- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
90 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 13:02:33.65 ID:lynV2YKX - 果南「あ、いたね。1年生達」
鞠莉「バレないように気を付けてね? 男言葉使うわよ」 ダイヤ「鞠莉さんが早速女言葉ですわ……ぜ」 果南「あはは……」 鞠莉「ごほん。やっほ、Aqoursの花丸ちゃんだよね」 花丸「はっはいずら! ほ、ホントに来たずら〜」 善子「狼狽えないの! あの、この子のアドレスなんですけど……」 ルビィ「お、男の人……ヴォエエエエエエエエエエ!!」 善子「ルビィ!?」 花丸「ルビィちゃんが男性恐怖症でピギィを越えて吐いたずら!」 ダイヤ「ルビィ!」ガシッ 鞠莉「……あ、もしもし私。今すぐヘリを寄越してほしいの」 果南「とりあえず場所移そっか」ヒョイッ 善子「えっ……?」 花丸「ずらっ……?」 鞠莉「あー、もう作戦どころじゃないね〜」 この後ルビィちゃんは黒澤家で介抱され、花丸ちゃんは3年生から説教。1人でネットをするのは禁止されました。
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
91 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 13:04:55.81 ID:lynV2YKX - 沢山のおぜん立てをして男装3年に1年がときめく展開にしたかったのですが、
実際に対面させたらルビィちゃんが吐いてしまったのでこうなりました。 近頃あまりにもSSがうまく書けないので多少対策を講じようかと思います
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
92 :名無しで叶える物語(庭)[]:2017/10/13(金) 13:06:18.49 ID:lynV2YKX - 善子「じゃあ今日は>>94するわよ!」
花丸「ずらっ!」 ルビィ「ぴぎっ!」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
95 :名無しで叶える物語(庭)[]:2017/10/13(金) 13:30:56.45 ID:lynV2YKX - 善子「それぞれの口癖を使用禁止にして会話するわよ!」
花丸「ずらっ?」 ルビィ「ぴぎっ?」 善子「それよ! 口癖に頼ってヨハネ達は会話技術を進化させることを怠ってきたと思うの!」 ルビィ「そうかなぁ?」 善子「そうなの! ヨハネ達がアイスを食べるとき何て言ってたか覚えてる?」 『ぴぎ〜、ずら〜、よは〜』 善子「あんなの口癖頼り以外のなにものでもないわよ!」 花丸「でもあれは自然に出た言葉だし……」 善子「とにかく! 今日は口癖禁止でトークスキルをアップさせるわよ!」 ルビィ「そんなことで上がるのかなぁ……」 善子「ルビィは『ぴぎ』ずら丸は『ずら』禁止ね! ヨハネは特に口癖とか無いから……」 花丸「えぇ〜! 1人だけずるいずら善子ちゃん!」 善子「だからヨハネよ!」 るびまる「「それ」」 善子「あっ」 花丸「善子ちゃんはヨハネ禁止だね」 善子「し、仕方ないわね」 ルビィ「口癖なんてトーク力に関係ないと思うけど……」 善子「とにかく始めるわよ! こんなこともあろうかと用意しておいた話題BOX! トークテーマは……これ!」 トークテーマ >>96
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
97 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 13:50:07.95 ID:lynV2YKX - 善子「『ヨーソローについて』よ!」
花丸「な、なにこれ」 ルビィ「話題BOXって思ってたのと違うね。もっとこうサイコロトークみたいなことが入ってるのかと思ってたよ」 善子「冷静に指摘しないでよ! もちろんそういうのも入ってるわよ! 当たり目まで完備してるんだから!」 花丸「当たり目は無くてもいいけど……」 善子「曜さんがこの前入れていったのよ」 ルビィ「ぴぎっ!? 曜さん善子ちゃんの家に来たの!?」 善子「ルビィアウト! 罰金!」 ルビィ「罰金が発生する仕組みなの!?」 花丸「善子ちゃん無茶苦茶言ってるずら」 善子「だからヨハネ! というかずら丸も罰金ね!」 ルビィ「善子ちゃんも今言っちゃったよね」 善子「はっ!」 花丸「これは……」 ルビィ「うん……」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
98 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 13:57:30.98 ID:lynV2YKX - 花丸「……」
ルビィ「……」 善子「……えーっと、何か質問は〜?」 花丸「……」 ルビィ「……」 善子(2人ともこのまま喋らず口癖が出ないようにするつもりね? こうなったら……) 善子「わああああああああああ!!!!!!!」 ルビィ「ぴぎぃぃぃぃ!?」 善子「はいルビィアウトー!」 花丸「やめるずらっ」ビシッ 善子「いたっ……はいずら丸もアウトー!」 花丸「むぅ……善子ちゃんがそのつもりなら……ルビィちゃん!」 ルビィ「うゆ!」 るびまる「「善子ちゃん善子ちゃん善子ちゃん善子ちゃん善子ちゃん善子ちゃん!」」 善子「くっくっく。安易ね2人ともそう簡単にヨハネとは言わないわ!」 るびまる「「はいアウトー」」 善子「しまったぁ!」 ――――こうして互いの口癖言わせ合いゲームは善子ちゃんのお母さんに怒られるまで続きました 花丸「……で、これでおら達のとーくりょくは上がったの?」 善子「……あっ」 👀 Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
99 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 13:58:23.63 ID:lynV2YKX - 口癖封じ編終わり
もう深く考えずに瞬発力で書きます
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
100 :名無しで叶える物語(庭)[]:2017/10/13(金) 13:59:24.44 ID:lynV2YKX - 善子「さて、今日は何をしようかしら」
ルビィ「お昼だし……>>102なんてどうかな?」 花丸「賛成ずら!」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
103 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 14:19:05.80 ID:lynV2YKX - 善子「なるほど便所飯……って便所飯!?」
ルビィ「うん! 善子ちゃん早く行こう?」 善子「いやいやいや!」 花丸「楽しみずら〜」 善子「なんでワクワクしてるのよ!」 ルビィ「なんでって、便所飯だからだよ?」 善子「ワ ク ワ ク 要 素 は ?」 花丸「あそっか。善子ちゃん便所飯初めてなんだね」 善子「えっ、いや、その……経験ないわけじゃないけど」ボソッ 花丸「えっ? 黒澤の便所飯、経験済みずら!? どうやって!?」 善子「黒澤の便所飯?」 ルビィ「行けば分かるよ!」グイッ 善子「え? ちょ、ちょっと!」 〜黒澤の便所〜 ダイヤ「お待ちしておりましたわ。ようこそ黒澤の便所へ」 善子「な、何がどうなってるの……」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
104 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 14:33:34.78 ID:lynV2YKX - ダイヤ「しかしルビィがまた家族以外の者を便所に連れてくるとは……善子さんのことを信頼しているのですね」
善子「へっ? ど、どういうことなの?」 ダイヤ「はあ、突然便所に連れ込まれて戸惑うのは分かりますが落ち着いてください」 善子「いやいやいやいや! 戸惑うとかもうそんなレベルじゃなくて!」 ダイヤ「もしかして我が便所はお気に召しませんか?」 善子「とりあえずダイヤさん便所って言うのやめましょ? 『便所って言っちゃいけないAqoursメンバーランキング』の1位なんだから! ちなみに最下位は果南さん」 ダイヤ「とりあえずそのことは果南さんに報告しておきますが……」 善子「やめて! 驚きすぎて変なこと口走ってるだけだから!」 ダイヤ「そうですか」 花丸「とにかく善子ちゃん落ち着いて。便所飯にするずら」 善子「いや、さっきから便所便所って言ってるけどここって……普通にリビングよね?」 ルビィ「ううん、ここは黒澤家の便所だよ」 善子「えっでも、何度かルビィの家のトイレは借りたけど普通に汲み取り式で……」 ルビィ「あれはお客様用。黒澤家本来の便所はあの便所で隠しコマンドを入力してエレベーターを起動させて地下6階に下りたところにあるの」 善子「うん、その行き方のせいで今パニックなのよ?」 花丸「もう、これだと話が進まないずら。コックさーん?」 善子「コックさんいるの!?」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
105 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 14:48:48.52 ID:lynV2YKX - 善子「中央テーブルとイス、周りに本棚とテレビに暖炉、明らかに便所じゃなくて洋風のリビングって感じだけど……その上コックもいる」
ダイヤ「はあ、仕方ありませんわね。説明して差し上げますわ」 善子「説明なしに受け入れられる人いないと思う」 ダイヤ「まずここはれっきとした便所ですわ。それは間違いありません」 善子「便所ってトイレって意味よね?」 ダイヤ「ええ。それ以外にありますか?」 善子「無いから困ってるんだけど」 ダイヤ「つづけますね。善子さん、便所に最も必要なものはなんでしょうか?」 善子「え……紙?」 ダイヤ「ぶっぶー、ですわ! 正解はやすらぎです」 善子「そんな概念的な話とは思ってなかったから……」 ダイヤ「やすらぎが即ち快便につながるのです。そう考えた我が父は最高にやすらげる便所を作ろうと思い立ちました」 善子「なんとなくだけどルビィとダイヤさんのお父さんって真面目系バカのイメージあるわよね」 ダイヤ「そうして生まれたのがこの便所です!」 善子「だいぶ端折られてない!?」 ダイヤ「端折ってなどいません。やすらげる場所の代表はリビングだと思いこの間取りになったのです」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
106 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 14:57:00.98 ID:lynV2YKX - 善子「頭が痛くなってきた……」
ダイヤ「まだまだありますわよ? 手を叩けば……」パンパン ♪〜♪♪〜 ダイヤ「この通りモーツァルトが流れます」 善子「力の入れどころそこなの!?」 ダイヤ「テレビをつければ全局ネコ番組」ピッ にゃ〜にゃ〜にゃ〜 善子「やすらぐけど!」 ダイヤ「本棚には絵本、『バムとケロ』や『だるまちゃんとてんぐちゃん』などを用意しております」 善子「それもやすらぐけど!」 ダイヤ「更には足湯、下呂温泉のお湯を用いております」 善子「便所でそのお湯はどうなの?」 ダイヤ「そして極めつけはこの部屋、ただの木造の部屋に見えますが、その実いたるところにテンピュールを使用しています!」 善子「テンピュールは局所的に活躍させてあげて!」 花丸「もう話は終わった?」 ルビィ「早く食べようよ。料理長さんきちゃったよ?」 善子「そういえばコックがいるって言ってたわね」 ダイヤ「ええ。お父様が東京の星付き料理店からヘッドハンティングしてきた有能ぞろいですわ!」 善子「星付き料理店のコックが今は便所勤務、かわいそすぎる……」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
108 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 15:07:25.55 ID:lynV2YKX - 料理長「おお! 本日はたくさんのお客様。心よりお待ちしておりました」
善子「お察しします……」 料理長「では本日のコース、こちらからお選びください」ペラッ ・食物繊維多め、するっと快便コース ・乳酸菌使用、お通じ改善コース ・身体を暖めよう、代謝活発化コース 善子「どれも便所で食べるとしたらもう間に合わないと思う!」 料理長「はあ、コースがお気に召さないのでしたらこちらの『下剤入りコンソメスープ』しか選択肢が残っていませんが」 善子「なんで!? 色々と極端なのよここは!」 花丸「善子ちゃん、あんまり文句言うのは行儀よくないずら」 ルビィ「そうだよマナーは守らないと。ここをどこだと思ってるの?」 善子「便所でしょ!?」 ダイヤ「とにかくそういきり立たずに座りなさい。料理長、すみませんが4人ともお任せコースでお願いいたしますわ」 料理長「はい、かしこまりました」スタスタスタ 善子「座るわよ。なんなのよもう……あっテンピュール」フニッ
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
109 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 15:17:24.50 ID:lynV2YKX - 料理長「お待たせしました。前菜の『野菜のマリネ〜尿のようなソースを添えて〜』でございます」
善子「なにそれ!?」 ルビィ「噛みそうな名前だよね」 善子「そこじゃないわよ!」 花丸「美味しいずら〜!」パクパク 善子「えぇ……?」パクッ 善子「美味しい」 ―――――― 料理長「メインのステーキでございます」 善子「鉄板が和式便器の形してなかったら大喜びしてたんだけど」 ―――――― 料理長「ドリンクでございます」 善子「ピッチャーが小便小僧の形じゃなかったら(以下略)」 ―――――― 料理長「ではデザート、『ウ○コ風ババロア』でございます」 善子「ダイレクトすぎるわよ!! 美味しいけどもう早く帰りたい〜!」 ―――――― ―――― ―― 花丸「善子ちゃーん、そろそろ帰るずらよ〜」 善子「も、もうちょっとだけ……」 ルビィ「ルビィの家の便所、気に入ってくれたんだね!」 善子「違うけど! でも、むむむむむむ……」 ダイヤ「仕方のないことですわ。だって善子さんが飲んでいたスープ、あのコンソメスープですもの」 善子「料理長〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
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- 善子「ルビィ〜ずら丸〜、>>3しない?」
110 :名無しで叶える物語(庭)[sage]:2017/10/13(金) 15:18:03.16 ID:lynV2YKX - 便所飯編終わり
しばらく離脱
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