- 海未「ホノカ探し・・・？」 [無断転載禁止]©2ch.net
73 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 06:44:15.64 ID:b1VkxFKP - 続きはまた夜やります
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76 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭【19:24 震度3】)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 19:33:09.11 ID:b1VkxFKP - ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪ﾎﾟｷﾎﾟｷ♪
海未「止まって・・・止まってください！！！お願いですから！！！」
布団に潜り込み、ことりは携帯の通知音の度に体を震わせています
海未「ことり？大丈夫ですっ・・・穂乃果ですから・・・相手は穂乃果ですよ？！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
慰める自分の声が震えていることに気づきました......なんて情けないんでしょうか？たかが携帯の通知音だけで・・・
海未「そうですよね？ただ単に、穂乃果がイタズラしているだけなのかもしれないですし・・・」ｽｯ
ことり「海未ちゃん？！海未ちゃん！！どうしたの？携帯なんて見なくていいからことりと一緒に居てよぉっ！！！」ｳﾙｳﾙ
その時の表情を見るに私は半狂乱だったのかもしれません
ｽｽｯ
そうして、私は携帯を拾い上げました
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77 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭【19:24 震度3】)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 19:43:33.80 ID:b1VkxFKP - 海未「もしもし・・・？」
にこ「なんで、穂乃果は出ないのよ？！あんたが、かけてきたんでしょ？！」
希「穂乃果ちゃんどしたん？なんかあったん？」
絵里「穂乃果？！いるなら、答えて？！電話越しでもいいから声を聞かせてくれない？！」
絵里の口調は息遣いも荒くパニックになっている様子がわかります
真姫「そうよ・・・？！穂乃果いい加減にしてよっ？！もう冗談じゃ済まされないわよ？！」
凛「穂乃果ちゃんどうしたのかにゃ？！」
花陽「穂乃果ちゃん・・・？」
気づけばその電話にはμ's全員が集合していました。一人を除けば・・・
時刻は23時30分
そろそろ日も変わってしまいますね・・・いい加減寝なければ・・・
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78 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 20:16:13.27 ID:b1VkxFKP - 海未「みんなも、早く寝なければ明日の練習に支障が出ますよ？」
にこ「寝れるわけないでしょ？！こんな時間にいきなり何回も通話かけて・・・ちょっと穂乃果ぁっ？！」『ホノカアッ？！』
真姫「穂乃果！いい加減に出てきなさいよ！！」『デテキナサイヨ！！』
絵里「大丈夫なの穂乃果？！ふざけてるのっ？！ねぇ・・っ？」『ネェッ！！』
希「携帯が近いからなんかな・・・？おかしいような気がするんやけど・・・？」『スルケド・・・？』
真姫「ちょっと？！さっきから声が何重にも聞こえるんだけど・・・！！なにこれ・・・気持ち悪い！！」『キモチワルイ？』
花陽「通信環境が悪いの...？けど、ただのハウリングじゃないよね・・・これっ？」『タダノハウリングジャナイヨ・・・コレ・・・』
海未「・・・？」
その時、何か違和感を感じたのは私だけでしょうか？ ハウリングじゃなくて声が被っているような・・・？
海未「穂乃果？聞こえているなら今日の【身体サガシ】の冗談を教えてくださいよっ？！」 『身体サガシノ冗談をオシエテ・・・？』
海未「・・・！！」ｿﾞｸｯ
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79 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 20:19:04.33 ID:b1VkxFKP - 23：59：48
ああ、そういうことですか・・・？やっとハウリングの謎が解けましたよ？みんな・・・
23：59：51
通信環境が悪い？花陽・・・通信環境は最高の状態ですから？
23：59：53
通話を近い距離でやっているから？・・・違いますよ希？だってグループ通話に参加しているのは『にこ』『真姫』『私』『穂乃果』の4人だけですから...
23:59:55
最初からハウリングなんて存在しなかったんですよ・・・この通話には・・・
23:59:56
『・・・ｸｽｯ』
23:59:57
『ジョウダンナンカジャ・・・ないよ・・・？』
23:59:58
決まっていたことなんですよ・・・私達が『身体サガシ』をすることは・・・
23:59:59
『ホノカ探し・・・』ﾌﾌｯ
0:00
ホノカ『スタート』
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80 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 20:46:27.48 ID:b1VkxFKP - ﾁｮｯﾄ...ﾅﾝﾅﾉﾖｺｺ?!ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ?!ｳﾐ?!ｳﾐ?!ｳﾐﾁｬｱｧ〜ﾝ...
外がやけにうるさいですね・・・？何をそんなに騒いでいるのですか・・・？
海未「・・・？」
冷たっ・・・い？さっきまで確か、ことりと布団で寝ていて・・・？
『ﾁｬﾝ・・・？ﾐﾁｬﾝ・・・！！』
何なんですか・・・まだ、こんなに真っ暗で深夜じゃないですか・・・
ことり「海未ちゃん！！！」
海未「ことり・・・？何をそんなに騒ぎ立てて？今はまだ深夜じゃないですか・・・寝ないとことりも明日の練習------」
絵里「海未、おはよう・・・と言うより、こんばんは...かしら？」
海未「絵里・・・？！絵里が何故ここに？」
真姫「海未、とりあえず起きてみなさいよ？海未で最後よ？」
私で、最後・・・一体何を言っているんですか？全く・・・
海未「・・・！！」
なんで、私は学校にいるのですか・・・？！こんな時間に？それに制服も着て？！それも、μ'sのみんなも！？
希「海未ちゃん、なんで私は今学校にいるの？！って表情してるね？」
海未「全く、その通りですよ・・・」
希「これは・・・どうやらホンマに始まったみたいやね？」
海未「・・・なるほど」
すべて思い出しました。希の話も。都市伝説も。穂乃果のことも
今からどんなことが起きるかも・・・
海未「時刻は0時。朱色の人。身体を探す・・・始まるんですね・・・」
海未「身体サガシが・・・」
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82 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 20:54:46.78 ID:b1VkxFKP - 希（朱色の子・・・って知ってる？）
海未「・・・」
希の都市伝説の話が脳裏をよぎります・・・
〜〜〜〜〜〜〜
希「その子はね・・・？」
希「っと、その前に音ノ木坂学院にまつわる都市伝説を2つばかり話そっか？」
希「まずは、一つ目が『身体サガシ』っていうのなんやけどね・・・」
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83 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 21:16:03.81 ID:b1VkxFKP - 『身体サガシ』
平凡な毎日を送っていた私
けど、それが崩れたのはあの日からだった
「私の身体を探して・・・？」
そう、都市伝説の身体サガシを頼まれてしまったのだ
冗談だと思った けど、友達は表情がおかしかった 友達も頼まれてしまった
頼まれては断ることは出来ない
初日 時刻は0時
いきなり、学校に飛ばされてしまってから始まってしまった
注意が聞こえる
ちゃんと聞いておけばよかった・・・
二日目
後ろを振り返ってはならない 運が良かった 身体を見つけることが出来た 後は納めるだけ
三日目
もう無理だ でも、友達も助けなきゃ・・・ 待ってて
四日目
頼み方には限界 脱出は無理なんだね みんなも相当疲れてる
五日目
もう、思い出したくない
六日目
ふりかえるな さがしだせ
・・・
二一八日目
そろた おわった
二一九日目
はい
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84 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 21:20:05.90 ID:b1VkxFKP - 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海未「・・・」
今、思い出してもよく分からない希の話でした
でも、どっちにしろ分かるようになるんですよね？私達が今から体現するんですから・・・
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85 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 21:28:41.31 ID:b1VkxFKP - 〜〜〜〜〜〜〜〜
海未「・・・」
いつも面白い話をしてくれる希が話すのに困っていた都市伝説・・・よく内容は分かりませんが
いずれ、分かるようになってしまうんですよね？
にこ「あーっもう！！やってられないわ！！私は帰るわよ？！」ｻｯ
にこは私達をかき分けて、正門に続く階段を降りて行こうとしました
にこ「・・・？んっ？何よこれ？」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
凛「何してるにゃ？にこちゃん・・・」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
凛はさっきから体が小刻みに震え顔も赤く涙目で花陽にくっついています
にこ「進めないのよ・・・！！何これっ？！」
絵里「にこ？にこまで私達をからかう気？」
にこ「違うわよっ！！だったら、来てみなさいよ？！ほらっ早く！！」
絵里「分かったわよ・・・」
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
絵里「本当に...進めない・・・！！」
花陽「どうやら、本当に私達・・・閉じ込められちゃったみたいだね・・・」ｸﾞｽｯ
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86 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 21:54:41.56 ID:b1VkxFKP - 真姫「とりあえず、ここに居ても始まらないわ。一旦、中に入りましょ？」
海未「真姫、それは-------」
真姫の一言でみんなは中に入っていってしまいました・・・
中に入ってはいけない・・・そんな気がしたから・・・
凛「にゃぁっ？！なんで、こんなに寒いにゃっ？！」
花陽「正面玄関は冷房なんて無いはずだよ・・・？」ｽﾀｽﾀ
にこ「気味が悪いわね・・・一体何なのかしら・・・？」ｽﾀｽﾀ
絵里「みんな、入ったわね・・・？」
ことり「あっ・・・絵里ちゃ-----」
ｽｩ〜ｯ.....ｶﾞﾀﾝ!!
絵里がみんなの人数を確認している後ろでドアが閉まりました
ガラスのドア越しにことりがドアをバンバン叩いているのが見えます
ことり「〜〜〜〜〜」ﾊﾟｸﾊﾟｸ
ことりが必死にこちらを向いて何かを必死に喋りかけています・・・？様子がおかしいですね
ことり「〜〜〜〜！！！！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
海未「！？ことりっ！！」ﾀﾀｯ
花陽「このドア・・・！開かないんですっ！！」ｸﾞｽｯ
花陽が力いっぱいに涙目でドアを引っ張っているのに・・・
海未「ことりっ・・・！！ことり！！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
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87 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 22:24:02.65 ID:b1VkxFKP - ことりがドアの向こうで涙を流しながら必死に声を出しています
海未「なんで開かないんですかっ・・・！！」ｸﾞｽｯ
ことり「〜〜〜〜〜！！！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
その瞬間だった
ｶﾞｶﾞｰﾋﾟｰｯｶﾞｶﾞｰｯ.....
スピーカーからマイクの調整音が聞こえてきた
深夜に校内放送・・・？もしかして、警備員がいるのでしょうか・・・？！
海未「ことりっ！！安心してください！警備員の方が残ってるかもしれません！！！」
ことり「・・・？」
期待を胸に次の放送を待ちました
ｶﾞｶﾞｰｯ･･･ﾄﾝﾄﾝ
『μ’ｓの皆さん、こんばんは.....』
海未「・・・！？」
私達が入っていることを知っている・・・？
絵里「どういうこと・・・？なんで、μ’ｓしか居ないって分かって・・・？」
私の期待は一瞬で崩れ落ちました
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88 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 22:44:57.24 ID:b1VkxFKP - 海未「ことり！！今、開けますから！！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
放送なんてどうでもいい・・・早くことりを中に入れなければ！！
ｶﾞｶﾞｰｯ･･･
『朱色の子が正面玄関入口に出現します。』
目の前のガラスが一瞬で赤色に染まった
海未「・・・？」
状況は全くわからなかった
ただ、目の前に広がっているのはガラスに飛び散った血飛沫と肉片
そこに横たわっている『何か』だけだった
『校内には朱色の子が出現します。今のように、逃げれない場合は朱色の子に身体を弄ばれます』
『南 ことりさんは皆さんのために犠牲になってくれました。』
『それでは、μ’ｓの皆さんの健闘を祈ります。』
『朱色の子が正面玄関に出現します。それでは、健闘を祈ります』
海未「・・・！う...ことりいいいいいぃぃぃぃ！！！」
私は絶叫した。
『お姉ちゃん達・・・？私と遊んで・・・？キャハハ』
視界が真っ暗になった...と思えば次は下駄箱を覗いていた・・・
目の前には両足が見える...誰の足・・・？
あ...わかった.....これは...........私の足......なんだ...........
ごめんなさい..........こと..............り.......
『また、遊ぼうね・・・？』ｸｽｯ
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89 ：名無しで叶える物語(もみじ饅頭)＠無断転載は禁止[]：2017/06/14(水) 22:51:29.30 ID:b1VkxFKP - 今日はここまでです
これから、ルート確認するのも大変だと思うので音ノ木坂学院の参考にしてる校内図を乗せときます
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/a/0/a0ca7951.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/4/1/41ba40f3.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/c/2/c2849f08-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/c/9/c93f7b68-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/a/8/a896cac2-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/7/5/75f3de42-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/sukufesu/imgs/b/3/b38c23f6-s.jpg
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