが好きそうでしたし、それ関係かも…」 希「その線はあるやろな」
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242 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:24:34.00 ID:jNhgZGXZ - ことり「たしかに色々アイドルの追っかけとか、出待ちもしてたみたいだし」
凛「それで決まりにゃ!」 穂乃果「それだね!理由はほぼ確定っ!…でもさ。どうやる?」 花陽「アイドル関係かぁ…」 海未「おそらくそうでしょう」 希「色々、不安とかも取っちゃえばいいんやない?」
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243 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:25:00.83 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果「おおっ、良いね!」
真姫「うーん…まぁ、とりあえずやってみれば?」 穂乃果「じゃあ明日、{にこ先輩}奪還計画開始っ!!」 希「よろしく頼んだで、」
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244 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:25:56.75 ID:jNhgZGXZ - ─────
穂乃果「にこせんぱーいっ!」 にこ「げっ昨日のヤツら、三年生のクラスまで来て何のつもりよ!」ダッ 穂乃果「私はあなたの仲間です」スッ にこ「え?…」 にこ「いきなり仲間って言われ─── 海未「見てください、皆のこの頭を!」 にこ「アルミホイル…」ハッ にこ「ふーん、…わかってるわね。あんたたち」
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245 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:26:23.14 ID:jNhgZGXZ - 凛「電磁攻撃から身を守るためにゃ」ビシッ
ことり「少し部活動について聞かせて貰えませんか〜?」 にこ「ふふ、いいわ少しだけ私の部室を案内してあげる。ついてきなさい」 穂乃果「気になったんですけど、UTXのアライズについて何かあったんですか?」 にこ「アライズ?!」 花陽「何か知ってるんですね?」
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246 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:26:58.28 ID:jNhgZGXZ - にこ「もちろんよっ悪の組織だったの、おそらく影でフリーメイソンと繋がっているわ」
真姫(アホね) にこ「色々にこが調べて見たんだけど、とてつもなく強大な計画が動いているわ。ヤツラは陰謀を企てているの」 穂乃果「私もUTXの陰謀はあると思います、音ノ木坂学院と生徒数もほぼ似てましたし」 にこ「そうよね、他にも沢山あるの。知ってる?ARISEのAはあのピラミッドの形とも酷似しているのよ、」 穂乃果「おおっなるほどぉ!」 にこ「…でしょ?」ニヤ
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247 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:27:22.49 ID:jNhgZGXZ - にこ「っとついたわね、あれ。あの扉に張ってたアルミホイルは?」
海未「剥がれちゃったんじゃないですかね」ハテ? にこ「なら、また張らないとね」ガチャ 扉を開けると天井と壁一面に張ってあったアルミホイルはすべて剥がされており、元々張ってあったアイドルのポスターのみが壁に張り付いていた。
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248 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:27:56.08 ID:jNhgZGXZ - 部室内は昨日のようなまがまがしさはなく、華やかな雰囲気を醸し出す。
今までアルミでおおわれていた棚の中のアイドル関連グッズも露になり、元々のアイドル研究部を取り戻したように見えたが。 にこ「うっ…これは………ねぇ、あんたたち何したのか分かってんの?」ギロッ にこ「私の仲間なんじゃないの?…勝手に人の部室に入って勝手に防御壁剥がして!!、何のつもりよ!!出ていきなさい!!!」
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249 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:28:33.23 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果「…アイドル、好きなんですよね?」
にこ「っ…なんでそうなるのかしら」 花陽「こんなにグッズを並べるなんて嫌いじゃできませんっ」タナ ユビサシ にこ「それは敵の情報を集めるためよ」 海未「ならグッズは必要ですか?」 にこ「証拠品よ…」
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250 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:29:02.31 ID:jNhgZGXZ - ことり「こんなにアイドルのポスターが張ってあって…」
にこ「…」 凛「アイドルかわいいにゃー」 にこ「…」 真姫「強情ね」 花陽「伝伝伝こんなに集めている人がアイドル嫌いなわけがありませんっ!」
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251 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:29:38.89 ID:jNhgZGXZ - にこ「…でもっ」
穂乃果「良いんだよっ!!」ダキッ 穂乃果「もし、何かあっても。私たちがいるんだ!私たちが守るっ!!アイドルを好きで良いんだよっ!!!アイドルが酷いことするわけないじゃないですかっ!なんでそんな事をしたのか、理由があるはずですっ!!信じて!もう一人じゃない、私たちは仲間なんだよっ!!!」 海未「私も能力持ちですから、」フッ
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252 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:31:05.99 ID:jNhgZGXZ - 穂乃果「だから、私たちをアイドル研究部に入部させてくださいっ!!!!」
ことうみまきりんぱな「「「「「お願いしますっ!!!!!」」」」」 にこ「…」 にこ「……」ウル にこ「…」ゲシゲシ にこ「…ほんっと、しょーがないわねー。」 にこ「……私、…なんで頭にアルミホイルなんかつけてるのかしら」 穂乃果「なおった!?」 真姫「成功ね」
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253 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:31:32.09 ID:jNhgZGXZ - にこ「でも、本当にいいの?」
にこ「私の部活に入ったら、アイドルについて調べていく事になるわよ、あんたらの目的は廃校阻止らしいじゃない」 穂乃果「…それって、A-RISEの事ですよね。私達もA-RISE、UTXについて調べているんです」 にこ「UTX、A-RISEが廃校に関わってるって?」 穂乃果「そうですっ!」
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254 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:32:29.18 ID:jNhgZGXZ - にこ「………フッ…まぁ悪くないわね」
にこ「良いわ、あんたらの入部を認めてあげる。最後に言うけど、危険よ?」 穂乃果「はいっ!分かってます」 にこ「私はなんでアイドルの頂点に立つA-RISEがあんな事をしてたのか、分からない。でも…そんな事をしてたのには理由があるはず。」 にこ「にこはそう信じてる。……だから…その理由を知るためにはどんなことだってやるわ。…」 穂乃果「…なるほどっ」 にこ「あんた達に、その覚悟は…ある?」
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
255 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:39:09.93 ID:jNhgZGXZ - 【生徒会室】
絵里「えーっとここは…」カキカキ 希「…」 絵里「…ふむ」 希「えりち、見て…」 絵里「…何?」 希は生徒会室の窓から、立ったまま外へ視線を向ける。 絵里「希?」 希「雨、止んでる」 そしてその先では今までの天候をかき消すかのように、雨雲の割れ目から差し込まれた幾つかの陽光が煌めいていた。
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
256 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:39:58.58 ID:jNhgZGXZ - To Be Continued
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- 穂乃果「廃校は異能で阻止するんだよっ!」
257 :名無しで叶える物語(プーアル茶)[]:2018/09/13(木) 23:41:39.24 ID:jNhgZGXZ - 次からは雑談も交えながらのバトル回に入ります。展開とか能力で質問あったら答えます。
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