トップページ > なんでも実況J > 2020年11月01日 > yCfNfact0

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風吹けば名無し
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
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盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
14 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:12:43.63 ID:yCfNfact0
令嬢「早く着替えさせて頂戴」

俺「……は、はい」ゴクッ
スルスル
俺(陰口でも天使と叩かれるだけのことはある……綺麗だ)

俺(人の手を借りないと生きていけないから割り切ってるのかもしれないが……それでも、普通男にはさせないだろ)
俺(本当……俺達平民のことなんて、道具としか見てないんだな)

俺(…………)ソオッ

令嬢「早くしなさい。殺すわよ」

俺「ただっ、ただちに!」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
15 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:12:51.58 ID:yCfNfact0
俺「……こ、この位置で大丈夫でしょうか?」ソッ

令嬢「本当に中央なのでしょうね」

俺「……少し動かしますね」

令嬢「………」チッ

俺「ひっ!」ビクッ

俺「これで、毛布を被せて……終わりました。今日もお疲れ様でございました」

令嬢「…………」

俺(ぺっ、労いの言葉もなしかよ)
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
17 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:13:00.57 ID:yCfNfact0
俺(これで六時間開放される……)フウ
俺(令嬢様が起きる一時間前から横にいろって、どう考えてもおかしいよなあ)ハァ

メイド「俺さん、お勤めごくろうさまです」ニコッ

俺「メ、メイドさん! どうも……」

メイド「実は、俺さんとお話をしたいとおっしゃっている方がいまして。来てもらえませんか?」

俺「そ、そうなんですか? しかし、睡眠時間がその……」ハハ

メイド「妹様です」

俺「え、えっ!?」

メイド「いつも、一時間早いのでしょう? そちらの件も、妹様から許可を出していただけるかと」

俺「わ、わかりました。しかし、なんで俺なんかを……」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
19 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:13:22.77 ID:yCfNfact0
妹「ありがとう、メイドちゃん」ニコニコ

メイド「い、いえ!」

妹「お話するのは初めてですね。俺さん」

俺「あ、あの、なぜ、俺なんかを……」

妹「……愚姉がいつも、迷惑をかけております」ペコッ

俺「そ、そんな、とんでもないです!」
俺(め、めっちゃいい人だ! なんで令嬢様と姉妹なんだ?)
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
21 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:13:33.77 ID:yCfNfact0
妹「私が起こしてしまったので、朝遅く出る許可を出したといえば、父も母も、姉も、余計なことは言えませんよ」

俺「ありがたいです……」

妹「本題なのですが……俺さんはとても真面目で、仕事のできる人です」
妹「ここまで文句も大きな問題ごともなく姉に仕えていられる方は、本当に少ないんです」

俺「過分な評価ですよ。……正直、俺もいつまで続けられるか自信がなくて」

妹「そうでしょう。私はそのような人が、姉の横暴で潰されるのを見たくはないのです」

俺「え……」

妹「庭師の仕事を増やして、空きを作って差し上げます。俺さんがそちらへ入れるよう、手配してあげましょう」

俺「ほっ、本当ですか!?」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
22 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:13:42.10 ID:yCfNfact0
妹「今の仕事だと、まともに故郷にも帰れない上に、何の自由もありません」
妹「庭師の仕事も楽だとは言いませんが、今よりはきっとマシですよ。昼の食事も抜けられますし、お菓子の時間も設けております」
妹「夕食の頃にはその日の仕事はお終いです」

俺「め、女神様……!」

メイド「よかったですね、俺さん」ニコッ

妹「一週間ほど、どうにか堪えてください。その間に進めてみせます」

俺「ありがとうございます!」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
25 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:13:49.54 ID:yCfNfact0
令嬢「……何を考えているの?」
令嬢「いつも、六時前にはここで待っているのではなくて?」イライラ

俺(こういう日に限って早起きなんだよなあ)ハァ

令嬢「抜けていたわけではないわね。五時にもいなかったもの」

俺(……ほ、本当、こういう日に限って)

俺「じ、実は他の使用人が倒れたらしくて、穴埋めに入っておりました」
俺「妹様より、許可はいただいております」

令嬢「……お前は」

俺「…………」

令嬢「お前は私の世話係なのに、妹の言うことを聞くのね」

俺(ば、バレてる!? いや、そんなはずは……)ドキッ

令嬢「早く連れて歩きなさい」

俺「はっ、はい!」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
26 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:13:56.90 ID:yCfNfact0
―三日後の夜―
妹「明日には父に提案できそうです」ニコニコ

俺「ありがとうございます!」

メイド「よかったですね、俺さん!」

妹「これであの腐れ女と離れられて、さぞ嬉しいことでしょう」ニマァ

俺「……あ、姉なのでしょう? そこまで言わなくても……」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
27 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:14:05.72 ID:yCfNfact0
妹「元々嫌いだったのですよ。目が見えなくなる前から、高慢で、我が儘で」
妹「その癖に天才肌で、美人で……散々甘やかされて、人の気持ちなど考えたこともないというような、そういう女でした」

俺「は、ははは……」

妹「私も姉の尻拭いをさせられ、その上に姉と比べられ、お前はダメだとよく言われたものです」

俺「…………」

妹「そうしたら……フフッ、目が見えなくなって、あのザマで……!」
妹「ずっと何かに怯えてるみたいに、周囲の物に必死に当たり散らして、ああ、お可愛いことで」フフッ

妹「元々捻じ曲がっていた性格が、ああも悪化するなんて!」
妹「そのうち、捻じ切れてしまうかもしれませんね。なんて」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
30 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:14:22.49 ID:yCfNfact0
妹「サマエルとはよく言ったものですよ、フフ」

妹「神様が見ていたのでしょう。あの性悪から、視力を奪っていったのです」

俺「…………」

メイド「本当、苦労かけられましたよね俺さん」
メイド「先に俺さんが死んじゃうんじゃないかと、ずっとハラハラしていました」

俺「……お、俺は……」

俺「…………」

俺(情なんてないだろ……! あんな奴……!)

妹「どうしました?」

俺「お願いします……庭師の仕事、お願いします!」

妹「フフフ……」ニコニコ

俺(……本当に、よかったのか?)ギュッ
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
31 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:14:39.00 ID:yCfNfact0
盲目の令嬢「……私を待たせて、何様のつもりかしら?」イライラ
盲目の令嬢「本当に使えないわね」

俺「申し訳ございませんお嬢様」

盲目の令嬢「次からしっかり……」

俺「明日からは、別の人が世話係になりましたので」

盲目の令嬢「え……?」

俺「もう鈍くて覚えの悪い俺に苛立つこともありませんよ、よかったですね」

盲目の令嬢「え……? あ、え……?」

俺「そういうことですから……」

盲目の令嬢「あ……」ツウ
盲目の令嬢「ち、違う……これ、涙じゃなくて……あ……」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
34 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:15:04.43 ID:yCfNfact0
>>20
殺害予告ってことでええか?
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
37 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:15:22.19 ID:yCfNfact0
盲目の令嬢「……私を待たせて、何様のつもりかしら?」イライラ
盲目の令嬢「本当に使えないわね」

俺「申し訳ございませんお嬢様」

盲目の令嬢「次からしっかり……」

俺「明日からは、別の人が世話係になりましたので」

盲目の令嬢「え……?」

俺「もう鈍くて覚えの悪い俺に苛立つこともありませんよ、よかったですね」

盲目の令嬢「え……? あ、え……?」

俺「そういうことですから……」

盲目の令嬢「あ……」ツウ
盲目の令嬢「ち、違う……これ、涙じゃなくて……あ……」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
39 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:15:39.17 ID:yCfNfact0
俺「今日が、最後ですから……」
俺「よかったですね、お嬢様」

盲目の令嬢「……そう、そういうこと」
盲目の令嬢「やっぱり貴方も妹についたのね」

俺「……なんですか?」
俺「せ、責めたかったら、責めればいいだろ!」
俺「男の俺が世話係をするのは、不都合だし……お嬢様もせいせいするだろ!」

盲目の令嬢「…………」

俺(チッ、今日に限って大人しいのか。調子が狂う)
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
41 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:15:52.94 ID:yCfNfact0
父親「俺君、ご苦労。この食事が終われば、君には庭師に入ってもらう。先輩から学んでしっかりやってくれ」

妹「休憩も取れるようになりましたから、無茶はなさらないでくださいね。時間が合えば、一緒にお茶でも飲みましょう」ニコニコ

俺「はい……」

メイド「よかったですね、俺さん! これまで本当に大変そうでしたから……。妹様に感謝しましょうね!」グッ

俺「……」

盲目の令嬢「…………」ポツン

俺「……食べ終わりましたか?」

盲目の令嬢「……まだ、残ってるでしょ」

俺「……いえ、全然お食べにならなかったので。それは失礼を」
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
1 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:16:05.68 ID:yCfNfact0
ギャル「この前ちらっと見たらさあ、スマホでなんかエロい恰好した女並んでるソシャゲやってたし」

ギャル友「きっしょwやばすぎでしょ」

ギャル「授業中女の子の落書きしてたし」

ギャル友「アハハハ! うわ〜性犯罪者なりそう」

ギャル「シャツも四パターン着回してるだけだしさぁ。絶対あいつ童貞でしょ」

ギャル友「ないわ〜! ってか、よく気付いたわね」

ギャル「私が声掛けてやっても、メール送ってやっても無視するし。マジムカつくんだよね。調子乗ってる」ガリガリ

ギャル友「……ギャルちゃん?」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
43 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:16:16.62 ID:yCfNfact0
メイド2「次からは、私が令嬢様のお世話をさせていただきます……」ペコペコ

俺「……ああ、頼む」
俺「一通りは教えてあるが、わからないことがあったら聞いてくれ。令嬢様は目が見えないから、彼女でも把握していないことが多い」

メイド2「は、はい!」

盲目の令嬢「……」

俺「……一言くらい責めたらどうだ? 可愛げのない」

盲目の令嬢「どうでもいいもの。どうせ、すぐどこかに行くと思っていたわ。妹の手引きだったのは心外だけど」

俺「……そうか、じゃあ」

盲目の令嬢「あ、ま、待って……」ガシッ
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
45 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:16:44.46 ID:yCfNfact0
なあ、相談があるんや
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
49 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:17:17.01 ID:yCfNfact0
ログ見とったら十月十三日にガチでワイの偽者がおったわ
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
55 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:18:10.75 ID:yCfNfact0
というか十月は立ててなかったんやけど、今確認したら十個スレ建っとる
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
58 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:18:51.12 ID:yCfNfact0
SS書いてるだけやったらええんやけど、名前欄に道楽時計ってつけて受け答えまでやってた
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
61 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:19:16.55 ID:yCfNfact0
ワイは普通に怖い
命を狙われてるかもしれん
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
63 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:19:37.78 ID:yCfNfact0
>>60
さすがに草
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
1 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:20:21.22 ID:yCfNfact0
ギャル「この前ちらっと見たらさあ、スマホでなんかエロい恰好した女並んでるソシャゲやってたし」

ギャル友「きっしょwやばすぎでしょ」

ギャル「授業中女の子の落書きしてたし」

ギャル友「アハハハ! うわ〜性犯罪者なりそう」

ギャル「シャツも四パターン着回してるだけだしさぁ。絶対あいつ童貞でしょ」

ギャル友「ないわ〜! ってか、よく気付いたわね」

ギャル「私が声掛けてやっても、メール送ってやっても無視するし。マジムカつくんだよね。調子乗ってる」ガリガリ

ギャル友「……ギャルちゃん?」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
70 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:21:06.65 ID:yCfNfact0
俺「……うっ」

盲目の令嬢「ま、待って、お願い……私……」ジワッ

俺「散々人のことぶっ叩いておいて、何のつもりだよ!」

盲目の令嬢「あ……」スル

俺「……それじゃあ、さようなら、令嬢様。もう、話をすることはないでしょう」

盲目の令嬢「あ、あ……あ、カハッ、コホッ、かひゅっ……!」ドサッ

俺「れ、令嬢様!」

メイド2「く、苦しそう! 何が……! 人を! 人を!」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
74 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:22:01.47 ID:yCfNfact0
>>68
他のサイトやと見向きもされへんからやで
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
78 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:22:28.25 ID:yCfNfact0
>>64
ワイとはいったい誰なんや…?
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
80 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:22:54.52 ID:yCfNfact0
>>77
ちゃうんか
ちょっとほっとしたのに
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
82 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:23:19.57 ID:yCfNfact0
ワイの代わりにツイッターとユーチューブの宣伝もしてくれてたし意味がわからん
こわい
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
89 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:25:05.67 ID:yCfNfact0
昔書いた1レスSSもなぜかここ三ヵ月くらい毎日スレが建てられてていつの間にか文量が増えとることに気づいた
ワイがおかしいんか
世界がおかしいんか
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
93 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:27:07.80 ID:yCfNfact0
ガチでこいつワイちゃうねん
ワンチャン記憶違いかと思ったけど、よく見たら末尾dやし
ワイは怖い


盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
79 :風吹けば名無し:2020/10/13(火) 19:00:28.71 ID:aVZmPqb5d
>>71
それは偽物
ワイの盗作でスレ立ててるやつ
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
97 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:28:10.25 ID:yCfNfact0
なんか変やなあと思ったら、ツイッターで呟かせてな
あれはワイしかログインでけへんから
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
105 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:29:28.43 ID:yCfNfact0
>>103
ワイはやめへんで
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
114 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:30:52.46 ID:yCfNfact0
>>107
あれも1レス目はワイやで
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
1 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:31:11.13 ID:yCfNfact0
ギャル「この前ちらっと見たらさあ、スマホでなんかエロい恰好した女並んでるソシャゲやってたし」

ギャル友「きっしょwやばすぎでしょ」

ギャル「授業中女の子の落書きしてたし」

ギャル友「アハハハ! うわ〜性犯罪者なりそう」

ギャル「シャツも四パターン着回してるだけだしさぁ。絶対あいつ童貞でしょ」

ギャル友「ないわ〜! ってか、よく気付いたわね」

ギャル「私が声掛けてやっても、メール送ってやっても無視するし。マジムカつくんだよね。調子乗ってる」ガリガリ

ギャル友「……ギャルちゃん?」
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
123 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:32:49.98 ID:yCfNfact0
>>115
もしかしてお前が>>93なんか?
盲目の令嬢「……準備なさい」俺「は、はい!」
124 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:34:26.75 ID:yCfNfact0
>>122
あ?
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
1 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:36:23.24 ID:yCfNfact0
ギャル「この前ちらっと見たらさあ、スマホでなんかエロい恰好した女並んでるソシャゲやってたし」

ギャル友「きっしょwやばすぎでしょ」

ギャル「授業中女の子の落書きしてたし」

ギャル友「アハハハ! うわ〜性犯罪者なりそう」

ギャル「シャツも四パターン着回してるだけだしさぁ。絶対あいつ童貞でしょ」

ギャル友「ないわ〜! ってか、よく気付いたわね」

ギャル「私が声掛けてやっても、メール送ってやっても無視するし。マジムカつくんだよね。調子乗ってる」ガリガリ

ギャル友「……ギャルちゃん?」
ギャル「男君さ、オタクっぽくてキモいよね〜」ギャル「わかるー(笑)」
1 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:39:53.60 ID:yCfNfact0
ギャル「この前ちらっと見たらさあ、スマホでなんかエロい恰好した女並んでるソシャゲやってたし」

ギャル友「きっしょwやばすぎでしょ」

ギャル「授業中女の子の落書きしてたし」

ギャル友「アハハハ! うわ〜性犯罪者なりそう」

ギャル「シャツも四パターン着回してるだけだしさぁ。絶対あいつ童貞でしょ」

ギャル友「ないわ〜! ってか、よく気付いたわね」

ギャル「私が声掛けてやっても、メール送ってやっても無視するし。マジムカつくんだよね。調子乗ってる」ガリガリ

ギャル友「……ギャルちゃん?」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
1 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:42:13.64 ID:yCfNfact0
キンキンキンキン!
俺「ついていける!」
女剣士「嘘…!」

俺(この日の士官学校の決闘祭のために半年、彼女の剣の流派を研究した甲斐があった)

女剣士「こんな試合、お父様も失望する…」
女剣士「この私が、貧民の我流剣士なんかに負けるわけには…!」ブワッ

審判(これは殺す気の一撃だ…!)ゾクッ
俺(来る、炎刀流奥義・絶炎華!)
俺「我流奥義、絶炎返し!」カァンッ

女剣士「う、そ….こんな、ことは…」ドサッ

審判「しょっ、勝負あり! 決勝戦、俺選手の勝利です!」
観客「うおおおおおお!」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
2 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:42:22.60 ID:yCfNfact0
二年後…
友「士官学校、最後の決闘祭も大詰めだね」
友「三年連続俺君の優勝かなあ」

俺「どうだろうな。イケメンの奴、今年は実家絡みでとんでもない師匠を見つけてたみたいだ」
俺「俺でも勝てるかどうか…」

クラスメイト「おい、準決勝戦でイケメンが敗れたぞ!」
俺「!」
友「は、はぁ!? 何かの間違いだろ!」

俺「相手は…」
クラスメイト「女剣士って奴だよ。去年、決闘祭はベスト8まで勝ち残ってなかったはずだけど…」

俺「女剣士…!?」
俺(馬鹿な、あいつは俺に敗北してから士官学校に来なくなったはずだ…)
俺(てっきりショックで学校を辞めさせてしまったのかと心配していたが…)
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
3 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:42:30.96 ID:yCfNfact0
女剣士「ふ、ふふ…やっと、やっと貴方に再戦できる」ニヤ

俺「ど、どうしたんだ、その身体…」
俺(酷使しすぎてボロボロ…筋肉がむしろ貧相になっている。明らかなオーバーワークで身体を壊している!)

女剣士「二年間、貴方が、憎くて憎くて、仕方ありませんでした」

俺「あれは、正当な決闘で…!」

女剣士「私は父様の自慢の娘…貴族家の家督を継ぐはずだったのに!」
女剣士「決闘祭で我流の貧民相手に遅れを取って家の名に泥を塗ったと、家を追い出され…家名を失い…!」
女剣士「私の全てだった…人生そのものだった、炎刀流の使用さえ禁じられた!」

俺「そ、そこまで…!」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
4 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:42:39.20 ID:yCfNfact0
女剣士「それもこれも、全てっ! 貴方が、あのような節操のない、卑劣な手段で私を負かしたせいで!」

俺「ひ、卑劣な手段…?」

女剣士「貴方は、私の炎刀流の奥義を破るためだけの技を半年掛けて編み出して、切磋し続けていた…!」
女剣士「あんな、あんな技…! 実力では私が勝っていた! だというのに!」
女剣士「あまりに陰険…!」

俺「…相手の技に対応した返し技を使うのが、卑怯だと?」
女剣士「ここは戦場じゃない! 学生が他の学ぶべきことを蔑ろにして、あんな技を覚えるなんて…!」

俺「俺は、貴女をそれだけ警戒して…同時に、尊敬していた」
女剣士「!」
俺「貴女の家がそれ程厳しいとは知らなかった、申し訳ないことをしたとも思う」
俺「だが、それ以上世迷言を吐いて失望させないでくれ」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
5 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:42:53.31 ID:yCfNfact0
女剣士「…そうね、貴方と口論をしにしたわけじゃない」スッ
女剣士「始めましょうか」

俺「…そんな痛々しい身体で、試合なんてしていたら…取り返しのつかないことになるぞ」
女剣士「黙れ! 私は、とっくに引き返せないんだよ!」タァン
俺(以前より遥かに速い!)

キンキンキンキン!
キンキンキンキン!

俺「うぐっ…この立ち回りは!」
女剣士「どう? 決定打が、全く出せないでしょう?」ニマァ

女剣士「この二年間…ずっと、ずうっと貴方だけを観察し続けて、貴方だけを想い続けてきたの」
女剣士「今日この日の立ち合いのために」
女剣士「どれだけ、この日を恋い焦がれていたか…」ハァハァ
女剣士「まさか、卑怯とは言わないわよね?」ニコォ
俺「……」ゾクッ
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
6 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:43:08.28 ID:yCfNfact0
俺(ダメだ…このままだと、相手の剣筋に破綻なんか作れるわけがない!)
俺(女剣士は、俺よりも俺の剣筋に詳しい)ゾォッ

女剣士「…右手を上げる、下げて掬い上げようとする」ブツブツ
俺「う、動きを完全に読まれた!?」

女剣士「魔禁流奥義・天道貫」ゴウッ
ドスッ
俺「うぐっ、太腿を…!」

俺「お、俺の負け…」
女剣士「何を言っているの? まだ戦えるでしょう?」
俺「は…?」

俺(確かに、足が動く…? 出血も、少ない…)
俺(いや、違う。きっちり重要な神経を削られてる)ゾクッ

俺(あいつは、ギリギリ決闘のストップが入らない外傷で抑えつつ、俺に後遺症を残して剣士生命を断つつもりだ!)

女剣士「気づいたみたいですね。もっとも、降参やストップが入ってもその前に殺して差し上げますが…」
女剣士「このまま甚ぶられてくれるのなら、全身麻痺で許してあげましょう…ふふ、ふふふふ…」
女剣士「責任を取って、生涯介護して差し上げますよ。夢絶たれた貴方が無様に生き続ける様を、一生横で嘲笑ってあげます」
女剣士「さあ、次は左腕の膝をいただきましょうか」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
7 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:43:42.03 ID:yCfNfact0
俺(もう、降参しながら逃げて助けが入るのを期待するしか…)
俺(これ以上やられたら、俺の身体はもう一生戦場に立てなくなりかねない)

女剣士『決闘祭で我流の貧民相手に遅れを取って家の名に泥を塗ったと、家を追い出され…家名を失い…!』

俺(…いや、正面からやってやる)
俺(俺は悪いことをしたとは思っていない、だが…)
俺(それが、俺にできる償いだ)

女剣士「あなたの左腕、いただきます」ザシュッ

俺「うぐっ!」
俺(位置がわかっていたのに、対応できない!)
俺(これは、完全に俺を殺すための剣術だ!)

女剣士「次はどうしましょう? 右腕? 左足?」
女剣士「それとも、もう首の神経を削らせてもらいましょうか」ハァハァ
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
8 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:43:52.62 ID:yCfNfact0
俺(守りに徹しろ! 相手の剣筋を見極めろ!)

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

女剣士「まるで、二年前とは正反対の展開になりましたね!」
女剣士「貴方の剣術を探りながら迎え討とうとする私と、私の剣を研究してきた貴方!」
女剣士「結果もきっと、そうなるでしょうね!」

俺(落ち着け……奴の剣術に対して、俺の剣術が詰んでいるわけじゃあない)
俺(かといって、か細い隙を狙う余裕はない!)

俺「賭けに出させてもらうぞ!」バッ
俺「我流奥義・虎牙閃!」ギュンッ

女剣士「……」ニィッ
女剣士「前回の決着を忘れたようですね! 虎牙返し!」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
10 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:44:09.16 ID:yCfNfact0
女剣士(勝った…勝った…勝った! 私が、私が、あの剣士に勝った…!)ハァハァ
女剣士「フフ、フフフフ…!」

俺「…我流奥義・猫崩れ」シュッ
女剣士「えっ…」
ドスッ
女剣士「…どうして? どうして?」ガクン

俺「…お前なら、虎牙閃を破ってくると思っていた」
俺「猫崩れは、俺がずっと前に、虎牙閃の直線的で読まれやすい弱点を補うために考えた技だ」
俺「途中から動きを分岐する。虎牙閃のように荒々しくなく、ふわりと動いて間合いを詰める」

俺「もっとも…今日まで、使う機会はなかったがな」

女剣士「そんな…そんな、どうして、ここまでしたのに…どうして?」
俺「…戦術を、対策に絞り過ぎたからだ。だから動きを読まれる。俺は、弱みにはちゃんと補う術を用意している」

審判「しょ、勝利、俺! 士官学校決闘祭、三連覇だ!」

女剣士「どうして、どう、して…」ブツブツ

俺「……」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
11 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:44:18.04 ID:yCfNfact0
三年後…王都にて
俺「任務を終えました。騎士長様」

騎士長「うむ、ご苦労だった。思っていたより、ずっと早くに戻ってきてくれるね、キミは」ニイ
騎士長 「さすがは士官学校、決闘祭三年連続優勝の快挙を果たした男だ」
騎士長「私でも、優勝は二年時に一度だけだったよ」

俺「……」

騎士長「…ふうむ、キミは影があるね」
俺「すいません、決闘祭には苦い思い出があって」
騎士長「ほう?」

俺「…三年たった今でも、行方不明のままなんです。決勝戦の相手が」
騎士長「……」
騎士長「…そうか、キミがいつも探しているのはその女か」
女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ
12 :風吹けば名無し[]:2020/11/01(日) 22:44:27.61 ID:yCfNfact0
俺「すいません、反応に困りますよね。こんな話」
騎士長「いや…優秀な部下の悩みだ。私も捜してみるさ」
俺「…ありがとうございます」

騎士長「と、ところで、その娘のことを気にかけているようだが…君のその、恋人か何かだったのかな?」
俺「え? いえ、特にそういうわけではありませんでしたが…」
騎士長「そ、そうかい」ゴホンッ
俺「……?」

騎士A「大変です騎士長様! 騎士Bが、死体で……例の殺人鬼に殺されたのかもしれません」バッ
騎士長「な、なんだと? まさか、あの騎士Bがやられるとは」

俺「何の話でしょうか?」
騎士長「お前が任務に出ている間に、王都に通り魔が現れたのだ…。被害は、既に十三人を超えている」
俺「なっ!」
騎士長「騎士Bまで殺されたとなれば…かなりのやり手だ。二人組でパトロールに当たった方が良さそうだな」
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