トップページ > なんでも実況J > 2012年07月09日 > 4o9UgJ5a

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風吹けば名無し
スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z
スーハくん ◆db6QPRPdfM
ハッピハッピガーwwwwwwwwwwwwww
聖徳太子、知ってる?
ワイのIDwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょww和田がGAKUSEIに!?ww
ちんこwwwwwwwwwwwww
なんJて精神的にイライラしてる時にやるもんじゃないな
おい、織田信奈ちゃん可愛いやん
織田信奈ちゃん可愛い!
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
俺「天皇陛下万歳\(^o^)/」友「お前やっぱり変」

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ハッピハッピガーwwwwwwwwwwwwww
1 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 00:13:09.26 ID:4o9UgJ5a
両親の安否確認できてないんだぞ!?
聖徳太子、知ってる?
9 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 00:19:45.14 ID:4o9UgJ5a
君はイエスキリシュト知ってるのか!wwwwwwww
ワイのIDwwwwwwwwwwwwwwwww
5 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 00:22:43.58 ID:4o9UgJ5a
なんでや
ちょww和田がGAKUSEIに!?ww
3 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 00:28:26.32 ID:4o9UgJ5a
美形www
ちんこwwwwwwwwwwwww
1 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 16:53:13.95 ID:4o9UgJ5a
まんこwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんJて精神的にイライラしてる時にやるもんじゃないな
5 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 16:57:31.23 ID:4o9UgJ5a
>>4
俺将とかなwwwwwwwwwww
おい、織田信奈ちゃん可愛いやん
3 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:00:15.82 ID:4o9UgJ5a
大松「戦コレの信長の方が可愛いぞ」
織田信奈ちゃん可愛い!
9 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:05:36.44 ID:4o9UgJ5a
>>1
ほう・・・
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
1 :風吹けば名無し[]:2012/07/09(月) 17:06:50.56 ID:4o9UgJ5a
スレ立て代行です。ではどうぞ。
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
2 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:07:21.01 ID:4o9UgJ5a
スレ立て代行を依頼したものです
・禁書のSSです
・オリキャラメインです。勝手に設定した能力者が出ます。
・原作は読んでません。細かい設定はよくわかりません。
・アニメのレールガンまでは見ました。禁書の2期は視聴中です。
・キャラが崩壊してるかも知れませんがご容赦を

以上です。始めます
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
3 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:07:52.34 ID:4o9UgJ5a
(学園都市 とある公園)

??「いやー、ここが学園都市か。やっと着いたぜ」

自動販売機(バチッ!、ジーガー…、ゴトン)

??「ってーと、とりあえずどこ行きゃいいのかね…お?なんか自販機にケリ入れてる人が…」

御坂「…」

??「あの人は確か…。おーい!!」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
10 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:08:29.69 ID:4o9UgJ5a
御坂「…?(誰よアイツ…見ない顔ね…)」

??「いやいや、そこにいらっしゃるのは学園三位の能力者、(超電磁砲:レールガン)こと御坂美琴さんではないでしょうか?」

御坂「だったら何よ…サインならお断りよ」

??「いやいや、おれも運がいい。学園に来ていきなり会えるとはねえ…」

御坂「(何よ、ファンか何か?シカトするに限るわね…こういうのは)」


??「いやどうも、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだよろしくなー」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
14 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:09:00.14 ID:4o9UgJ5a
御坂「(はいはい無視無視。相手するとロクな事無いわ)」

詠矢「あ、おいおい、どこ行くんだ!(って…会えたはいいがどうするかね…あ、そうだ!)…ちょいと御坂さん」

御坂「…」

詠矢「それ犯罪だろ?」

御坂「…」

詠矢「電流を操作して自動販売機を誤作動させ、金を払わずに商品を手に入れる。普通に窃盗だよな?」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
20 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:09:30.53 ID:4o9UgJ5a
御坂「…」

詠矢「いいのかねえ、学園第三位の能力者とあろう人が、小銭ケチって窃盗なんて」

御坂「…」

詠矢「あんたは強くて、その振る舞いを周囲が容認してるのかも知れないが、こう公然と…」

御坂「うっさいわねぇ!!どうせもいいでしょそんな事!」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
29 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:10:00.99 ID:4o9UgJ5a
詠矢「いや、よくないっしょ。刑法的に」

御坂「だいたい、アンタに何の関係があるのよ!!」

詠矢「俺が関係してようがいまいが、それが犯罪であることは事実」

御坂「(ビキッ…)何よ、喧嘩売ってるワケ?(バチッ)」

詠矢「…まあ、そんな感じかな」

御坂「…いい度胸ねぇ…。じゃあ、お望み通り私の電撃で躍らせてあげるわ(バチッ)」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
36 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:10:31.57 ID:4o9UgJ5a
詠矢「ちょちょ!ちょっと待って!」

御坂「何よ!今更逃げれるとでも思ってんの!?」

詠矢「いや、違う。ちょっと離れただけ。5メートルも有れば十分かな」

御坂「?何言ってんの?私の能力知らないの?」

詠矢「いや、知ってる知ってる。ちゃんと調べてきた。超強力な発電能力だよな?」


御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
41 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:11:01.93 ID:4o9UgJ5a

御坂「知ってるなら、無駄だってわからない?…もういいわ、死んでなさい!!(バチバチッ)」」

詠矢「大丈夫、空気は絶縁体だ。ここまでは届かない」

御坂「…?(あれ、おかしい、電撃が飛ばない)」

詠矢「ごく近い距離なら、空気中でも放電現象が起こる場合は有るけど、これぐらい離れてればまず大丈夫」

御坂「…!?(あれ、あれ、何度やっても飛ばない!!…電気はちゃんと起きてるのに!)」

詠矢「(お、効果アリ…かな?)」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
46 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:11:32.29 ID:4o9UgJ5a
御坂「…アンタ…なんかやったわね…」

詠矢「多分…ね」

御坂「能力…者…」

詠矢「そうなるかな」

御坂「…なんか、アンタ嫌な雰囲気ね。その軽口、後悔させてあげるわ!!…!!(最大級の電撃を!)」

詠矢「お…電圧を上げてるのかな?それはいい判断だ。空気の絶縁限界を超える約300万V/mが有れば空気中でも電子雪崩が起こって雷を起こすことが出来る。但し!!」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
52 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:12:02.79 ID:4o9UgJ5a
御坂「さっきからゴチャゴチャうるさいわね!!でも…これでっ!!(バチッ!…バリバリ!)

詠矢「空気中に放電された電気は、一番近くにある電気抵抗の少ない物質に向かって流れる。この状況では、恐らく…」

自動販売機「(バチッ!!…ガガ…。プツン)」

御坂「えっ!?電撃が…」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
58 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:12:33.25 ID:4o9UgJ5a
詠矢「窃盗に器物破損が追加…か」

御坂「なによ…これ…どういうこと!?アンタ何したのよ!!」

詠矢「いや…もういいんだ、十分使えることわかったし」

御坂「はあ?」

詠矢「ご協力ありがとうございました。そんじゃまた」

御坂「ちょっと、アンタみたいな得体のしれない奴、このまま逃がすとでも思ってんの?」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
65 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:13:03.60 ID:4o9UgJ5a
詠矢「あ、いやいや、ゴメンゴメン。怒らせたのは謝るからさ…」

御坂「うるさいっ!!電撃が飛ばないならこれよ!!(チャキ)」

詠矢「おっと、そのコインはレールガンですな!。えーっと、どうだっけかな(ポチポチ)」

御坂「…ナニ携帯なんか見てるのよ…」

詠矢「いや、うろ覚えなもんで…。と、電気伝導体の二本のレールの間にこれまた伝道物質を配置し、回路を形成して荷電することよってローレンツ力を発生させて打ち出す…。てことは…レールはどこにあるんだ?」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
70 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:13:34.04 ID:4o9UgJ5a
御坂「はい?レール?」

詠矢「うん。安定した加速を行う為には、かなり長いレールが必要となる。コインは恐らく鉄をクロムメッキしたものだろうから弾丸としては使えるけど、砲身が無いのが問題だな」

御坂「…空気中の物質をプラズマ化して、加速レールとする…簡単な話よ」

詠矢「…え?空気をプラズマ化…いや、それなら伝導体にはなるけど飛散しちゃうし、空中に固定する方法がないと…」

御坂「関係ないわよ。今までだってそうやって来たし、何も問題ないわ」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
80 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:14:04.47 ID:4o9UgJ5a

詠矢「(ヤベ、居直った。もしかしてヤバイ?)。いや、だからですね…原理が…」

御坂「うるさいっ!!死っねえええええぇぇ!!(ビシュゥゥゥゥ…ン!!!)」

詠矢「どおうわっ!!ヤバイヤバイ、ヤバイってマジで!」

御坂「へえ…上手く避けたわね…(さすがに威力は落としたけど、ホントに上手く避けた…)」

詠矢「(撃ちやがった…。論証が弱かったか?。ってーと、別の切り口が必要だな…)」

御坂「…さあて、アンタの能力、詳しく聞かせてもらいましょうか?それとも…消し炭になりたい?(チャキ)」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
86 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:14:34.87 ID:4o9UgJ5a

詠矢「そういやあ、そろそろ昼時だけど…御坂サン、腹減ってないか?」

御坂「…あんたバカじゃないの?何の関係があるのよそんなこと!!」

詠矢「御坂サンが発電を行っているとして、電気を発生させてるのは体細胞だ。だとすれば、発電のために大量のエネルギーが必要になる。細胞活動のエネルギーは糖。血中の糖だ。空腹時は危険だぞ…」

御坂「…(あれ?なんか、体が…)」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
93 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:15:06.26 ID:4o9UgJ5a
詠矢「急激な血糖値の低下は発作を引き起こす。具体的な症状としては、大量の冷や汗、動悸、振戦、譫妄!!」

御坂「(冷や汗が止まらない…、何で急に…た、立ってられない!)(ガクッ)」

詠矢「いや、いろいろゴメン。えーっと…さっき盗ってたジュース、あ、あったあった。『黒豆サイダー』?。ま、糖度高そうだからこれ飲めば多分回復するよ」

御坂「ちょ…っと…待ちなさ…」

詠矢「んじゃ、失礼しまっす」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
99 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:15:36.71 ID:4o9UgJ5a
白井「お姉さま!!お姉さま!!」

御坂「く…黒子…っ…」

白井「どうなさいましたの!?真っ青ですわよ!!」

御坂「ちょっと…それ…取って…」

白井「(缶ジュース?)は、はい、こちらですの?」

御坂「(プシッ)…(ゴクゴク)」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
107 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:16:07.24 ID:4o9UgJ5a
白井「…(ハラハラ)」

御坂「…ふう、ちょっと落ち着いた…」

白井「どうなされましたの?」

御坂「なんか変な奴に合って…、最初は追っ払ってやろうと思ったんだけど…」

白井「ま、まさか…お姉さまを退けたと?」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
113 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:16:45.49 ID:4o9UgJ5a
御坂「いや、そうじゃないんだけど…。なんかゴチャゴチャうるさい奴でさ、話聞いてるとなんか調子出なくって」

白井「少なくとも、お姉さまから逃げおおせたのは確かなようですわね。何かの能力者…ですの?」

御坂「そうみたい…。はぐらかして、詳しくは分からなかったけど…」

白井「それは見過ごせませんわね…。黒子がたまたま通りかかったからよかったものの…」

御坂「なんか、ヤな感じの奴だったわね。強さは感じないんだけど…なんていうか、掴みどころの無い感じ…」

白井「これは、ジャッジメントとして対応する必要がありますわね。お姉さま、相手の特徴は覚えていらして?」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
117 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:17:16.05 ID:4o9UgJ5a
御坂「うん、それは覚えてる…。黒縁メガネで、眉毛が太くて…」

白井「支部で詳しくお聞きします。移動しましょう」

(ジャッジメント177支部)
初春「(ヨメヤ ソラキ)ですか…。在学者の名簿にはありませんね…(カタカタ)」

白井「しかし、自分から名前を名乗るとは大胆なお方ですわね」

御坂「聞いてもいないのに勝手に名乗ったのよね…。背格好からして、多分高校生ぐらいかなあ…」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
121 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:17:46.62 ID:4o9UgJ5a

初春「ダメです。中等部、高等部含めて検索しましたけどヒットしませんね」

白井「能力者なら、学園のバンクに登録があるはずですのに…まさか偽名?」

御坂「偽名なら、もっと普通の名前にするでしょうし…あ…そういえば」

白井「何か思い出されまして?」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
128 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:18:16.88 ID:4o9UgJ5a
御坂「学園に来ていきなりアタシに会ったって言ってた…もしかして…」

白井「学園都市に初めて来たと…初春!転入者名簿ですわ!」

初春「はい!!(カタカタ)あ、ありました!(詠矢空希 高等部1年)2日前に転入届が受理されたばかりです。また正式に生徒名簿には登録されてなかったみたいですね」

御坂「やっぱり高校生か。えーっとなになに…レベル0、無能力者。ただし学園での正式な測定は未実施…」

白井「外部での簡易検査では、能力は検出されなかったようですわね…」

御坂「なーんか、ますますよくわかんないわね」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
131 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:18:47.38 ID:4o9UgJ5a

白井「なんにせよ、お姉さまに危害を加えたことは事実。捨て置けませんわ…居場所さえ分かれば…」

初春「…あの…」

白井「何ですの?」

初春「転入者名簿に顔写真があります。これを監視カメラの記録と照合すれば…」

白井「足取りが分かりますわ!流石ですわね初春」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
135 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:19:17.92 ID:4o9UgJ5a
初春「はい!ありがとうございます!では早速(カタカタ)、第7学区の、170号カメラの記録と照合できますね…5分前のログです」

白井「そこなら、ここのすぐ近くですわね…。私なら一瞬ですわ」

御坂「じゃあ、アタシも一緒に行くわ。このままじゃ気が済まないし!…って…と…(グラッ)」

白井「いけません!お姉さまはまだ本調子ではありませんわ。ここは黒子が…その殿方をひっ捕らえて、お姉さまの前に引き出して差し上げますわ!」

初春「それに、これはジャッジメントとしてのお仕事でもありますから、御坂さんはどうか休んでて下さい」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
141 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:19:48.51 ID:4o9UgJ5a
御坂「…わかった、今回ばかりはおとなしくしといたほうがよさそうね…」

白井「どうかご自愛下さいませ。では初春、正確な位置をお願いしますわ!」

初春「はい!」

(第7学区 路地裏)
店主「はーい、かけそばお待ちどう!」

詠矢「うーい、どうもー。(これからいろいろ物入りだろうし、節約しとかないとなあ)(ズルズル)」


御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
146 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:20:18.96 ID:4o9UgJ5a
詠矢「(しかしかけそば一杯じゃ腹膨れねえなあ、おにぎり食っちまうかなあ)(ズルズル)」

詠矢「(でもおにぎりまで買っちゃうと牛丼の方が安いんだよなあ)(ズルズル)」

詠矢「(腹減ってたから勢いで入っちまったけど、やっぱ牛丼屋探せばよかったかなあ)(ズルズル)」

詠矢「ごちそうーさまー」

店主「あい、まいどー」

詠矢「さて…転居申請だっけか。どこ行きゃいいのかな(ポチポチ)」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
153 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:20:53.37 ID:4o9UgJ5a

白井「ちょっと、そこのお方…」

詠矢「あ、はい?俺のことっすか?」

白井「詠矢空希…ご本人に間違いございませんこと?」

詠矢「ええ、まあ…間違いございませんが…どちらさん?(お、結構かわいいじゃねえの。中学生ぐらいかね…)」

白井「ジャッジメントですの!!(ビシッ)」


御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
160 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:21:23.80 ID:4o9UgJ5a
詠矢「ジャッジメント…えーっと、確か、学園内の治安維持に努める学生で構成された組織…だったかな」

白井「お分かりなら話は早い…。ジャッジメントの権限にてあなたを拘束します!」

詠矢「でーっ!!て、なんですかいきなり容疑者ですか!(流石にいろいろマズかったかな、さっきのは…)」

白井「あなたにはいろいろとお伺いしたいことがあります。素直に同行して頂けませんか?」

詠矢「…」

白井「…お答えなさい!」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
167 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:21:54.30 ID:4o9UgJ5a

詠矢「…俺の容疑は?」

白井「は?」

詠矢「俺が拘束されるのは何の容疑だって聞いてるんだよ」

白井「…いえ、まだ罪状が確定したわけではありませんが…」

詠矢「容疑者じゃなけりゃ、任意同行にすらならねえだろう。不審者への職質レベルなら、従う必要はねえよな…」


御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
174 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:22:24.68 ID:4o9UgJ5a
白井「いえ、あなたにはお姉さまに危害を加えたという疑いがありますわ!」

詠矢「お姉さま?って…もしかして、えー…あの第三位の人かな」

白井「そうですわ。ご本人の証言から、先ほどお姉さまと関わったのはあなたであることは明白!」

詠矢「そりゃ関わったかもしれんが、俺はあの人には指一本触れてない。因果関係が成立するか?」

白井「何らかの能力を使われたと、ほのめかしていませんのこと?」

詠矢「どうだったかなあ…。それに、俺はレベル0、無能力者だぜ?」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
181 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:22:55.08 ID:4o9UgJ5a

白井「では、力ずくですわね。やはりあなたを野放しには出来ません!!」(シュン!!)

詠矢「(消えた…?)…!!(って、いきなり目の前に!)」

白井「はっ!!(ガシッ)せいっ!!」

詠矢「(襟首と袖を!投げる気か…!!)よっと!(ババッ)」

白井「…!(引き手を切った!!体を裁いて釣り手も!!)…」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
187 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:23:25.52 ID:4o9UgJ5a
詠矢「あぶねえあぶねえ。テレポーターさんか…ちょっと離れさせてもらうぜ」

白井「やりますわね…、わたくしの捕縛術から簡単に逃れるとは…」

詠矢「一応心得はあるもんでね。さあ、どうする?いくら瞬間移動が出来ても、拘束するには俺を組み伏せる必要があるぜ?」

白井「他に方法はいくらでもありますわわ!いきますわ…」

詠矢「あーちょっと待ってくれ!!」

白井「…なんですの」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
195 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:23:55.92 ID:4o9UgJ5a
詠矢「テレポーターってさあ、瞬間的に位置を移動するわけだよな?」

白井「そうですわよ。それが何か?」

詠矢「転移先の物体はどうなるわけ?分子の重複とか起こらないのかな?」

白井「問題ありませんわ。わたくしの転移は…!(そういえばお姉さまがおっしゃってましたわ『ゴチャゴチャうるさい奴』と。まさか能力と何か関係が…)」

詠矢「えーっと、どう問題ないのかな?」

白井「…答える必要はありませんわ。あなたのご質問には何か別の意図を感じます」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
207 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:24:26.41 ID:4o9UgJ5a
詠矢「(あ、気付かれたか…。ま、しょうがない)いやあ、単なる好奇心だけどね」

白井「ご質問なら後で支部でゆっくりと。但し、わたくしの質問に答えて頂くのが先ですけど…(シュン)」

詠矢「…(また消えた、今度はどっから来る!)・・・どあっ!(上かっ!!)」

白井「(よし、倒しましたわ!。後は針で拘束!)…ふっ!!」
詠矢「(な!針!どっからあんなもん、投げる気か!)…!!(ゴロゴロ)」

白井「(キイン、タスタスタス)…!(針が地面に!転がって逃げた…)」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
214 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:24:56.68 ID:4o9UgJ5a

詠矢「…よいしょっと・・・。っとにあぶねえなあ…。手裏剣か。投げた…訳じゃなさそうだな」

白井「…」

詠矢「投げただけじゃ、金属の針がアスファルトに刺さるわけねえ。地面に向かって転移させた、ってとこか」

白井「あなた…何者ですの…」

詠矢「ただの理屈っぽい高校生ですよ」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
221 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:25:27.78 ID:4o9UgJ5a
白井「なら今のはどうやって避けたと…」

詠矢「いや、偶然あんたの手に針が見えたんでね。投げられるかと思ったんで転がって逃げた。そんだけさ」

白井「…たったそれだけのきっかけで…」

詠矢「だが、今のでわかった。テレポーターがどうやって転移先を指定しているか」

白井「…」


御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
228 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:25:58.19 ID:4o9UgJ5a

詠矢「指定先は『座標』だな。物を投げるのと同じ。『どの位置に向けて転移する』と指定して物体を送り込んでいる。俺が回避行動を取って針を避けられたのが証拠」

白井「それが…どうかしましたの?」

詠矢「座標なら、対抗する方法はある。要するに、狙いを定めさせなければいい(ザッ)常に動きまわってる対象には、当てにくいはず!(ダッ)」

白井「く…!(どういうことですの!針が当たらない…。この状態では細部を狙って拘束するのは無理ですわ!)…仕方ありません!多少の怪我は覚悟して頂きます!」

御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
237 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:26:28.89 ID:4o9UgJ5a
詠矢「しかも、銃弾や投擲と違って到達点までの軌道がない。つまり!!」

白井「(方向転換する瞬間なら、動きが止まはず。直接体に針を!)…そこっ!!(シュン)」

詠矢「相手に近づいても、流れ弾に当たる心配はねえ!一旦狙いをつけさせれば、距離を詰めた方が有利!!(ザッ)」

白井「(まさか!いきなりこっちに向かって!外したっ!!)…!」

詠矢「どっせい!!上段正拳!!」

白井「…!!(ダメ!演算が間に合わない!!)」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
242 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:26:59.31 ID:4o9UgJ5a
詠矢「…」

白井「…」

詠矢「あー…」

白井「…え?…(寸止め?)」

詠矢「殴るつもりはなかったんだわ。忘れてた…」

白井「…(ガシッ)…(シュン)」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
251 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:27:29.83 ID:4o9UgJ5a
詠矢「のごあっっ!(なんだ、いきなり頭から落ちた!?)」

白井「…(キイン)…(タスタスタス)…ふう、拘束完了ですわ」

詠矢「ひでえなー、転移した対象の方向まで変えられるのか。受け身とれねえっての…」

白井「手こずらせてくれましたわね…」

詠矢「いやー、ゴメン。悪気はなかったんだけどねえ。『論証』に入るとつい熱くなっちまって」

白井「では、おとなしくご同行して頂けると?」
御坂「……?(誰よアイツ……見ない顔ね……)」
260 :スーハくん ◆MBTm6O3/ne/z []:2012/07/09(月) 17:28:00.50 ID:4o9UgJ5a
詠矢「はいはい、転がされて、一張羅の袖口を縫い付けられて抵抗する気力もございません。どこなりとお連れ下さい」

白井「最初からおとなしくそうおっしゃっていれば…。とりあえず、あなたの能力、手短にご説明いただけます?」

詠矢「すいません、せめて立って話したいんですがー」

白井「口まで拘束した覚えはございません。そのままでどうぞ」

詠矢「うわ地味にひでえ」

白井「で、なんですの?あなたの能力。お姉さまの言った通り、あなたの言葉を聞いてると調子が狂いましてよ?」
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