- ももいろクローバーZで百合萌え★2
439 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 19:58:49.68 ID:jsW0Fusb - 【好き嫌い】
「まーた髪乾かしながら寝ちゃったか…」 同じホテルの部屋のベッドで幸せそうに眠る詩織 お風呂から出て詩織が髪を乾かしてる間に自販機に飲み物を買いに行って 帰ってきてみたら半乾きのまま寝てる 「ほんとにもー」 毎回毎回、よくどこでもいつでも寝れるよなあ すごい特技だよ、これ お姉ちゃんは面倒見るの大変なんですよ 「詩織、起きて」 「んぅ…」 「髪まだ乾いてないよ!このまま寝たら風邪引くから!」 「わかってるょ…」 「乾かしてあげるから起きて」 やっと起き上がったけど、まだ眠たそうに目を擦ってる いつまで経っても世話がやける妹 時々、眠気でガクンと頭が下がる詩織の髪の毛をなんとか乾かす ショートになったおかげでだいぶ乾かす時間が短くなったけど、意外と骨が折れる 「はい、乾いた。寝ていいよ」 「かなこは…?」 「私はもうちょっと起きてる」 「やだぁ」 「すぐ行くから」 「一緒じゃないと眠れない」 すぐ寝ちゃうと思ったのに、寝起きでいつもよりも駄々っ子になっちゃったみたい まだあんまり眠くないけど、これじゃあ寝るしかなさそう
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440 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 20:00:06.35 ID:jsW0Fusb -
「わかった、一緒に寝るから。ね?」 「ぅん」 ほんと、眠いときの詩織は小さい子みたい もう高二になるのに 電気を消して、シングルベッドに二人で入る 相変わらず狭いけど、暖かくて幸せ 「かなこ、起きてる?」 「起きてるよ」 「手繋いでもいい?」 「いいよ」 「詩織、私のこと好きなんでしょ?」 「好きだよ、当たり前じゃん」 「抱き枕じゃなかったの?ww」 「夏菜子じゃないと眠れないからある意味そうかもね」 「なにそれ」 「夏菜子こそ、詩織のこと好きっていい加減認めなよ」 「さ、寝よっと」 「無視?」 「好きだけど、ダメ」 「どうして?」 「今は仕事が大事なの」 「詩織より?」 「詩織より」 「ふーん。」 「ほら、もう寝な」
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441 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 20:01:31.08 ID:jsW0Fusb -
「両立出来ないんだ?」 「学校だってあるし…いくつも頭回らないよ」 「夏菜子バカだもんね」 「…寂しい想いさせるってわかってるのに、軽はずみなこと出来ない」 「やっぱりバカ」 「なんでよ」 「夏菜子が好きって言ってくれるだけで、寂しさなんか感じなくなるんだよ」 「詩織…」 「詩織だってわがまま言わないし、こうやって一緒に寝てくれるだけでいい」 「じゃあ別に付き合う必要ないじゃん…」 「あれ、詩織と付き合いたいんだ?w好きなんでしょって聞いただけで付き合おうなんて言ってないしー」 「ちがっ…例え話でしょ!もう寝る!」 「そっかそっかーそんなに詩織のことが好きかー」 「そんなわけないでしょっ」 「そうなの?詩織は夏菜子が大好きだよ」 「なっ…」 「だから一緒に寝たいし、抱きつきたいしチューしたいもん」 「バカ…」 「返事明日聞かせてね、おやすみ」 ちゅっ
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442 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 20:02:07.98 ID:jsW0Fusb -
「ちょっ…」 不意打ちのほっぺにキス はぁ、なんでこんなことに… てゆうかもう寝息立ててるし、ほんとに自由なんだから それより明日の朝なんて言えばいいんだろう 詩織のことが好きなのは事実だけど… 「まったく…大好きだよ、バカしおり」 幸せそうに眠る詩織の頬にキス 明日なんて返事をしよう 「もぉー寝れなくなっちゃったじゃん…」 あぁ、今夜は長くなりそうだ。。 <完>
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450 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 22:07:03.05 ID:jsW0Fusb - 萌えた
年下攻めいいわ
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