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地震雷火事名無し(北海道)
【原発】原発情報3975【放射能】

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【原発】原発情報3975【放射能】
932 :地震雷火事名無し(北海道)[sage]:2017/02/26(日) 21:09:09.77 ID:ZjQ3dF2H
古布小物で被災地支援
ttp://www.ehako.com/news/news2016a/10859_index_msg.shtml

脱原発 推進するには 小泉元首相が講演 札幌で3月
ttp://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0372802.html

九電、川内原発2号機が発電再開 特別点検も終了
ttp://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0372936.html

「核燃料取り出しへ本腰」 事故6年を前に東電幹部
ttp://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0372952.html

安倍三代 青木理著
祖父、父と対極 タカ派首相 評 中尾茂夫(明治学院大教授)
 安倍晋三政権は、長期化の様相を呈している。
晋三は母方の祖父でA級戦犯容疑から返り咲いた岸信介元首相の血統だと繰り返すも、
父方の祖父で反戦を貫いた有名な国会議員・安倍寛や寛の後継者たる父晋太郎のことを語ることは少ない。
辣腕政治家たる元首相の威を借りたいのか、個人的に受けた溺愛のためか。
本書は安倍を知る関係者の生の声を集め、安倍家男系三代の人物像を明らかにする。
 戦時に反東條を貫き、地元山口では、「昭和の吉田松陰」と称されるほどに人望を集めた祖父寛と、
戦後はその地盤を継いだ父晋太郎は、先の大戦を「誤った戦争」と見る点で共通する。
地元では、寛の人気は絶大で、晋太郎も「寛の息子」を誇りに選挙を戦った。
対照的に、改憲に意気込む安倍晋三だが、昔の彼を知る人にとっては、ほとんど政治談議に無関心な、
凡庸に育った気弱なボンボンで、現在のようなタカ派への萌芽すら微塵も窺えなかった、というのが共通認識だった。
 出身である成蹊大学の恩師で、憲法論の権威・加藤節は、「過去の歴史を学ぼうともせず、敬意すら持たない」と安倍を断じ、
夥しい数の戦争犠牲者に対する贖罪が現憲法を支えるという歴史的経緯に対する安倍の無知を批判する。
同大学長を務めた国際政治学の泰斗・宇野重昭も、安倍政権は「平和国家としての日本のありようを変え、危険な道に引っ張り込んでしまった」と、
涙ながらに評する。
 では、なぜ、そんな安倍がそれなりに人気を集め、大手メディアは政権に好意的な提灯記事ばかりを垂れ流すのか。
著者の言う、期待を集めた民主党政権が幻滅に終わった反動だけでは説明はつくまい。
「戦後レジームの解体」と言いながら、対米依存という名の戦後レジームに呪縛され、自主も自律もすっかり忘れ、
まるで「アメリカ・ファースト」のような日本でいいのだろうか。
言論の自由が萎縮し、真相から遠い情緒的情報が覆う今の日本に、多数の人々が危惧を抱いていることを、著者のルポが教えてくれた。
(朝日新聞出版 1728円)
【原発】原発情報3975【放射能】
933 :地震雷火事名無し(北海道)[sage]:2017/02/26(日) 21:10:18.98 ID:ZjQ3dF2H
取り返しつかぬ断絶 対話することで防ぐ
暉峻淑子さん
 生活の場に視点を置いて現代社会の問題を問い続けてきた経済学者、暉峻淑子さんが、「対話する社会へ」(岩波新書 929円)を出した。
ロングセラーの「豊かさとは何か」(1989年刊)などで、社会はどうあるべきか、追い求めてきた。
今作には自由で人間的な対話が生きた民主主義社会をつくりあげる、との思いがこもる。
 ー「豊かさとは何か」をはじめ、「豊かさの条件」(2003年)、「社会人の生き方」(12年)と、岩波新書で社会のあり方にアプローチを重ねてきました。
今回は「対話」に注目した一冊です。
 「社会人の生き方」で、個人と社会のつながり、支え合う人間関係について私なりに考えたのですが、
人々が社会人としてつながるのに大切な対話というものについて十分に書き込めなかったという思いがありました。
人間は言葉を持つ動物。
対話しあう中で、社会を変えていくことができる。
そんな対話の本質を、取材や体験を踏まえながら探ってみたかったのです。
 ー対話を社会に生かすわけですね。
 対話とは、話す人がいて聞く人がいて応答し合うこと。
一方的な指示や伝達だけでは成り立ちません。
学校教育の段階から生徒同士、先生と生徒の間で信頼し合い、希望を持って話し合う能力を育んでいくことが重要になります。
それを基礎に、社会的な議論が成り立つように発展させていく。
日本人は何かというと「お上」任せの傾向がありますが、対話を続ければ物事を解決する新しい何かが必ず生まれます。
対話がない社会で得をするのは、社会を思うように動かしたい権力者なんです。
 ー対話でよりよい方向を探る。
その取り組みも実例で紹介しています。
 東京・多摩地区では、幹線道路の拡幅工事で行政や住民が80回ものワークショップ方式の協議で対話を重ね、
09年に昔からの屋敷林などを保存しながら拡幅した道路が実現しました。
練馬区では、私も参加しているのですが、住民の間にまちづくりや生き方について考える「対話的研究会」という集まりができ、
介護保険などさまざまなテーマで自分たちが調べ、発表し、語り合い、7年も続いています。
 ー対話について、「戦争・暴力の反対語は平和ではなく対話と考えるようになった」とも書いています。
 「対話が続いている間は殴り合いは起こらない」。
ドイツの友人が教えてくれた言葉です。
考えてみると、平和(平穏な生活)を支えているのは、暴力的な衝突にならないよう対話し続けている人々の姿勢なのです。
もともと人間は生まれたばかりの乳児に語りかける時を皮切りに、感情のこもった理性的、人間的な言葉で対話しているんです。
ところが最近はそれが欠けていると感じることが多い。
トランプ米大統領、安倍晋三首相らの発言などにそう感じませんか。
民主度は、人と人が本当に対話できる社会であるかどうかにかかっていると言える。
対話をキーワードにすると、日本社会の問題が浮かび上がってきます。
沖縄の米軍飛行場辺野古移設問題もそう。
対話というものが全く感じられない状況です。
 ー今回の著書をはじめ、ご自身が社会を見つめる軸にしているのはどんなことですか。
 私は文学から経済へと研究分野を変えました。
文学はいわば「人間とはなんぞや」と考える世界。
その人間が経済に振り回されている。
経済を知らなければと思ったのです。
そしたら経済はある意味で人間味のない分野だった(笑い)。
そんな中で出会ったのが、統計学者エルンスト・エンゲルの「本当の国力とは国民生活の福祉水準にある」という考え方です。
以来、国民生活の福祉と個人の自由に寄与するのが経済である、という思いは変わりません。
現場で労働や福祉の実情を聞き、人間を中心に据えて考察しようと心がけてきました。
 ー対話がつくり出す社会。
あらためて期待したいことはどんなことでしょう。
 人間は共に生きながら対話というコミュニケーションの中でこそ発達していく動物。
今回の本の最後に次のようにも書きました。
「対話は、日常の中にあり、とくに多様な欲望が渾然としている市場社会では、対話によって、取り返しのつかない断絶が起こるのを未然に防いでいます」。
対話は、人間の特権であり、財産です。
対話の持つ価値に気付いてほしいですね。
【原発】原発情報3975【放射能】
934 :地震雷火事名無し(北海道)[sage]:2017/02/26(日) 21:11:33.30 ID:ZjQ3dF2H
異聞風聞
「うそとほんと」を見分ける
 詩人の谷川俊太郎さんに「うそとほんと」と題する作品がある。
<うそはほんとによく似てる ほんとはうそによく似てる うそとほんとは 双生児/
うそはほんととよくまざる ほんとはうそとよくまざる うそとほんとは 化合物>
 谷川さんの詩はわかりやすい言葉を使い、深みがある。
1960年代の作品だが、日々の生活で同様に感じるときがある。
 いまは客観的な事実よりも感情や信念へのアピールが力を持つ「ポスト真実」「脱真実」の時代といわれる。
そんな風潮だからこそなおさら目を引く。
 トランプ米大統領が就任し1ヵ月が過ぎた。
よく聞こえてくるのは「フェイク」という言葉だ。
にせもの、模造品、まやかしなどの意味だ。
 トランプ氏は政権に都合の悪い報道を「フェイクニュース」(偽ニュース)と攻撃した。
大統領選の際、フェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)で広告収入稼ぎのうそのニュースがはびこった。
時間と労力をかけた既存メディアの報道をこれと同列に扱う乱暴さには驚く。
 その就任式は観衆が激減したのに、報道官が「過去最大だった」と述べた。
記者に問われた大統領顧問は「オルタナティブ・ファクト(もう一つの事実)だ」とけむに巻いた。
 見方を変えれば事実も変わるということか。
 「戦争は平和である/無知は力である」「二足す二は五と言い出しかねない」。
こんな表現のあるジョージ・オーウェルの「1984年」の世界に通じる。
全体主義国家を風刺した小説だ。
 フェイクとまでは言えまいが、巧妙な言い換えは日本の政治家も得意だろう。
 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加した自衛隊の日報に「戦闘」とあるのに、
海外での武力行使を禁じる憲法9条との兼ね合いから防衛相は「武力衝突」と言い換えた。
 安全保障法制で安倍晋三政権が掲げた「積極的平和主義」も同様だ。
 積極的平和の本来の意味は、戦闘や紛争の要因となる貧困や人種間対立、差別などの問題を平和なうちに解決させることだ。
自衛隊の活動範囲を地球規模に拡大する狙いなら意味合いは逆になる。
 英フィナンシャル・タイムズ紙によれば、米国人の半数以上がSNSを通じてニュースを知り、2割の人はそのニュースで意見を変えている。
ただ正確さのチェック機能は弱く、虚偽情報が拡散しやすい。
 一方で利用者は好みのサイトを登録し、好みの情報だけを受け取る。
「不快な真実は知りたくもない」と言うユーザーもいる。
 ネット時代が到来し、断片的な事柄で満足し、真偽をあいまいにする風潮が生まれやすいとの指摘もある。
客観的な事実を二の次にする動きを政治も担っているというのであれば怖い。
 ポピュリズム(大衆迎合主義)は世界的な潮流だ。
人々の不満といらだちに照準を合わせ、真偽不明の聞こえのいい主張をまき散らして支持を集める。
混乱をもたらしても反省しない。
 日本総合研究所の寺島実郎会長(空知管内沼田町出身)は
「SNSの普及によって『扇動の技術』が一段と高度化し、複雑化したことでポピュリズムが増幅される可能性が高い」(「世界」2月号)と指摘する。
 谷川さんの「うそとほんと」は<うその中にうそを探すな ほんとの中にうそを探せ ほんとの中にほんとを探すな うその中にほんとを探せ>で終わる。
 寺島さんが書くように、自前の羅針盤を磨くことが大事になった。

以上


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