- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
18 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 00:19:48.19 ID:IbA87g60 - 凛「ふむふむ…うーん」
凛「特に変わった所は見当たらないけど…いやこの甲冑そのものが特異な存在過ぎるけども」 凛「動くようには見えないにゃ。鎧や籠手も支柱に引っ掛けるタイプみたいだし」 凛「とりあえず今夜もいつもみたいに寝てみて、動き出したら呼んでほしいにゃ」 真姫「ダメ」 凛「にゃ?」 真姫「怖くて…金縛になっちゃうの。それでいつも怖いのに声が出せなくて…」 凛「ほうほう。じゃあどうしようかにゃ?」 真姫「ねぇ、このベッド広いでしょ?」 凛「そりゃ〜たいそうな大きさだと思うけど」 真姫「今日は一緒に寝てくれない?」 凛「えっ…凛が⁉」 真姫「他に誰がいるっていうのよ」 凛「わ、わかりましたですにゃ」
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
20 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 00:39:12.14 ID:IbA87g60 - 真姫「じゃあ私お風呂入ってくるから」
凛「あっはははい!」 凛(どうした探偵星空凛!突然の展開に驚き過ぎて、初めて出来た彼女の家に急遽お泊りすることになった冴えない男みたいに無駄なドキドキが止まらないにゃ…) 凛「と、とりあえず風に当たってこよう…にゃっ⁉」 ドシ-ン! 花陽「いったたた…はぁっ!すみませんすみません‼」 凛「いやいや凛が前を向いていなかっただけだし…」 花陽「大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません!私女給の小泉花陽と申します…えと、今日から勤めさせていただいてますっ」ペコ 凛「そうなんだ、おっちょこちょいだね。凛と一緒にゃ」 花陽「そうなんです。私とてもおっちょこちょいで…以前の勤め先でも怒られてばかりで」 凛「凛も同じだよ。なんでこんな性格で探偵になったんだっていっつも言われてもう耳にタコが出来ちゃったにゃ!」 花陽「くすっお互い頑張りましょうね」 凛「うん!お皿割っちゃダメだよ?」 花陽「気をつけます…」
|
- あいきゃんの胸元がゆるキャン△
6 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 00:42:45.37 ID:IbA87g60 - >>2
実はまだ行ったことない
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
21 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:06:00.81 ID:IbA87g60 - 海未「む、どうされましたか」
凛「ちょっと風に当たりたくて…」 海未「いつ頃戻られますか?」 凛「えっ⁉」 凛(こ、細かいなぁ…) 凛「ちょっと夜空を見るだけです」 凛「こんな綺麗な星空が見れるのはあまりないですから」 海未「そうですか。一時間後にはお戻りください。この家は門限が24時となっております」 凛「はい、わかりました」 凛「もうそんな時間かぁ…」 凛(そういえば、凛が探偵になろうと思った時もこんな静かな夜だったにゃ) 凛(あの日、ただの荷物持ちとして探偵の助手になっていた凛は、現場での師匠のかっこよさに痺れ、憧れ、それまでの安易な考えを持っていた自分に打ちひしがれたにゃ) 凛(全く出掛かりのない事件を解決した後、黒々とした中に銀の煌めく空の下、キセルに火をつける師匠はかっこよかったなぁ…) 海未「中へ入られますか?」 凛「はーい。おまたせしました」 凛(今はただの駄洒落過ぎな助平親父になっちゃったけど…)
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
22 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:09:12.32 ID:IbA87g60 - 🙅♀駄洒落過ぎな
🙆♀駄洒落好きな
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
23 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:09:49.52 ID:IbA87g60 - ん?何この♀マーク
ポケモンかいな
|
- 殆どのライバーが忘れてそうなもの
16 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:15:58.36 ID:IbA87g60 - >>12
草 ぐぅの音も出ませんわ
|
- とあるとコラボしたバーチャロンが大爆死したみたいだけどラブライブとコラボすれば爆売れだったよな
26 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:26:21.64 ID:IbA87g60 - 神パラなんてあったっけなぁ
売れたん?
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
25 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:33:19.80 ID:IbA87g60 - 凛「ふぅ〜良いお湯でした」
真姫「その割には早かったわね」 凛「そうかにゃ?だって、そろそろ寝る時間じゃないの?」 真姫「そうね、いつも大体これくらいかしら…」 凛「…!今になって気づいた!この家の違和感…それは」 凛「ねぇ真姫ちゃん、一つ聞きたいことがあるんだけど」 真姫「何?手短にね」 凛「この家の中には一切時計がないよね…どうしてかにゃ?」 真姫「ああ、そんなの決まってるじゃない」 凛「何なに〜?」 真姫「もう眠いから考えて…」 凛「えぇ〜大事な質問なのに」 凛「明日改めて聞こう」スッ 凛「あっ明日じゃなかった今日だった」
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
26 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 01:43:48.64 ID:IbA87g60 - 凛(寝たかな…ふぅ…それにしてもこの状態)
凛(抱き枕みたいに密着されて動けないにゃ…) 真姫「ん…」 真姫(トイレ行きたくなっちゃった…) 真姫(ダメ!我慢しなきゃ…またあの甲冑が…!」 ギュウウウウ 凛(いだだだだだ‼凛が金縛になるにゃ!) 真姫(やっぱ我慢出来ない!嫌だけど起き…) 真姫「きゃぁあああ‼」 凛「わっ!どうしたの?」 真姫「鎧!鎧が…‼」 凛「ぅわぁーっ⁉なんだこれぇ〜………へへ」 真姫「へっ?怖く、ないの…?」 凛「うん。それより真姫ちゃんおトイレは大丈夫かにゃ?寝る前に水二杯も飲んでいたけど」 真姫「なっどうしてわかったの?も、漏れそうなのよ…!」 凛「お腹に力を入れるにゃ!」 真姫「この歳で漏らさないわよ…」 凛「成る程ね。謎がわかれば怖くはないにゃ」
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
27 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 02:00:32.61 ID:IbA87g60 - 真姫「ただいま」
凛「漏れてない?」 真姫「だから漏れてないって!」 凛「水飲むのは習慣?」 真姫「そうよ。健康の為にね、結構続けているけど今日はちょっと量が多かったわ」 真姫「よく気づいたわね。いつ見てたのよ」 凛「これでも探偵ですから。誰かの動くところとか部屋の変化はなるべく見てるよ。さっきは置いてなかったコップがいつのまにか二つ分増えてたから、ああ、お水を飲んだのかなって思って聞いてみたら当たっただけにゃ」 真姫「でもコップが増えただけじゃ水を飲んだなんてわからないじゃない?」 凛「縁を見てほしいにゃ」 真姫「縁?何よ…あっ!」 凛「口をつけないとそんな風にコップの縁に水滴が付くことはないよね?」 凛「さらに言うと、縁にはまだ秘密があってね、よ〜く匂いを嗅ぐと真姫ちゃんが寝ている間に乾燥しない為に塗る用のリップの香りもわずかに残っているんだけど…あっごめん、ちょっと気持ち悪いかにゃ?」 真姫「ううん、ごめんなさい。あなたのこと正直舐めてた」 凛「いえいえ…水飲む習慣ね。貴重な情報ありがとにゃ」 真姫「ねぇ、教えて。甲冑の秘密。あなたがいたら何故か怖くないの」 凛「教えてあげるよ。朝起きたらね」
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
29 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 02:15:31.80 ID:IbA87g60 - 真姫「んぅ…」
凛「あっ起きた?おはようございます」 真姫「おはよ…あっ!」 真姫「昨日のアレよ!甲冑の秘密、教えてくれるんじゃないの?」 凛「そうだったね、じゃあ教えてあげるにゃ」 凛「その前に、一つ問題です」 真姫「問題?」 凛「デデン!さぁて問題です!あのこわぁい甲冑、夜になると動くと真姫ちゃんは言っていましたね?」 真姫「え、ええ…そうよ」 凛「実はあの甲冑は動かない日もあります。さて、それはいつでしょうか⁉」 真姫「えっ動かない日?あっ…そういえば前、怖いから1日起きてたってときがあったんだけど、そのときは動いてなかったわね」 凛「それは大体何日頃か覚えていますか?」 真姫「3ヶ月くらい前だったわ」 凛「ふふふ…」 真姫「な、何よ」 凛「その日は…月半ばではありませんか?」 真姫「はっ…そう!そうよ!そうだったわ」 真姫「何で?何の関係があるのよ⁉」 凛「ふふっ実はね、真姫ちゃん。甲冑は動いてないんだにゃ」 真姫「……えっ?」 真姫「意味わかんない…私は動いているの見たのよ?それに、仮に動いてないとしても、月日と関係ある?」 凛「はいっ!今真姫ちゃん答え言った〜‼」 真姫「えっうそ⁉何?何⁉」 凛「月日…月…そう!月こそが甲冑の正体にゃ‼」
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
30 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 02:47:56.85 ID:IbA87g60 - 凛「真姫ちゃんはあの窓から月を眺めたことはあるかにゃ?」
真姫「当然よ。一番綺麗に月の見える場所を寝室にしてもらったんだから」 凛「ロマンチックだね!」 真姫「べっ別にいいでしょ?」 凛「でもその素敵な窓のカーテンをぜーんぶ閉じてもらっていいかにゃ?」 真姫「わかったわ」 真姫「閉めたわよ」 凛「よし、ある程度暗くなったね。それじゃあ再現してみよっか」 真姫「動く甲冑?」 凛「うん!ライトオンっ!」ピカ-ッ 真姫「あっ…‼甲冑の影…!」 凛「わかったかにゃ?これでさらにレースのカーテンを前後に動かすとっ」 真姫「あああ…動いてる…‼」 凛「これが謎の正体だよ。月明かりが甲冑に影を作って、カーテンが揺れると動いているように見えてしまう。これこそが真姫ちゃんの怖がってた夜に動く甲冑の謎なんだにゃ」 凛「人は夜や暗闇で恐怖に敏感になるのは、かつて人間がまだ猿だった頃、敵から身を守るために暗い洞穴に住むようになったことの名残だって言うにゃ」 凛「さらに、人は、無機物の配列の中から象形的なものを探して人に見えるように意識してしまう先天的な癖があるにゃ。コンセントとか空き缶が顔に見えたり、プラスチックの留め具を人の全身に見えたり…」 凛「それら真姫ちゃんのの本能的な人としての癖が、こうして甲冑が動いて見えるという錯覚を生み出したんだにゃ」 真姫「そういえば、さっき月日に関係があるって言ったけど…」 凛「真姫ちゃんは月半ばには甲冑は動いて見えなかったよね。それは何故か…」 凛「月半ばは新月にゃ!黒い羽衣の天女が15人、月を覆い尽くすから見えなくなるだなんて昔は言ったけど、今はちゃんと太陽の光によって説明がつくよね」 凛「月半ばの新月!新月はすっぽり月が隠れて光が見えないよね、だから…」 凛「月明かりのない新月の日には甲冑は動いて見えないんだにゃ」 真姫「探偵さん…!」 凛「明日は安心して寝られそうですか?」 真姫「ええ!もちろん‼」
|
- 凛「凛がなんでも解決しちゃうにゃ」
31 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 02:50:49.01 ID:IbA87g60 - まだまだ始まったばかりだけど
寝るから一旦ここまでね
|
- UFOキャッチャーで寝そべり取るの難しくない?
6 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 18:25:04.81 ID:IbA87g60 - 400円で2つ獲ったことある
|
- テトリスのBGMの名前wwww
16 :名無しで叶える物語(たこやき)[]:2018/04/17(火) 23:08:41.43 ID:IbA87g60 - 黒い瞳とカチューシャのバージョンもやった覚えがあるけどパチモンかなあれは
|