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切実一号
【toto】BIGで6億円当たったら? その60

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【toto】BIGで6億円当たったら? その60
595 :切実一号[]:2011/11/25(金) 11:22:21.78 ID:QX/wPud2

切実一号です。
最近太ってきたことは皆も気付いているだろう。

かれこれ今まで、株だFXだパチンコだ競馬だで、それなりに大金を失った俺。

当たればこの愚行を正当化できる。ギャンブルに毒されていなければtotoを買うこともなかっただろうと。
寂悔虚辛無悲から脱し、喜幸望愛嬉希に支配してもらう。


「ロックな六億ほくほく」 とゆうタイトルで歌手デビューする。



やっぱりばれる。

【toto】BIGで6億円当たったら? その60
597 :切実一号[]:2011/11/25(金) 12:52:43.99 ID:QX/wPud2
ある日新宿のデパートの中を歩いていると少女と肩がぶつかる。
「いったーい、なにすんだよーくそじじい!」。
言葉は今時のそれ。振り向くと、え!!!。
なんだこりゃ?とんでもなく可愛い!まさに妖精!!!妖精あらわる。
以前の俺なら声もうわずり脇汗びっしょり確定。
しかし通帳残高600112080の俺は強気。

「あっ、そうだ、ねー、お金かしてよー」
のり半分、本気半分でくる少女。

「いくらだい?いくら必要なんだい?お洋服も汚しちゃったかな」。紳士の対応、大人の味わい。

「え?」戸惑う少女を俺は見逃さなかった。慣れもしないことを。。。ふっ。
「うーん、一万円!あっ、なんちゃって」。子供の駆け引きか。。。ふっ。
「一万円はきついよ、でもどうしてもって言うなら。。。」。はまった振りをする俺。
「いいのー?やったー、ありがと、ちょうだーい」。笑顔は百点!満点あげちゃう。「わかったよ。じゃあ喫茶店でも入ってそこで渡してあげるよ」。
「うん!わたし、おなかペコペコー!!」。。。。。ペコペコ?あの!!?純なセリフをごちそうさま。

のちにペロペロされあうとも知らずに。。。ふっ。

俺の笑顔は彼女のそれとは異なっていた。


【toto】BIGで6億円当たったら? その60
600 :切実一号[]:2011/11/25(金) 13:12:18.13 ID:QX/wPud2
昭和の香りを残す喫茶ポエム。二人をどこに導いてくれるのか。

「いらっしゃいませー」つやがかった女性の声は20代半ばぐらいだろうか。席に着く二人。
「ご注文決まりましたらお呼び下さい」メニューに気を取られていたが、実はそのウェイトレスは。。。。
「何にする?なんでも食べなさい」 「うん!どうしよー、イチゴパフェはデザートにしよっ!えへ」
はい、好きになりました。えー。とてもね。
「うーん、でもー、あんまし注文して残しちゃったらもったいないもんねー、決めた!ピザトースト!」
「え?もっと注文しなさいよ」 「うん、いいの、ありがと」 なにこのギャップ。好きの上の感情!
ありがちなメニュー全部注文作戦はお預けか。たわいもない話で食事も終わると彼女がぐずっている。
言いづらいのだろうが、ここでお金を渡してさよならはない、ありえない!
「あのさ、」 「ねー」 言葉が重なり合う。あはは、笑い合う二人。切り出すのは俺だ。「まだ時間ある?」 「うーん、五時からバイトなんだー、店長怖くてさー」
「時給はいくらなの?」 「820円、でも来月から870円になるから頑張らなくちゃ!。。。で、さっきの話なんだけ、、」 「あのさ!」さえぎる。「今日、君を時給10000円で雇いたい!」
「え!?」動揺しまくりの少女。「勘違いしないでくれ、なんてゆうか、その、ぶつかったお詫びとゆうかさ。店長には俺から電話して謝っておくから」
「でも、、」 「ほら、いくよ!」 手を掴み引っ張る俺。ZARDの負けないでが頭の中でかかりだす。
店を出る二人。

「ありがとうございましたー!」
一部始終を見ていたウェイトレス。
二人を見送るとゆっくりダイアルしはじめる。。。


【toto】BIGで6億円当たったら? その60
602 :切実一号[]:2011/11/25(金) 13:20:03.86 ID:QX/wPud2
昭和の香りを残す喫茶ポエム。二人をどこに導いてくれるのか。

「いらっしゃいませー」つやがかった女性の声は20代半ばぐらいだろうか。席に着く二人。
「ご注文決まりましたらお呼び下さい」メニューに気を取られていたが、実はそのウェイトレスは。。。。
「何にする?なんでも食べなさい」 「うん!どうしよー、イチゴパフェはデザートにしよっ!えへ」
はい、好きになりました。えー。とてもね。
「うーん、でもー、あんまし注文して残しちゃったらもったいないもんねー、決めた!ピザトースト!」
「え?もっと注文しなさいよ」 「うん、いいの、ありがと」 なにこのギャップ。好きの上の感情!
ありがちなメニュー全部注文作戦はお預けか。たわいもない話で食事も終わると彼女がぐずっている。
言いづらいのだろうが、ここでお金を渡してさよならはない、ありえない!
「あのさ、」 「ねー」 言葉が重なり合う。あはは、笑い合う二人。切り出すのは俺だ。「まだ時間ある?」 「うーん、五時からバイトなんだー、店長怖くてさー」
「時給はいくらなの?」 「820円、でも来月から870円になるから頑張らなくちゃ!。。。で、さっきの話なんだけ、、」 「あのさ!」さえぎる。「今日、君を時給10000円で雇いたい!」
「え!?」動揺しまくりの少女。「勘違いしないでくれ、なんてゆうか、その、ぶつかったお詫びとゆうかさ。店長には俺から電話して謝っておくから」
「でも、、」 「ほら、いくよ!」 手を掴み引っ張る俺。ZARDの負けないでが頭の中でかかりだす。
店を出る二人。

「ありがとうございましたー!」
一部始終を見ていたウェイトレス。
二人を見送るとゆっくりダイアルしはじめる。。。




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