トップページ > 緊急自然災害 > 2017年07月04日 > WKweC7rG

書き込み順位&時間帯一覧

37 位/170 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000000002002



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
Joe2(山口県)
一般人の病気や体調不良など★75©2ch.net

書き込みレス一覧

一般人の病気や体調不良など★75©2ch.net
579 :Joe2(山口県)[sage]:2017/07/04(火) 21:47:58.09 ID:WKweC7rG
>>540
>つまり「精神科」医学は、常にカネと権力のある側を「正常」とし、
>それに同調できない者を「異常」として「治療」「矯正」する。

長年、その根にあるものを精神病理学の病理と呼んできた。

精神病理学は分裂病を起源として生まれ、それを到達としてきたが、
精神分裂病の定義はこれまで成されてないし、
これからも定義されることは原理的にないことを多くの研究者らも認めている。

要するに、定義不能をαとし、Ωとして精神病理学は生まれ、
それを土台に利権を肥大化しつつ精神医療・薬品業界が営業している。
これに丸乗りするか、否定して精神医療から脱却するかの
人間性が問われており、それが民度の分かれ目ということ。

世界的には、イタリアのトリエステで始まった精神保健革命によって、
軽重に関わらず精神病を社会で支えるシステムが確立されてきた。

1978年、イタリア国会は精神病院の完全廃止ための法律、180号(バザーリア法)を制定し、
人々から市民権を剥奪してきた精神病棟への隔離政策を止めた。

精神病院を完全に廃止することの代わりに行ったのは、精神医療の重点を
患者一人一人の苦悩や生活上の困難の解消を目的とする社会支援に移行し、
そのために地域単位の精神保健センターのネットワークを構築したこと。

そこでの基本方針は、患者の人生へのダメージを徹底して回避することであり、
患者と医師の関係を対等にした上で、自己決定権と自由意志の尊重を重視してきた。

この方針転換でのポイントは、前述のように精神病の認定には曖昧な点が多いから、
かつて集団の都合によるレッテル貼りで個人を抑圧してきたことを反省し、それまでの
認定・治療という精神病の扱いを二の次にして、生活支援を優先したことだ。

今に続く世界的な精神医療改革の決定に根拠を与えたのは、
どんな重い精神疾患の人々も在宅で支えられることが実証されたことだが、
それを可能にしたのは60年代から続けられたトリエステの精神科医フランコ・バザーリアと
彼の指導による若い医師ら、財政・政治的に支えた行政代表の努力だったと伝えられている。
それが精神病院の完全廃止へ向けて国民世論と政治を動かしたという。

その結果、今日WHOが「持続可能な推奨モデル」と認定するに至った精神医療の原則は、
精神的に悩む人を病棟に隔離せず、個人の人生の実現のための支援を行うことだ。
一般人の病気や体調不良など★75©2ch.net
580 :Joe2(山口県)[sage]:2017/07/04(火) 21:48:50.28 ID:WKweC7rG
上記のように
彼我の人間的力量の差は余りに大きく、国民はそのことを自覚しないし、
その機会さえ与えられていない。

精神病理というのは、個人か集団か、果たしてどちらなのか?
その根本を問わずして、レッテル貼りをすることが如何に愚かなことか。

精神病をどのように定めて扱うかは、権力による労働管理を雛形としており、
資本利益のみを優先した労働市場の際限なき自由化、過労死の構造化と
世界最大規模の精神隔離病棟の存在は、同根の関係にある。

単位人口あたり患者数世界一、精神科ベッド数30万床以上。
1年以上の長期入院20万人以上。(世界平均の在院日数は20日程度。)
その殆どが厚労省さえ認めている入院の必要がない隔離目的の「社会的入院」。何それ?

知る程に日本は「異質の島」と判るのだが、根本的には人間性、知性の質と見ている。

そして、在宅支援というと直ぐに管理放棄と看做す者がいるが、これなどには
権力支配の階級序列のみを秩序としてきた空虚な精神が如実に現れている。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。