- ハッセ「唐澤せんせはワイのもんや!!」
1 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:27:57.42 ID:f9qwDEm40 - 唐澤「長谷川君落ち着け、俺たちは男同士なんだぞっ!こんなこと許される訳...」
唐澤は必死に拒絶をする。迫りくる長谷川に対して。 長谷川「嫌や...ワイは先生と繋がりたいんや...キスぐらいさせてーな」
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2 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:28:06.92 ID:f9qwDEm40 - 唐澤は長谷川を突き飛ばす。当然だ、男が男を抱くなんて...
長谷川「嫌なんかワイと夜を一緒に過ごすのは...まあええわ嫌よ嫌よも好きのうちやしね」
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3 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:28:15.01 ID:f9qwDEm40 - 唐澤「言語道断だっ!そもそも俺はホモじゃないし君と交わるつもりもないよ」
長谷川「また俺を見捨てるんか先生、あの時みたいに俺から30万奪って適当な仕事をした時みたいに...結局先生逃げたやろうが!!」
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4 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:28:23.74 ID:f9qwDEm40 - 唐澤「うっ...あの時は仕方なくて...」
長谷川「仕方ないやと...そんな言葉で済むんやったらここにおらんわ。あの後ワイの家に牛糞とコオロギが送られてきたんや、ピザやらラーメンやら身に覚えのない宅配も来るし変な来訪者が日常的にワイの家に凸しにくるんや」 唐澤「...」
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5 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:28:34.30 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「辛い思いをするのがワイだけなら良かった...自業自得やしな住所を特定されたのは..
.でもワイの他の家族は散々やったわ祐太はTwitterの垢がバレて友達から白い目で見られ」
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6 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:28:43.33 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「あんたは河野家の財力と親父の威光があるからわからん様やけど...ワイら貧乏人は唐澤さんみたいに一々引越しが出来へんのや。金もないから延々とセコムに頼る事もな。あんたが出来へん事を出来る言うて仕事した結果がこれや。この代償は体で支払って貰うで」
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7 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:28:51.21 ID:f9qwDEm40 - 唐澤「でも無理だ...私は童貞なんだ。だから男とやる事すら...」
長谷川「なら力づくでイカしてやるで」 長谷川は唐澤のスーツを強引に脱がした。ふっくらとしたクリームパンの様な、運動とは無縁のだらしない体が露わになる
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8 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:29:22.20 ID:f9qwDEm40 - 唐澤「やめっ...」長谷川「さあ、いくで。」
長谷川は唐澤に望まぬ接吻をする。唐澤は嫌がるものの力では長谷川が上だ、逆らえずキスを受け入れざるを得なかった。長谷川はそれだけでは満足せず、自分の舌を相手の口腔内に挿入した。唐澤「うぐっ...あつし...助けて...」 長谷川「あつし...誰やそれは...」
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9 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:29:31.63 ID:f9qwDEm40 - 長谷川の舌は唐澤の舌に絡み付こうとする。ペチャペチャと奇妙な音が響く。唐澤も感じているのだろう、二人の唾液は興奮と比例し分泌量が増えていった。悲しい事に唐澤は知らず知らずのうちに長谷川の唾液によって快楽を覚えていた。
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10 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:29:39.40 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「まだやで本番はこっからや」
唐澤「ううっ...ゲホ...ゲホッ...」 慣れないディープキスに咳き込む唐澤。 だが、長谷川はそんな事御構い無しに今度は桃のお尻を舐め始める。ペロペロと。 唐澤「ひぃっ...やめっ...はせがわくぅん」
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11 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:29:47.59 ID:f9qwDEm40 - 恐らく長谷川は自分の唾液をローション代わりにするのだろう。
長谷川「唐澤先生のお尻なかなか美味しかったで。でも糞に肉とアイスの味しかなかったで、野菜もちゃんと食わんとな」 勝手に自分の健康診断をされてしまう。恥ずかしい。思わず顔を手で隠してしまう。
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12 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:29:58.23 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「下準備は終わった。ほないくで〜」
長谷川は遠慮なく一物を唐澤の菊門へと刃物の様に挿入した。 唐澤「ああっ...痛い...痛いよ...」 長谷川は唐澤の腰にまたがりピストン運動を繰り返す。唐澤の尻は締りが良く、あらゆる汚い願望を叶えてくれた。
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13 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:30:07.26 ID:f9qwDEm40 - 唐澤は尻の中の長谷川のペ〇スが蠢く衝動に耐えられずにいた、それは彼の前立腺を刺激に射精へと誘ってしまう。
長谷川「なんやワイが出す前に先生が出したらあかんやろ。ホンマ先生は早漏やなぁ」
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14 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:30:15.71 ID:f9qwDEm40 - 唐澤は何も答えない。萎びた包茎ちんぽが申し訳なさそうに風に当てられ垂れていた。
長谷川「そろそろ射精で」ズピュズピュ 長谷川の暖かい生命のスープが唐澤の中に放出される。 唐澤「あっ...」 思わず喘ぐ唐澤。心で反抗していても体は正直に反応してしまう。
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15 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:30:23.96 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「ほな、楽しかったで。今日はこれでサヨナラや」
長谷川は行為が済むと何事もなかったかの様に去っていった。 唐澤はぐすぐす泣きながらティッシュを使い長谷川の精液を掻き出している。こんなセックスに愛もなければ生産性もない。なのに感じてしまう自分に怒りと恥を覚えた。 だが、ここから続く地獄を彼は知らない。 END
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16 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:30:32.80 ID:f9qwDEm40 - 親父「またやらせておくれよ。君のお尻は名器なんだからさ」フキフキハイ5万円
月永「はい...」 僕は月永皓瑛、1993年生まれの反出生主義者だ。
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17 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:30:43.79 ID:f9qwDEm40 - 今はご覧の通りフリーの男娼をしながら
糊口を凌いでいる。 月永「ああっ...痛い...」 尻が今だにズキズキ痛む。
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18 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:30:55.03 ID:f9qwDEm40 - 本来ならセックスなんて出生に寄与する事は大嫌いだ。けど男同士なら問題ないし金を稼ぐ為には仕方なかった。
僕はとりあえずコンビニへと向かう。おにぎりと唐揚げと野菜を買う為だ。 僕は反出生を掲げているが死にたくはなかった。時々自分を産んでくれた親を憎む事はあれど死ぬ勇気すらなかった。 ギャル「何見とんじゃガングロブサイク!!」 ガングロブサイク「うっさいんじゃボケェ!!」
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19 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:31:07.52 ID:f9qwDEm40 - また底辺どもの言い争いか...よく見ればコンビニの前にギャルと萎びた陰茎に似た、日焼け顔の醜悪な男が喧嘩していた。
ガングロブサイク「ワイはなお前みたいなのよりずっとええ女抱いてきたんや。まあお前も1万出したらワイと寝てもええで。ワイに抱かれる事を光栄に思え」
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20 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:31:15.65 ID:f9qwDEm40 - ギャル「なにコイツ...キモいんですけど...」
男の異様な雰囲気に女性として危機感を覚えたのだろう、ギャルはその場から立ち去った。 ガングロブサイク「またワイの勝ちや。もうギャルなんて怖くないじゃん」
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21 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:31:31.13 ID:f9qwDEm40 - 月永「あの〜コンビニ入るんでどいてもらっていいすか?」
ガングロブサイク「すまんなワイ男長谷川亮太。人が嫌な思いする事はせんのや」 男は右腕を突き出しガッツポーズを取る。 長谷川亮太...思い出した。昔僕がヲチ対象とし有名になる為に付き纏っていた弁護士、こいつはその依頼人だ。
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22 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:31:39.18 ID:f9qwDEm40 - 長谷川亮太「あんさんどうしたんや顔色悪いで?」
こいつもネットの世界ではそこそこの有名人。利用すればこの男娼生活からおさらば出来るかもしれない。そして僕の思想...反出生主義の会社をまた再び立ち上げるんだ。
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23 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:31:48.42 ID:f9qwDEm40 - 月永「ねえ長谷川さん...僕の名前は月永皓瑛...男娼やってんだけど1時間5万で遊ばないかい...?」
長谷川「遊び?...ようしわかった二人でAV買いに行くで!!」 月永「えっ...ちょっと長谷川さ..」
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24 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:31:59.26 ID:f9qwDEm40 - 何だが誤解された様だ。長谷川の手に惹かれAV販売店に僕らは吸い込まれた。
長谷川「これがたまんねぇんだ!母子相姦モノ。熟れた母親(34)を息子(20)が犯すんや。そして最後には孕ませてしまうんや」
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25 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:32:10.02 ID:f9qwDEm40 - 「これは兄妹モノや。昭和時代をコンセプトした物語で、年が離れた兄妹がセックスしてしまう話や。妹はラストシーンで兄貴の子供を産むんや」
「これは監禁出産モノや。中学生を誘拐して孕ませて、拘束して公開出産させるんや」
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26 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:32:19.36 ID:f9qwDEm40 - 不愉快だった。どれも妊娠・出産をテーマにしたものだからだ。強姦・近親相姦・不貞どれもタブーとされてきたものだ。それと命を作り出すという行為は、望まれない存在を作るのと同じだ。吐き気がするしむかっときた。
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27 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:32:27.47 ID:f9qwDEm40 - 月永「長谷川さんAVも良いけど他のお店も僕見たいな...」
長谷川「そうか...せやピンサロ行くで〜」 また長谷川は僕の手を取り無理矢理怪しげな場所へと案内して行く。 着いたのはライトで派手に装飾され、女性の広告があちこちに貼られているいかがわしい店だった。
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28 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:32:36.02 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「ワイはフェラしてもらうんや。月永はんは足コキ?それとも手コキか?」
月永「いや僕は遠慮しとくよ...」 長谷川「何言ってんのや月永はん。人生何事にも楽しまないかん。金は渡すから楽しむんや」 月永「う、うん」 僕は長谷川に奢ってもらい嬢と遊びを行う事となった。正直嫌だけど。
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29 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:32:44.70 ID:f9qwDEm40 - 嬢「月永さんはこのお店始めてなの?」
月永「う...うんそうだよ」 嬢「じゃあ初回サービスで一番特上のお酒を用意してあげる。もちろんただだよ」 嬢が酒を注いでくれる。あんまり好きじゃないけど人の行為を無下にする訳にもいかず、一杯、二杯と飲んでしまう。
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30 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:32:52.70 ID:f9qwDEm40 - その内に酔いで気が大きくなったのか、僕は嬢に思わず過去の話を語ってしまう。
月永「俺さ、昔社長してた。なまらけっぱってたんよ。でも、はんかくさい弁護士にだまされておわっだがな。そんにしてもおめきりょーよしやな」 嬢「は、はぁ...?」
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31 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:33:02.26 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「どったんや月永はん。ワイもう終わったからこれから一緒に飯食いに行くで...」
月永「おうよ...ああ、あたまやむなあ」 それから何時間も歩いて飯屋に着く。そのうちに酔いもある程度覚めていた。 長谷川「大丈夫か月永はん?飯屋に着いたで」 月永「あ、ああ、大丈夫だよ」
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32 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:33:45.79 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「コンビニ弁当しか食わない様な生活やからそんなフラフラになるんやで。精力あるもの食わんとな...」
長谷川と僕は越後屋という飯屋に足を運んだ。 長谷川「ここの店の蕎麦は美味いんや。ワイなんて夢中になって食べとったら咳き込んで死にかけたんや」 mur「祐太くん走るぞ!!」 祐太「ハイ!!」 二人組の男性が走っている。 自分にもこんな青春があれば...
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33 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:33:56.18 ID:f9qwDEm40 - 長谷川満孝「経営不振なんだよね」
陰気でオメコ頭の店員が運んできた蕎麦を食べる。 確かにここの蕎麦は美味い。麺がしっかりと練り込んでいて、香ばしい匂いと口に溶けていく食感がたまらない。ツユも僕好みの塩っぱい味だ。甘くないのは不幸中の幸いだ。まあ、こんな所に足を運ぶ位ならコンビニの方が安価に済むのだが。 それでも誰かと食事を摂るなんて久しぶりのことだと思う。母と一緒に生活していた時以来だ。
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34 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:34:05.53 ID:f9qwDEm40 - ずるずると蕎麦を啜りながらそんなことを思う。
長谷川は僕に色々な事を語った。友達7人と家で寝泊まりした事。彼女とのセックスの思い出の事。子供の頃は喧嘩に明け暮れていた事。どれも昔の僕とは正反対だった。
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35 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:34:14.09 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「飯も食ったことやしそろそろ二人でラブホテルにでも行くか」
漸く僕の仕事の時間だ。 月永「料金は後払いでも良いですよ」 僕は長谷川に小声で呟いた。 長谷川「1時間5万やろわかっとるわ...男とやるのもたまにはええわ」
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36 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:34:25.34 ID:f9qwDEm40 - 今の所僕による長谷川の評価は強欲魔人と言った所だ。そして思ったよりもまともだった。こんな奴を利用しようとした僕が馬鹿だった、金の卵を産む鶏どころか石を産む鶏だ。詰まる所僕はコイツに振り回されっぱなしだった。
長谷川「ここのラブホは安いんや。ドリンクも無料やしね」
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37 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:34:35.84 ID:f9qwDEm40 - 僕と長谷川はベットの上に寝転がった。
長谷川「それじゃあいくで!!」 流れ作業の様にセックスは進んだ。長谷川は早漏のようで、10分も経たずに僕の中に出し終わると寝入ってしまった。 せめてコイツから5万取らなきゃな。そう思いながら僕も長谷川につられて寝入ってしまう。
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38 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:34:46.36 ID:f9qwDEm40 - 寝ている時僕は故郷にいた時の夢を見た。故郷で僕は虐められていた、同級生、担任、近所の大人たち。理解のない、生きる選択肢がない故郷だった。両親の離婚を機に故郷を出た。だけど、自分を取り巻く環境は変わっても、自分自身は変わらず堕落していった。
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39 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:34:59.59 ID:f9qwDEm40 - 挙げ句の果てにラジコンとなり、碌でもない弁護士と絡み一生を不意にしてしまった。
パッと目が覚める。 長谷川「おう、起きたか?はい5万円や。今日は楽しかったで月永はん」 月永「そう...」
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40 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:35:09.76 ID:f9qwDEm40 - 長谷川「そうや最後にアンタにしたい事あんねん」
月永「?」 長谷川は僕の頬にキスをした。 長谷川「また遊ぼうな月永はん」 僕はキスされた頬をさすりながら思った、僕はあいつが嫌いだ。僕と同じ底辺なのに人生を楽しんでいるあいつが。 おしまい
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41 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:35:40.23 ID:f9qwDEm40 - 貴洋は弟の厚史に対して引け目を感じていた。
養子でありながら成績は優秀で、既に上級生クラスの学習範囲を学んでいる位だ。また、周囲の人達とも良好な関係を保っていた。 芸能プロダクションに所属している彼女だっている。
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42 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:35:47.87 ID:f9qwDEm40 - 中身だけでなく外見も整っていた。
サッカーチームに所属しており、一年生でありながらレギュラーを任せられている。 中性的な顔立ちとスラリとした体格のお陰か、彼は異性同性問わず人気者であった。
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43 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:35:56.33 ID:f9qwDEm40 - そこで彼は虐めとはいかないが無視される日々を送った。当然である。貴洋は自分の祖父一英の武勇伝を皮切りに、自分の家柄はお前らは違うと自慢しクラスメートを見下したからである。
誰とも親しく出来ず学校を休む日々だけが続いた今で言う登校拒否だ。
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44 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:36:04.63 ID:f9qwDEm40 - そんな彼を唯一見捨てない人がいた。
弟である「兄さんずっと部屋に籠もりきってると体に悪いよ、偶には一緒に散歩に行こうよ」 「うるせぇ!気安く話しかけるんじゃねぇ」
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45 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:36:14.76 ID:f9qwDEm40 - 拳を振り思いっきり殴る。よろめく弟を尻目に彼は再び部屋に籠った。
厚史は何でも出来る上に貴洋の様な人間にも親身に接してくれた。 その態度が余計に彼を苛立たせた。 兄に無い全てを持つ弟に嫉妬心を抱いていた。
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46 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:36:22.24 ID:f9qwDEm40 - 信頼、友達、才能、何れも貴洋に欠けた物だ。
自分の事を内心見下しているではと疑心暗鬼をする心は何時迄も続いた。 その間もパソコンの前に座り意味もなく趣味のネットサーフィンに興じた。
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47 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:36:30.62 ID:f9qwDEm40 - 父親は土日も仕事に没頭し、母親は理解し難い慈善活動に熱中しており、弟を除けば今の俺に話かける奴はいない勿論咎めもしない。
サイトを巡る内にある記事から、IPアドレスなるインターネットの住所の様なものが割り当てられる事を知った。
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48 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:36:41.95 ID:f9qwDEm40 - 冗談も大概にして欲しい自分の数少ない場所までも管理されるのか。
怒りで思わず頭をかくと頭垢と瘡蓋が爪に溜まる。 最近は入浴すら怠っていた体もやけに痒い。
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49 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:36:51.98 ID:f9qwDEm40 - 仕方ないと重い腰を上げて風呂場に向かう。
今の自分は小便ですら飲料容器に出していた。部屋に出るのは糞をする時位である。
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50 :風吹けば名無し[]:2019/12/03(火) 06:37:01.55 ID:f9qwDEm40 - 服を脱ぎ浴室ドアを開けた。
そこには先客がいた忌々しい弟だった。 「あっ兄さんごめんよすぐに出るから」 せっかく風呂に入ろうとしたのにこの野郎は...その時彼は一つ違和感に気づいた。
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