- ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
1 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:00:15.40 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒「えへ、¶cリ˘ヮ˚)|ちゃん。今日はどこ行こうか」
¶cリ˘ヮ˚)|「バスに乗らなきゃだけど、ヌマヅまで行って遊びましょうか」 ⌒°( ^ω^)°⌒「やったビィ!」 ¶cリ˘ヮ˚)|「門限とか大丈夫?」 ⌒°( ^ω^)°⌒「大丈夫だよ」 ノcノ,,・o・,,ノレ「…」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
2 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:00:57.09 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒「ノcノ,,・o・,,ノレちゃんはどうする?」
ノcノ,,・o・,,ノレ「マルは…」 ノcノ,,・o・,,ノレ「2人の邪魔をしたら悪いし、このまま帰ろうかな」 ¶cリ˘ヮ˚)|「…」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
3 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:01:50.15 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒「邪魔なんかじゃないよ! 一緒に遊びに行こうよ!」
ノcノ,,・o・,,ノレ「⌒°( ^ω^)°⌒ちゃん」 ⌒°( ^ω^)°⌒「ほら、皆で手を繋いでいこ?」 ¶cリ˘ヮ˚)|「仕方ないわねノcノ,,・o・,,ノレ。⌒°( ^ω^)°⌒と手を繋ぐことを許可するわ」 ¶cリ˘ヮ˚)|「他でもない貴女だもの」 ノcノ,,・o・,,ノレ「¶cリ˘ヮ˚)|ちゃん」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
4 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:02:28.20 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒「それじゃ、ノcノ,,・o・,,ノレちゃんは⌒°( ^ω^)°⌒の右ね」
ノcノ,,・o・,,ノレ「⌒°( ^ω^)°⌒ちゃん、両手に花ずら」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ちょっと〜浮気しちゃダメよ⌒°( ^ω^)°⌒」 ⌒°( ^ω^)°⌒「えへへ♡」 ノcノ,,・o・,,ノレ「…」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
5 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:03:02.42 ID:JNFbyEc4 - ノcノ,,・o・,,ノレ(マルの大好きな親友、⌒°( ^ω^)°⌒ちゃん)
ノcノ,,・o・,,ノレ(同じくらい好きな幼馴染、¶cリ˘ヮ˚)|ちゃん) ノcノ,,・o・,,ノレ(そんな二人が、いつの間にか付き合っていて) ノcノ,,・o・,,ノレ(戸惑っていたら、他のメンバー達もみんなカップルになっていた) ノcノ,,・o・,,ノレ(気づいたら…独りになっていた)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
6 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:04:35.01 ID:JNFbyEc4 - ノcノ,,・o・,,ノレ(人間の運命って不思議なものだなぁ)
ノcノ,,・o・,,ノレ(⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんに誘われて、スクールアイドルになって…) ノcノ,,・o・,,ノレ(たくさんの仲間が出来て) ノcノ,,・o・,,ノレ(皆で1つになって) ノcノ,,・o・,,ノレ(そんな時間が、ずっとずっと続くと思っていた) ノcノ,,・o・,,ノレ(それなのに今は…)
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7 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:05:14.18 ID:JNFbyEc4 - ノcノ,,・o・,,ノレ(やっぱり。どこに行っても誰といても)
ノcノ,,・o・,,ノレ(しょせん人間は1人なんだなぁ)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
8 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:05:54.70 ID:JNFbyEc4 - そんなマルが不思議な仮面と出会ったのは
じーちゃんに言われてお寺の蔵を掃除していた時だった。 ―――――蔵の中にあったもの それは、人の手に余る禁忌の仮面。
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
9 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:06:43.63 ID:JNFbyEc4 - ----------回想
ノcノ,,・o・,,ノレ「昨日、蔵の中から変な仮面が出てきたんだー」 ¶cリ˘ヮ˚)|「へえ。見せてみなさいよ」ウズウズ ⌒°( ^ω^)°⌒「¶cリ˘ヮ˚)|ちゃんってば興味津々だね」 ¶cリ˘ヮ˚)|「そ、そんなことないし」 ノcノ,,・o・,,ノレ「これずら」スッ
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
10 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:08:05.10 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒「ぴっ!? なんだか怖い仮面…」
¶cリ˘ヮ˚)|「感じるわ…禍々しい瘴気が…」waku-waku ノcノ,,・o・,,ノレ「なにwaku-wakuしてるずら」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ノcノ,,・o・,,ノレちょっと被ってみてよ。あんたなら似合うかも」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
11 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:09:27.92 ID:JNFbyEc4 - ノcノ,,・o・,,ノレ「その一言はイマイチ腑に落ちないけど、まあいいよ」
⌒°( ^ω^)°⌒「呪われた装備品で、外れなくなるかも」 ¶cリ˘ヮ˚)|「そんなド〇クエみたいなことある?」 ノcノ,,・o・,,ノレ「ずら」チャッ ――――その時、マルは初めて仮面を被った
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
12 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:10:38.15 ID:JNFbyEc4 - ノcノ,,・o・,,ノレ「どうかな? 似合うずら?」
⌒°( ^ω^)°⌒「…」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ねえ⌒°( ^ω^)°⌒、今日の練習の後に堕天生放送をするんだけど」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ゲストデーモンとして、出てくれないかしら」 ⌒°( ^ω^)°⌒「いいよぉ。他ならぬ¶cリ˘ヮ˚)|ちゃんのためだもん♡」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ありがと。そしてヨハネよ」 ⌒°( ^ω^)°⌒「ヨハネさま!」 ノcノ,,・o・,,ノレ「…え? ⌒°( ^ω^)°⌒ちゃん? ¶cリ˘ヮ˚)|ちゃん?」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
13 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:11:58.06 ID:JNFbyEc4 - 2人は、まるでマルが見えていないかのようだった。
いや、そうじゃない。 そもそもそこにマルの存在なんてなかったかのような振る舞いだった。 最初は2人のイタズラかなって思った。 でも、クラスの誰に話しかけても、反応はなかったし 逆にマルがイタズラをしても 、誰も気が付かなかった。
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
14 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:12:59.95 ID:JNFbyEc4 - これは後で気づいたことだけど。
仮面を被っている間は この世界からマルという人間の存在が消えていることがわかった。 生徒の名簿を見てもマルの名前はないし ⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんのケータイを盗み見ても、マルの名前はなかった。 そして、消えてしまっている間の記憶も 外した時に上手いこと補完されていることも分かった。
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
15 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:14:02.17 ID:JNFbyEc4 - ----------後日、浦の星女学院1年教室
⌒°( ^ω^)°⌒「でね! ¶cリ˘ヮ˚)|ちゃん!」 ⌒°( ^ω^)°⌒「昨日のテレビで、あのアイドルが生放送で出演してたの」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ええ? あのアイドルの出番って朝の3時くらいじゃなかった?」 ⌒°( ^ω^)°⌒「頑張って起きてたんだぁ」 ¶cリ˘ヮ˚)|「だから今日、寝坊で遅刻してきたのね」 ¶cリ˘ヮ˚)|「ホント、おバカなリトルデーモン」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
16 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:15:13.35 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒「えへへ。だって生放送だからリアルタイムで観たかったんだもん」
¶cリ˘ヮ˚)|「それなら、お昼休みはヨハネの膝で眠るがいいわ」 ¶cリ˘ヮ˚)|「特別よ♡」 ⌒°( ^ω^)°⌒「やったビィ!」 ノcノ,,・o・,,ノレ「…」 ⌒°( ^ω^)°⌒「ノcノ,,・o・,,ノレちゃんは、昨日のテレビ観た?」 ノcノ,,・o・,,ノレ「…」チャッ
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
17 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:16:12.05 ID:JNFbyEc4 - ⌒°( ^ω^)°⌒ちゃんに話しかけられたマルは
蔵で見つけた仮面を被った。 マルは、その仮面を『ムズラの仮面』と名付けた。 仮面を被るとマルの存在は、この世界から消失する。 その名の通り『無』になれるんだ。
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
18 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:17:19.96 ID:JNFbyEc4 - ¶cリ˘ヮ˚)|「…」
⌒°( ^ω^)°⌒「¶cリ˘ヮ˚)|ちゃん、今日の練習の後どこか寄り道していかない?」 ¶cリ˘ヮ˚)|「…ん。って、また!?」 ¶cリ˘ヮ˚)|「昨日もショウゲツに寄って行ったじゃない」 ⌒°( ^ω^)°⌒「だって、少しでも¶cリ˘ヮ˚)|ちゃんと一緒にいたいもん♡」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
19 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:18:11.68 ID:JNFbyEc4 - ¶cリ˘ヮ˚)|「…っ。¶cリ˘ヮ˚)|じゃなくて」
⌒°( ^ω^)°⌒「ヨ ハ ネ さ ま ♡」 ¶cリ˘ヮ˚)|「仕方ないわね。その従順さに免じて今日もヨハネに付き従うことを許すわ」 ⌒°( ^ω^)°⌒「ちょろいもんだビィ」 ¶cリ˘ヮ˚)|「…全く。何考えてるんだか」 ノcノ,,・o・,,ノレ(…)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
20 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:19:26.69 ID:JNFbyEc4 - ノcノ,,・o・,,ノレ(…消えよう)
ノcノ,,・o・,,ノレ(恋人たちの邪魔をするのも無粋だ) ノcノ,,・o・,,ノレ(見てても悲しくなるし) ノcノ,,・o・,,ノレ(このまま散歩でもするずら)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
21 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:21:06.74 ID:JNFbyEc4 - ----------中庭
ノcノ,,・o・,,ノレ(日差しが気持ちいいなぁ) ノcノ,,・o・,,ノレ(ん?) (*> ᴗ •*)ゞ「从/*^ヮ^§从ちゃんみかん食べる?」 从/*^ヮ^§从「食べる! (*> ᴗ •*)ゞちゃんてば用意がいいね」 从/*^ヮ^§从「あ、今のは(*> ᴗ •*)ゞちゃんと用意をかけて…」 (*> ᴗ •*)ゞ「説明、しなくていいから…」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
22 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:22:24.48 ID:JNFbyEc4 - 从/*^ヮ^§从「ふーん。でも」
从/*^ヮ^§从「(*> ᴗ •*)ゞちゃんが、从/*^ヮ^§从の唇を、じっと見てることは説明して欲しいなぁ」 (*> ᴗ •*)ゞ「うっ!?」ドキ (*> ᴗ •*)ゞ「そ、そんなことないヨーソロ♪」 从/*^ヮ^§从「そんなことあるよね? ねえ、从/*^ヮ^§从の唇になにしたいの?」 (*> ᴗ •*)ゞ「从/*^ヮ^§从ちゃんてば容赦ないなぁ!?
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
23 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:23:16.23 ID:JNFbyEc4 - 从/*^ヮ^§从「(*> ᴗ •*)ゞちゃんに容赦ない从/*^ヮ^§从。あ、今のは」
(*> ᴗ •*)ゞ「説明、しなくていいから…」チュ 从/*^ヮ^§从「んっ…」 从/*^ヮ^§从「説明させないために从/*^ヮ^§从の唇を奪ったんだね」 (*> ᴗ •*)ゞ「それはホントに説明しないで!?」 ノcノ,,・o・,,ノレ(はあ…) ノcノ,,・o・,,ノレ(マルの安息は、ここにはないずら)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
24 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:24:05.53 ID:JNFbyEc4 - ----------部室
ノcノ,,・o・,,ノレ(ここならゆっくり出来るかな) ノcノ,,・o・,,ノレ(ん?) ノξソ>ω<ハ6「ホントにやるの?」 ∫∫( c||^ヮ^||「うん、よろしく」 ノξソ>ω<ハ6「…ホントのホント?」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
26 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:50:39.08 ID:JNFbyEc4 - ∫∫( c||^ヮ^||「だから本当だって」
ノξソ>ω<ハ6「絶対、怒らない?」 ∫∫( c||^ヮ^||「今まで1回も怒ったことないじゃん」 ノξソ>ω<ハ6「そうだけど…」 ∫∫( c||^ヮ^||「ほらっ、いつも通りにやろうよ」 ノξソ>ω<ハ6「わ、わかったわよ」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
27 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:51:20.43 ID:JNFbyEc4 - ノξソ>ω<ハ6「このメス海豚!!!」バシー
∫∫( c||^ヮ^||「ああっ///」 ノξソ>ω<ハ6「叩かれて感じないでよキモチ悪い!」 ノξソ>ω<ハ6「こんなのがこのノξソ>ω<ハ6ーの女だなんて、信じられないわ」 ∫∫( c||^ヮ^||「そんなっ/// 許してよノξソ>ω<ハ6///」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
28 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:53:31.32 ID:JNFbyEc4 - ノξソ>ω<ハ6「気安く呼ばないでくれる? メス海豚の分際で」
ノξソ>ω<ハ6「そもそも人間の言葉を使うのがおかしいでしょ?」 ノξソ>ω<ハ6「ほら、キューキュー鳴いてみなさい」 ∫∫( c||^ヮ^||「きゅー…///」 ノξソ>ω<ハ6「あはは! お似合いよ∫∫( c||^ヮ^||」 ノcノ,,・o・,,ノレ(なにこれ…) ノcノ,,・o・,,ノレ(マルの安息はここにもないずら)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
29 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:54:55.70 ID:JNFbyEc4 - ----------生徒会室
ノcノ,,・o・,,ノレ(この時間であれば、ゆっくり出来るかな) ノcノ,,・o・,,ノレ(ん?) メイ*σ ᴗ σリ「…」 ガラッ ノcノ,,・o・,,ノレ(メイ*σ ᴗ σリさんが来たずら) ノcノ,,・o・,,ノレ(一体何を)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
30 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:56:14.92 ID:JNFbyEc4 - メイ*σ ᴗ σリ「先ずは壁を背にして…っと」
メイ*σ ᴗ σリ『イケナイ後輩ですわね…このわたくしを誘惑するなんて』 メイ*σ ᴗ σリ「ああっ、そんな! わ、わたしそんなつもりじゃ」 メイ*σ ᴗ σリ『何を以ってそんなつもりじゃないと言い張りますの?』 メイ*σ ᴗ σリ『この短いスカート。わたくしに向ける熱っぽい視線』 メイ*σ ᴗ σリ『まるでレズしてくださいと言わんばかりのこの顔』 クイッ メイ*σ ᴗ σリ「レズだなんて…わたし」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
31 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:57:02.31 ID:JNFbyEc4 - メイ*σ ᴗ σリ『無意識とでも言いますの? 末恐ろしいですわ』
メイ*σ ᴗ σリ『であれば』ドンッ メイ*σ ᴗ σリ「きゃっ!」 メイ*σ ᴗ σリ『わたくしのものになりなさいメイ*σ ᴗ σリ』 メイ*σ ᴗ σリ『たとえ無意識であろうと、わたくしを誘惑した罪は重いですわ』 メイ*σ ᴗ σリ『ギルティな貴女には、罰(キス)を受けてもらいますわ』 メイ*σ ᴗ σリ「あっ…」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
32 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:58:05.75 ID:JNFbyEc4 - |c||^.- ^||「…」ガラッ
メイ*σ ᴗ σリ「あっ…|c||^.- ^||さん…」 |c||^.- ^||「何をしていますの? 神聖なる生徒会室で」 メイ*σ ᴗ σリ「いや、これは…日課の妄想を…」 |c||^.- ^||「何が日課の妄想ですか! 貴女の妄想とやらは全てわたくしが叶えて差し上げているじゃないですか」 メイ*σ ᴗ σリ「それでも足りないんです!!」
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
33 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 21:58:58.03 ID:JNFbyEc4 - |c||^.- ^||「全く…」
|c||^.- ^||「イケナイ後輩ですわね…このわたくしを誘惑するなんて」 メイ*σ ᴗ σリ「ああっ、そんな! わ、わたしそんなつもりじゃ」 ノcノ,,・o・,,ノレ(茶番ずら…) ノcノ,,・o・,,ノレ(マルの安息は一体どこに)
| - ノcノ,,・o・,,ノレ「ムズラの仮面」
34 :名無しで叶える物語(やわらか銀行)[]:2018/07/22(日) 22:00:16.11 ID:JNFbyEc4 - ----------図書室
ノcノ,,・o・,,ノレ(最初からここに来ればよかったね) ノcノ,,・o・,,ノレ(本でも読んで、放課後を待とう) ノcノ,,・o・,,ノレ(ん〜。やっぱり落ち着くずら) ノcノ,,・o・,,ノレ(独りは) --------------- ---------- -----
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