- 善子「UNDERTALE?」
323 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:03:21.90 ID:w3oYUzsT - ヨハネ LV5
スノーフルのまち コンティニュー
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- 善子「UNDERTALE?」
324 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:04:22.24 ID:w3oYUzsT - 〜スノーフルのまち〜
善子「んー……よーく寝た……」 宿屋をあとにして、うーんと背伸びをする。 ここ数日、怒涛のイベントの連続だからか、とてもよく眠れた気がする。 特に昨日は……大変なことばっかりだったから。たくさん寝て、心の力を蓄えなくちゃ。 クックック……そう、堕天使にも休息は必要なのです。特に……膨大な魔力を有し、魔術を行使する堕天使には、ね。 宿屋の前でキメポーズしながらひとりでほくそ笑む私。今日もかっこいい……! 善子「……くちゅっ!」 ……そういえば雪国だったの忘れてたわ。
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- 善子「UNDERTALE?」
325 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:05:03.95 ID:w3oYUzsT - というわけで私はアイテムショップにて、服や回復アイテム、防具を調達。
まあゲームのシステム的に服を買うとかそういうのは出来ないと思うけど……自分がその住人として入り込んでると便利ね。 バグ技っていうか、裏技っていうか……ともかく。 私は気さくなウサギのおばちゃんから長袖の服と回復アイテムと……いさましいバンダナという防具を買った。 どう見てもハチマキなんだけど、これ……なんなの? これのアイテム情報。 ・いさましいバンダナ ・アーマー ・ふっきんがすごい 善子「腹筋がすごいってなに……謎だわ」 ともかく防御力を上げておくのはこの先の生存率を高める上でも必須だ。私はそのいさましいバンダナをオシャレに装備するのだった。 言っておくけど、ヨハネはオシャレにはちょっとうるさいのよ? さて、武装も整えたところで…… 善子「街の探索ね!」
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- 善子「UNDERTALE?」
326 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:05:42.10 ID:w3oYUzsT - スノーフルのまち。
改めて説明しておくと、ここは随分と小さな街のようだった。街の北には海……もしくは川? ……があって、北は森が生い茂っている。この木は寒い場所にも強い針葉樹ってやつね。 ちょっと前にも説明したけど、この街の施設は4つ。 アイテムショップ、宿屋、図書館、バー。 ショップのおばちゃん曰くお腹が空いたらバーに行けばなんでも食べさせてくれるんだとか。 ……そんなにお金あったかしら。まあ、後で行ってみるとして。 東西に伸びたこの街は、あたり一面が雪で覆われていて、住人曰くサンタさんが来る時期なんだそう。 街の中央には大きなクリスマスツリーが置いてあって、その下には子供たちへ宛てたプレゼントがたくさん。 アメリカ形式のクリスマスなのかしら……って、よく考えたらこのゲームってアメリカのゲームなんだっけ。 ということは、このゲームの中では12月ってことなのかしら。それとも地下だから私の感覚とは違うの? ……まあ考えたところで知る由も無いんだけど。 ……と、ある程度街を見て回った頃に。 善子「……あれ?」 ────クリスマスツリーの前に、見知った顔を見つけた。
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333 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:06:52.32 ID:w3oYUzsT - あの紫の髪……あざといまでのツインテール。まさか、まさかあれは……リトルデーモン10号!?
善子「ねえ、ちょっとあなた……!」 「……え、なに? 気安く話しかけないで」 ああ、この仏頂面……この警戒心マックスな態度……! 善子「やっぱりあなた、理亞でしょ?!」 リア「えっ……ま、まあ、たしかにリアだけど」 なんとなく、ちょっと……トカゲっぽい意匠があるけど、間違いない……リトルデーモン10号こと鹿角理亞! リア「な、なに笑ってんの……気持ち悪いわねあなた」 善子「ぐっ……」 おのれリトルデーモン10号の分際で堕天使ヨハネにそんな口を…………って、当たり前か。私が理亞に当てはめてるだけで本来は理亞じゃないし。
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338 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:07:48.21 ID:w3oYUzsT - リア「そういえば、あなた子供でしょ?」
善子「えっ……ま、まあ、子供……子供っちゃ子供だけど」 リア「見たらすぐに分かった。だって私と同じコーディネートしてるし」 善子「……」 まあ、この街で買った服だし……確かに同じ服ね。ボーダーのセーターを華麗に着こなすのなんて私くらいだと思っていたわ。 で、それがどうしたの? リア「いや……見ない顔だったから。気になっただけ」 善子「そ、そうなの」 リア「……それだけ」 善子「……あ、うん」 …… …… …… ……気まずッ! 理亞ってルビィと一緒だとよく喋るけど、そういえば私と二人きりってなったことなかったわ…… よ、よし……ここはひとまず退散ね。 善子「じゃ……じゃあ、私行くから」 リア「ぁ…………ど、どこに行くつもり?」 善子「ん、街の北。まだちゃんと見に行ってなかったから」 リア「そう。あっちはモンスターの家と崖しかないけど」 善子「まあそうなんだろうけど、やっぱり探索は欠かせないから」 リア「……」 理亞はよく分からないと言いたそうな顔をしていた。まあ、当然よね。ゲームの話なんかしてもあの子にはわかるわけないし。
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342 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:08:22.81 ID:w3oYUzsT - ・・・
北側に抜ける。 道の左右にはモンスターの家と……なぜか巨大な氷の塊を川に投げ捨てる犬。 ……よく分かんないわこの世界。 モンスターの家の前にはスライムが……3人。3体……3匹?まあ、どっちでもいいけど。 それを通り過ぎてさらに北へ行くと、崖と言うよりは、川岸のような場所に出た。 確かに崖っぽく見えるけど、川岸だと思う。多分。 善子「……ふむ、特に何もなさそうね」 これで街の外側は全て見回ったことになる。あとは図書館とグリルビーズ……だっけ、食事のできるバーね。 と、踵を返そうとして──── ・プルルルル プルルルル…… 善子「!!」 突然の電話に、私の心臓がドキンと鳴るのが聞こえた。 この番号を知っているのはマリエル……だけだったから。しかし画面を確かめると、まったく知らない番号だった。 なら間違い電話か……それとも、ダイヤズかパビィルスがどこからか入手して……
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347 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:09:11.71 ID:w3oYUzsT - ……
善子「……もしもし」 『Hello!』 善子「っ……」 マリーに……似た挨拶。だけど違う声だ。 『Can I speak to G……』 善子「……」 英語……だと…… 善子「……あの」 『……あれ? 番号間違えたかな……?』 ちゃんと気づいたようでなによりだわ。 満足した私は相手から謝罪をもらったら電話を切ろうと思っていたら──── 『まちが〜えたよッ! ごめんなちゃいッ!』 ……は? 『かけまちがえたヨ きまずいヨッ!』 『まちが〜えたよッ! ごめんなちゃいッ!』 『かけまちがえたヨ さよな〜らッ!』 ・ツー…… 善子「……」 ……………………なにいまの。
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352 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:09:51.14 ID:w3oYUzsT - ・・・
〜グリルビーズ〜 善子「はー……お腹すいた」 変な電話のことは忘れることにした。考えるだけ無駄でしょ、間違えて謝りもせず変な歌唄って切るなんて」 まったく! 常識がなってないっ! ……って……ここに来るまでに見た面々がいるんだけど。 ジャーキーをキメてたライラプス。 でかい鎧を着込んだ白い犬。 黒いローブをまとった千歌の姉2人……あ、この2人も犬になってたわ。 どうやらこの4人……4匹はこの街に暮らしているらしい。特に千歌の姉2匹に関しては正式な兵士として配属されているらしく、この街の平和を守っているんだそうだ。 というかあの時は普通に襲ってきたのに今は戦わないのね……よく分かんない世界だわ。 とりあえず店の客みんなと会話してみてわかったこと。 この地底の世界には、平和を守るロイヤル・ガードという組織が組まれているらしい。 そのロイヤル・ガードは地底のそれぞれの街、施設を守っていて、そのリーダーの名前が『カナンダイン』であるとのこと。 カナンダインはえらそうで喧嘩っ早いところがあるらしいが、子供たちから憧れの的として見られているらしい。 ……まあ、仮面ライダーとかも見方を変えればそうかもしれないけど。 というか、カナンダイン……カナン、果南? まさか、ね…………いや、多分果南なんだろうなぁ…… これから先に戦わなければならないであろう人物を頭の片隅に追いやりながら、1番安いポテトを食べた。
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356 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:10:26.72 ID:w3oYUzsT - ・・・
善子「……」 さて、そろそろ。 善子「……ここまで街を歩き回って一度も姿を見なかった……ってことは」 彼女たちは、街の出口にいるに違いない。気合いを入れるのよヨハネ……大丈夫。ルビィはきっと優しい子よ。 ちょっと調子に乗りやすいだけの頑張り屋さん。ダイヤもそう言ってた……だから、信じましょう。 そう胸に決意を固め、街の出口へと歩いた。 善子「うわ、なにも見えないんだけど……」 街から出ると、ものすごく濃い霧があたりを覆っていた。 ほんの目の前、たった3mすらよく見えない……それほどの濃い霧だ。 けれど、私は進む。こういう場所こそ、ボス戦にふさわしい。 私は確信を持って進む。 転ばないようにゆっくり。 そして──── 「ニンゲンさん」 パビィルスの声がした。
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361 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:11:08.36 ID:w3oYUzsT - 「難しい気持ちについて、お話ししても……いいですか?」
パビィルスの声だ。 善子「いいわよ、聞いてあげる」 パビィルス「はいっ」 パビィルス「……それは、ルビィと同じようにパスタを愛するひとを見つけた喜び」 ん? パビィルス「ルビィと同じように、パズルが得意なひとへの憧れ……」 パビィルス「かっこよくて、頭もいいひとに、かっこいいって思われたいという願い……」 パビィルス「これこそ……いまあなたが抱いてる感情ですよねっ」 なんでやねん。 パビィルス「ルビィにはそんな気持ちはさっぱり分かりませんがっ!」 私にもわからないわよ。 パビィルス「だってルビィは、かっこよくて頭のいいイケてるルビィだもんっ」 ……あほかわいい。 っ……じゃ、なくて。 パビィルス「孤独なニンゲンさん……あなたは可哀想です」 勝手に可哀想認定されたんだけど……あんた、帰ったら覚えてなさいよ。
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364 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:11:34.49 ID:w3oYUzsT - パビィルス「でも安心です! ルビィが、あなたをひとりぼっちにはしません!」
パビィルス「このパビィルスことルビィが! あなたの、その、えっと……」 善子「?」 パビィルス「……ぅゆ……」 パビィルス「や、やっぱりこんなことダメだよ……許されないよ……」 パビィルス「ルビィはあなたの友達にはなれません……」 ……もしかしてこの子。 パビィルス「あなたはニンゲンさん! ……だから、ルビィは捕まえなきゃいけないんです」 ────ダイヤの言葉を思い出す。 ダイヤズ『あの子の夢はニンゲンに会うこと……ですから、もし良ければ、会ってあげてください』 ────ということは。 ルビィは、もしかして。 パビィルス「あなたを捕まえたら、ルビィのだいじなだいじな夢が叶います」 パビィルス「強くて、人気者で、有名人! ルビィはみんなに認められて、ロイヤル・ガードの一員になるんです!」 暗転。
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370 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:12:32.41 ID:w3oYUzsT - ・パビィルスにゆくてをふさがれた!
身体がハートになる────2度目のボス戦、開始ね。 ふん、戦い方はもうわかってる。 こちらから攻撃はしないし……受けるつもりもないわ。 堕天使ヨハネはこの地底世界を抜けるまで、聖天使ヨハネになるのよ! 善子「ルビィ! あなたに言っておくわ……私はあなたに攻撃はしない!」 指をさしつつ宣言する。身体がハートになってるのにどうやって指をさしてるのか、なんて野暮な文句は聞かないわよ! ビシッと指差されたパビィルスは、 パビィルス「ぅゅ……な、なるほど……戦うつもりはないんですね」 落ち着いた様子でホネ攻撃を繰り出す。 パビィルス「では、ルビィの有名な『青攻撃』をくらって!』 パビィルスが青いホネ攻撃を繰り出してくる。
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376 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:13:26.27 ID:w3oYUzsT - ────ふん、これの対処方法はもう知っているわ。青は止まれ……つまり動かなければ当たることはない。
私は一歩も動かず、全ての青いホネが飛び去っていくまで待った。そして高らかに宣言。 善子「その攻撃はすでに見切った! そんなんじゃ堕天使様に傷ひとつつけられないわよ!」 パビィルス「……うふふふ」 不敵に微笑むパビィルス。 まさか、攻撃が完全に見切られて心が折れたとか……? いや、まさか早すぎ…… ────その異変は、私の身体に起こった。 善子「は、えっ!? なにこれぇ!?」 私の身体────ハートが真っ青になったのだ。それと同時に身体が上から強く押され、地面に這いつくばる。 それを狙っていたかのように、ホネ攻撃が飛んでくる。これは青い攻撃ではない────通常攻撃ということは、避けなきゃ……ッ! 善子「っぐ……!!」 ……避けきれなかった。ジャンプ、したのに……遅かった。 パビィルス「ニンゲンさん! これであなたは青くなりました!」 パビィルス「ふっふっふ……これがルビィの『青攻撃』の真の姿! にゃーっはっはっは!」 善子「くっ……」
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408 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:19:33.38 ID:w3oYUzsT - 身体が重たい……ドラゴンボールの重力が倍になる部屋ってこんな感じ、なのかしら?
今まではハートの状態になれば、普段の自分じゃ考えられないような動きができたけど……この青くなった状態じゃ、普段の動きすらままならないわよ……! 善子「だから、って……私は戦わない……!」 そう、だからといって戦うわけにはいかない。パビィルスの気持ちが折れるまで、私の気持ちが伝わるまで、何度だって避け切ってやる……! パビィルス「うふふ、どうですか!」 パビィルスがホネ攻撃を繰り出してくる。 私は重たい身体に鞭を打ち、なんとかそれを回避。横に移動し、ジャンプし……とにかく避ける。 パビィルス「どこまで高くジャンプできますか?」 ホネ攻撃が迫る。 今度は高くジャンプして回避しなければならない。 善子「重たい、ってのに……ジャンプばっかさせないで、よっ……と!」 避ける。 避ける。 とにかく避ける。 パビィルスは私のジャンプできるギリギリの高さでホネ攻撃を放つ。遊ばれてるわね、ったく。
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419 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:21:31.87 ID:w3oYUzsT - パビィルス「もっと高く飛ばなきゃ、もう!」
パビィルス「ルビィにスペシャルこうげきを使わせないでっ!」 今度は入り組んだホネ攻撃だ。 素早くジャンプし、素早く着地し、次々に迫るホネを回避する。あーもうつらい! しんどい! パビィルス「ルビィはもうすぐ人気者……えへへ、えへへへ……」 パビィルス「ルビィがロイヤル・ガードの隊長になる日も……もしかしたら、近いのかも……」 ルビィは妄想にふけっているようだ。そんなに私を捕まえるのが嬉しいのね……? クックック……ですが、私だってそう簡単に捕まってあげるわけにはいきません。なぜならこの聖天使ヨハネ様は、この国の王様に命を狙われているのですから。 どんなに無様であろうと……逃げて逃げて、逃げなくてはならないのです。 そして我が混沌の世界へと帰還するのよ! 次第にホネ攻撃は激しさを増す。 青くなった身体には未だ慣れず、被弾数がなかなか軽減できない……HPはすでに半分以下。あまりのんびりしていられない。 私が傷だらけになって苦戦してるあいだも、パビィルスは妄想をどんどん披露する。
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- 善子「UNDERTALE?」
421 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:21:53.35 ID:w3oYUzsT - パビィルス「カナンダインはきっと喜ぶし、王さまはお庭の植木をルビィの顔の形に切り込んでくれて、それからそれから……あ、ファンのみんながルビィにプレゼントをくれるかも!」
パビィルス「でも……みんなが、本当にルビィを好きか、どうやって見極めたらいいんだろう……」 パビィルス「あなたみたいなひとは、もういないだろうし……」 善子「はあ、はあ……そりゃどうも」 愛されたいのか、なんなのか……ダイヤズが言うには、パビィルスはとっても寂しがり屋。 だから頑張って、みんなに認められてみんなに褒めてもらいたいんでしょ。
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- 善子「UNDERTALE?」
434 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:24:04.18 ID:w3oYUzsT - パビィルス「あなたを捕まえたら、きっとあなたはずっと牢屋暮らし……かわいそうだけど、連れていかなきゃ……」
それに……ほら。 あなたはこんなに優しいじゃない。 パビィルス「と、とにかく! 早く降参しないと……『スペシャルこうげき』を出しちゃうよ!?」 パビィルス「ほ、本当に出しちゃうよ!?」 ……ふふ、ふふふふ。 善子「……降参なんてしないわよ。私は戦うつもりはないし、負けるつもりもないからね」 私は不敵に笑って、そう言ってやる。正直めちゃくちゃ身体痛いし動きたくないけど、今だけは、もう少し頑張って……わたし。 パビィルス「も、もうすぐ……もうすぐスペシャルこうげきが発動するよ……?」 普通のホネ攻撃が迫る。 それを避ける。
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- 善子「UNDERTALE?」
442 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:25:31.60 ID:w3oYUzsT - もう無理そうね……
もう少し書き溜めてから速報にスレ立てしますね
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- 善子「UNDERTALE?」
446 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/07/12(木) 00:26:01.76 ID:w3oYUzsT - 建てたらSS総合スレにURL貼ってもいいのかな
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- SS総合
369 :名無しで叶える物語(たこやき)[sage]:2018/07/12(木) 00:35:40.49 ID:w3oYUzsT - 埋められちまったぜ…
速報に行くことにします
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