- PS4の面白いゲーム教えてクレメンス
94 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:03:43.76 ID:zEfhvEN60 - BF4って人おるの
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154 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:11:41.85 ID:zEfhvEN60 - >>124
同じマップばっかやってよく飽きないな上海もよく作られてると思うけど個人的には戦車工場の方が好きやった
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181 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:14:48.30 ID:zEfhvEN60 - ヒットマンて日本では出てないんか
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218 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:18:19.77 ID:zEfhvEN60 - >>194
あるんか買おうかなそれとドグマは続編出してくれやオンラインでしこたま稼いだやろ
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302 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:25:58.03 ID:zEfhvEN60 - >>245
頼むからドグマの続編であってくれよ ストーリー一本道でつまらないって叩かれてたけど中々考察のしがいがあったりして面白かったからさ
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343 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:37:31.23 ID:zEfhvEN60 - ジャイアン「やっちまったな・・・・」
スネ夫「・・・こんな事になるなんて・・・助けてママ・・・」 2時間前─── 野球の試合が終わった 結果は敗北 敗因はのび太のエラーだった ジャイアン「のび太、てめぇ・・・!」 のび太「悪かったよ、本当にごめん!許してください!」 チームの皆に謝罪するのび太にジャイアン率いる団員は怒りを隠しきれなかった スネ夫「許せる訳ないだろ!せっかくリードしてたのに!」 ジャイアン「ホントだぜ、今日と言う今日はぐぅの音も出ないぐらいボコボコにしてやる!」 のび太「待ってよ、スネ夫も悪いじゃないか!スネ夫が投げたボールはほとんど打たれてたし」 その発言にスネ夫は爆発した スネ夫「何!?お前ぇ、のび太のくせに生意気だぞ!」 その瞬間スネ夫が皆より一歩踏み出しのび太の頬に懇親のパンチをいれた
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347 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:37:58.13 ID:zEfhvEN60 - のび太「ぐっ、・・・何するんだよ!お前らなんかドラえもんに頼んで・・・」
スネ夫「ドラえもんでもなんでも呼べよ!今回ばっかりは許さないぞ!」 ジャイアン「自分の責任をスネ夫に押し付けやがって、許せねぇ!」 そう言ってジャイアンとスネ夫はのび太を追いかけた のび太「うわぁあ、許してぇ!」 のび太はべそをかきながら逃げ回った 当然のび太の運動神経でジャイアンとスネ夫から逃げられるはずが無い のび太は人気の少ない路地裏で捕まった
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354 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:38:28.99 ID:zEfhvEN60 - ジャイアン「へっへっへ、覚悟は出来たか?」
ジャイアンは手の骨を鳴らしながら言った スネ夫「この間抜け眼鏡が!」 スネ夫もさっきののび太の発言で怒りが頂点に達して居た のび太「ごめんなさい!本当に許して・・・、何でも言うことを聞くから・・・」 のび太は自分の額を地面に擦り付けながら土下座をして許しを乞うた その時のび太の顔面は地面に叩きつけられた スネ夫がのび太の頭を思い切り踏みつけたのだ のび太「うわぁあ、痛いよう!」 スネ夫「何でも言うことを聞くんだろ?なら僕たちにボコボコにされろ!」 スネ夫は血走った眼でのび太を睨み付けてそう言った
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362 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:39:02.35 ID:zEfhvEN60 - それから壮絶なリンチが幕を上げた
顔でも腹でも構い無しに殴る蹴るの暴行を加えた のび太「ぐはっ!ゆ・・・る・・・して・・・」 スネ夫「黙れ!」 スネ夫が思い切り腹に蹴りを入れた のび太「うわぁあああああああああ!」 のび太が急に腹を押さえて呻き出した のび太「痛い、痛すぎる!」 ジャイアン「根性ねぇなぁ、のび太!」 その瞬間ジャイアンは倒れたのび太を抱え上げ思い切り腹を殴りつけた のび太「うぅ・・・助けて・・・ドラえもん・・・・」 ジャイアン「残念、ドラえもんは居ねぇよ!」 スネ夫「はははww様ぁ見ろ!今日のところはこのくらいで許してやるよ!」 ジャイアン達は気が晴れたせいか殴るのを辞めてその場を去って行った
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369 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:39:28.15 ID:zEfhvEN60 - 家路に付いた二人は最初はのび太の様を笑い飛ばしていたがだんだんと後悔の念を感じだした
スネ夫「ちょっと、やり過ぎたかな・・・」 ジャイアン「・・・・でも、のび太悪いんじゃねぇかよ・・・」 それから少し沈黙が流れたが、 スネ夫「やっぱりやり過ぎたよ、戻ろう」 ジャイアン「・・・分かった」 ジャイアンとスネ夫はのび太をリンチした場所に戻って行った スネ夫「あっ、まだ倒れてる・・・」 ジャイアンより先に着いたスネ夫がのび太のもとに駆け寄った スネ夫「のび太、大丈夫か?さっきはやり過ぎたよ」 のび太「・・・・・・」 返事は無かった
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376 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:39:58.69 ID:zEfhvEN60 - そのすぐ後にジャイアンも到着した
ジャイアン「おい、スネ夫のび太は大丈夫かよ」 スネ夫「・・・・話しかけても返事しないんだ・・・」 ジャイアン「!?」 ジャイアンとスネ夫は焦りだした ジャイアン「き、気絶してるだけだろ、きっとその内目ぇ覚めるよ・・・」 スネ夫「・・・・・・・」 スネ夫は黙り込んでいた 返事をしないスネ夫に痺れを切らしジャイアンが怒鳴った ジャイアン「おい、何とか言えよな!」 スネ夫はその言葉でそっと口を開いた
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382 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:40:30.43 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「ははは・・・・コイツ息して無いや・・・・・」
ジャイアン「なんだと!?」 ジャイアンものび太に駆け寄り呼吸を確認した ジャイアン「・・・・・・」 ジャイアンものび太が息をしてないのを確認して事の重大さを悟った スネ夫「どうする・・・?僕達この歳で人殺しに・・・」 ジャイアン「だだだ、だってよ・・・のび太が悪いんじゃねぇかよ・・・・」 スネ夫「野球でエラーしたから殺しましたなんて通用するわけ無いだろ・・・」 その発言でしばらく沈黙したがスネ夫決心したかのように口を開いた
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386 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:40:57.25 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「逃げよう」
ジャイアン「でも・・・・」 いつもは強気なジャイアンもこの時ばかりは弱気でいた スネ夫「こんな事知られて人殺しのレッテルを貼られて生きていくのなんて僕はごめんだ」 ジャイアン「・・・・・・分かったよ」 ジャイアンは反対しなかった 二人をのび太を担いで近くのゴミ箱にのび太を捨てて走り出した
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391 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:41:24.69 ID:zEfhvEN60 - 無言で走り続け、空き地に到着した
どれだけ時が流れただろう、二人は時間の流れも気にせず黙り込んでいた そしてやっとジャイアンが口を開いた ジャイアン「俺達皆でここに集まって遊んでたんだよな・・・・」 スネ夫「うん・・・・、つい昨日までね・・・・」 二人は野球のちょっとしたミス如きで友人を殺してしまった事を深く悔やんだ スネ夫「もう戻れないよ、いつもみたいにはなれないんだ」 その時いきなり雨が降り出した 二人の顔は雨でずぶ濡れになって行った ジャイアン「やっちまった・・・・・」 スネ夫「・・・こんな事になるなんて・・・助けてママ・・・」
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398 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:41:51.00 ID:zEfhvEN60 - しばしの沈黙、先に口を開いたのはジャイアンだった
ジャイアン「・・・スネ夫、行くぞ」 スネ夫「どこに?」 ジャイアン「裏の用水路だ、のび太は泳げない、溺死に見せかけるんだよ」 スネ夫「はぁ?こんだけ打撲の後があるんだぜ?どう見ても水死にはみせかけれねーよ!」 ジャイアン「そうか・・・」 スネ夫「・・・思い切ってママに話してみる」
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403 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:42:19.98 ID:zEfhvEN60 - そう言い、立ち上ろうとしたスネ夫をジャイアンが制止する
ジャイアン「馬鹿野郎!そんなことしたら即警察呼ばれるだろうが!!」 スネ夫「うちのパパ、ママなら隠蔽工作できるかもしれない…… 知識のない俺らよりずっとうまくやれる……」 ジャイアン「……もし、お前の母ちゃんがそれを拒んだら?保障あんのか?」 スネ夫は言葉を詰まらせる、確かにいくら可愛がられてる一人息子といえど 自分の子供が殺人を犯したとなれば話の次元が違う カミナリさん家の盆栽をぶっ壊したレベルの話ではないのだ 人を、友人を、殺してしまった スネ夫「とりあえず……あのゴミ箱は定期的に清掃業者回収に来る どちらにしてもあのままはまずい」 ジャイアン「……だな、ゴミ箱へ戻るぞ」
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413 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:42:50.94 ID:zEfhvEN60 - 時は薄暮時
人通りの少ない路地を選んだのが幸いした、人目につかずゴミ箱へと戻ることができた ジャイアン「……ゴミ箱に誰かいんぞ」 スネ夫「あれは……まずいぞ、清掃業者だ……」 ジャイアン「週に一度の掃除屋め……何も今日こなくてもよいものを……」 あのゴミ箱の中にはのび太の遺体がある きっとゴミ箱の重さを不思議に思い、中を見るに違いない、そうなったらアウトだ 清掃業のおじさんは今にものび太の入ったゴミ箱に手をかけようとしている
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418 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:43:18.35 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「あー!おじさん待って!」
清掃「ん?なんだい坊や」 スネ夫「そのゴミ箱の中に僕の財布が入ってるかもしれないんだ! ちょっと改めさせてもらおうか!」 清掃「ああ、それは大変だね、探していいよ」 スネ夫「ありがとう!」 清掃業のおじさんがゴミ箱から離れ、車に戻っていくのを見届けると スネ夫は再びゴミ箱を開けた 実は、いままでのは夢で、ドラえもんかなんかの道具で、俺の勘違いで この中にはのび太はいなくて、家に帰っていて、また明日、のび太が遅刻してきて ジャイと笑って、また一緒に野球して…… そうだったら、どんなに良いだろうか スネ夫はゴミ箱をあけた そこにはやはり、息絶えたのび太、友人の変わり果てた姿が変わらずあった。
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423 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:43:53.65 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「く……」
ささやかな願いは打ち砕かれ、揺ぎ無い現実が2人の前に容赦なく立ちはだかる ジャイアン「……で、どうするんだ」 スネ夫「ご、ごめん……か、考えてない……あのおじさんを引き離すことだけ考えてたから…」 ジャイアン「what?おい引き止めたっつってもそう長くはもたねーぞ!じきおっさんが戻ってきちまう!」 スネ夫「ちょっと待って今考えてる!」 清掃「おーい!財布は見つかったかな?」
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429 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:44:19.80 ID:zEfhvEN60 - ジャイアン「おいやべぇ!戻ってきたぞ!」
スネ夫「仕方ない」 意を決したスネ夫はポケットに手を突っ込み、ある物を取り出した 清掃「おじさんもそろそろ次の回収へいかn」 バチチッ! 清掃「グギッ!か……は……!」 ドサッ 清掃員はしばらく痙攣した後、人形のように動かなくなった スネ夫の手には黒い物体、それは一見電気ヒゲソリにも見えた スネ夫「KING COBRA SEDAN 90万V、俺なりに改造したがな」 ジャイアン「お前……」 スネ夫「護身用だよ(ほんとはジャイアン用だったんだがな」
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433 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:44:46.11 ID:zEfhvEN60 - ジャイアン「ひっ人増やしてどうすんだよ!このおっさん!どうすんだよ!おい!」
スネ夫「いいから2人を清掃車に乗せるんだよ」 ジャイアン「はぁ?」 スネ夫「いいから早く!」 スネ夫の迫力に気圧され、ジャイアンは仕方なく指示に従った ジャイアン「よいせっと」 清掃車の助手席におっさんを乗せ、足元にのび太を、その上にジャイアンが乗り込んだ 元々2人用の清掃車、4人乗りは少々きついものであった 3人が乗り込んだことを確認するとスネ夫は運転席に乗り込んだ ジャイアン「お前!免許持ってるのかよ!」 スネ夫「もってるわけねえだろ!チッMT車か……」 スネ夫は覚悟を決めた キーを回す、軽快な音と共にエンジンがかかりだした もう戻れない
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440 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:45:18.35 ID:zEfhvEN60 - スネ夫は去年の夏を思い出す
そうだ、あの時、パパの友達が持ってたサーキットで車を運転したんだ その時乗ったのはAT車であった為、スネ夫にとってMT車は未知の存在であった しかし、スネ夫は知識が無いわけではなかった パパが乗っていたマスタングブリット、あれは確かMT車だったはず あれに乗りたくて……、僕はMT車の勉強をしたんだった スネ夫「まずは……ドアロック」 スネ夫「そしてシートベルト確認、ジャイアン、シートベルトした!?」 ジャイアン「シイートベルトなんざどうでもいいだろ!!早く出ろよ!」 スネ夫「無シートベルトは道路交通違反なんだよ!警察に見つかるだろ!」 ジャイアン「人一人殺してるのにドーツーもサツもねーだろ!!」 スネ夫「確かに」
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444 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:45:41.65 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「じゃ行くよ……!」
まずはクラッチとブレーキを同時に踏み込む…… スネ夫「次は……」 ブレーキを離し、アクセルを少し踏み込む ヴヴヴヴヴヴ スネ夫「そんで……」 クラッチを徐々に戻す、半分まで止めた時、アクセルを踏みつつクラッチを静かに離す! ブオーッ! スネ夫「よし!」 車は静かに走り出した
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
449 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:46:07.73 ID:zEfhvEN60 - ジャイアン「動き出したぞ!スネ夫すげぇ!!」
スネ夫「へへ、ダテにボンボンじゃないよ!」 スネ夫はすばやく2速へ入れる、そして3速 スネ夫「車を動かせたのはいいとして、このままじゃ危険すぎる…… 傍から見ても僕は18歳にはとても見えない……!」 ジャイアン「そうだな、とりあえず裏山へ行こう!」 スネ夫「わかった!」
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
453 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:46:34.94 ID:zEfhvEN60 - 山すそへ車を止めるとジャイスネはのび太と清掃員を担いで車から降りた
ジャイアン「はぁっはぁっ、このおっさん重い……!」 スネ夫「それが人一人の重さ、命の重さってやつだよ……!」 人目のつかない森まで担いで行き、2人を地面に寝かせた ジャイアン「で、どうするんだこいつら!埋めるか!?」 スネ夫「いや埋めるのはまずい、穴が浅すぎると腐臭を嗅ぎつけた野犬が掘り返して バレるってケースもあるからね」 スネ夫は考えた、よく考えりゃおっさんは気絶してるだけだ、いつ目を覚ますかわからない 大人1人、子供1人をこの世から跡形もなく消す方法 即ち、完全犯罪 スネ夫「!……なんだ、あるじゃん」 そういえばいた、僕らの主人公でもあり、不可能を可能にするアレが!
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456 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:47:00.98 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「ドラえもんがいるじゃん!」
ジャイアン「そ、そうか!ドラえもんならこの2人を消し飛ばすなんてワケないよな!」 スネ夫「消し去る系統の道具……道具……」 ジャイアン「独裁スイッチで消すとか!」 スネ夫「あれは正確には消す道具じゃない…」 ジャイアン「どこでもドアでヨハネスブルグかソマリアあたりに放置するとか!」 スネ夫「ドラえもん相手だ、地球上にいればきっと道具で見つかっちゃうよ!」 ジャイアン「スモールライトでミクロ単位まで小さくするとか!」 スネ夫「それも見つかるって!」 ジャイアン「あああああああああもう!!なんか無いのかよ!!」
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460 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:47:34.68 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「僕の知る限り山ほどある」
ジャイアン「あるのかよ!どんなだよ!」 スネ夫「悪魔のパスポート、デビルカード、もしもボックス……極論、タイムマシン」 ジャイアン「そんなにあるなら」 スネ夫「これは全部危険度Sランクの道具だよ!あのドラえもんがそう簡単に貸すと思う!?」 ジャイアン「タ、タイムマシンで過去にいって…!」 スネ夫「時間犯罪だよ、日本の警察よりもっと恐ろしいのが来るよ!」 ジャイアン「じゃあどうすんだよ!!!あ!!ドラえもんに相談するってのは!??」 スネ夫はそれも考えていた スネ夫「確かに、ドラえもんなら持ってるかもしれない、のび太を生き返らせるその奇術」 だがしかし、あのドラえもんが……唯一無二の親友親友であるのび太を殺したと知ったらどうなるだろうか…… 目の前に殺した張本人がいるんだ、ロボットとはいえ、感情がある 感情がある、即ち「怒り」がある その逆鱗に触れるのと警察に捕まること、天秤にかければ一目瞭然 スネ夫はもう少し考えることにした
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465 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:48:05.79 ID:zEfhvEN60 - 気づけばもう夜
まずい、のび太ママとドラえもんが心配しだす頃合だ 時間が経つほど分が悪くなっていく あれだけ普段道具を悪巧みに使っていた2人だが突然襲ってきた非日常にうまく頭がまわらない その時 清掃員「う……ん……」 ジャイアン「ま、まずいぞ!」 スネ夫「仕方ない」 スネ夫はポケットから妖艶な黒光りの棒状の物を取り出した シャゴッ!ガンッ! 清掃員「ぐっ……」 清掃員は再び眠りについた、スネ夫が持っていたのは伸縮する警棒だった スネ夫「ブラックマジックST-3000、後期型」 ジャイアン「おk」
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468 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:48:27.79 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「ジャイアン」
ジャイアン「なんだよ」 スネ夫「この清掃員の首を絞めるんだ」 ジャイアン「な!」 スネ夫「この清掃員は僕達の顔を知っている、生きている以上僕らに安息は無い」 ジャイアン「おっ俺は嫌だよ!スネ夫がやれよ!!」 スネ夫「いいかい、ジャイアンはもうのび太を殺してるじゃないか、 子供なら1人も2人も変わらないさ」 ジャイアン「あれはお前も……」 スネ夫はポケットに手を突っ込み、ポケットからスタンガンを覗かせる ジャイアン「お前……」 スネ夫「大丈夫、つかまる時は一緒さ」 ジャイアンは観念したのか、清掃員の上にまたがり首に手をかけた
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470 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:48:43.52 ID:zEfhvEN60 - ジャイアンは自分の体重をかけ、清掃員の首を絞める
ジャイアンは密かに涙をこぼした 俺は何をしているんだろう…… ジャイアンの頬に涙が伝わり、清掃員の顔元に雫が零れ落ちた スネ夫「うっ……く……」 スネ夫も泣いていた
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473 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:49:05.90 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「大丈夫、死んでる」
ジャイアン「うっ……ううっ……」 スネ夫「さ、山を降りよう、ドラえもんに会うんだ」 ジャイアン「じゃ、じゃあ相談するんd」 スネ夫「違う、ドラえもんの四次元ポケットを奪うんだ」 ジャイアン「え?」 スネ夫「僕らの寿命を80歳と過程する、あと約70年、ずっと隠し通すのは無理だ正直無理だ」 ジャイアン「そ、それじゃあ」 スネ夫「残り70年、逃げるんだよ、四次元ポケットを駆使して」 ジャイアン「ば、馬鹿かよ!!相手は未来だぞ!!逃げ切れるわけねえよ!!」 スネ夫「もう時間的に無理だ、空を見てよ、おそらく8時近くを回ってる。ドラえもんがいつ出てきてもおかしくない」
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475 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:49:29.99 ID:zEfhvEN60 - ジャイアン「お前正気かよ!!70年!?逃げる!?
あのな!!俺ら未成年だぞ!人一人殺しても逮捕はされない!! ましてや小学生だ、少年院に数年いれば戻ってこれるさ!」 スネ夫「……少年院を出た後は?」 ジャイアン「そりゃ、今までのことを悔い改め生きていくしか」 スネ夫「受験、就職、結婚……少年院にいた、という肩書きがこれから一生ついて回るんだよ ジャイアンの家は自営業だろ?少年院出なんて知れたらとてもやっていけないよ」 ジャイアン「う……」 スネ夫「僕は名門中学、名門高校を出て東大へ行って国Tとってエリート街道を進むはずだった しかしもうそれは叶わない、ここから少年院にいって転落人生をするくらいなら……!」 スネ夫「僕は道具を選ぶ」 ジャイアン「お前……イカれてるよ……」 スネ夫「俺らは殺人者だよ、イカれてなきゃ殺人なんかしない」
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479 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:49:51.34 ID:zEfhvEN60 - スネ夫は半ば放心状態のジャイを尻目に死体を動かし始めた
死体を草むらの影に隠すと、魂の抜けかかったジャイに声をかけた スネ夫「ジャイアン、よく聞くんだ」 ジャイアン「あ、ああ……」 スネ夫「真っ向から力ずくでポケットを奪い取るってのもアリだけど正直いって危険度も高い」 ジャイアン「腕っ節なら自信がある……、お前が一番よく知ってるだろ…」 スネ夫「ポケットはマグネットでくっついてるから取り外しは簡単なはず しかし、その場で奪ってのはとどのつまりその場でドラえもんにバレる、単純に分かるだろ?」 ジャイアン「あ、ああ……例えば目の前で財布とられて気づかない奴はいない……ってことだろ?」 スネ夫「そう、ポケットを奪ってから多少の時間が欲しい……となると」 ジャイアン「こっそり奪う……気づかれずに?」 スネ夫「……そうなる」
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482 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:50:17.08 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「とりあえずドラえもんの出動を抑えるのが先だ、
のび太がまだ生きていることを証明するのが大前提になる」 ジャイアン「よし、今日は3人でスネ夫ん家に泊まるってことにしよう!」 スネ夫「おk、急ごう、もう真っ暗だ」 二人は山を降り、スネ夫宅へ向かった
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
484 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:50:37.35 ID:zEfhvEN60 - 一方こちらのび太宅
ドラ「んふっふ〜ミ〜ちゃ〜んw」 ミィ「ニャ〜オ」 ドラ「え?のび太君?あれっ、そういえば帰ってきてないなぁ」 のび太ママ「のびドラ〜!ご飯よ〜!」 ドラ「はーい」 ママ「あら、のび太は?」 ドラ「それが野球の試合に行ったまま帰ってこないんです、試合はとっくに終わってるはずなのに」 ママ「おかしいわねぇ、ドラちゃんちょっと見てきてくれる?」 ドラ「わかりました」
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
485 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:51:03.89 ID:zEfhvEN60 - ドラ「えーと、タケコプターでまずはグラウンドへ行ってみよう
……あれ、電池切れだ……エネループにしときゃよかったな」 ドラえもんは仕方なく徒歩で行くことにした ドラ「グラウンドへ行くよりもジャイアンの家ほうが近いからついでに聞いてみるか」 〜剛田商店前〜 ドラ「ごめんくださーい」 ジャイママ「はーい、あらドラちゃん、たけしならまだ帰ってきてないよ」 ドラ「あれっ?そうなんすか?ありがとうございました、では」 ジャマ「たけしに会ったらこんな時間までどこほっつきあるいてんだ殺すぞカス ってっておいてね」 ドラ「サー!」
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
488 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:51:27.95 ID:zEfhvEN60 - ドラ「ってことはスネ夫ん家かな?行ってみよう」
ドラえもんはスネ夫宅へ向かった
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
493 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:51:45.47 ID:zEfhvEN60 - 一方スネ夫班
スネ夫「はぁはぁ……」 ジャイアン「スネ夫!もっと早く走れ!」 スネ夫「ちょっと待ってよジャーイ!」 ドラ「あ、」 ジャイアン「げえっ!」 スネ夫「ジーザス……」
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
497 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:52:08.11 ID:zEfhvEN60 - ドラ「100円みっけ」
ジャイアン「町内会の見回りだ!」 スネ夫「ジャイアン落ち着いて、平常心で行けばいい、そうだ、いいね?」 ジャイアン「おおおおおおk」 見回り人「おや君たち、あれ?君は確か剛田商店の息子だね? こんな時間まで遊んでいたのかい?」 スネ夫「ええ、昆虫採集です、カブトムシを探していまして」 ジャイアン「そ、そうヘラクレスオオカブトっつーでかいのをさ!」 スネ夫(日本にはいねえよ……) 見回り人「ああ!あれね!あれなら、あれだ、この前見たよ、裏山で」 スネ夫((´゚ω゚):;*.':;) ジャイアン「うわ!すごいな!スネ!夫!今度行ってみようぜ!」 スネ夫「そうだね」 見回り「さぁもう君たちは帰りなさい、親御さんが心配するよ」 ジャイスネ「「はーい」」
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- 彡(;)(;)「死んだマッマのビデオレター見るンゴ…」
500 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:52:27.84 ID:zEfhvEN60 - スネ夫(あのおっさんがアホで良かった)
スネ夫「さぁ、急ごう」 ドラ「しかもこれ昭和63年じゃん!ほんで……うはっギザギザついてるwww」 ドラ「……いかん、先を急ごう」
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506 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:52:51.05 ID:zEfhvEN60 - ドラの拾った100円玉が昭和63年だったことが幸いしたのか
先にスネ夫宅へついたのはスネ夫班だった スネ夫「ただいママ!」 スネママ「おかえりなさいスネちゃま!随分遅かったのねェ!あら、たけしさんもご一緒なの?」 スネ夫「うん、今日はジャイアンとのび太が泊まるから布団とご飯用意してくれる?」 スネママ「マァーッ!了解ザマス!……ところでそののび太さんはどこザマスか?」 スネ夫「ああ、グラウンドにグローブを置いてきちゃったらしくて取りに行ってるよ」 スネママ「さいザマスか、んじゃのび太さんのママさんへ電話しておくザマスね!」 スネ夫「うん、お願い」
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509 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:53:16.03 ID:zEfhvEN60 - スネ夫とジャイアンはスネ夫の部屋でひとまず一息をつく
スネ夫「……」 ジャイアン「……」 スネ夫「今頃ママがのび太ん家へ電話してるはず そうすればとりあえず今晩はのび太の身柄を預かることが出来る」 ジャイアン「でもお前のママだってのび太を一回もみなきゃ怪しむと思うぞ!」 スネ夫「その辺は大丈夫、僕は家ではプライバシー尊重人間だからね 基本的にママは僕の部屋へ入ってこないよ、来るとしてもノックは必ずする」 ジャイアン「へぇー」 ピンポーン スネ夫「……この感じ」 ジャイアン「?」 スネ夫は部屋を飛び出ると即座に玄関へ向かった
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515 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:53:41.47 ID:zEfhvEN60 - ドラ「ごめんくださーい」
スネ夫「はーい、なんだドラえもんか(やはりドラえもん……)」 ドラ「夜遅くにすまん、のび太きてる?」 スネ夫「ああ、今日はうちに泊まるってことになってるけど、聞いてない?」 ドラ「あ、そうなの?のび太君は二階?」 スネ夫「ああ、2階でジャイアンとオセロやってるよ」 ドラ「ジャイアンがのび太ひっくり返してリアルオセロしてんじゃねーだろうな」 スネ夫「ハハッワロス、まぁのび太のことだから角は全部ジャイアンに譲るだろうけど」 ドラ「はは、実は俺飯まだなんだわ」 スネ夫「へぇ」 ドラ「まだなんだわ」 スネ夫「ほぉ」 ドラ「あ、上がっていい?」 スネ夫「あ、うちの家5人乗りだから」 ドラ「それじゃ仕方無いな、帰るとするよ」 スネ夫「うん、ばいばい」
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522 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:54:19.32 ID:zEfhvEN60 - ドアノブに手をかけたまま静止するドラえもん
ドラ「……家が5人乗りってなんだよ」 スネ夫「だから5人までしか入れないんだよ」 ドラ「俺今入ってるじゃん、6人目じゃん」 スネ夫「いや玄関は別、玄関は中立ゾーンだから」 ドラ「定員オーバーするとどうなんの?」 スネ夫「家が壊れる」 ドラ「でも前しずかちゃんとジャイスネのび俺で来たはずだけど」 スネ夫「いや道路交通法上だと12才以下の子供3人で成人2人に換算されるから」 ドラ「じゃ今もいいじゃん、パパママの成人2人に子供3人=成人2人、2+2で一人余るじゃん」 スネ夫「いやいや」 ドラ「それとも何か?青狸家宅侵入禁止法なんてのがあるってか?」 スネ夫「あるよ」 ドラ「嘘付けよ、そんなピンポイントな法律ねーよ」
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526 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:54:48.00 ID:zEfhvEN60 - スネ夫「ドンドンジャラジャラドンジャララ〜」
ドラ「それ次歌ったら殺すからな」 スネ夫「とりあえず、今日は3人で語り合いたいんだよ、わかってくれよ」 ドラ「……OKOK、今日は手を引こう」 スネ夫「ありがとう、心配しなくても死にゃ〜しないから」 ドラ「ん?」 スネ夫「え?」 ドラ「死ぬって?」 スネ夫「だから例えばの話よ」 ドラ「よく考えてみりゃVSジャイアンのオセロでこんな静かなのっておかしくね?」 スネ夫「ああ!!こんなに!!ジャイアンvsのび太!!のオセロが!!静かなのは!!おかしいな!!!」 --------- ジャイアン「そういうことか…おし」 ジャイアン「おいのび太!!人の角とってんじゃねえ!!ぶん殴るぞ!!」 ジャイアン裏声「う、うわわぁ〜かんにんしてつかあさい〜」 ジャイアン「ギッタギタにしてやるーーー!!」 スネ夫「……ね?」 ドラ「のび太なんで広島弁なんだよ」
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531 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:55:17.28 ID:zEfhvEN60 - ドラ「っていうかギッタギタにされる5秒前じゃん、上がらせてもらうよ」
スネ夫「あ、思い出した」 ドラ「何?」 スネ夫「うちねずみ養殖してるんだわ」 ドラ「……ほう」 スネ夫「そこの階段前の押入れで育ててんだ」 ドラ「……へぇ」 スネ夫「あ、どうぞどうぞ、のび太は2階になります」 ドラ「あー、今日あれだ、プリズンブレイクのシーズンV始まるんだったわ」 スネ夫「うちにあるよ、2階にあるから一緒に見ようよ」 ドラ「いや俺一人で楽しむ派だから、そういうワイワイやるの好きじゃないから」 スネ夫「うち個室あるよ、ビデオデッキもあるし」 ドラ「いやまず人ん家ってのがダメなんだわ」 スネ夫「あー、それじゃ仕方ないね」 ドラ「残念だわー」
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534 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:55:41.04 ID:zEfhvEN60 - ドラ「じゃ、のび太によろしく」
スネ夫「はいよ」 ドラ「あ、後ジャイママが、なんつったっけ、あー、ぶっ殺すぞカスってよ」 スネ夫「え、俺?」 ドラ「いやジャイアンを」 スネ夫「ああ、なんだ」 ドラ「じゃあな」 スネ夫「おう」
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541 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:56:07.89 ID:zEfhvEN60 - ドラえもんが帰るのを見届けるとスネ夫は部屋へ急いで戻った
スネ夫「ドラえもんやっと帰ったよ」 ジャイアン「ふぅ、ドラえもんって案外疑り深いんだな」 スネ夫「とりあえず夕食持ってきたから食べよう」 ジャイアン「三人分……あるんだな」 スネ夫「……ジャイアン、のび太の分……食べていいよ」 ジャイアン「いいよ……お前食えよ、俺正直腹へってないんだ」 スネ夫「あ、そう……」 スネ夫「……今日、深夜のび太ん家に忍び込む」 ジャイアン「四次元ポケットを奪うんだろ?」 スネ夫「簡単にはいかないよ……泥棒と同じなんだから」 ジャイアン「ましてやドラえもん相手だ、見つかったら言い訳できねーぞ…」 スネ夫「……策が無い訳じゃあない、これがある」 ジャイアン「お、それは確かマーマー棒!」
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546 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:56:26.72 ID:zEfhvEN60 - マーマー棒:先端にバツ印がついたスティック状の道具
これを怒っている相手の口元につけ「マーマーマー」と唱えると その対象は怒りを抑え「ま、いいか」となってしまう ジャイアン「いつしかお前これで俺を散々な目に合わせてくれたよね、ねぇスネ夫君」 スネ夫「マーマーマー」 ジャイアン「ま、いいか」 スネ夫「よし、埃被ってたけど十分使えるぞ」 スネ夫「これでドラえもんを無力化することができる、問題はどうやって家に侵入するかだ」 ジャイアン「ピッキング技術なら俺に任せろ!」 スネ夫「え?ジャイアンできるの?」 ジャイアン「これでもうちは雑貨屋だぜ?ダテにハリガネをb売りしてないぜ」 スネ夫「はぁ、なるほど……、じゃ侵入に関してはジャイアンに任せるよ」 ジャイアン「おう、任せとけ」 スネ夫「じゃ作戦決行は今日の夜2時」 ジャイアン「それまでどうするんだ?」 スネ夫「トランプでもしてようよ」
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549 :風吹けば名無し[]:2018/03/22(木) 01:56:56.41 ID:zEfhvEN60 - のび太宅
ドラ「ただいま」 ママ「おかえりなさいドラちゃん、のび太ねぇ」 ドラ「あ、今日はスネ夫君の所へ泊まるって言ってました」 ママ「今スネ夫さんのママさんから電話があったのよ、わざわざごめんねドラちゃん」 ドラ「いえいえ、あーお腹ぺっこぺこだ」 ママ「ご飯冷めちゃってるわね、暖めなおしてくるわ」 ドラ「はーい」 ドラ「のび太君が友達の家にお泊りだなんて、久しぶりだなぁ」 ドラ「ふふ、ジャイスネに夜通しいじめられなきゃいいけど」
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