- 輪廻のラグランジェで百合萌え 2
323 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/07/25(水) 12:52:59.20 ID:c5VsoWW1 - >>322
の続きみたいな文章。こうだったら良いな〜って言う願望 三人寄れども進展はなく、周りの空気だけがモンモンとする中、ムギナミが話題をふる。 「じゃあまどかちゃんの好きな男の子のタイプってどんなの?」 という問いにまどかは難色を示す。 そんなに難しい質問だろうか。 「それじゃあ容姿で言えば…そうだな〜、イゾ君キリウス君アレイ君、のどれが好き?」 まどかの反応は相変わらず。 むしろ悪化しているように見える。 仕方がないので自分の事を喋りだすムギナミであった。 「私はお兄ちゃんみたいな人が良いの」 「うん、知ってるけど…あんな変なマント欲しがるようなボサボサ頭のオジ…じゃない、 ジュビ兄みたいな人か〜…って、ん…?」 「あはは、変じゃないよ〜。それにお兄ちゃんはまだおじさんじゃないよっ。ひどいなまどかちゃんは〜。 …まあ確かにお髭なんか生やしちゃって昔よりちょっと老け込んじゃってるけど、 私にとっては今でもかっこいいお兄ちゃんなの」 「…ちょっと待ってムギナミ。…「みたいな人」って、ジュビ兄じゃないって事?」 「うん」 「え…あ……、そうなんだ〜っ?な、なんだ私、勝手に勘違いしてて…っ」 どこからか安堵の波が押し寄せたと思いきやすぐに 相手を勝手に男女のソレに見立てていた自分に気付いて、恥ずかしさのあまり声がうわずるまどか。 畳み掛ける様にムギナミは続けた。 「それでねまどかちゃん。そのお兄ちゃんみたいな人っていうのは、まどかちゃんの事だよ」 凍りつく顔が二つ。一つは呆気に、一つは驚愕。 どっちがどっちと言うまでもない。 あの日ランと対峙して、学校の部室でまどかを大好きと言ったのは、 どうやらそこまでの意味だったようだ。 四話が待ち遠しいです。大事な事なので二回略
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