- 【原発】原発情報3996【放射能】
482 :地震雷火事名無し(北海道)[sage]:2017/07/15(土) 21:01:06.22 ID:0e0ir3e+ - ■米国巡る問題 堤未果さん解説
国際ジャーナリストの堤未果さんの講演会「報道されないアメリカの真実と守るべき日本の宝」が31日午後1時から、 札幌市中央区北4西6のホテルポールスター札幌で開かれる。 JAグループ北海道と北海道生活協同組合連合会の主催。 堤さんはトランプ米大統領の就任による国内外の情勢変化や、環太平洋連携協定(TPP)問題などを解説する。 参加無料。 定員500人。 氏名や団体名、電話番号を明記し、27日までに道生協連やファクス011・841・8605で申し込む。 問い合わせは生協連の川原さんрO11・841・8601へ。 福島原発事故で被災した子供向け通年保養施設 沖縄・球美の里 向井理事長講演 自然の中で遊び、元気に 参加希望に応えきれず 東京電力福島第1原発事故で被災した子供たちを対象にした国内最初の通年型保養施設を、 沖縄・久米島で運営する認定NPO法人「沖縄・球美の里」理事長の向井雪子さん(69)が、札幌で講演した。 2012年の開設から5年で延べ3千人を受け入れ、子供たちが放射能汚染の心配のない海や野原で遊んで元気になる一方で、 夏休みなどに参加が集中し、今も一部を断らざるをえないなどの課題も報告した。 球美の里は、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の被災児支援に取り組んだフォトジャーナリストの広河隆一さんが、福島原発事故翌年の12年に設立。 同年、広河さんの知人だった故・大田昌秀元沖縄県知事の紹介で、久米島に同名の保養所を開設した。 保養した幼児と保護者、小中学生は今年6月25日までに計約3300人。 向井さんは広河さんに代わり、15年から理事長を務めている。 講演で向井さんは「地元の人たちの協力で、保養に来た子供たちはクメジマボタルや近くの海辺の生き物を観察したり、 沖縄民謡のライブを聴いたり、のびのびと遊んでいる」と、野外活動などを取り入れたプログラムの内容を紹介した。 希望者には、ボランティアの医師の協力を得て施設内で甲状腺の検診も行っている。 「これまで子供の異常はないが、お母さんとボランティアの大人2人に異常が見つかり帰宅後、手術を受けた」。 原発事故との関係は分からないという。 幼児に同伴して来る母親たちは、子供の飲み水、食品、遊び場の安全性など、ふだんは言えない悩みや本音をここで心置きなく話す。 向井さんは「しゅうとめや夫から『福島はもう安全だ』と保養に反対される中、やっとの思いで来るなど、被ばくの安全をめぐり意見の分かれる家族は多い」 と心配する。 事故から6年以上過ぎても、被災地では球美の里をはじめとする保養運動は十分周知されていないという。 「『知人や親戚から聞いて初めて知って子供を参加させた』という親は今もいる」と向井さん。 保養の申し込みが集中する夏、冬、春休み期間は、参加希望を受け入れきれないという。 講演会には、今年のゴールデンウイーク中、球美の里でボランティアで働いた札幌市中央区の宮本はるのさん(30)と帯広市の本田利彦さん(31)も顔を出した。 2人は「子どもたちが元気に遊んでいたのと、お母さんたちが子供の健康をとても気遣っていたのが心に残った。機会があればまた参加したい」と話していた。 講演会を主催したNPO法人福島の子どもたちを守る会・北海道(札幌)も札幌市南区で通年型保養所を運営。 球美の里と守る会・北海道は、活動資金の寄付や、必要時に応じてボランティアを募っている。 問い合わせは球美の里がрO3・6205・6139、守る会・北海道はрO90・6990・5447へ。
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