- 【悲報】無職さん(27)、包丁片手にガスパンしながら店内をうろつく
4 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:11:20.43 ID:+z0t2cbTa - 僕は日本ではあまり働いていなかった
日がな一日畳の部屋でぼんやりしたり近くを散歩したりしていた
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- 【悲報】無職さん(27)、包丁片手にガスパンしながら店内をうろつく
5 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:12:28.04 ID:+z0t2cbTa - 勝はたまに僕の様子を見に来てくれた
それで僕は思い切って「僕はこのままでいいのでしょうか．みなもっとそれぞれ活躍しているのに」
というようなことを聞いた．勝は返答に困っていたようだった．
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- 1ヶ月前J民「東京の感染者急増っつっても殆ど夜の街関連やんｗワイには関係ないわｗ」→現在
108 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:15:15.36 ID:+z0t2cbTa - 勝は少し考えてから「働きたいなら働けばいいじゃないですか．でも世の中不思議なものであなたが働くから損をする人もいる．
今の状態の方が良いという人もいますよ．」
というようなことを言った．
「じゃあ新選組にでも入ったらどうですか．面倒を見てもらえるでしょう．」
と冗談めかして言った．
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124 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:18:39.93 ID:+z0t2cbTa - 「新選組は向いてないでしょう．彼らと一緒に歩くには僕は不格好すぎるし，足を引っ張るだけですよ．」
というようなことを言った．僕はまじめに返答した．
「じゃあ通りの奥の豆腐屋の仕込みでも手伝ったらどうです？話をつけてあげますよ」
勝はさらにふざけてそう言った．
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142 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:20:51.77 ID:+z0t2cbTa - 僕は豆腐屋はいいんじゃないかと思った．そういう作業は前から興味があったし人と接しなくていい．
「豆腐屋の店主がよほど怖い人じゃなければ日中働いてもいいかと思います」
というようなことを言った．勝は顔をしかめて
「豆腐屋で働くなら日が昇るまえに起きないとだめですよ．とりあえずこの話は保留にしましょう」
と答えた．それきりその話は出なかった．
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180 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:26:04.94 ID:+z0t2cbTa - 僕はたまに勝に宴席に同席するように言われてそれに行くくらいだった．
宴席は大体少人数でよくわからない人たちと飲むことが多かった．
勝は話が得意なのでほとんどは彼がずっとしゃべっていた．
僕はたまに宴席中勝に耳打ちをして話をするくらいだったがそれが彼にはそれなりに意味があるようだった．
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203 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:28:40.95 ID:+z0t2cbTa - 新選組は僕の方から出向く感じだった
彼らは日中不在なことが多かったがいれば多少相手をしてくれた
近藤は忙しそうだったので大体土方が適当に話をしてくれた
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242 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:32:23.24 ID:+z0t2cbTa - 土方に「最近の街の中はどんな感じなんですか」
と聞くと「あかんね．変なのが増えとるきに」みたいに答えていた．
「変なのってどういうのですか」と聞くと
「ようするに免状を持ってない輩だよどこから来たのか分からん土佐かもしれん」
というようなことを言う．
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267 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:34:49.04 ID:+z0t2cbTa - 「なんで土佐なんです？」と聞くと
「雰囲気だよ．色んな輩を見てきたから雰囲気で分かる」というようなことを言う
「土佐で何か起きてるんですか」と聞くと
「そりぁ分からんお前こそ何か知らないのか」と言われた
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289 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:37:05.60 ID:+z0t2cbTa - 「変なのが増えるとどうなるんですか」と聞くと
「そりゃ想像がつくだろう」と言われた．その後少し黙った後に
「大体２−３人でつるんで嗅ぎまわってるみたいや」
というようなことを言った．
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344 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:42:38.25 ID:+z0t2cbTa - 僕はまだもう少し話をしたかったので話を戻して
「土佐ってそもそもどういうところなんでしょうか良く知らないのですが」
というようなことを言った．
土方は「土佐はちょっと特殊なところやとにかく貧乏人が多い」
というようなことを言った．
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372 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:44:47.85 ID:+z0t2cbTa - 「なぜ貧しいんでしょうか」と聞くと
「お上が特殊やからなあ」と遠くをみながらつぶやいた
「特殊ってなんでしょうか」と聞くと
「ようするに札付きなんだよ」というようなことを言う
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
28 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:50:39.57 ID:+z0t2cbTa - 「土佐のお上を強く止める奴はおらんきに．それを利用しているわけや」
と言う．
「でもさすがに変なことをしたら捕まえるでしょう」と聞くと
「でも捕まらなければ国に帰って大金がもらえるんだろう．」と言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
40 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:52:51.39 ID:+z0t2cbTa - 「土佐に何か嫌われるようなことをしたんでしょうか」と聞くと
土方は空笑いして
「嫌われるというより探ってるんだよあいつらに目をつけられたのが運の尽きさ」
それで耳打ちして
「ここだけの話．彼らはそういう商売なのさ．つまり情報屋さ．伝統的に土佐っていうのはそういうところだった」
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
51 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:54:42.67 ID:+z0t2cbTa - 「勝はそんなことも教えないのか」と土方はあきれていたようだった．
「土佐の近く出身だという奴は気を付けや」と言う．
「なぜですか？」と聞くと
「土佐出身を隠すのによう使う．方言はごまかせんからな」と言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
68 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 07:57:12.43 ID:+z0t2cbTa - 「勿論」土方は刀をおさめるそぶりをして
「ほんまに仕込まれてる奴は他所の方言で話すといううわさや」と言った．
「でもここがそういう輩に遭うことはないやろな」と言う．
「すごいですね．そこまでしてるんですか」と聞くと
「せやで．小さいころからそのために仕込まれてるらしいわ」と言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
114 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:01:37.82 ID:+z0t2cbTa - 「近藤さんも今のこの情勢はほんまに心配しとーやで」
と土方は言った．土方は近藤さんをとても慕っているようだった．実際彼は人格に優れているリーダーに見えた．
「なにか策はあるんでしょうか」と聞くと
「そこまでやらなあかんならもっと金もらわんとなあ」と言うように笑った
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
143 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:05:09.05 ID:+z0t2cbTa - 僕は大まじめに「近藤さんはそんなにすごいんですか」と聞くと
「すごいんやで」と言う．
「あの人は当然俺らより金もらってるが，でもわりに合わんと思う」
と真剣な顔で話した．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
161 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:07:37.11 ID:+z0t2cbTa - 「割に合わないんですか」と聞くと
「合わんなあ」と一言だけ答える
「ここだけの話上がでくのぼうやで．だから近藤さんの負担が増えるんや」と言う．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
181 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:09:34.74 ID:+z0t2cbTa - 「勝さんとかもダメですか」と聞いた．僕は勝くらいしか上の人間を知らなかった．
「俺はあいつはよう知らんがあいつは結局逃げ延びると思うよ」と言う．
「逃げ延びちゃだめなんですか」と聞くと
「逃げ延びるからダメなんやで」と言う．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
205 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:11:04.86 ID:+z0t2cbTa - 「あいつらは頭はええし家もええんやろでも結局」
「その頭の良さを自分可愛さのためにしか使わへんで」と言う．
僕はそう聞くとたしかにそういう部分はあるのかもしれないと思った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
218 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:12:11.65 ID:+z0t2cbTa - 「近藤さんは違うんですか．そういう土方さんはどうなんです？」と聞くと
「俺は大したことない人間だからあいつらと同じだけのものがあればそうするだろうなあ」
と言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
234 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:13:48.59 ID:+z0t2cbTa - 「近藤さんはちゃうで．結局あいつらが誰も重い腰をあげへんからこうなってしまったんや」
というようなことを言った．僕はその辺何を言っているのか分からなかった．
「俺に言わせればあいつらは女だよ．男じゃないね．」と吐き捨てる．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
253 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:15:32.00 ID:+z0t2cbTa - 「女ですか」と言う．僕は女性の姿を数人思い浮かべた．
「女だよ．やっている仕事も素振りも．女がやればいい仕事を偉そうに男がやっている．」と言う．
それすらまともにしていない僕は発言に困った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
326 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:22:36.43 ID:+z0t2cbTa - 僕は漠然と色んなことが不安になった．街の情勢も危うく勝さんも信用できないと言われてどうしたらよいか分からなかった．
「例えばもし新選組解散とかなったらどうするんですか」と聞いてみた．
土方はかなり驚いていたようだった．「別な食い扶持を見つけるしかない」と言った．
「近藤さんは全員の世話をしようとするだろう．だから慕われているんだよ」と静かに言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
331 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:23:30.94 ID:+z0t2cbTa - 「それは大変ですね」と言うと
「いつもの悪い癖だな．そこまで行ったら他人事じゃねーだろ」と土方は窘めた．
確かにそうかもしれない．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
340 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:25:34.77 ID:+z0t2cbTa - 「お前も食い扶持探さないとあかんよ．もしそこまで行くならね」と言った．
確かにそうだな．と思った．「やはり働いた方がいいでしょうか」と聞くと
「当たり前だろ．多少なりとも働いた方がいいよそりゃ」と言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
353 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:27:50.48 ID:+z0t2cbTa - 「新選組が解散になるようなことになれば勝も逃げ出すだろうさお前の面倒を見る奴はおらんくなるで」
と言う．確かにそうだろうなと思った．
「その時自分の食い扶持が最低限稼げるなら俺や近藤さんが面倒を見てやってもいいよ．今までのことがあるからな」と言う．
確かにそういうことを言ってくれるのが勝さんと違うのかなと思った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
422 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:36:10.25 ID:+z0t2cbTa - そこまで話すと土方を部下が呼びに来たようだった．
「仕事に戻らなあかんわ．また暇な時に遊びにきーや．さっきの話の通りやから気ぃつけるんやで」
と言って去っていった．
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429 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:37:38.08 ID:+z0t2cbTa - それで歩いて家に戻ると玄関前に勝さんがいた．僕はさっきの話を聞いた直後だったのでちょっと対応に臆した．
「お早いお戻りですね．しばらく家の中で待とうと思ったのですが，ちょうどよかった」
と勝は微笑んだ．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
450 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:39:14.48 ID:+z0t2cbTa - 「急に来られるなんて珍しいですね．何かあったんですか？」と聞くと
「いやちょうど3軒隣でちょっとした会合があってそれで寄ったんですよ」と言う．
「ついでにお茶でもいただこうかと思って寄ったんです．今日は暑いですから」とさらに言った．
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- 【悲報】東京発のぞみ、13号車に僅か2人だけ
465 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:41:03.17 ID:+z0t2cbTa - 「お茶を出してもらうように頼みますよ」と言うと勝は
「裏口から戻られましたよね？またいつもの駐屯所の方に行ってたんですか」と言った．
僕はそれに嘘をついてもしょうがないと思ったので
「そうですよ．いつも通り少し話をしていました」と言った．
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- ブルゾンちえみがビーガンを告白→なんj民「はいはい、そういう系ね」
604 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:47:39.75 ID:+z0t2cbTa - 勝はもっと別な話がしたそうだった．
「少し興味があるんですよ．彼らとあなたはどんな話をされてるんですか」と聞いてきた．
「どうでもいい話ですよ．あとは彼らの仕事の話とか」と答えた．
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- ブルゾンちえみがビーガンを告白→なんj民「はいはい、そういう系ね」
612 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:48:20.46 ID:+z0t2cbTa - 「仕事が大変みたいですよ」と言うと勝は別にそれには興味がなさそうだった．
「誰だってそういいますよ．私だってそういうでしょうね」と言った．
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- 会社に附属高校作って卒業したらその会社に就職とかあったら最高じゃね？
3 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:48:35.55 ID:+z0t2cbTa - 大学は…？あっ…(察し)
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- ブルゾンちえみがビーガンを告白→なんj民「はいはい、そういう系ね」
631 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:50:06.89 ID:+z0t2cbTa - 僕は勝の悪口はさすがに言うべきではないと思った．そういえば土佐のことでなぜ勝が教えないのかと言っていたことを思い出した．
「土佐の話をしましたよ．初めて聞いたので驚きました」と言った．
「土佐？なんの話ですか．」と勝は驚いたようだった．
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- ブルゾンちえみがビーガンを告白→なんj民「はいはい、そういう系ね」
652 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:51:33.96 ID:+z0t2cbTa - 「土佐の話ですよ．勝さんは当然知っているだろうって感じでしたけど」と言った．
「だから土佐がなんだっていうんですか？」と勝は同じような返答を繰り返した．僕は違和感を覚えた．
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- 【偏差値70】慶應義塾大学経済学部だけど質問ある？
16 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:52:28.29 ID:+z0t2cbTa - 出身高校は？
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- ブルゾンちえみがビーガンを告白→なんj民「はいはい、そういう系ね」
681 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:53:19.70 ID:+z0t2cbTa - 「土佐は情報屋って話です．最近この街に沢山出てきてるらしいですよ」
と言うと
「だからそういう話を間に受けないでくださいねって言ってるんですよ」と勝は答えた．
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
188 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:55:54.21 ID:+z0t2cbTa - 「僕に言わせれば新選組も土佐も同じようなもんです」と勝はかなり不機嫌になった．
「むしろ新選組の方が勝手に似たようなことをしている．あの人数や規模で極めて浅はかなふるまいだと思いますよ．」
勝がこんなにはっきりものを言うのはとても珍しかった．
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
212 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 08:57:10.50 ID:+z0t2cbTa - 「新選組は情報屋なんでしょうか？」と僕は言った．
勝は「あなたのそういう物言いはよくありません．」と言う．
「分かっているくせにはぐらかすでしょう．彼らは結局警備の仕事以上のことをやってしまっている．」
と話した．
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255 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:00:02.37 ID:+z0t2cbTa - 「彼らは勘違いしているんですよ．人前に出る目立つ仕事ですから．」と言う．
「とにかく話半分で聞いた方がいい．情報屋としての精度で言えばまだ土佐の方がマシですから」
と言った．僕は彼らから情報を得るつもりで話ていたわけではなかったので少々面を食らった．
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273 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:01:18.16 ID:+z0t2cbTa - 「彼らは情報屋をしているつもりではないのだと思います」僕は一応彼らを庇った．
「それは疑っていません．それにすら気が付いていないのです」と勝は言った．
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308 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:03:13.37 ID:+z0t2cbTa - 「あなたも気をつけてくださいね」と勝は言った．
「どういうことですか」と僕は聞いた．
「その人の本分に従って期待された仕事をすることが大事なんですよ」と勝は答えた．
「皆不足があるのはよくないとは言うが実際は過分があってもよくないのです」と続けた．
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
358 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:05:18.23 ID:+z0t2cbTa - 「もう駐屯所にあまり行かない方がいいですよ」と勝は言った．
「それは寂しいですね．彼らは僕の話相手だったのに」と僕は言った．
「そうでしょう．それは分かります．でもあまり良くありません」と勝は言う．
僕はあまり納得がいかなかった．
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
396 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:07:00.35 ID:+z0t2cbTa - 「私はそれより薩摩の話に興味があるんですよ」と勝は話題を変えた．
「薩摩ですか？最近あまり関係者に会っていませんね」と僕は答えた．
「彼らは土佐で騒いでいますが，今もっぱら評判なのは薩摩です」と勝は今度は機嫌が良くなった．
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
452 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:09:24.30 ID:+z0t2cbTa - 「どういう意味で話題なんですか」と僕は聞いた．
「よくもわるくもと言う感じです．殆ど鎖国状態だったでしょう．今度開国して話をしたいと言ってきたんですよ」
と勝は続けた．
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
484 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:10:53.30 ID:+z0t2cbTa - 「なぜ急にそんなことを言ってきたんでしょう．気味が悪くないですか．」
と僕は続けた．
「そりゃ不気味ですよ．でも犬を食うという噂の薩摩ですから皆単純に興味がある」
勝は本当に興味があるようだった．
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- サンモニハリー
216 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:11:56.48 ID:+z0t2cbTa - >>203
草
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- 【絶望】最近の中学生＆高校生さん、割と笑えないレベルのバカだったことが判明してしまう……………
533 ：風吹けば名無し[]：2020/08/02(日) 09:12:46.55 ID:+z0t2cbTa - 「じゃあここにも来るんでしょうか」と僕は答えた．
「多少来ると思います．彼らの案内を頼むかもしれない」と勝は答えた．
「彼らと付き合って良いことってあるんでしょうか」と僕は答えた．僕は単純に不安だった．
「分かりませんが，悪い話ばかりではないと思うので，まずは様子見ですよ」と勝は言った．
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