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49 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:23:02.96 ID:xu6gRf/V0 - 確かに、俺はンゴった。
それでも、ここまでされるいわれはなかったんです だから、俺は起きてすぐに何か行動しようとした でも、俺はそんなに強くない。 ハートは、限界だった。 311で一人になった俺、絆と言いながら被災地に募金を募っていた学校のメンツが、被災者を馬鹿にした。 綺麗な自分を作るため、彼らは被災地に向けて行動はしていた。 でも、身近な被災者を排除しようとしていたんだ それが悲しくて、俺はもう、彼らと決別しようと決めて、メールとアドレス帳を消去した―――
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53 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:23:35.54 ID:xu6gRf/V0 - そして今、俺は中卒ニートの生活を満喫している。
バイトはまだ早い。なにせ俺はまだ15歳だ。 おばさんもおじさんも何も言わない。被災したことによる保護か手当が支給されているからだ。 俺は生きているだけで、金を生むというわけですよ 友達なんていらない。 俺はなんJの王として、これからも被災した人たちの悲しみを伝えていく 終わりじゃきね
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55 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:24:11.48 ID:xu6gRf/V0 - あの地獄の卒業式から、1ヶ月以上経ちました
4月も終盤になり、世の高校1年生は部活動や勉強、友達や部活に取り組むのだ でも、俺にはその権利がない 高校に落ちた俺に、高校時代などないのですよ だから――俺は家でなんJをしていた 俺のレスに、みんなが返信してくれる それだけで、俺はだれからも必要とされていると気がついたんだ
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58 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:24:48.61 ID:xu6gRf/V0 - 毎日毎日、そう、毎日のように部屋に閉じこもる
時間が来れば、お盆に乗った食事が運ばれてくる ゲームだって、今はネット対戦が完備されているから、退屈しない さらになんJ。俺に死角はなかった。 たまに町に繰り出すのも気持ちがいい 高校生や中学生が学校に行っている時間、俺は自由なのです サボっているわけではないから、ケーサツも俺を止めない 俺はsuparmanだ そう、思った
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59 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:25:15.71 ID:xu6gRf/V0 - だが、ひとつだけ
ひとつだけ、弱点があった この生活には、弱点があったんです ―――――――――学生が下校する時間は、俺は外に出歩けないのです 眩しい彼らが怖い 輝く彼女らが恐ろしい そして――こんなに惨めな自分が惨めで仕方がないのだ 俺は自供した。 ――――――――――――俺はスーパーマンなんかじゃあない。俺は――――アンパイアだ、と。
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61 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:25:45.84 ID:xu6gRf/V0 - 家では、いつもの調子でいられる
睨みつけてくるおばさんも、最近は俺になにも言わなくなった だから、いつものように言ってやった 「ン〜ゴ〜ンゴンゴ〜(ただいまというリズム)」だ このンゴりで、俺は青春を失った ならば、俺は最後までンゴりを捨てないでいよう そう思った ――そんなある日のことだ 俺は、金本さんに出会った
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63 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:26:09.37 ID:xu6gRf/V0 - 絶対に会いたくない人
それをあげろとゆわれたら、俺はいの一番にこう答えるだろう 「金本さん」と だから、俺はいつも金本さんに会わない時間に活動していた どんなことがあっても、俺は金本さんとは会いたくはなかった だけど、出会ってしまった 例えるなら、目玉焼きとカルピスが出会うように当然に 彼女は――少しだけ――変わっていた
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65 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:26:43.46 ID:xu6gRf/V0 - 「ゴッ!」
俺は声をあげた 金本さんの姿を見た、だとかその程度ではありません 金本さんと、鉢合わせしてしまった 駅の構内ではない。たまたま乗った満員電車の中でです 身体が密着していた 緊張したんです そして、怖かった ――彼女の鬼の形相と、何度も、何度も舌打ちされたこと。そして――――――彼氏らしき男が俺を睨みつけていたことが
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66 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:27:13.64 ID:xu6gRf/V0 - 「ンゴるぞ―――てめえ」
勇気を出して、声を出した 俺は、その彼氏にキスするレベルにまで――顔を寄せた そして、凄んだんです。 「ンゴンゴ・・・ンゴ・・・」 彼氏は、黙った。 そして、金本さんの手を、強引に引っ張って、電車を降りていった。 俺は――金本さんの胸が、あのときよりも大きくなっていたことに、気がついた
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68 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:27:38.35 ID:xu6gRf/V0 - いっそのこと、その車内でンゴンゴダンスができれば、どんなに楽だったことか
そんなことを、今は思います でも、俺はそんなことができなかった 羽をもがれた天使、とはこのことを言うのでしょう 俺は全てを封印された 家の中では、最強のンゴリスト(ンゴンゴダンスをする人)だが、一歩外に出れば―――俺は毛虫よりも弱い存在だ そのなか、ゲーセンで出会った友人がいる ここは―――そう。梅原とでも言っておこうか。彼の存在が、また、俺を変えてくれた この続編ンゴは、梅原が居なかったらなかったと思う
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71 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:28:23.06 ID:xu6gRf/V0 - ゲーセンは、大声を出せる
俺は中学校では、なんJの王として君臨していた だけど、さすがの俺も外ではンゴンゴダンスをしたりは控えた だけど、ゲーセンならできる ンゴりまくれる だから、俺は数カ月ぶりの―――ンゴンゴダンスを踊った その姿を見て、声をかけてくれた人がいたんです それが梅原。孤独な俺の、今現在唯一の友人だ
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72 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:29:16.42 ID:xu6gRf/V0 - 梅「おう!なにやってるんだよ!」
俺「ンゴッ!?」 正直俺はビビった 久しぶりに、親戚以外の人間と会話らしい会話をしたのだ。無駄はない。 だが、ここで黙ったらンゴリストの名がすたる。俺は全力で―――― 俺「ンゴンゴダンスじゃきね〜。知らんの?」 と、これまた久しぶりにかつての姿に戻った
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77 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:30:25.44 ID:xu6gRf/V0 - 梅「なにそれwwwwwもっかいやってくれよwwwww」
俺「いいンゴ〜! むおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」 こんなに気持ちのいいンゴンゴダンスは久しぶりだった クラスで初めて披露した時のキレが、戻ってきたようだった ゲーセンの人間が、俺に注目する 俺はさらにレベルをあげた 梅「wwwwwwwwwwwwwwwww」 爆笑。梅原爆笑―――――俺は、マキシマムンゴンゴダンスを解放した―――――!!
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82 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:31:09.66 ID:xu6gRf/V0 - マキシマムンゴンゴダンス、これを解放したら俺はやばいんです
とにかくやばい。 今までも、これを使ったのは何回もない。 だが、俺はかつてンゴンゴダンスが元でトラブルを生んだことを忘れていた ―――ゲームをプレイしている人の缶ジュースが手に当たる 盛大に、その人の服にジュースがかかる。俺は――あの日を思い出した
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85 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:31:54.81 ID:xu6gRf/V0 - ゲーマー「うわっ!」
俺「あっ」 一瞬、素になった自分がいたんです 金本さんと、ゲーマーが被った 俺は、二度とあんな気持ちになりたくはなかった だから――俺はあの時とは違う自分を――ペルソナを被ることにした 俺「何やってるンゴ〜?」 ゲーマー「なにするんだよ! かかっただろうが!」 俺「そこに置いておくお前が悪いンゴ〜。ン〜ゴン〜ゴンゴなんJ民」 殴られても、いいと思ったんだ
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86 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:32:40.37 ID:xu6gRf/V0 - ゲーマー「クリーニング代寄越せよ!」
俺「うるせえ! 服くらいどうでもいいだろ!」 すでに引き返せない 俺とゲーマーはヒートアップして、つかみ合いの喧嘩に発展する可能性もあった ゲーマー「外でろよ!」 俺「ンゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」 ンゴりの咆哮、俺はこの技をそう呼んでいる そのとき、梅原の声が響いた
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89 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:33:19.55 ID:xu6gRf/V0 - ――俺は、止まった。
もちろん、ゲーマーも止まった。 梅原は、少しだけ照れた表情で言った 梅「久しぶりだな。中谷」 俺「あ」 そうだよ。こいつは知っている。――そうだ。栗原だ。こいつはあの――栗原だ。
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91 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:34:06.03 ID:xu6gRf/V0 - 栗原は、俺とンゴンゴバトルを繰り広げた不良だ
このスレを読んでいる奴らは、当然知っていると思うが、俺はコイツに青春を奪われた だが――今は――俺を―――― 栗「まあ、ここは俺に免じて許してくれよ。お互い出禁は嫌だろ?」 助けてくれた。 その顔は「あの時は(ごめんな)」という顔にも思えたんです
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94 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:34:50.81 ID:xu6gRf/V0 - 栗原の雰囲気は、当時とは変わっていた
当時から不良っぽさはあったが、ここまでは怖そうな風貌ではなかった 禍々しいピアス 太陽よりも眩しい金髪 膝まで下ろした腰パンスタイル そして――左腕に刻まれた刺青が、彼の人生を物語っていた ゲーマーは、栗原を見て逃げた 俺はスカッとして、栗原に抱きついた。 ガッチリとした身体に、俺は少しだけ泣いた
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98 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:35:29.57 ID:xu6gRf/V0 - そして、俺は栗原とファミレスに行った
久しぶりの外食だったので、俺は色々と食べまくった 栗原も、当時と変わらぬ大食漢だったんです 俺たちは会話をしなかった 会話をしなくても、俺たちは男だ。言葉なしで伝わる。 「あの時はごめんな。ンゴンゴダンスで人気者だったお前が妬ましかったんだ」と 「卒業式のメール。あれも俺が皆に命令して送らせた。ホントはみんな怒ってないないよ」と 栗原が言葉にしなくとも、俺には伝わった
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100 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:36:12.43 ID:xu6gRf/V0 - ひとしきり食べて、俺たちはファミレスを出ようとした
そのときだった 栗「あ、わり。俺、財布忘れた」 俺「いいンゴ!いいンゴ!ここは最下位の記念ということで俺が出すンゴ!」 俺はテンションが上がっていた ゲーセン仲間でもあり、中学の同級生でもある栗原と和解できた それだけで、俺は嬉しくなり、食事代と涙で汚してしまったクリーニング代と栗原の電車賃を出してあげた 栗「あとさ、俺一人暮らししてるんだけど家賃がきついんだ。5万あれば足りるからさ」 友達のピンチを救うことは、ンゴリスト必須だ。俺は当然貸した 別れ際、栗原とは連絡先を交換しなかった。ゲーセンに行けば会えるからだ。
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103 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:37:08.88 ID:xu6gRf/V0 - それから、栗原とは会っていない
仕事が忙しいのかもしれない 俺は今日もゲーセンに行き、ンゴる 栗原の名前を出せば、因縁をつけてくる奴も黙った 気持ちがよかったんです いつか、クラス全員の前で、またンゴンゴダンスを披露できるその日まで―― ――俺は、今日もどこかでンゴり続ける。 それが――俺なのだから――
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105 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:38:36.51 ID:xu6gRf/V0 - とりあえず、ここまでがゲーセン編やつじゃきね
でも、最近の出来事「ンゴりまくった結果〜アルバイト編〜」を書こうと思うんだが、どう思う? >>110までで、賛同が多かったら書く >>110までで、死ね、などの中傷コメが多かったら俺はなんJから引退する GOじゃき!
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108 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:39:14.41 ID:xu6gRf/V0 - じゃあちょっと経緯書くわ
俺はゲーセンに行く金が欲しくなった おばさんからの小遣いでは、足りなくなったのだ そのうえ、俺は暇だ ならば、普通はアルバイトの一つや二つをしようと思うんです だから、俺はコンビニのバイトを始めた 近所の、よく使用するコンビニだ しかも、可愛いJKがいるんだぁ
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111 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:39:59.56 ID:xu6gRf/V0 - 俺は、その子に恋をしていたのかもしれない
否。もしかして、恋をしてしまったんだ。 だから、俺は全力でバイトの面接の練習をした バイト面接だから、緊張しなくてもいいと、ネットには書いてあった でも、俺は落ちたくない 彼女が、欲しかった 渇望、していた。 ンゴり、ンゴられ、ンゴり抜こうと、決めたのだい
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112 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:40:38.39 ID:xu6gRf/V0 - 全力というものは、いつの時も、いつの間にも、人の心を打(ぶ)つ
俺、という存在がコンビニに必要だ 俺、という在り方こそ、コンビニに必要だ 俺、という生き方が、コンビニに必要です 破界者、としての自分と―― ――恋をする、15歳の青年 その心が交わり、答えた時、ンゴりを超えたンゴり 言うならば――そう、『背負っていくンゴり(ラグナロク)』が生まれるのである――
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116 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:41:19.00 ID:xu6gRf/V0 - これは――俺の宝具だ
俺は、学校に言っていなかったときは、Fateをやりこんでいた もちろん、金を出して買ったものだ。割れ房と一緒にするんじゃあない ままま、それはいいとして、俺はそこで宝具を手にすることになる ゲームをして、宝具を得る これは、君たちにはよくわからないでしょう でも、それは事実でした 今も――心に宿るは破界者としての精神――
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118 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:42:16.35 ID:xu6gRf/V0 - 俺「ン〜ゴ〜。セイバーたそかっわええ〜♪アーチャーもかっこっええー♪」
Fateをやりこみ、DDDを読んだ俺は奈須きのこの文章を手にすることができた なんのことはなし 俺は――自分をさらけ出したかっただけ コンビニのバイトが――始まったんです 楽だと、思っていた。そう――思って、家で歓喜のンゴンゴダンスを繰り出した
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119 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:42:55.27 ID:xu6gRf/V0 - でも、実際は違っていたんです
俺の精神はオンボロ DQNの恐ろしさ、おっさんの恐ろしさ、そして――可愛いJKが、睨みをきかせてくるのだから レジができない 品出しも――できない 手が――――増える―― バイト1日目にして、俺は1000日分の疲れを感じた 死にたい、初めて、思った
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121 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:43:49.95 ID:xu6gRf/V0 - 2日目
さらに、怖かった。 それでも、俺はJKと話すために――がんばった 可愛い。ものすごく可愛いんだ。芸能人でいうと、志田未来にそっくりの彼女は、胸も大きかった。 名前は――三浦、とでも呼ぼうか 三浦さんの可愛さは、あまりにも異常で――あまりにも位上だった。 三浦「ねえ、君」 話かけてきた
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123 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:44:31.74 ID:xu6gRf/V0 - 何故、俺に話しかけてくるのかがわからなかったんです
俺は、なにかミスをしてしまったのだろうか カルピスを、飲みながら、俺は返事をした 俺「―――――――――――――――――――――なにか?」 三浦「品出し、手伝ってくれない?」 敬語を使わないとは失礼だ、そう思ったが、三浦は俺よりも2つ年上だった 俺は中卒ニート1年目、彼女は高3なのだから
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125 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:45:21.63 ID:xu6gRf/V0 - 三浦の可愛さは、金本さんに匹敵する
金本さんは堀北真希似だが、三浦は年上でありながら、少し幼い顔をしていた そそる ヤリたい そして――――結婚したい そう思って、俺はコンビニのバイトを始めたんだ それはまるで、吉野家でコンビニ弁当を食べるようなものだったんだ コンビニ、だけにね(うまい!)
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128 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:46:06.85 ID:xu6gRf/V0 - 品出しは、難しい
商品を落としてはならない 商品を盗んでもならない 中学時代から、なんJの王として、周りからは破綻者、異端者、破界者、とゆわれていた そんな俺に――精密な動きは難しい 俺は、破壊することでしか存在できないモノになってしまったのだから ――あの日。311の、あのときから――俺は――! そんなことを考えていると、三浦は俺の下半身を見てきた
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132 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:46:57.58 ID:xu6gRf/V0 - 俺「――――――――――?」
なにか、と思った 下半身に、なにかあるのだろうか もしかして、ズボンを履き忘れてきたのだろうか 刹那――否。刹那は俺のもう一つの人格だ。ここは一瞬、とでも言っておこうか 三浦「もしかして、中谷くん。童貞?」 客のいない店内 そこで、俺はそんなことを聞かれたんです
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134 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:47:52.17 ID:xu6gRf/V0 - ――刹那、一瞬の瞬きとともに、俺は振り返る――――!
俺「何故、そう思ったきね・・・」 三浦「さあ。なんでだと思う?」 俺「・・・」 ぐうの音もでなかった 俺は、確かに童貞だ 311以前に、彼女こそいた。だが、俺はその子で童貞を捨てることはできなかったんです なぜなら、俺は――あの娘と延々の別れを――していたのだから――
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135 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:48:35.18 ID:xu6gRf/V0 - だが
俺は それでも 彼女を――愛している だから、こんなビッチに――構っている場合ではない――――――!(俺、脳内でエミヤが流れる)
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140 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:49:17.55 ID:xu6gRf/V0 - 三浦「ねえ、中谷くん?」
俺「――れ」 三浦「え?」 俺「ビークワイエット!もはやお前から、カタルシスに至る逸話が出てくるとは思えない!ただただ臭いだけだ!出て いけぇ!」 俺は、懇親のちからを込めて叫んだ 店内が静まり返る、誰もいなかったはず店内に、客がいることに、今、気がついた ――俺は、気がつけば彼女を、睨みつけていた!
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143 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:50:09.84 ID:xu6gRf/V0 - マーダーフェイス、とでも呼ぼうか
俺の睨みは、かつて栗原と聖戦を繰り広げていたものだ。 そう、俺の睨みは、ンゴりにも似ている 俺「くどい!」 三浦「――」 三浦は、黙ってしまった。 それから、俺たちは静かに仕事に戻った ――俺は、こいつは明日からもう来ないだろう、と思ったんです
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145 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:50:59.48 ID:xu6gRf/V0 - 被災者としての精神力が、俺の中で炸裂していた
彼女は、俺が被災者であることを知らないのだろうか、そう思った だから、俺は聞いた 俺「被災者だぞ、俺わ――!」 三浦「・・・・」 三浦は押し黙った。 そして、口を開いた――!
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146 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:51:41.23 ID:xu6gRf/V0 - 三浦「おまえ誰だよ・・・きったな・・・・唾とんでんだけど・・・・ドピュドピュしちゃったの・・・・?きもいんだが・・・・」
そう、言った そう――――――――――言ったのだ 被災者を、馬鹿にした 刹那、俺の拳が――岩よりも硬くなり、三浦を――殴ろうと、思った。
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150 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:52:20.80 ID:xu6gRf/V0 - ――思っただけだ
殴れない。 殴れば、俺はこの女と同じ所えオチル それは、駄目だ 両親と妹に誓ったんです 俺は――破界者としてしか、生きられないかもしれない でも、それでも――人間のクズにだけはなりたくない。 そう、誓ったのだから――!
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153 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:53:14.77 ID:xu6gRf/V0 - ――それから、俺はバイトには行っていない
たまに、電話がかかってくる それも――当然、無視した クビだろうか クビだろうな そう思いながら、俺はこのスレで、武勇伝を語る ――ああ。こんなことなら、一発ヤッておけば、よかったかな そう思いながら、俺は今日も、被災者として、ニート生活を送っているんです
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157 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:54:04.43 ID:xu6gRf/V0 - ここまで書いたからには、最後まで書きたい
でも、かなりの中傷コメが多い それに関しては、俺はかなりキレてる じゃけん、ここでやめるような形も考えてる >>●●までで一番多い意見を尊重しるわw 頼むじぇい!
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162 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:54:54.52 ID:xu6gRf/V0 - 大好評につき、これから『プロ野球編』書きまっす!
じゃけん期待してくれきね! 正直、311以来はじめて泣きました。 どうぞ、新しい気持ちで、どうぞ。
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164 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:55:38.38 ID:xu6gRf/V0 - おじ「お前――これからどうするんだ?」
俺「・・・」 俺は、昔からおじさんが苦手だった いつも、偉そうだ いつも、怖い。 いつも、タバコを吸っている。 そんなオジさんが、無理だった そんなおじさんに、そんなことを聞かれたら、誰だって黙るだろう。 俺も、俺だって――そーなんだ。
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166 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:56:20.62 ID:xu6gRf/V0 - 俺「・・・・俺は」
おじ「ずっとパソコンいじってて、楽しいか?コンビニのバイトもあっとう言う間に辞めやがって・・・・その顔、なんだ?おっ?あっ?」 黙ってしまった。 おばさんは、この場にはいない。 ふたりきり。俺が、なによりも恐れるコミュニケーションだった。 おじさんは、俺の中では論ずるに敵わない存在だ。 偉そうに、俺に指図をする。 黙っている、そんな俺に向かって、おじさんはさらに言った おじ「いいんだぞ。宮城に帰っても。てゆうか、帰れ」と、言った
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168 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:57:09.04 ID:xu6gRf/V0 - 俺は、戦慄した。
この男は、人間じゃないの。 否、人間ですらない 被災者 今、日本で最も弱い人衆に向かって、そんなことを言い出した 帰れ? 帰る場所なんて、どこにもない。 国も、政府も、総理も、頼れないと偉そうに言っていたくせに おじ「国に面倒みてもらえよ。おうおう!おう!」
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169 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:57:55.74 ID:xu6gRf/V0 - 俺「・・・・あ」
おじ「あ?」 俺「ン・・・ゴ・・・・ンゴッ・・・・ンゴッ・・・・ンゴ・・・・・」 おじ「そのンゴンゴ言うのやめろ。はっきり言ってお前よりもノミのほうが役に立ってるぞ」 大松、ここでも発見 そう思った刹那――――俺の頬が、鳴った。 俺は、叩かれたのだ。
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171 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:58:52.77 ID:xu6gRf/V0 - 確かに、俺はなにもしていない。
なんJをして、オナニーして、食べて、寝て、それを繰り返してるだけのくるみ割り人形だ。 勉強も、しない 高校に行く、そう決めたのに バイトも、辞めた 遊ぶ金も、もうもらえはしない。 ――そうして、俺は宮城、気仙沼に行くことになった。 まだ住むかは決めていない。とにかく、俺も一度、故郷を見に行こうと思ったのだ。 そこで、俺はこれからの世界を見ることに、なるだから――!
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172 :風吹けば名無し@無断転載禁止[]:2017/07/28(金) 11:59:36.08 ID:xu6gRf/V0 - ――なにもなかった
俺が住んでいた故郷は、そこにはなかったんです 怖い 恐い 強い 心が、俺にはないのかと思うくらいに、俺は俺の心がわからない。 何故か なにも、ないからだ それから、俺は1時間ほど一歩も動けなかった。3時間、俺はその場で立ち尽くしていたのだった。
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