- ももいろクローバーZで百合萌え★2
419 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 00:02:10.39 ID:3h3w4UfR - <甘えんぼなふたり>
私は夏菜子のことが大好き、夏菜子も私のことが大好き。 だけど、本当はみんなが思っているのとは少し違うんだよ…? 赤「ねーねー、詩織ぃ…(擦り寄る)」 黄「あーもう、うざいうざいうざい(振り払う)」 赤「うざいってひどい…」 黄「くっつきすぎだってば、今メールしてんだからー」 赤「せっかくふたりっきりなんだから、くっつきたいじゃん…」 黄「ちょっと待っててよ、すぐ終わるから」 赤「じゃあくっついて待ってます…(ひっつく)」 黄「…あーもう、わかったわかった、じゃあ好きなだけくっついて待ってなよ!」 赤「えへ、お言葉に甘えて…♪」 黄「…もう、甘えんぼさん」 赤「甘えんぼだもーん」 黄「…ほんと、性格変わるよね」 赤「何が」 黄「普段は、『詩織がすぐベタベタしてきて迷惑なんです』って顔してんじゃん」 赤「それはぁ、ほら、セケンテイってあるじゃん…?」 黄「…セケンテイって漢字で書けんの?」 赤「…世間定」 黄「絶対今間違えたよね?」 赤「間違えてない!てゆーか口で言ってるだけなんだからわかんないでしょ!?」 黄「とにかくさー、普段の態度と今の態度違いすぎだってば、詩織のこと甘えんぼ扱いしてさぁ、ずるいよぉ」 赤「まーまー、いいじゃんいいじゃん、詩織は私が好き、私は詩織が好き、それでいいじゃん?」 黄「…もう」 はぁ。こんな甘えっ子だなんて、付き合うまで知らなかったよ。 でも、ふたりになると好きだって想いをストレートにぶつけてくれる夏菜子が本当に好き。
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- ももいろクローバーZで百合萌え★2
420 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 00:02:28.51 ID:3h3w4UfR - <恋人なりたてのふたり>
大好きな、大好きな杏果。 でも、私はそんな大好きな杏果に1つ不満がある。 桃「杏果ぁ」 緑「なに、あーりん?」 桃「彩夏、って呼んで?」 緑「…いやムリでしょ」 桃「なーんーでーっ?」 緑「あーりんはあーりんでしょ…名前で呼ぶのはももドラだけで十分だってば」 桃「おかしくなーいー?」 緑「おかしくなーいー。慣れってものがあんの」 桃「…夢だったんだけどな」 緑「ゆめ?」 桃「恋人ができたら、名前呼び捨てで呼んでほしいな、って」 緑「…」 桃「…だから、杏果にずっと呼び捨てしてほしかったのに…いつまでたってもしてくれないから」 緑「…わかった」 桃「ほんとっ!?」 緑「ちょっと待って・・・(コホン)…よしっ」 桃「(ワクワク)」 緑「あっ…あ…あやっ…」 桃「(ワクワク)」 緑「あや…の?」 桃「誰だよ」 緑「…ムリだってばー、やっぱ呼べないってばー!」 桃「なーんーでー、好きだったら呼んでよー!」 緑「恥ずかしいんだってば、あーりんはあーりんだよー!」 桃「…私、もう実家に帰らせていただきます」 緑「ちょ、いつの間に嫁にっ!?…あ、ちょっと、怒んないでよ、あーりんー!」 …ふん、だ。呼んでくれればいいのにさ。 でも、サラッと呼べないそんな杏果も大好き。困ったな、何だか私ベタぼれみたいだ。
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- ももいろクローバーZで百合萌え★2
421 :名無しさん@秘密の花園[sage]:2012/04/25(水) 00:02:52.50 ID:3h3w4UfR - <友達以上恋人未満のふたり>
私達はたぶん友達よりは恋人に近い。きっと。でも、恋人じゃない。 それには理由がある。 紫「ねーあかりん」 青「なにー?」 紫「夏菜子のこと、まだ好きでしょ」 青「ぶっ」 紫「ねー汚い、お茶噴かないでよ!」 青「れにのせいだよ、何言ってんだよ…!」 紫「…」 青「そ、そんな目で見ても…」 紫「別に怒ってるわけじゃないよ?…それもわかってて、私はあかりんのこと好きなんだからさ」 青「…」 紫「…」 青「…はぁ、れにには隠せないかー」 紫「そうだよ、年上ナメんな?」 青「はいはい、失礼しました(いきなり紫の胸に顔を埋める)」 紫「…って、なに!?」 青「…甘えてんの」 紫「甘えっ…て…」 青「夏菜子と詩織がくっついて、なんだかんだ言ってこれでも傷ついてんの。慰めてよ、れにお姉ちゃん」 紫「…随分おっきなお子ちゃまだね?」 青「…れにの前でだけはお子ちゃまでいいよ」 紫「あかりん…急かさないからさ…ゆっくり少しずつでいいから、私のこと、考えてみて…?」 青「…前向きに善処いたします」 紫「政治家か」 サバサバしているようでいて、本気で好きだった子のことをなかなか忘れられない。 でも、そんなあかりんも愛しいんだ。ゆっくりでいいから、私のほう向いてくれるかな?
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