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433 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 20:04:50.47 ID:UNDYd/f9 - AM6:45 イカ焼きクッキング終了
AM6:25 イカ焼きクッキング開始 AM6:15 バーミヤン上陸 ・ ・ ・ 上陸と時を同じくして湾を挟んだ反対側 そこにとっりに乗った真姫たち一行が出現する ───────────────── 終末編『34』 ────────────────── AM6:15 ──神戸ワールド記念ホール シュンッ! とっり「ちゅんちゅーーん!」 パカッ! 真姫(とっりの頭の辺りのハッチを開けて外に出る) 真姫(目の前にはポートアイランドとまだ暗い神戸港、大阪湾の景色が広がっている) 真姫「予定通りの場所に出られたようね」 希美「これが地脈を使っての移動か……便利なもんやな」 海未ママ「み、見てください2人とも!」 真姫「どうしたの?何か見つけた?」 海未ママ「あれ……>>434」
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436 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 20:33:13.07 ID:UNDYd/f9 - 海未ママ「あれ……海の方に何かいます」
真姫「海未?海未はあなたの娘でしょう」 希「真姫ちゃん今はそういうのええから!」 ジャバババババッ! ジャバババババッ! 真姫「ほんとだ!シャチが海を泳ぎながらこっちに来るわ!」 真姫「海のギャングと呼ばれるシャチ……それがどうしてここに……」 希「あのシャチ、このまま真っ直ぐ来たら埠頭のコンクリに頭ぶつけてしまうで」 真姫「コトーリさん!埠頭を破壊して!」 希「破壊したらアカンやろっ!」 カツ カツ コトーリ「うーん だいじょうぶだとおもうよ」 コトーリ「あのしゃち ふつうのしゃちじゃないから」 真姫「え?」
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437 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 20:34:02.99 ID:UNDYd/f9 - ザッパァァァァァァンッ!
真姫(シャチは地面にぶつかる直前に大きくその身を海面から飛び出させる) 真姫(ブリーチングと呼ばれるシャチの海面ジャンプ、そして空中で……) シュルルルルッ 希「見て!飛び出したシャチが人の姿になってくで!」 海未ママ「そして……地面に着地した」 真姫(双眼鏡を取り出してその顔を見る、その顔は……) 真姫「穂乃果っ!?」 希「なんやて!?」 真姫「動物から穂乃果になった、つまりあれは鞠莉さんたちから聞いた合成穂乃果……?」 コトーリ「たぶんね」 真姫「名付けるなら……ほのシャチってとこかしら」 希「うちらを見つけて泳いで来たんやろうか」 真姫「それはまだ分からない、でもとっりは巨大だから気づかれていてもおかしくないわ」 真姫「どうするの?海未ママさん」 海未ママ「そうね、ここは……>>438」
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439 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 20:54:28.41 ID:UNDYd/f9 - 海未ママ「はぐで迎えてあげましょう」
真姫「それはこちらから歓迎しに行くってこと?」 海未ママ「きっとあのシャチさんは私たちと会いたがっている」 海未ママ「ならば愛を持って迎えにいってあげましょう!」 希「大丈夫なんやろうか……」 真姫「私はお勧めしないけど、ねぇコトーリさん」 コトーリ「こまったらなんでもわたしにきかないで」 真姫「ご、ごめんなさい……」 コトーリ「それに あっちのこはかくじつにこっちにきづいてる にんずうもはあくしてるんじゃないかな」 真姫「え?」 コトーリ「さっきからこっちにとばされてるおと きづいてない?」 真姫「音……?まさかっ」 コトーリ「それといどうしたほうがいいってのはどうい」 コトーリ「はやくしないと まずとっりがやられる」 とっり「ちゅ?」 真姫「っ!?そういうこと……っ!」 真姫「とっり!私の言ってること分かるなら今すぐジャンプして前進!!」 とっり「ちゅん!」ダンッ! 海未ママ「はぐをしに行くのですね!」 真姫「ええそうよ、海未ママはとっりの前面に結界を展開して!」 海未ママ「結界……?」 真姫「念のため!」 海未ママ「わ、分かりました!」キュィィィィィィンッ! 海未ママ「念のためってなんでしょう……?」 希「真姫ちゃん、うちは何したらいい?」 真姫「希は>>440」
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441 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 21:22:33.43 ID:UNDYd/f9 - 真姫「希は念のためにとっりのコピーデータを取っておいて!」
希「分かった!じゃあとっりのまたとっりの中に戻るよ」パカッ 希「この大きさだと時間かかるかもしれへんけど……」 真姫「お願い!」 希「うん!」ヒョイッ ────────────────────────── ──埠頭 ほのシャチ「わざわざ向こうから餌が近付いてくるなんて願ったりかなったりだ」 ほのシャチ「あの珍しい幻想種……中々美味そうだな」ジュルリ カツ カツ ??「あのさ、全員食べちゃダメだよ?」 ほのシャチ「シャシャシャ、分かってるって」 ほのシャチ「あの巨大鳥の中にいる4……5人だろ?あんたの獲物には手を出さないって」 ??「それならいいけど」 ほのシャチ「ん……?」ピクッ ??「どうしたの?」 ほのシャチ「急に音波が通らなくなった、何だ……壁か?」 ??「ああ、それならきっと結界だよ」 ??(まさか、海未ちゃんのお母さんまで味方に引き入れてるなんて……) ??「ちょっと厄介かな」 ほのシャチ「まぁ大丈夫だ、何が来た所でこのほのシャチ」 ほのシャチ「ランキング>>442位のアタシに任せておけって」 (10位以内で)
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443 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 21:44:46.23 ID:UNDYd/f9 - ほのシャチ「1位のアタシに任せておけって!」ドヤッ
??「所長から渡されたデータでは10位だったような……」 ほのシャチ「なっ!それは間違いなんだよ!アタシが1位って言ってんだから1位なんだ!」 ??「ははは……そ、そうだね」 ほのシャチ「第一穂乃果係数で比べんのが間違ってんだよ、だって……」ブツブツ ドタタタタタタッ! とっり「ちゅーーんっ!!」バッ! ??「ほら来たよ!ほのシャチちゃん!」 ほのシャチ「ん?おうっ!」 海未ママ「真姫さん!結界はどうすれば……」 真姫「はぐするんでしょ!ほのシャチを抱きしめるようにこの場一体を包み込んで!」 海未ママ「はいっ!」 グィィィィィィンッ! ほのほの「あの、私もやっぱり外でお手伝いを――」パカッ 真姫「ほのほのちゃんはまだ良いからっ!中に隠れてて」グッ ほのほの「むぐっ」ムギュッ グィィィィィィンッ! ??(巨大鳥の前で盾のようになっていた結界が、そのまま今度はドームのように上空から地上を覆う) ガシィンッ! ほのシャチ「なんだ大きな籠の蓋か?こんなものでシャチを捕まえられるとでも思ってるのか!」 ??(その結界の境界で私とほのシャチは区切られる)
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444 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 21:51:16.58 ID:UNDYd/f9 - 真姫「あれ?ほのシャチの横に誰かいるわね」
海未ママ「はい、ですから一応その方は結界の範囲外に出したのですが……」 真姫(おかしいな、さっき双眼鏡で覗いた時は他に人いかなかったのに) 真姫「とっりはここで待機、あの人の方へは私が行くわ」 海未ママ「ならばほのシャチの方へは私が」 真姫「ええっ?それは危ないわよ!せめてコトーリさん付いていってあげて!」 海未ママ「何言ってるんです、あっちの不審者の方が危ないですよ、コトーリさんはそちらに……」 真姫「私は大丈夫だからママさんの方に……!」 ほのほの「ねぇねぇコトーリさん」ツンツン コトーリ「ん?」 ほのほの「コトーリさんじゃない方は私が付いて行きましょうか?」 コトーリ「そうだね それがいい」 コトーリ「あのふたりのはなしおわらなそうだし」 コトーリ「わたしは>>445のほうについてくから もうかたほうはおねがい」 ほのほの「はいっ!」
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4 :名無しで叶える物語(禿)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 21:57:05.12 ID:UNDYd/f9 - あれ?ことり?
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446 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 22:56:28.99 ID:UNDYd/f9 - コトーリ「わたしはままさんのほうにいくから」
ほのほの「私は真姫さんですね!」 海未ママ「だから、コトーリさんは真姫さんの方に……!」 コトーリ「はいはい いくよ」ヒョイッ 海未ママ「ええ?ちょ、私抱きかかえられてます!?」 コトーリ「じゃーんぷ」タンッ ヒューー! 海未ママ「わぁぁぁっ!」 ほのほの「真姫さんはこっちですね」 真姫「う……ほのほのは抱きかかえ無くて良いからね」 ほのほの「はい、行きましょう!」 タンッ! タンッ!
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447 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 22:57:03.82 ID:UNDYd/f9 - スタンッ
??「お、降りてきたみたいだね」 真姫「あなたは……」 ゾクッ! 真姫「っ!?」 真姫(その存在を認識した瞬間、背筋が凍る感覚に襲われる) 真姫「そんな……どうしてここに……」ゴクッ ??「どうして?やだなぁ……私に会い来てくれたんでしょ?」 真姫「それはそうだけど、だってあなたは海の向こうの要塞にいるはずよ!」 ほのほの「お母さんと同じ顔……この人が……っ!」 真姫「魔王っ!!」 魔王「そうです魔王でーす……なんちゃって」 魔王「この姿だと始めてましてなのかな、真姫ちゃんと、ほのほのちゃん」 ほのほの「あなたにその名前で呼ばれたくないですっ!」 魔王「まぁまぁ、今はあんまり争う気は無いし落ち着こうよ」 真姫「あなた、移動要塞バーミヤンに乗って東京へ向かうんじゃなかったの?」 魔王「やだなぁ、だったら北海道からそのまま下降してるでしょ、わざわざ大阪を経由する理由がない」 真姫「だったらなんで!」 魔王「私はね、この地で>>448」
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450 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 23:57:09.82 ID:UNDYd/f9 - 魔王「私はね、この地でビリケンさんを見に行くんだよ」
ほのほの「び、ビリケンさん?」 真姫「幸運の神様よ、有名なのだと通天閣に像が飾ってあると思うけど」 魔王「そうそれ、それを見に来たんだよ」 真姫「観光ってわけ?まさかそんな理由じゃあるまいし……」 魔王「魔王が観光しちゃダメなの?」 真姫「本当の理由を言いなさい!」 魔王「んー?今はちょっとなぁ……」 カツ カツ 魔王「そうだ!真姫ちゃんが付いてきてくれたら教えてあげる」 真姫「え?」 ほのほの「危険です真姫さん!魔王の言うことを聞いてはいけません!」 真姫(私が同行?明らかに罠だけど……新しい情報が引き出せるなら) 魔王「ま、ゆっくり考えてよ」ストンッ 魔王「結界の向こう側、あっちの決着が付くまでに答えを出してくれればいいよ」 真姫「向こう側……海未ママさんとコトーリとほのシャチ」 真姫「いったい、どんな戦いが繰り広げられてるの――?」 ────────────────────────── ポートアイランド AM6:15〜AM6:25 終末編『34』了
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451 :名無しで叶える物語(世界最後の大陸)@無断転載は禁止[sage]:2016/05/14(土) 23:58:44.37 ID:UNDYd/f9 - というわけでここまで
真姫組サイドの話スタート 魔王も出てきてどうなることやら 終末編『35』に続く かもしれない
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