- 江東マンション神隠し容疑者「私のセックスで、私に依存していただいて。」
1 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:21:05.54 ID:lFfPC0LMp0505 - https://bunshun.jp/articles/-/53626
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2 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:21:19.50 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「この事件前に、その女性をどうしたいと?」
星島「自分の部屋に連れ去って、性的快楽を与え、自分の言いなりにしようと思っていました。自分なら、できると思っていました」 検察官「あなたの何にしようと思っていたんですか?」 星島「性奴隷です」
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3 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:21:32.18 ID:lFfPC0LMp0505 - 聞き慣れない“性奴隷”という言葉が出たためか、検察官は改めて尋ねた。
検察官「もう一度、説明してください」 星島「……私のセックスで、私に依存していただいて、私のことが必要な女性にすることだと思います」 検察官「セックスをして調教しようと?」 星島「思っていました」
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4 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:22:06.19 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「どうやって?」
星島「自分の部屋へ連れて行き、長い時間をかけて性的快楽を与えようと思っていました。女の部屋に押し入って、自分の部屋に、連れてくる……できると思っていました」 検察官「性奴隷にすることができたらどうなると思っていたんですか?」 星島「恋人のようになれると思っていました。それ以上、深く考えてなかった」
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6 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:22:38.73 ID:lFfPC0LMp0505 - 星島「普通のOLは金曜の夜から土日休みだから、そうすれば3日かけて調教できる。会社にも行かなくていい」
検察官「3日間、何するつもりだった?」 星島「セックスです」
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7 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:23:00.72 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「つまりそれは強姦?」
星島「調教……」 検察官「強姦しても女性は快感を感じると思っていたんですか?」 星島「そのように思っていたフシはありました」
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9 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:23:30.15 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「AVやそういったものの影響?」
星島「と思います」 検察官「性奴隷にすることに失敗するとは?」 星島「考えていませんでした」
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18 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:28:56.01 ID:lFfPC0LMp0505 - 法廷では、星島が描いたという同人誌やイラストも大型モニターに映し出された。
同人誌のタイトルは『外道』。 いわゆる巨乳ロリ顔の女性が性的暴行を受けながら、徐々にそれに快感を覚えていくという筋書きのものである。 星島は「強姦という趣旨ではない」と否定していた。 あくまでも“調教”のつもりだったのか。
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19 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:29:33.62 ID:lFfPC0LMp0505 - 女性は手段や経緯がどうであれ、セックスで快感を得れば相手に依存していくものだ……そんな歪みきった思い込みは星島の中で肥大していた。
916号室の女性を連れ去る方法を思案した末、「帰宅してドアを閉める瞬間を狙うのが一番確実」だという結論に至り、実際にそのようにして、Aさんを自分の部屋に連れ込んだ。
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20 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:30:02.29 ID:lFfPC0LMp0505 - 事件当日、18時半に帰宅した星島は、自室の玄関に体育座りをして耳をすまし、“916号室の女性”の帰宅を待った。
靴音がしないよう、靴は履いていなかった。 そして約1時間後、玄関ドアの開く音を確認すると、自室のドアを素早く開けて916号室に押し入ったのである。
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21 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:30:43.80 ID:lFfPC0LMp0505 - 「顔をきちんと見たのはこれが最初で最後でした。『嫌だ』とか『キャー』とか叫んでいました。声はとても大きかった……予想していなかったので、比べようがないが、とにかく大きい声。そして私を押し出そうとしてもみ合いになりました」
“思わぬ抵抗”を受けたことで、星島はAさんを殴りつける。 この時の血が、部屋に残されていた。 のちにAさんの姉が見つけたものだ。 殴りつけただけでなく目隠しをしたうえ、916号室の包丁で脅し、抵抗を封じた。 自室に連れ去る際「脅迫に使えるかも」と、Aさんの持っていたバッグも一緒に持ち去った。
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23 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:31:57.04 ID:lFfPC0LMp0505 - 星島の部屋に連れて来られたAさんは、さらに口にタオルを押し込まれ、ビニール紐で手足を縛られた。星島はAさんのバッグから携帯電話を取り出し、バッテリーを抜いたが、ここでようやく、目隠しで鼻まで覆っていたことからAさんが苦しそうにしていることに気づいた。そしてもうひとつ、一連の事件の始まりとなるAさんの異変に気づく。
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24 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:32:28.88 ID:lFfPC0LMp0505 - 「左のおでこが、大きな傷口になっていました。3センチくらい……出血していました。最初に考えたのは、痛がってるんだと。それと、このように怪我をしてしまったことで、月曜に帰すことが簡単にできなくなったと思いました」
血痕が残っているのではと慌てて918号室を出ると、廊下にAさんの血が落ちていた。 916号室に入ると、自分の足跡とAさんの血の痕を見つけた。これらを拭き取り、また自分が触ったドアノブなどの指紋も拭き取って自室に戻ったが、星島は計画通りに物事が進んでいないことに激しい不安を感じていた。
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25 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:32:53.40 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「月曜の朝まで監禁して強姦することが計画でしたよね。実際の状況はどう違いましたか?」
星島「激しい抵抗にあい……怪我をさせてしまい、とても強姦する気持ちになれませんでした。怪我を見て、自分のものにすることができないと……Aさんを気持ち良くさせることができないと思いました」
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26 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:33:22.30 ID:lFfPC0LMp0505 - 裸の写真を撮影して脅迫に使おうと思うも、デジカメを持っていなかった。
仮に脅迫がうまくいったとしても、怪我の痕が残ることで不審に思われ、いつか自分のしたAさんへの行為が明るみに出る。 そんな不安から勃起もせず、無理矢理Aさんを襲うこともできない。AVを観ても状況は変わらなかった。 こう着状態の22時20分頃、部屋のドアを叩く音がした。 Aさんの姉からの通報を受け、警察が来たのだ。
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28 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:34:59.30 ID:lFfPC0LMp0505 - 「918号室に入られると、すぐにAさんが見つかって逮捕されると思った。逮捕されると仕事も住む場所も、将来も、全部なくなると思いました。助かる方法を考えました。
自分が女を拉致、強姦目的で連れ去った、そんな前科が付くことをとても恐れてたと思います。むしろそっちの方が強いのかもしれない。前科がついて、後ろ指をさされる……。逮捕されずに帰す方法を考えました。」
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30 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:35:28.06 ID:lFfPC0LMp0505 - 「Aさんと私が付き合ってて痴話喧嘩で殴ったことにする……ただそれはAさんと口裏を合わせないと意味をなさない。到底無理だと思いました。いきなり拉致して殴りつけた男の願いを聞くわけがない。包丁で脅しても意味がない。
結局、痕跡を消すために、警察に見つからないように、バラバラにして部屋に隠そうと考えた。そのためにはAさんを殺さないといけない。殺す方法を考えました。確実に殺すためにAさんを失血死させようと思いました」
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33 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:36:05.63 ID:lFfPC0LMp0505 - Aさんの痕跡を消したのちは、前のような生活に戻るつもりだったとも語った星島は「自分の道具を人殺しに使いたくない」との理由から、916号室から持ち去っていた包丁を手に取り、血が飛び散るのを防ぐためタオルで覆いながら、無抵抗だったAさんの首をいきなり深く刺した。
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36 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:36:49.86 ID:lFfPC0LMp0505 - 「早く死んでくださいと、早く死んでくれと、そのことだけを考えていました」
しかし、Aさんは5分ほど経過しても、生きていた。
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41 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:38:05.24 ID:lFfPC0LMp0505 - 「……早く死なないかと焦りを感じていました。包丁を刺しっぱなしなことに気がついて、引き抜けば、早く血が流れて早く死ぬと思いました。右手は口を押さえたまま、左手で首の包丁を引き抜きました。抜いた後、血の流れる量が増えた……。抜いてから呼吸が止まるまで5分くらいだったと思います。その間、早く死んでください、早く死んでくれと……それだけだったと思います」
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43 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:38:58.17 ID:lFfPC0LMp0505 - こうしてAさんを殺害した星島は、凄まじい勢いで、その遺体の解体にとりかかる。
彼のゴールは“元通りの生活に戻ること”だった。 何日もかけ、ノコギリや包丁を用いて遺体をバラバラにし、トイレに流したり、ゴミとして投棄するなどした。 その最中、警察が部屋の中を見に来ることがあったが、遺体の一部を隠している段ボール箱を指し「この中も見ますか?」など、逆に自分から見せるような態度を取ることで、発覚を逃れている。
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46 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:39:38.27 ID:lFfPC0LMp0505 - 遺体をどう解体し、遺棄したかについては、被告人質問でも相当長い時間をかけて尋ねられた。
特に陰惨な頭部の解体方法のみ、星島が法廷で語るのではなく、調書を読み上げる方法に切り替えるなど、一定の対応がなされていたようだが、衝撃的な内容であることに変わりはなかった。 Aさんの関係者は時折、法廷を出たが、外から泣き叫ぶ声が聞こえてくる。 のちに検察官は論告で「死体損壊、死体遺棄の態様は壮絶かつ悪辣」と述べていたがその通りだった。
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49 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:40:54.99 ID:lFfPC0LMp0505 - 被告人質問に先立つ証拠調べの段階で、Aさんの遺体の一部そのものの写真が、法廷の壁に備えつけられた大型モニターに映し出されてもいた。
「以上が、遺族の元に還ることができたAさんの全てでもありました」 こう検察官が述べたとき、モニターにはバットに並べられた肉片や骨片が映し出された。 星島がバラバラにして遺棄したAさんの遺体は、逮捕後に警察が下水道管を捜索したことにより一部が発見されたからだ。
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54 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:42:39.53 ID:lFfPC0LMp0505 - 昨今の裁判員裁判では、遺体の写真は「刺激証拠」と呼ばれ、その取り扱いには注意が払われている。
白黒に加工する、イラストにするなど、元の写真を裁判員に見せない配慮がなされる。 そのうえで、刺激証拠を見せる旨を、前もって告げて覚悟をさせるなどの流れがいまでは一般的だ。 だが当時は加工のない遺体写真が映し出されていた。
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58 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:44:12.82 ID:lFfPC0LMp0505 - 将来に向けて邁進するAさんを突然襲った星島は、事件を起こすまで、給料が入るとデリヘルや風俗に通っていたというが、女性との交際経験はなかった。
それは“幼い時の両足のやけど”が原因だったと、自ら語っている。
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59 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:44:48.81 ID:lFfPC0LMp0505 - 星島「キモいと言われるのが絶対に嫌だったと思う。もしそんなことを言われたら殺してしまうかもしれません」
検察官「世の中の全ての女性があなたを馬鹿にすると?」 星島「男も女もです。また私も馬鹿にしてます」 検察官「だから現実の女性に声をかけても無駄だと思っていたんですか?」 星島「はい、いつかやけどの痕を見られて、気持ち悪い、そう言われると思っていました」
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60 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:45:15.75 ID:lFfPC0LMp0505 - 星島はやけどの痕で幼少期にからかわれ、親に相談したが、逆に怒られたという。
こうした体験から「庇ってくれなかった」と感じ、事件当時は「殺したいほど憎い」のではなく「殺す」と思っていたとも語った。
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61 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:45:54.21 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「女性の好みはあったんですか?」
星島「体格的なものやフェチなどは特にないです。精神的な優しさと、受け入れてくれる器の大きさがあれば……」 検察官「芸能人での好みは?」 星島「全くありません」 検察官「どうして?」 星島「人の気持ちを考えてなかったからです。現実の女を好きになろうとしたことは一度もないと思います。毛嫌いというか、諦めに近い。自己嫌悪の裏返しかも……」
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63 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:46:59.58 ID:lFfPC0LMp0505 - 検察官「あなたの好きなのは自分の意思を持たず、あなたのことを好きで、尽くしたいというだけの女性?」
星島「そうです」 検察官「現実にはいると思いましたか?」 星島「いないと思いました。いないので、作ろうと思いました」
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65 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:47:55.45 ID:lFfPC0LMp0505 - 自分の欲求を全て受け入れる性奴隷を作ろうと思い、うまくいかなくなれば殺害し、その痕跡すら消そうとした星島は、逮捕当日は関与を否定したが、翌日朝に全てを認めた。
被告人質問の最中、唐突に「絶対に死刑だと思います!」と叫び、終盤には「早く処刑していただければと願ってやみません」と述べ、死刑を希望するかのような言動が見られた。 実際に検察官も「あまりにもむごい被告の所業が万死に値するのは誰の目にも明らか」と死刑を求刑したが、判決は「殺害行為自体は執拗とはいえない」などとして無期懲役となった。
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67 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:49:10.57 ID:lFfPC0LMp0505 - 星島に対しては検察官が控訴したが、これは棄却された。
2009年に無期懲役が確定している。 現場となったマンションはいまも東京・江東区にある。 近隣の不動産業者によれば、事件の後、918号室は「入居中」とし、例の物件は家賃を7000円下げていただけでなく、周辺の物件相場も1万円ほど下がっていたという。
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69 :風吹けば名無し[]:2022/05/05(木) 08:49:41.05 ID:lFfPC0LMp0505 - おわり
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