ペナルティーエリア内において、「決定的な得点の機会の阻止」をした競技者は、今回の改正以前では「退場」であった。 つまり、相手チームにPKが与えられ、反則をした競技者は退場となり、かつ次試合出場停止が課せられた(一般的に「三重罰」と称される)。 だが新ルールにおいては、ペナルティーエリア内において、「決定的な得点の機会の阻止」をした競技者は、ボールにプレーしようとしていた、 または、ボールへ向う相手競技者にチャレンジした場合は「警告」となる(退場とはならない)。 一方、ペナルティーエリア内であっても、以下のケースはフェアプレー遵守のため、「退場」となる(「三重罰」が課せられる)。 a. ホールディング(押さえる)、プッシング(押す)、プリング(引っ張る)する行為 b. ボールにプレーしようとしていない、またはボールにプレーする可能性がない状況での反則 c. フィールド上で起こった場所にかかわらず、退場となる反則(例えば、著しく不正なプレー、乱暴な行為、等)