- ことりは園田をからかって遊んでるけどいざ園田が本気出したら腕力で押し倒せるよな [無断転載禁止]©2ch.net
848 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 20:41:04.21 ID:c/dAjinG - 海未「ただいま帰りました」
ことり「あ、おかえりなさ〜い」パタパタ 海未(数日前からことりが食事を用意してくれています) 海未(自身が食べたいものを用意させるわけにいかない、と一度断ったのですが……どうしても恩返しがしたいと言われ、潤んだ瞳で見詰められては……それ以上断ることは出来ませんでした) 海未(しかし……こんなの、同棲している恋人みたいで少し気恥ずかしいです。相変わらずの薄着にエプロンという格好も心臓に悪い……まあ、食事を用意してくれること自体は嬉しく思っているのですが) ことり「ご飯までもう少しかかるから、先にお風呂入ってきて?」 海未「私も手伝いますよ」 ことり「だ〜め。これはことりの恩返しなんだから。ほら、海未ちゃんは早くお風呂」 海未「……分かりました」 海未(……尻に敷かれているわけではありません。本当ですよ?)
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849 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 20:42:45.31 ID:c/dAjinG - ×自身が食べたいものを用意して
○自身が食べないものを用意して
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850 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 20:53:14.32 ID:c/dAjinG - 海未「いただきます」
ことり「召し上がれ♪」 海未(……自分が食事しない割りに、ことりは料理が上手……というか私よりうまいです) 海未(男を堕とす手練手管は生まれながらに身に付けているのがサキュバスだそうですが、手料理のスキルもそれに含まれるのでしょうか) ことり「海未ちゃん、今晩はゆっくり出来るんだよね?」 海未「ええ、明日はお休みなので」 ことり「そっか……そっかぁ……♡」ニコッ 海未「っ!?」ゾクッ 海未(ことりの笑み……一見普通のそれに、何故か背筋が震えました) ことり「あのね、海未ちゃん。今日はね、寝る前にお願いがあるんだけど……」 海未「それは、いつものその……貴女の食事ではなく?」 ことり「うん、今日はそれは大丈夫」 海未「え?でも、貴女が空腹になるのでは?」 ことり「………………それよりも大事なお願いなの……いい?」 海未「今聞くより、寝る前の方が良いのですか?」 ことり「うん、寝る前がいいの」 海未「分かりました。何をお願いしたいのか分かりませんが、私に出来る範囲のことでしたら協力します」 ことり「ありがとう……♡」ニコッ 海未「……」ゾクゾク 海未(……私の野生の勘や第六感が警鐘を鳴らしています。何かとんでもないことがこの身に起こると) 海未(しかし、私に何が出来るでしょうか。彼女のお願いを受け入れてしまう私に……)
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851 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 21:14:29.74 ID:c/dAjinG - 海未(ベッドに腰掛けることりの右隣に、私も腰を下ろしました)
海未「その……食事より大事なお願いとは?」 ことり「えっとね……ううん、これも半分はごはんのお願いなんだけど……」スッ 海未(ことりは私の左手を取って……) ことり「お口じゃなくて……ここで、海未ちゃんのみるく食べたいの……」ギュ 海未「……!」 海未(自分の下腹部に、押し当てました) 海未(ここ、というのが文字通りお腹の上に出すということではないでしょう。つまりは、ことりの本来の捕食器官……人間で言う子宮で、ということになります。それは即ちことりと体を重ねると言うことで……) 海未「……待ってください。確か、そこは成熟したサキュバスでないと使えないと、貴女から聞いたはずです。サキュバスは成熟するまで長い、とも」 ことり「あ、それはね、ことりは栄養状態がとっても良かったから、成長もとっても早くて……あっ」 海未「待ってください、栄養状態がいい?毎日食事しないと飢えるのではなかったのですか?成長が促進されるほどなら、毎日食事しなくても」 ことり「う、海未ちゃんは嫌だった?気持ちよくなかった?ことりにされるの、嫌いだった……?」ウルウル 海未「そ、そういう方向に話を逸らすのはずるいです……!」ジリジリ 海未(……気付けば、私は涙目のことりに迫られて少しずつ後退り……ベッドの真ん中まで移動しています) ことり「海未ちゃん、見て?ことりのからだ……」 海未「こ、ことり……!」 ことり「全部、見て……」シュル パサッ
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852 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 21:30:27.40 ID:c/dAjinG - 海未(僅かな衣服をことりが脱ぎ捨てて、ことりの裸体が露になって……その美しさに目を奪われ、心を奪われ、そしてそのいやらしさに熱く滾ってしまいます)
ことり「サキュバスは、精力に影響を受けて成長するの……大抵はお母さんから精力を分けてもらうから、顔つきだけじゃなくて体つきもそっくりに成長する。でも……私は違う」 海未「……」ムクムク ことり「私は、海未ちゃんの精力で育ったから……海未ちゃんの好きな形に育ったの。一番海未ちゃん好みのからだ……お胸やお尻の大きさ、お肌の感じ、においも……海未ちゃんのためだけの、からだ」 海未「わ、私の為だけ……!?」ビキビキ 海未(目の前の美しく淫らな裸体が、自分のためだけのものと言われ興奮しないわけがありませんでした。寝巻きごと突き破らんかの勢いで立ち上がる一物の興奮と期待を隠せるわけもありません) ことり「海未ちゃん、苦しいよね……海未ちゃんも脱いじゃお?」フォン 海未「わ、なっ!」シュルシュル 海未(ことりの金色の瞳が光を帯びた瞬間、私は見えない力で衣服を全て剥ぎ取られてしまいました。念動力の類でしょうか) ことり「いつもよりおっきい……海未ちゃん、ことりに興奮してくれてるんだ……」サワサワ 海未「こ、ことり、よく考えてください。私が初めてで本当にいいのですか?」 海未(体は期待にはち切れんばかりの癖に、私はそんなことを問うてしまいます。面倒な性分が恨めしい) ことり「……初めては、海未ちゃんがいい。海未ちゃんじゃなきゃ、やだ」 海未「ことりっ……」
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853 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 21:58:15.39 ID:c/dAjinG - 海未(私はもう、抵抗しませんでした。私の首に腕を回すことりの、熱に浮かされる瞳に見詰められては、お願いなんてされなくても……)
ことり「海未ちゃん……」 海未「ことり……」 ことり「ん……」 海未(座っている私の上に腰を下ろそうとすることり……対面座位、というものでしょうか) 海未(私の腫れ上がった一物が、ことりの秘裂に触れて……触れ……て……) ことり「んうっ!」ズプン 海未「っああ!?」ドビュッ ことり「入ったぁ……♡」ギュッ 海未「うわぁぁぁぁぁ!!?!?」ドピュッドピュルルルビュルルッビュルビュルドピュッビューッドピュドピュ ことり「大丈夫、落ち着いて……こわくないよ……♡おちんちんに集中して……ことりのはじめてまんこ、いっぱい味わって……♡」ナデナデ 海未「あぁぁぁ……これぇぇぇ……」ギュウウウ ドプドプドプドビュルッビューッビューッ 海未(……ことりに包まれた瞬間、私は天国を垣間見ました) 海未(ただ挿入しただけで、熱い塊が際限なく迸り、その度に背筋で電撃が暴れました) 海未(あまりの快楽に恐怖を感じても、私は呻きながらことりにしがみつくことしか出来ず、しかもしがみついた瞬間に熱いものが爆発して……まだ射精が続いてるのに、もう次の射精が始まったようで……) 海未(私は気持ちよすぎて気が狂いそうでした) ことり「おいしい……♡おいしい……♡」ナデナデ 海未「と、とまらなぁぁぁ……たしゅけへ……」ドプッドプッドプッドプッ ことり「安心して♡ことりがぜぇんぶ受け止めてあげるから……♡」モギュッ ナデナデ 海未「ひゃああああ……」ビュルルッビュルルルル 海未(数分に及ぶ射精の中で、私は天国のような地獄を味わっていました……)
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854 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 22:05:26.22 ID:c/dAjinG - 第三部後編へ続く
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- 海未ちゃん、今日もことりちゃん宛の恋文をしたためる [無断転載禁止]©2ch.net
1 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 22:09:33.74 ID:c/dAjinG - なお、渡せるわけもなく机の引き出しにしまう模様
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5 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 22:19:49.88 ID:c/dAjinG - 【悲報】恋文、二段目の引き出しに収まらなくなり三段目に突入
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6 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 22:35:44.29 ID:c/dAjinG - 【悲報】海未ちゃん、引き出しの鍵をなくす大失態。なお、鍵は開いている模様
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- 海未ちゃん、今日もことりちゃん宛の恋文をしたためる [無断転載禁止]©2ch.net
10 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 22:51:44.94 ID:c/dAjinG - 海未「私はお茶を持ってきますね」
ことり「あ、いいよぉ」 海未「遠慮なさらず。ゆっくりしていてください」 ぱたん ことり(海未ちゃんのお部屋久しぶりかも……集まるときは大体穂乃果ちゃんのお部屋だったし) きょろきょろ ことり(でも、あんまり変わってないみたい…… あんまり小物とか置かないもんね) ことり(……あれ?机のところに何か落ちてる) かさっ ことり(紙……というか便箋?誰かへのお手紙なのかな?) そわそわ ことり(……誰に書いた、どんなお手紙なのか気になる……)
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17 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 23:05:25.49 ID:c/dAjinG - すっ
ことり(海未ちゃんごめんなさい……冒頭だけだから!どんな内容か確認するだけだから!) ことり(どれどれ……) 『●●●へ 突然、私から手紙を貰って貴女はきっと困惑しているでしょう。今更、お手紙交換をやるような年齢でもありませんしね。 こんな形で想いを告げる、臆病で卑怯な私を許してください。』 ことり(ラブレターだ……まごうことなきラブレターだ……この綺麗で整った字は間違いなく海未ちゃんの文字……海未ちゃんが書いたラブレターだあ……) ことり(手紙なのに、この砕けた書き方……宛名は黒く塗り潰されてるけど、よほど親しい人なんだね……) ことり(誰なんだろう……) ぱさ ことり(……もうちょっとだけ……)
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21 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 23:27:32.02 ID:c/dAjinG - 『いつからとか、どうしてとか、いくら考えても分かりませんでした。いつの間にか私は貴女を目で追っていて、貴女のことを想わない日はなくなっていたのです。
それが恋と呼ばれる感情だと気付いたのはそれからしばらく経ってのことでしたが。 おかしいでしょう?恋愛もののドラマや映画を破廉恥だと恥ずかしがって見なかった私が、まさか恋に落ちてしまうだなんて。』 ことり(おかしくないよ……海未ちゃんだって女の子だもん。恋に落ちちゃってもおかしくないよ……) 『最初は、色々と妄想もしました。もし告白をしたなら、付き合うことが出来たなら……寝る前に一人で考えて悦に入ることもありました。 でも、恋をして楽しかったのは最初の内だけでした。』 ことり(え、ええ!?一体何が……)
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24 :名無しで叶える物語(あら)@無断転載は禁止[]:2017/05/20(土) 23:37:10.40 ID:c/dAjinG - 『この恋が叶うはずがないと、分かってしまったのです。
そう判断した理由は、幾つかあるのですが、それを書き連ねても意味がないのでここでは割愛しましょう。 とにかく、私はこの恋を諦めたのです。』 ことり(諦めちゃだめー!そんな簡単に諦めちゃだめだよ!理由もちゃんと書いてよぉ!思い違いのところが絶対あるって!) 『諦めたからと言って、電源が落ちるように恋心がなくなるというものでは、勿論ありませんでした。頭ではそれを理解していました。 それでも、月日を経るごとに少しずつ小さくなって、今はひどく痛んだとしても、いつかは思い出に変えられると、そう思っていたのです。 でも、だめでした。日に日に、貴女への想いが膨らんでいって、この胸からはち切れんばかりになってしまったのです。』 ことり(海未ちゃん……)
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